2015/1/17 塔ノ岳・鍋割山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
塔ノ岳・鍋割山周遊ハイク計画書ver.2.0(1/16版)
作成者:遠藤
■日程 1/17(土)
■山域 丹沢
■在京本部設置要請日時 2015/1/17 18:00
■捜索要請日時 2015/1/18 9:00
■メンバー(計4名)
CL遠藤SL久光◯平松◯木下(清)
■集合
新宿駅7:01発小田急線急行・小田原行 先頭車両
*途中乗車の場合は連絡をお願いします。
*遠藤は下北沢駅から乗車予定です。
■交通
*丹沢・大山フリーパス(Bキップ)の使用推奨。
(行き)
小田急線急行・小田原行
新宿駅(7:01)→渋沢駅(8:17)
670円
神奈川中央交通バス
渋沢駅(8:20)→大倉(8:35)
or渋沢駅(8:46)→大倉(9:01)
210円
*頑張って8:20発のバスに乗りたいですね。
(帰り)
神奈川中央交通バス
大倉(15:38/15:55/16:10/16:18/16:38/16:55/17:08/....../20:39)→渋沢駅(15:51/16:08/16:23/16:51/16:08/17:21/....../20:52)
210円
■行程
大倉~(1:50)~堀山の家~(1:15)~金冷シ~(0:25)~塔ノ岳~(0:15)~金冷シ~(0:55)~鍋割山~(0:50)~後沢乗越~(0:30)~二俣~(1:25)~大倉
(計7:25)
■エスケープルート
塔ノ岳周辺まで:引き返す
小丸周辺:小丸尾根経由で大倉へ
鍋割山から:そのまま進む
■地図
2.5万分の1 「大山」「秦野」
エアリア 「28丹沢」
■遭難対策費
100円×4人
計400円
■備考
日の出(丹沢山 1/17)6:44
日の入(丹沢山 1/17)17:03
NHKラジオ第一(東京)594kHz
NHKラジオ第二(東京)693kHz
尊仏山荘 090-2569-6013
みやま山荘 090-2624-7229
神奈川中央交通バス秦野営業所 0463-81-1803
秦野警察署 0463-83-0110
松田警察署 0465-82-0110
塔ノ岳・鍋割山周遊ハイク記録
作成者:遠藤
■日程 2015/1/17(土)
■山域 丹沢
■天候 晴れ
■メンバー(計4人,敬称略)・オーダー
平松 SL久光 木下(清) CL遠藤
■山行記録
行きの小田急線では皆さん眠そう。
特別,集合が早いというわけではないんだが……。
ただ,久光さんが家を出たのが,私が起きる前だというのだから,人によっては結構きつかったのか。
風こそ強いが晴天で,絶好のハイク日和のためか,電車内には登山者もちらほら。
渋沢駅に着いたが,案の定,バスを乗り逃す。
仕方なく,次のバス(8:46発)まで待ち,その間に準備。
登山届も提出し,準備万端。
大倉に到着後,行程等を確認。
今回のハイクのテーマは読図&(久光さんのみ)歩荷となった。
やっぱり緩いハイクは許せないのだろうか……。
9:15 大倉
今日の平松さんは登りも絶好調。置いていかれる……。
9:47-9:54 観音茶屋
10:10-10:14 雑事場ノ平
10:56-11:07 駒止茶屋
11:26 堀山の家
ここから先は急傾斜。
11:42 天神尾根分岐
振り返れば秦野市街はもちろん,相模湾がよく見える。
12:07-12:25 花立山荘
多くの登山者が休憩をしているので,我々もつられて一本。ややバテ気味。
展望は良好で,富士も部分的に見える。
久光さんは山小屋で豚汁を食べていた。
ここから先は予想通りアイスバーン(雪は少ない)。
12:40 金冷シ
日の当たる登山道は雪が融けてぐちゃぐちゃ,日の当たらない登山道はツルツル。
12本爪アイゼンを利用している登山者もいたが,少なくとも塔ノ岳に行くだけなら不要。前爪を木の根っこにでも引っかけてしまう方が恐い。
