2016/12/18 九鬼山
山岳愛好会 雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
九鬼山ハイク計画書 第1.2版
作成:平岩
■日程 2016/12/18(日)
■山域 高尾・陣馬
■在京本部設置要請日時 2016/12/18 18:00
■捜索要請日時 2016/12/19 09:00
■メンバー
計5名
CL平岩 SL菅沼 石川 小沢 川瀬
■集合
8:05豊田駅始発 中央本線甲府行 先頭車両にて
■交通
□行き
高尾08:20-(中央本線甲府行 583円)-08:56大月09:03-(富士急行線河口湖行 300円)-09:13禾生
*遅れた場合
高尾09:00-(JRホリデー快速富士山1号河口湖行 583円)-9:34大月9:50(富士急行線河口湖行 300円)-10:00禾生
□帰り(簡略版)
猿橋駅 JR中央本線高尾・東京方面行 14:19/14:50/15:25東京行/15:51/16:17東/16:36/17:09/17:38/17:58立川行/18:29~22:59
■行程
禾生駅-0:15-430m地点-0:40-687m地点-0:45-九鬼山-0:15-841m地点-0:35-644m地点-0:40-760m地点- 0:10-馬立山-0:20-沢井沢ノ頭-0:25-御前山-1:05-猿橋駅
計:5時間10分
■エスケープルート
九鬼山まで: 禾生駅へ引き返す
馬立山まで: 札金沢沿いの道を通り田野倉駅へ(遅刻者がおり時間が厳しくなりそうなら馬立山-1:10-田野倉駅にする可能性あり)
馬立山から: 大月駅へそのまま進む
■地図
2.5万分の1「都留」「大月」/山と高原地図「27高尾・陣馬」
■遭難対策費
メンバー 5人×100円=500円
■備考
大月警察署 0554-22-0110
日の入 16:34
日の出 6:49(共に大月)
*雨天時中止:前日17時までに判断
*落合水路橋:禾生駅付近。登録有形文化財の煉瓦造アーチ橋。/猿橋:猿橋駅徒歩15分。日本三奇橋の一つの刎橋。
*参照:都留市登山・ハイキング情報 九鬼山 http://www.city.tsuru.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=4620
九鬼山ハイク記録
■日程 12月18日(日)
■山域 高尾・陣馬
■メンバー(オーダー順・敬称略)
馬立山付近まで:CL平岩 川瀬 石川 小沢 SL菅沼
それ以降:川瀬 CL平岩 石川 小沢 SL菅沼
■天候 快晴
■記録
0947愛宕神社
1020天狗岩
1050発
1105九鬼山山頂付近(富士山がよく見える)
1130発
1140九鬼山発
1235札金峠
1240発
1310馬立山
1350御前山
1418発
1431神楽山
1505登山口
○猿橋駅〜九鬼山
猿橋駅から登山口(愛宕神社)までの間にローソンがある。そこで食料を買い足すなどしつつ、煉瓦造りの落合水路橋のそばまでくれば愛宕神社はすぐ近くだった。そこから谷沿いの登山道をしばらくあがる。尾根に出るとすぐに天狗岩への分岐があるが、天狗岩へは行くべし。眺望が大変良く、富士山・山梨リニア実験線・都留市方面の街並みがよく見える。九鬼山山頂も眺望はよいが、こちらは斜面北側の桂川方面の展望が主。
○九鬼山〜馬立山
地形図上の九鬼山山頂から北に向かって出る道は踏み跡がないも同然で、エアリアにのっている北東方面への道がよく踏まれた道。山頂からは急斜面を一気に下ったのち、尾根の右側をトラバースすることが続く。すれ違いに難儀するほど道幅が狭いところも多少あった。東側だからか霜柱がたくさんできており、少し滑りやすい所もある。また、道中の標識で「←馬立山下山」というものがあり、九鬼山から馬立山へ行く人は標識に惑わされるとの情報をネットで見た。気持ちとしては「馬立山に登る」なので、たしかに標識に従うのを少しためらうが、指示通りにすすんで問題ない。エアリアに馬立山は「山頂展望なし」と書かれているけれども、冬場は落葉により多少眺望がきく。
○馬立山〜猿橋駅
御前山までは急に下る、なだらかな尾根を進む、ちょっと登る、下る…とアップダウンが多め。御前山は想像以上に小沢川方面の視界がひらけており、倉岳・高畑山だけでなく更に奥の道志の山々もよく見える。素晴らしい。猿橋町桂台のいかにも山裾を切り開いて作った感じの綺麗に区画整備された新興住宅地も見える。対して、神楽山は眺望0で謎のアンテナと三角点があるのみ。そこから猿橋駅までは急な下り。日が傾き始め、針葉樹林の中は日が当たらず寒い、落葉樹林の中だと冷たい風が吹き込んできて寒い。
登山口から駅へは中央自動車道の見える方面へなんとなく進むと着く。ハッピードリンクショップ(屋外自販機ステーション?)でホット甘酒を買っているメンバーもいたが、私はスイーツへの誘惑に負けて駅で17アイスを買った。運良く15:25発東京行快速に間に合い、それに乗って各自帰路についた。
■総括
冬の山歩きにぴったりの山。見晴らしの良い地点が複数あり、落葉した樹々に囲まれながら尾根をしっかりと歩くことができ、冬の低山の醍醐味が詰まっている。
■反省
・富士急行はICカード乗車券が使えない、
・アップダウンが意外とある上に、道は落ち葉で隠されているため、下山時に滑りかけているメンバーもいた。慌てる必要ないともう少し声かけすべきだった。
・低山ゆえに、地形図にはでていない道・エアリアには出ていない道、どちらにもでていない道と色々ある。案内板が親切なので今回は問題なかったが、複数種の地図を持ち歩く大切さがわかった。
■雑感
・眺望の良い所では結構時間を取ってのんびりしていた。こういう山歩きも良い。
・「緩急激しい」「(歩いている我々ではなく)斜面が急いでる」(SL談)
低山だと高を括ってはいけない。九鬼山山頂以降は下ってるという感覚が強いが、50,70mを上がり直す機会も多くあり良い運動になる。
・私は寝ぼけて家で乗り換え案内を見間違え、30分早く豊田駅に着くなど相変わらすだった。メンバーの皆さんは、至らないCLを助けてくださりありがとうございました。