2016/7/22-23 富士山

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
富士山山行計画書
作成:尾田
■日程 2016/7/22,23(金、土)(山中小屋泊)
■山域 富士山
■捜索要請日時 2016/7/24 10:00
■メンバー(計8人)
CL尾田 SL福田 新井 小林 橋本 秦 平松 横山

■集合
7月22日、06:20、@新宿高速バスターミナル(バスタ新宿)4階
■交通
□行き
新宿~御殿場まで小田急箱根高速バス06:35~08:15
御殿場~須走口五合目まで富士急行バス(orタクシー)
□帰り
須走口五合目~御殿場まで富士急行バス(orタクシー)
御殿場~新宿まで小田急箱根高速バス 14:35~16:25
 
※富士急行バスは
行き(御殿場駅③番線~須走口五合目)
08:35~0935,10:35~11:35,12:40~13:40
帰り(須走口五合目~御殿場)
08:50~9:45,09:50~10:45,10:50~11:45,11:50~12:45,13:00~13:55,14:30~15:25,15:40~16:35,16:20~17:15,17:20~18:15,17:50~18:45,19:40~20:35
 
■行程
○一日目
須走口五合目~1:35~新六合目~0:50~本六合目~1:20~七合目~0:50~本七合目 (計4:35)
○二日目
本七合目~0:30~八合目~1:15~九合目~1:25~剣ヶ峰~0:45~下山口入り口~1:15~七合目(砂走はじまり)~0:50~砂払い五合目~0:35~須走口五合目 (計6:35)
■エスケープルート
剣ヶ峰まで:引き返す
剣ヶ峰から:そのまま進む
■地図
2.5万分の1 「富士山」「須走」
山と高原地図「富士山」
■遭難対策費
メンバー8人×200円
■備考
宿泊は本七合目「見晴館」を予約しています。
御殿場下山後、「富士八景の湯」に行く予定です。連絡すれば御殿場駅から無料送迎バスを出して下さるそうです。入浴後、13:30発のバスにて御殿場へ戻り、14:35の高速バスにて帰京します。
「スパッツ」はあれば砂走りの際に快適です。
小田急高速バス料金は、一人当たり、往復で、3200円です。CLが立て替えており当日手渡しします。
富士急登山バスは、一人当たり、往復で、2060円です。当日の朝、御殿場駅で往復のチケットを購入する予定です。
■その他
・小田急高速バス 03-3427-3160(東京)
・富士急行バス 03-3376-1229(東京)、0550-82-1333(御殿場)
・富士八景の湯 0550-84-1126
・最寄りの警察署
山梨県警察本部生活安全部地域課山岳救助隊 055−235-2121
静岡県警察本部地域課 054−271-0110
*須走ルートには救護所がないので、何か緊急の事態があった場合は110番もしくは119番通報せよとのこと。
見晴館:素泊まり6000円(キャンセル料は1週間前から30%。当日の悪天候の場合は連絡すれば無料でキャンセル可)090-1622-1048(0550-89-1048)
公衆トイレ:5合目200円、各山小屋100~300円
案内所:5合目
富士山入山料1000円
日の出(23日)4:35
日の入り(23日)19:08
荒天時判断:7月21日 17:00まで
 
■参照
富士登山オフィシャルサイト
http://www.fujisan-climb.jp/basic/trails/subashiri.html

高山病対策
http://fujisan.rash.jp/2012/04/post-96.html

富士山山行記録
作成者:尾田
■日程 2016/07/22-23
■山域 富士山
■天候 22くもり時々雨 23晴れ 
■メンバー(オーダーは順不同・敬称略)
CL尾田 新井柚 橋本 小林 SL福田 平松 横山 秦
■記録
・1日目
08:15 御殿場
09:35 須走口五合目
10:00-10:40 一本
10:45-11:35 新六合目
11:45-12:20 本六合目
12:30-13:30 七合目
13:40-14:15 本七合目
 
・2日目
03:05 本七合目出発
03:05-03:45 本八合目
03:50-04:50 日の出観測 
04:50-05:35 山頂
06:10-08:00 御鉢巡り・剣が峰写真
08:00-08:25 下山口
08:25-09:00 本八合目
09:10-09:30 見晴館
09:40-11:25 須走五合目


