2016/4/23 扇山

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
扇山ハイク計画書
作成:平岩
■日程 2016/4/23(土)
■山域 高尾・陣馬
■捜索要請日時 2016/4/24 09:00
■メンバー(計23名)
CL平岩  SL 飯田  遠藤  木下  寺垣  舩津  吉川  岩崎  五島  谷口  山本

天野  石田  出原  岡本  菅沼  赤坂  小倉  川瀬  渡辺  Amel  陳  王
以上新入生12名

*隊分け 暫定。
1隊:平岩 赤坂 川瀬 谷口 天野 木下清晶 岡本 舩津
2隊:飯田 小倉 渡辺 五島 石田直輝 出原 遠藤
3隊:岩崎 陳 王 寺垣 ナルン 菅沼 山本 吉川
■集合
新宿駅07:07発 高尾行き中央線 先頭車両
(又は 高尾駅08:07発 甲府行中央本線 先頭車両)
■交通
□行き
新宿    12番線発
| 中央線快速(高尾行)   42.8km
| 07:07-08:01[54分] 1,317円
高尾(東京)  4番線発    [6分待ち]
| 中央本線(甲府行)   24.5km
| 08:07-08:34[27分]
梁川

※片道770円なのでこちらの方が安いです。乗りやすい方の路線でどうぞ。
京王線特急(京王八王子行)新宿07:08-07:43北野
京王高尾線(高尾山口行) 北野07:46-07:56 高尾 360円
中央本線(甲府行)高尾08:07-08:38梁川 410円

*遅れた場合
新宿    12番線発
| 中央線快速(高尾行)   37.1km
| 07:20-08:03[43分] 1,317円
豊田(東京)  1・2番線着/1・2番線発
| 中央線(甲府行)
| 08:05-08:45[40分]  33.8km
梁川
又は 新宿7:35-8:19高尾8:20-8:45梁川 又は
新宿07:30発のJR特急あずさ3号・南小谷行き(自由席510円)を使っても08:45梁川着。

□帰り
中央線(東京行) 鳥沢15:29-17:10新宿
 〃 (高尾行) 鳥沢15:54-16:30高尾 中央線快速(東京行)高尾16:36-17:28新宿
中央線鳥沢駅発16:21(東京行),16:40,17:13,17:42〜23:02 無表記は高尾行
■行程
梁川駅-0:30-大田峠-0:50-犬目-0:50-861m地点-0:15-909m地点-0:30-扇山
-0:50-梨の木平-0:57-鳥沢駅 計04:42
■エスケープルート
犬目まで:梁川駅へ引き返す
扇山まで:犬目へ
扇山から:そのまま進む
■地図
2.5万分の1 「上野原」/山と高原地図「27 高尾・陣馬」
■遭難対策費
37期以上のメンバー 11人×100円=1100円
■備考
山梨県警 上野原警察署 0554-63-0110
日の入 18:24
日の出 5:00(共に大月市)
*雨天時延期:前日16時までに判断

扇山ハイク記録
作成者:平岩
■日程 2016/4/23(土)
■山域 高尾・陣馬
■天候 曇りのち晴れ
■メンバー(計22人,敬称略)
CL平岩 SL飯田 遠藤 木下(清) 寺垣 舩津 吉川  岩崎 五島 谷口 山本   
以下新入生:赤坂 天野 石田 出原 王 小倉 川瀬 菅沼 陳 ナルン 渡辺
■オーダー
1隊:平岩 赤坂 川瀬 木下(清) 天野 谷口 舩津
2隊:飯田 小倉 渡辺 五島 出原  石田 遠藤
3隊:岩崎 陳 王 山本 菅沼 寺垣 ナルン 吉川
■記録
[1隊]0900梁川駅発ー0927大田峠より手前で小休止—1026犬目登山口—1040同 発—1107小休止—1140 851m地点で休憩—1150同 発—1240扇山山頂着—1345同 発—1432水場通過—1500梨の木平—1610鳥沢駅
[2隊]0903梁川駅—0922大田峠入口—0956大田—1026犬目登山口着—1355山頂発
[3隊]0910梁川駅ー1050犬目登山口発ー1154851m地点発ー1357山頂発

