2015/6/7 大鹿川平ツ沢
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
大鹿川平ツ沢遡行計画書 ver.1.0
作成者:久光
■日程
2015/6/7(日) 日帰り
■山域 大菩薩・御坂
■メンバー(計3人)
CL久光,SL遠藤,山本
■集合
立川駅6:43発 中央本線甲府行 先頭車両
■交通
□行き
6:43 立川駅—(中央本線 普通 甲府行)—7:56 笹子 1140円
※都心からであれば学割が使用可能なようです。
□帰り
笹子(13:01/13:21/14:03/14:36/15:35/15:57/16:21/16:48/17:36//最終22:43)—立川(最終23:54)
■行程
笹子駅—(1:00)—道証地蔵—(0:30)—平ツ沢出合—(2:00)—核心部終了点—(1:00)—道証地蔵—(1:00)—笹子駅(計5:30)
■エスケープルート
並行する登山道から大鹿林道へ
■地図
二万五千分の一地形図:「笹子」
■備考
□日没
6/7 大月市 18:58
□警察
・大月警察署 0554-22-0110
□荒天の場合
前日17:00までに判断
□その他
・難しい滝は右岸登山道で巻く
大鹿川平ツ沢遡行記録
■作成: 久光
■日程: 2015/6/7(日)
■山域: 大菩薩
■天候: 曇り時々晴れ
■メンバー: CL久光 SL遠藤 山本
■行動記録
8:00 笹子駅発
9:08-9:40 道証地蔵(入渓点)
10:00 平ツ沢出合
10:20 二段5m滝
10:31 登山道の橋
11:21 大滝下
13:17-13:55 核心部終了点
14:41-14:54 道証地蔵
15:53 笹子駅着
■記録
・笹子駅から入渓点までは徒歩1時間。甲州街道をしばらく歩き、集落内の細い道を経由して林道に入る。「滝子山登山口」の案内標識が随所にある。
・登山道入り口(道証地蔵)で入渓準備。ハイカーが珍獣を見るような視線を送ってきて辛い。
・最初の4m滝は直登、すぐ上の3m滝は左から巻く。
・2段5m滝は1段目を直登、2段目は巻く。
・登山道の橋を挟んだ中盤は登山道から丸見えで、平凡な上、倒木がひどく退屈。
・2段6m滝は倒木で滝壷が埋まっており、左から巻く。
・東に大きく曲がり、多段滝の向こうに大滝が見えた辺りでようやく楽しくなる。
・大滝12mはロープを出し、右の水流の右側を登った。滑っており要注意。巻くなら右からだろうか。
・大滝上の6×9m滝は右から登った。
・3mナメ滝は右から。滝上には美しいナメが広がり、遠藤君と山本君曰く「この沢で一番良かった」。滑り台にして遊ぶ。
・ナメが終わった地点で遡行終了。装備解除し登山道へ上がる。
・登山道は点線部分が少し荒れており、また若干滑りやすい。これまで登ってきた沢を見下ろしながら下る。
・道証地蔵で着替え、笹子駅まで徒歩1時間。途中の「酒遊館」が、観光バスも次々に出入りしており気になったが、電車まで時間がなくスルー。
■反省
・2段12m大滝の通過に時間がかかりすぎた。一見怖そうだったので、一人ずつロープを投げる方式にしてしまい、かつロープを下すのになかなか届かず手間取ったのが原因。あの程度であればアッセンダー方式にすべきだった。
・山本君が大分寒がっているのに配慮できなかった。ズボンの下に履いていたスパッツ(下着)が乾きにくかったのが寒さの原因だったらしい。素材が山向きでなかったのだろうか。
■感想・備考
・山本君の初沢。これに懲りずにまた来てくれると嬉しいです。今度は暑い時期に、もっと面白いところへ行きましょう。
・中盤までは若干の滝を登れる以外、あまり面白くない。ハイカーが時折上を通り過ぎ、興ざめするのも難点。しかし、終盤の滝場になると一転楽しい沢になり、見ごたえのある大滝や美しいナメのフィナーレが待っている。ツメもなく、これまで散々横に見てきた登山道が使えるので下山も楽。終わりよければ全て良し、の沢。
・遠藤君曰く、「シダクラよりはよかった」。