2015/8/2 両神山

■日程
2015/8/2(西武秩父近辺にて前夜泊有)

■山域 奥秩父

■メンバー(計2人)
CL吉川・寺垣

■集合
8/1 22:00 西武秩父駅

■交通
秩父漫遊きっぷを購入すると西武線の往復が割引になるほか、路線バスもフリーになるようですので、購入をおすすめします。

□行き
8/2
西武秩父-小鹿野(西武バス) 小鹿野車庫行き 07:00-07:39
小鹿野-坂本(西武バス) 坂本行き 07:43-08:15

□帰り
日向大谷-薬師の湯(小鹿野町営バス) 17:20-17:55
薬師の湯-西武秩父 (小鹿野町営バス) 18:15-19:04

(間に合わなかった場合)
日向大谷-薬師の湯-小鹿野町役場(小鹿野町営バス) 18:37-19:12-19:26
小鹿野町役場-西武秩父(西武バス) 19:27-20:12

■行程
坂本-1:50-大岩-1:30-八丁峠-0:50-西岳-1:00-東岳-0:40-剣ヶ峰-0:20-両神神社-0:35-清滝小屋-0:20-白藤の滝への分岐-0:50-会所-0:25-日向大谷
計08:20

■エスケープルート
大岩を過ぎるあたりまで:引き返す
大岩から東岳まで:上落合橋に下りて出合に歩きバスに乗る
東岳から剣ヶ峰まで:白井差口まで下りる
剣ヶ峰以降:そのまますすむ

■地図
二万五千分の一地形図:「両神山」「長又」
山と高原地図:「雲取山・両神山」

■備考
□日没 18:53ごろ

□警察署
小鹿野警察署 埼玉県秩父郡小鹿野町大字小鹿野2816-1
TEL:0494-75-0110

□タクシー会社
秩父丸通タクシー TEL 0120-02-3633

両神山行記録
作成者:吉川

■日程 2015/8/2(8/1に前夜泊あり)
■山域 奥秩父
■メンバー CL 吉川 SL 寺垣
■天候 快晴のち雷雨
■記録

0830 登山口着 1030大岩着 1150八丁峠手前で大休憩(20分ほど) 1320西岳着 1415東岳着 1455剣ヶ峰着 1620
清滝小屋着 1730 会所着 1800 日向大谷着


ある日ふと両神山の岩場の気持ちよさを思い出し、割合急な計画だったが行くことに決めた。前夜泊では西武秩父駅から15分ほどのところにあるネットカフェに宿泊したが慣れていなかったせいか、はたまた僕が漫画好きだったせいかほとんど寝ることができず当日朝のコンディションは良いとは言い難いものだった。寺垣さんも寝ることができなかったのは同様だったようであったし、今後はできるだけネットカフェでの宿泊は避けたい。ネットカフェを出てからコンビニで適当に朝食を済ませ、7時発のバスに乗り込んだ。バスはほぼ貸切状態だった。

 坂本のバス停に着いたのち15分ほど歩くと登山口に着いた。準備運動やら日焼け止めやらを済ませたのち出発。しばらくは平坦な道が続きさほど疲れることもなかったが、山の神という祠?を超えて以降の沢沿いの道は崩落箇所が多いために歩きづらく、またルートがわかりにくい道であった。基本的にはテープに頼っていたためそれほど困ることは多くなかったが、ときどき道を見失ってしまいその際には地形図を参照しつつ乗り切った(主に寺垣さんが)。沢を何度渡ったかを意識しつつ登ると、地形図を見る際のいい目印になると感じた。大岩(ベンチと祠がある)を超えてからは沢を渡る場面が減り多少歩きやすくなったが傾斜のきつい部分も多く寝不足の体にはこたえた。寺垣さんも結構バテていたように思う。

 八丁峠に着いたところで初めて他の登山者に遭遇した。その方は別の登山口から登ってきたようだった。八丁峠から両神山頂までの西岳、東岳周辺では連続した鎖場が続くが、高さに慣れてさえいれば特別な技術等はいらないだろうと感じた、またこまめに看板が設置されているのでまず迷う心配はないと思われた。ただ、混み合っている場合はコースタイムを大幅に上回る可能性が高いので注意されたい。また、この日の日射しの強さをなめていたCLは情けないことに両神山頂あたりで水を切らしてしまい、寺垣さんに恵んでもらうこととなった。

 両神山頂以降は鎖場もほとんどなく全体としてゆるやかで、また坂本から両神山頂までと違い他の登山者とすれ違うことも多かった。しかし、清滝小屋に着いたあたりで雨が降り始めてしまいそれなりに体力を奪われてしまったせいか、寝不足であったせいか、CLは疲労困憊であった。ところどころ全く見当違いな道を選択してしまうことさえあったので本当に申し訳なかった。寺垣さんは情けないCLを鼓舞しようとしてくれたのか、終盤は歌を歌いながら歩いていた(主に童謡)。17時半頃から雨が雷雨に変わりなかなかにスリリングであったが、ちょうど18時頃にどうにか日向大谷口に到着。予定していたバスは逃してしまったが帰路に着いた。バスは登山口からしばらく道路を下ったところにある駐車場に来るので注意。

総評
雨に降られてからは正直苦しかった記憶しかないものの、主な目的だった岩場はおそらく二人とも楽しめたので全体としては悪くない山行だったと思う。坂本から八丁峠の道では読図能力の低さをひしひしと感じたため、少し勉強したい。また、これはとても個人的なことだがネットカフェで寝るときは自分のブースに漫画を持ちこんではいけない。