12:56-13:37 塔ノ岳
雪はついているが,大したことはない。
曇り始めたので,「なんで君たち(E君とK君)は毎回毎回天候を悪くさせるんだ!」という趣旨のことを言われてしまった。個人的には,今日は雨ではないし,能力を抑え気味だと思うんだが。二人してサハラ砂漠移住決定。
一応,アイゼンの練習もしようと思い,装着。思えば6本爪を使うのも鳥海山以来か。
13:48 金冷シ
ここまでは少なくともストックor軽アイゼンがあった方が無難。ただ,アイゼン利用者にとって木道は厄介。
14:10 小丸尾根分岐
もう,アイゼンも不要だろうということで,脱ぐ。泥まみれ。
「汚れっちまったアイゼンに 今日も小雪の降りかかる 汚れっちまったアイゼンに 今日も風さえ吹きすぎる」
冗談です。ごめんなさい。
14:49-14:52 鍋割山
うどんはスルー。
ここから,平松さんの本領発揮(スタコラサッサ)。清晶君とぼやいていた。
15:21 後沢乗越
15:37 林道へ
ご案内の通り,鍋割山荘に水を持って行くボランティア募集中! 是非皆さん歩荷にどうぞ。
16:00 二俣
長~い林道歩きはまだまだ続く。
17:20 大倉
いよいよ暗くなってきた。林道歩きだからいいかと思っていたが,ヘッデン行動も現実味を帯びてきたなぁ。
途中,後ろ向きに歩くおばさんに出会った(足が痛むらしい)。どうも道迷い気味なので,一緒に大倉まで行くことに。丹沢山まで行って来たそうだ。ご苦労様です。
また,おばさんと行動中,シカと遭遇。長沢背稜でクマに遭って以来,動物の足音には敏感になっている(ビビっている)のだが,今回は相手がさっさと逃げてくれたので特に問題は起こらなかった。
真っ暗になり,バスに乗り込む。
今回の山行も無事に終了。
いやいやヘッデン行動しなくてよかった。
*今回の読図のポイント
・地形(尾根・支尾根・谷・傾斜・ピーク・コルetc.)
・建造物(小屋・送電線)
・進む方角と地形図の登山道を対照し,現在地を推測
・山座同定
※現在地把握を的確にすることで,今後の道のりを把握できる。新歓ハイクなどで新入生にアドバイスができるようにというところまで話が及んだ(そんなことをあまりした覚えがない……)。
■総括
陽だまりハイク。積雪量にもよるが,軽アイゼンが使えれば十分対応可能なので,夏は暑さとヒルを敬遠し,丹沢に行かない方も,冬ならば楽しめるのではなかろうか。但し,日没は早いので注意!
■反省・備考
・忘れ物には気をつけましょう。
・山行に合わせた装備を使用する。
(ex.)赤城と奥多摩・丹沢/表丹沢と裏丹沢
・お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが,ver.2.0の計画書にて,在京責任者の電話番号が抜けている,備考の欄の山小屋を修正していないというミスがありました(メンバー・在京用計画書では修正してあります)。申し訳ありません。
■コメント
今回は正真正銘の陽だまりハイクでした(昔,顧問教員に騙されて,雪だまりハイクに連れて行かれたのを思い出すなぁ)。
こんな時こそ,多くの人に参加してもらいたかったのですが,計画を立てるのが直前すぎましたね。
そして,コースタイムについて指摘をしてくれた木下(亮)君,ありがとう。
ふと思って,私が立てたハイクの計画について見てみたのですが,
・2013/11/30 乾徳山(10:00発でコースタイム7:20,日の入16:33)
・2014/5/10 三ッ峠山(10:00発でコースタイム7:35,日の入18:39)※新歓期
・2015/1/10 赤城山(10:20発でコースタイム4:25,日の入16:54)※雪山
・2015/1/17 塔ノ岳・鍋割山(9:15発でコースタイム7:25,日の入17:03)
という訳で,何となくハイクにすら人が来ない理由を悟ったわけでした。