2015/5/2 倉岳山・高畑山

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
倉岳山・高畑山ハイク計画書(Ver.2.0)
作成者:木下(清)

■日程 2015/5/2 (土)

■山域 高尾

■メンバー (計9人)
CL木下(清),SL寺垣,朝倉,石川,青木,飯田,五島,平岩,山本

■集合
JR中央線高尾駅ホーム大月側 7:50

■交通
【行き】
JR中央線 高尾8:01-梁川8:34
*遅れた場合
高尾(8:20/8:44)-梁川(8:46/9:15)

【帰り】
JR中央線
鳥沢(14:55/15:29/15:54/16:21)-高尾(15:23/16:10/16:30/16:56)
高尾から新宿まで一時間前後

最終 鳥沢23:02-新宿00:40

■行程
梁川駅-0:25-唐栗橋-1:15-立野峠-0:35-倉岳山-0:20-穴路峠-0:35-高畑山-1:00-石仏0:25-車道終点-0:35-鳥沢駅
(計5:10)

■エスケープルート
倉岳山まで:引き返す
穴路峠まで:高畑山に行かず石仏へ
それ以降:そのまま

*場合によっては県道35号線に降り、富士急山梨バス(坂下・無生野線)にて上野原へ。ただし運行は1日3本。

■地図
二万五千分の一 地形図:「上野原」(※県道に降りる場合は「大室山」も必要。CLが用意します)
エアリア:27「高尾・陣馬」

■備考
日の入り 18:30頃(大月市)

■雨天時
前日19:00頃に判断

■参考資料
NHKラジオ第一 927kHz(甲府)
NHKラジオ第二 1602kHz(甲府)
山梨県警大月警察署 TEL 0554-22-0110
山梨県警上野原警察署 TEL 0554-63-0110
富士急山梨バス上野原地区時刻表
http://www.yamanashibus.com/noriai.uenohara.htm

倉岳・高畑ハイク記録
作成者:木下
■日程 2015/5/2 (土)
■山域 高尾
■天候 晴れ
■メンバー(計9人)・オーダー
CL木下-平岩-飯田-五島-石川-山本-青木-朝倉-SL寺垣

■山行記録
予定通りに梁川駅に到着。よく晴れていた。寺垣さんがコンパスを持ってきてくれたので、駅でコンパスの使い方や地形図の読み方を軽く説明してもらった。
8:55 梁川駅発
9:15-9:20 登山道入口
ここで寺垣さんが現在地確認について軽くレクチャー。ただどうも地形図の道のつき方は実際と異なるように思えた。道はエアリアのように唐栗橋の少し手前から始まっていると思うのだが。
この道は月夜根沢沿いの道を行くが、途中何度か沢の渡渉(渡渉といえないようなものばかりだが)を繰り返しながら登った。ところどころには道しるべのペンキが見られた。沢沿いだけあって時折涼しさが感じられ、また鮮やかな新緑も相まってよい歩きだった。ただ大月で30℃近くまで上がったこの日、少し沢から離れるだけで暑さがひどく感じられた。
10:14-10:28水場
ベンチがあり休憩するにはちょうど良い。
ここから立野峠まではやや急で暑さもあってかあまりペースが上がらなかった。
10:42立野峠
11:10-11:27倉岳山頂
好天かつ秀麗富嶽12景の1つというだけあって、富士山の山容が極めて小さいながらもきれいに見えた。晴れずに富士山が見えないというのは避けたかっただけに一安心。
山頂はそこまで広くないものの、ちょっとした調理くらいなら問題なくできるだろう。
11:52穴路峠
11:57天神山(876P)
ややアップダウンがあるが、全体としてはなだらかな部類に入るのではないだろうか。特に歩きにくいということはない。
12:22-13:01高畑山頂
こちらも秀麗富嶽12景のうちの一つ。こちらでは富士山に少し雲がかかってしまっていたが、富士山はよく見える。
富士山の見える南側だけが開けているので山頂はこじんまりとした印象を受ける。
13:51-14:06石仏
この道も特に難しい所はないが、やや急な場所や折り返しながら下っていく場所があり、まだ山道に慣れていない新入生だと少し歩みが安定しないことがあった。
ちなみに、高畑山頂から石仏までの道は地形図には記載されていない。おそらく上空から見えないだけなのだろう。
14:33-14:44車道終点(小篠貯水池)
公園の緑地のように整備されていたので少し立ち寄った。この奥まった場所ではあまり人は来ないように思えるが…。
15:23鳥沢駅着

■総括
ゴールデンウィークの新緑ハイクとしてはうまくいっただろう。秀麗富嶽12景の2つに登り、どちらからも富士山がよく見えたことは良かった。コースタイムもさほど長くはなく、新しく靴を買った新入生にとって良い足慣らしになったように思う。
ただ5月のはじめにもかかわらず、下界で気温が30℃近くまであがった日であったので、暑さにまだ慣れてない体にとっては実際の歩き以上に疲れる山行であった。

■反省・備考
・総括でも述べたが、5月初めとしては暑かった。多くの人はまだ体が暑さに慣れていないと考えると、衣服調節のための立ち休みや水分補給のための小休止を時折はさんだ方がよかったかもしれない。
・エアリアや地形図を見るだけだとコースタイムもアクセスも良く新歓ハイクにも使えそうだったが、序盤の沢沿いの道を考えると、新入生を運動靴で登らせるのは避けた方がいいだろう。また、これと関連してだが、事前準備の段階で、沢沿いの道を歩くことにより注意を向けるべきだった。難しいわけでもないし危険個所があるわけでもないが、あまり注意を払わないのもよろしくない。
・新入生には登山靴のいい足慣らしになったと思っているが、山道に慣れていない場合、こちらが「全く問題ない」と思っても新入生だと覚束ない場合があることを改めて感じさせられた。今回はあまり効果的なアドバイスができなかったように思うし、よりよく正しいアドバイスができるように普段からいろいろ考えながら登山するのがよいと考えさせられた。