[1日目]
・朝6時に新宿高速バスターミナルに集合。綺麗なビルが新築されてて、従来のに比べると大分分かりやすくなっていた。
・行きの高速バスは意外に短いが、殆どのメンバーが寝ていた。
・渋滞の影響で御殿場到着がぎりぎりに。先に御殿場にいた秦さんにバスを止めて頂き、ダッシュ。なんとか間に合う。外国人の親子も乗っていた。
・バスの間中、ずっと雨が降っていた。降りても変わらず。淡々と出発。
・と思うと小屋の人に声をかけられる。入山料として一人1000円払う。(任意か義務なのかは謎。)
・それからは基本的に降ったり止んだりの中をずっと登っていく。正直、余り記憶が無い。
・やっと小屋に着くと、皆雨具の中までぐっしょり濡れていた。寒さも感じた。小屋には一番乗り。結構疲れた。
・雨具をハンガーに干して、小休憩。次第に晴れてくる。
・晴れている間に、ということで外で調理。日差しが心地よく暖かい。服なども干す。料理は、ほうとう。橋本さんが、かぼちゃをひたすらに細かく切ってくださる。鍋二つを使い、作り上げる。かぼちゃに火が通るか心配していたが、柔らかくできた。
・しばらくダラダラした後、コーヒー飲む。夜、寝る前にトランプで大富豪、2ゲームして就寝時刻。
・二段ベットの下段に八人並んで眠る。山なのに布団で寝れるとあってとても落ち着き、よく眠れる。


[2日目]
・2時ごろ起床。まだ暗い中外に出ると、星が良く見える。下界も雲の切れ間に見えた。坂を見上げると、灯りが山を点々とのぼっていく。小屋小屋の光だが、これまで見たことない独特の美しい光景だった。雲は下界に雲海のようにかかっていて、上には一つも無い。ご来光を拝めそうな予感。新鮮な気分で出発。
・本八合目を越えたあたりで、スペースを見つけて、停止。日の出を待つ。
・じわじわ上がってくる。オレンジ色の小さな点が段々大きくなっていく。登山客は皆声をあげ楽しそうな様子。ご来光を拝むことができた。ラッキー♪いろいろ写真を撮る。
・山頂到着。凄い人。神社に行って健康長寿のお守りを祖母に買う。(富士山は不死の山なので、長寿のお守りがイチオシらしい。cf竹取物語)土産物屋も多く立ち並び、活気のある観光地のよう。
・柚子さんから新井家恒例のゼリーを頂く。冷たくて美味しかった。
・30分ほど自由行動したのち、お鉢巡りへ。赤土が大きくえぐられた独特の光景。火星に来たかのような気分がした。剣が峰には列が。写真を撮るだけだが、60分近く並んだ。この頃には、日差しが強く、寒いどころか暑いぐらいだった。
・下山。砂走りは楽しい。ずっと物静かだった小林さんも猛烈にダッシュしてた。ただ、コンタクト勢は、舞い上がった砂が目に入ってしまい辛そうだった。今度からの山行では、砂走りには眼鏡を推奨。 
・予定していた富士八景の湯に間に合わなったものの、秦さんの調べてくれていた人参湯へ。御殿場駅から徒歩5分ほど。浴槽二つだけだが、熱くもなく、緑色の湯が気持ち良かった。良い銭湯だと思った。
・御殿場駅前の蕎麦屋に入って、昼食。そのままバスターミナルに移動し、帰京。


○総括
運良くご来光を拝むことができた。雲海に昇る朝日を見ると、やはり来た価値があると感じた。
寒さを心配していたが、むしろ山頂では暑いぐらいだった。
富士山は基本的には、登って降りるだけの山であるし、小屋もよく整備されていることから、新入生でも容易に挑戦できるだろう。
○反省
準備してきたかぼちゃの切り方が大きすぎて、橋本さんに切って頂くこととなった。
帰りのバスはもう少し遅めでも良かったかも。