2014/11/30 百蔵山・扇山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
百蔵山・扇山ハイク計画書 ver.2
作成者:久光
■日程
2014/11/30(日)
■山域 高尾・陣馬
■在京本部設置要請日時 2014/11/30 17:00
■捜索要請日時 2014/12/1 7:30
■メンバー(計6人)
CL久光 SL木下 ・根本 ・平松 ・石川(和) ・寺垣
■集合
高尾駅7:11発 中央本線 普通 大月行 先頭車両
■交通
□行き
7:11 高尾—(中央本線 普通 大月行)—7:44 猿橋
※遅れた場合
高尾(7:26/7:46)—猿橋(8:11/8:25)
□帰り
四方津(15:02/15:37/16:02/16:36/16:48/17:00/17:21)→池袋 1140円(16:38/17:27/17:30/18:07/18:13/18:13/18:58/)
※最終
四方津(23:10)→池袋(01:09)
■行程
猿橋駅—(0:10)—葛野川橋—(0:20)—百蔵山登山口—(1:20)—907P—(0:15)—百蔵山—(0:40)—宮谷分岐—(0:15)—カンバノ頭—(1:30)—扇山—(0:20)—鳥沢駅方面分岐—(0:10)—犬目方面分岐—(0:50)—安達野バス停—(0:35)—大野貯水池—(0:30)—四方津駅(計6:55)
※猿橋駅—百蔵山登山口、安達野バス停—四方津駅間は車道、バスあり
■エスケープルート
百蔵山まで:引き返す
百蔵山から大久保山手前まで:宮谷分岐から猿橋駅へ
大久保山から先:最寄の分岐からバス通りへ
■地図
二万五千分の一地形図:「上野原」「大月」
エアリア:「高尾・陣馬」
■備考
□日没
四方津駅 16:33
□バス
16:24 安達野—(富士急山梨バス 悉聖寺行)—16:46 四方津駅
□警察
・大月警察署 0554-22-0110
・上野原警察署 0554-63-0110
□雨天の場合
前日19:00までに判断
百蔵山・扇山ハイク記録
■作成: 久光
■日程: 2014/11/27
■山域: 高尾・陣馬
■天候: 晴→曇→晴
■メンバー: CL久光 SL木下(清) 根本 平松 石川 寺垣
■オーダー: 木下(清)-石川-根本-寺垣-平松-久光
■記録
高尾7:11発の列車内にて集合し、猿橋駅7:44着。先程までの霧は晴れ、太陽が出ている。メンバーの一人が30分ほど遅刻するとのことで、駅名の由来となった名勝の「猿橋」を見物しに行く。日本三大奇橋の一、現存唯一の「刎橋」である。駅からは徒歩15分程度。CLは6年振りの再訪となるが、桂川の渓谷美に紅葉が映えてなかなかの見物だった。
対岸に渡り、中央道の葛野川橋下で遅れてきたメンバーと合流を図るも、うまく場所を伝えることができず大分手間取る。最終的に合流できたのは8時50分で、予定から大分遅れてしまった。以下記録。
9:02 葛野川橋発。しばらく道路を歩いて登山口へ向かう。天気は早速曇りはじめる。
9:27 百蔵山登山口。ここでようやくバス通りから分かれるが、なおも住宅地の中を進む。足腰の鍛えられそうな急坂の沿道に家が立ち並ぶ。
9:35-9:43 山の神で一本。宅地のどん詰まりに神社がある。ここからようやく登山道になるが、勾配はそれほど急ではなく、桂川沿いの家々を見下ろす。
10:20 907P。尾根に出る。
10:35-10:47 百蔵山山頂で一本。下界まではきれいに見えるが、富士山は望めない。出発するとすぐに下り坂。
11:20 宮谷分岐通過。緩いアップダウンの道がだらだらと続く。
11:30 廃道(宮谷方面)分岐通過。数年前のエアリアだと点線で描かれている。右手に赤テープとかなり荒れた登山道が下っていく。
11:42-11:54 カンバノ頭。急登が続く。
12:21-12:32 一本。石川さんをばてさせてしまった。少し速かったか。
12:47 大久保山通過。
12:51 大久保のコル。
12:58-13:12 扇山。ガスっていて展望ゼロ。若干メンバーの体力が落ちてきているように感じ、鳥沢駅方面への下山も検討するが、時間も手間もそこまで変わらないため、メンバーの意向もあって予定通り進む。
13:31 鳥沢駅方面分岐通過。
13:40 犬目方面分岐通過。
14:10-14:20 金比羅神社(山の神)。建物は朽ちかけている。エアリアには神社マークがあるが、地形図には記載なし。
14:37 安達野へ下山。安達野から四方津駅へはかなりの道のりで、途中若干迷いつつ、墓地に入り込んだり畑の横を突っ切ったりしながら、中央道を渡り(談合坂PAはちょうどここにある)、丁度見頃を迎えた里の紅葉を堪能しつつ延々と歩く。
余談になるが、四方津駅前から標高差にして100mばかり上がった山の上には「コモアしおつ」なる、バブル期に造成された東京通勤者向けの新興住宅地があり(山梨県上野原市/中央線で新宿まで65分!)、四方津駅とは「コモアブリッジ」なる、山腹を一直線にはい上がるガラスのドームで結ばれている。この「コモアブリッジ」にあるのが全国的にも珍しい「斜行エレベーター」であり、要は斜めに動くエレベーターである。
メンバーの同意を得て、駅に向かう道から脇道にそれ、二車線道路にして大変急な山道を100mばかり登ると、唐突に絵に描いたような、非の打ちどころのない、所謂閑静な住宅街が目の前に広がる。歩くこと5分にして「コモアブリッジ」到着。斜行エレベーターはエレベーターとケーブルカーを足して二で割ったような存在で、斜めに下りる感覚は新鮮だが、若干気持ち悪い。
16:28 四方津駅着。運よく数分後に快速東京行があり、各自帰路に着く。
■反省・備考・感想
□集合時のミスは要反省。遅刻者を20分待つのを惜しみ、置いて駅を出たことが混乱の原因となった。遅刻者とのコミュニケーションをうまく取れなかったこともあり、結果的に迷わせてしまったことでかなりの時間を無駄に費やした上、余計な体力的負担をかけてしまい疲労の原因を作った。そもそも登山前からの余計な寄り道自体褒められたものではない。
□メンバーの疲労に対する配慮に欠けていた。もっと積極的にペース配分、荷物の分配等について声掛けをすべきだった。最近参加メンバーが固定しがちだが、数か月後には新歓期も控えており、よく参加するメンバーとそうでないメンバーの体力差にはより意識的であるべき。
□紅葉はほとんど終わりかけだった。むしろ下界が見頃。
□アクセスも便利で、雪さえなければ新歓にも使えそう。ネックは下山後の長さだが、鳥沢駅方面に下りれば今回程ではないはず。