○梁川駅〜犬目登山口
 2人から遅刻の連絡をもらったので、08:45梁川着の電車がくるまで待つ。軽く全員で自己紹介後9時発。しばらく車道なので、隊間をあまりあけずに歩いた。30分ぐらい歩くと新入生の息が少し上がっていたので、いったん休んでいると、なぜか2隊より先に3隊が後ろに現れる。2隊に電話してみるとSLが一時的に道を取り違えたが今は復帰したとのこと。大田の集落への道は、3月末の下見時より、緑が茂り少し歩きにくい道になっていた。植物の生命力をなめていた節がある。大田の集落へおりた時になぜか私が現在地を勘違いし、違う方向へ行きそうになる。徒歩道から軽車道へというすごくわかりやすい分岐なのに何をやっているのだか。登山前の怪我による出血やら暑さやらでぼんやりしており判断力がにぶっていたので猛省。
 その後はサンメンバーズCCというゴルフ場周りの道を犬目へ向かって歩く。このあたりから雲が切れて晴れ、かなり暑くなってくる。旧甲州街道へでてからは西へ進み、宝勝寺北側の登山口から登山道へ。先日の下見時(2016/03/29)に、旧甲州街道を東へ出る大島神社経由のルートは一部の道が細く崩落しかかっていたので、新歓ハイクでの利用は勧めない。
○犬目登山口〜扇山山頂
 普通の登山道。大田近辺の道では新入生が少し歩きづらそうだったけれども、この道ではすいすい歩いていた。山谷からの道と合流後少し傾斜がきつくなるため、つらそうになってくる新入生もいた。どう辛いか聞いてみたところ「ふくろはぎがはってる、足が重い」とのこと。山頂での休憩後は復活していたようで良かった。
○扇山山頂〜梨の木平
 山頂到着後、スープを作る人・新入生と交流する人・まったりする人となんとなく分かれる。作り始め〜1時間ぐらいで終わった。ベジタリアン向けメニューとは難しいもので、コンソメ等のだしを使えないがゆえ、ひんぎゃの塩レベルでは味付けが足りずただのトマト味になってしまった気がする。おそまつさまでした。食後には遠藤さんからゼリーを頂きました、ごちそうさまでした。
 隊の間を10分ぐらい開けて山頂を出発。展望のない林の中、つづら折りの道をひたすらくだる。登山道に一部水が流れており、スニーカーにしみてしまった新入生もいた。梨の木平までは休憩なしのつもりだったが、段々道につまずきがちになる新入生がいたので、山の神付近の水場で手をひたすなどして小休止。2隊とは割とすぐに合流することになり、3隊の様子も上の方に見えるぐらいの距離感であった。談笑しながら下れるぐらい余裕のある新入生もいた一方で「下りのほうがつらい」という子もいた。当然だが人によりけりである。
○梨の木平〜鳥沢駅
 梨の木平は良くも悪くも普通の山のお手洗い。数はあまりない。大月CCの周りの軽車道を歩いたのち、鳥沢の町へ入る。ヤマレコの推計タイムだと57分だったが、22人で歩くと70分。地面が舗装道になった安心感からか新入生同士の会話も弾んでいた模様。鳥沢駅前の食料雑貨店で吉川さんが新入生にアイスをおごってくださったようです、ありがとうございます。
 16:40鳥沢駅発の電車に皆乗り、高尾駅でJR組、京王線組と別れて帰宅。JR組は立川駅で夕飯をとったが、京王線組の一部も新宿駅で夕飯をとったようだ。
 
■総括
 新歓期ならではのにぎやかな山行だった。大人数でも行動しやすいコースであった上、メンバーの皆さまのご協力により大きな問題なく終えられたので感謝している。

■反省
・新入生に配る地形図を家に忘れた点。私の不注意によるものなので本当に反省しております。
・そもそも新歓ハイク向けのコースだったのか。 コースのレベル的には問題なかったと考えているが、車道歩きが長め、上りも下りも大して景色が良くない行程である。山頂以外に道中でも開けた景色を眺められるとか、尾根を歩いている感じがわかりやすいとかいった山の方が、新入生が登る際のモチベーションになったかもしれない。(861m地点後犬目丸まで行けば展望はあったのかもしれないが、計画段階で時間の問題によりカットしている。)せめて山頂で富士山さえ見えていれば清々しかったものの、そう簡単にはいかず。昨年新歓ハイクに参加できなかった私は、新歓ハイクのイメージがつかめないまま山を決めてしまっていた。天覚山(景色が良い)や大山(尾根を歩いている感じがわかりやすく気持ち良い)と比べると景色も良くない、道も単調でつまらなかったと私は思う。たくさんの方々に参加してもらったのになんだか申し訳ない。
・靴ひもはきちんとする! 個人的なことだが一番の反省事項は、靴ひもをゆるくさせたままで自宅を出て走り始めたところ、自宅の目の前で左足の靴ひもの輪を右足のフックにひっかけて転び、満身創痍になったこと。口の中を切ったりひざを擦りむいたりと、血だらけの状態で吉祥寺駅で新入生に会うことに。ご心配をおかけしてすみませんでした。出血量が多かっただけで私は元気です。

■雑感
・メジャールートの逆側から登ったからか想定よりも道は空いていた。
・新しく建て替えられた鳥沢駅にお手洗いは設置されていない! どうしても行きたかった人は少し離れたコンビニへ借りにいっていた。
・CLは在京への連絡後、呑気に鳥沢駅前のいろはやという御菓子処で和菓子を買い込んでいた。下見時にここの栗どら焼き(¥194)を食べたら素朴で美味しかったので。手作りのあんこがよい。店員さんに勧められたかりんとう饅頭も買おうか悩んだ末にやめていたところ、後でねぎらいに寺垣さんからいただきました。ごちそうさまです。
・心優しい新入生は「楽しかった、また参加したい」と言ってくれた。たとえお世辞であったとしても励みになる。
・新入生の人数が増えて途方に暮れていたところ、先輩方や同期が快く参加してくださりました。計画への助言もありがたかったです。また、山行前に怪我したり配布用地形図を忘れたりとあたふたしていた私を、みなさん助けてくださりありがとうございました。今回の反省事項を次回以降の山行に活かしていく所存です。