2016/12/24 景信山

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
景信山行 確定計画(12月23日版)
作成 木下

□日程 12月24日(土)
□山域 高尾・陣馬
□在京本部設置日時  2016/12/24 1800
□捜索開始要請日時  2016/12/25 1000
□メンバ(計4名)
CL木下 SL菅沼 位高 福田

□集合
 相模湖駅0740

□交通
■行き
 高尾0726→相模湖0735
 相模湖駅0746(0820/0839)→千木良0751(0825/0846)
  神奈中バス180円
■帰り
 相模湖→高尾 毎時二本
  高尾まで8分200円
  新宿まで1時間前後970円・高尾から京王で合計560円
  相模湖1711発ホリデー快速富士山2号だと新宿まで53分

□行程
 千木良0810
→城山0910
→小仏峠0930
→景信山1010・1200
→堂所山1300
→底沢峠1320
→明王峠1330
→大平小屋1410
→子孫山ノ頭1440
→相模湖駅1520
 [歩行計5時間20分]
※明王峠で1430をまわる場合、大平小屋から林道へ出るルートをとる。
 明王峠から50分程で林道にのり、更に50分ほどで相模湖駅に出る。
 底沢峠で1500をまわる場合は底沢へエスケープしてバスを使うことも検討する。
※参考
 底沢1339/1357/1447/1620/1714/1804/1820→相模湖駅
  神奈中バス180円 所要7~8分

□エスケープルート
 城山まで:引返す
 景信~堂所・673ピーク付近まで:小仏峠から千木良へ
 明王峠まで:底沢峠から底沢へ
 明王峠から先:相模湖駅へ(大平小屋以前なら分岐で林道方面に入る)

□地図
 2万5千地形図 「与瀬」
 山と高原地図 「27高尾・陣馬」

□遭難対策費
100円/人*4人
計400円

□参考
■日没日出
 12月24日日没(東京) 1633
 12月25日日出(東京) 0649
■ラジオ周波数
 NHKラジオ第一:東京;594kHz
 NHKラジオ第二:東京;693kHz
 NHK FM:東京;82.5MHz
■警察署電話番号
 神奈川県警津久井警察署 042-780-0110
 警視庁高尾警察署(稜線の北・東側) 042-665-0110

景信山行記録
 1月13日 木下 作成

□日程 12月24日(土)
□山域 高尾・陣馬
□天候 晴

□メンバ(計4名)
CL木下 SL菅沼 位高 福田

□計画
 千木良0810
→城山0910
→小仏峠0930
→景信山1010・1200
→堂所山1300
→底沢峠1320
→明王峠1330
→大平小屋1410
→子孫山ノ頭1440
→相模湖駅1520
 [歩行計5時間20分]

□行程
 千木良0758
→登山口0805
→城山0856・0909
→景信山1000・1242
→堂所山1327・1337
→明王峠1401・1421
→相模湖駅1555

□オーダ
登り:木下-福田-位高-菅沼
下り:木下-位高-福田-菅沼

□ルート状況
・千木良バス停は肉屋の前。甲州街道を渡って真直ぐ山の方へ行くと登山口。
・昭文社のコースタイムは、お手軽ルートにしては結構快足で、特に城山までの登りは頑張ったつもりでもコースタイムとトントン。
・城山には猫が、景信山には犬がいる。展望よし。茶店の周りに机が沢山ある。火器使用は許可を受けてから、等と書いてあるが、茶店の人に声をかければOKのようだ。
・道中トイレがいくつかあるが、景信山頂などは混んでいることもある。
・景信山から先、小ピークは尾根伝いに越えていく道と巻道とに分かれているところが多い。
・堂所山は縦走路から一瞬外れて数分のピストンになっている。
・昭文社では「矢ノ音」の手前から東に巻かなければいけないことになっているが、地形図のようにピークを踏んでから下りて合流する道もついている。ただし非常に急で歩きづらく、不安になる。
・計画では子孫山ノ頭(孫山)を通ると書いていたが、地図の通り、手前で分岐して西側を巻く。
・下り(大平小屋あたりから先)はダラダラと長く感じる。
・与瀬神社からは急な参道を下りて、中央道を跨ぎ越し、あとは線路から離れないように左に行くと駅に出る。

□雑感
 年末、クリスマス、すき焼ハイク。4人しか集まらないのはとっても残念、良い天気だのに。肉は400gで500円しないものを二袋、その他にうどん、春雨、豆腐、種々の野菜などを持って行った。
 千木良までのバスはあっという間だった。出だしに歩くには少し長い距離だが、バスに合わせて移動し、発車を待ち、というのを考えると微妙な気持ち。登り始めるとすぐに茶店の廃墟のようなものがあった。城山までは一本だが、「小さな山だ」という油断もあって、ちょっときつい。頑張ったつもりでもコースタイム通りで、この先ゆったりとすき焼を出来るものか少し心配になった。
 城山は広い山頂で、道志山塊~富士山の展望と、東京側の街並みのパノラマ。茶店の「城山名物なめこ汁」はどこで採ったなめこだろうか。山頂の猫たちはお茶猫より綺麗だと位高さん談。天狗もいた。
 景信山の頂上も広いが、城山ほど平らではない。登ってきた小仏峠側の斜面と、一段上がったところと、二軒の茶店がある。手前の茶店に人懐こい犬が二匹いて迎えてくれた。奥の広いところに移動し、東京が見下ろせる机に陣取った。といっても、すき焼をやっていたら景色などは見ていないのだけれども。バッチは何種類か売っているが、バッチではなくペンダントになっているものが、レアだし安いのでオススメである。
 すき焼はフライパンを使って、関東風の煮るスタイルで、野菜やら肉やらを適当につっこみながら。さすがに安すぎる肉は美味しくない、赤身は硬いし脂は臭い。フライパンにもコッヘルにも、溶け出た脂が白く固まって気持ち悪かった。それでも、うどんと春雨を余したほかは食べきって、さらに鍋で湯を沸かして食後の喫茶も。以前、すき焼だけだとその後口がからくてしんどかったので。ここまででなんと二時間半も過ごしていた。ちょっと時間をかけ過ぎである。その間に人はどんどん増えていて、トイレは並ぶほどになっていたので、我々は諦めて出発した。
 堂所山は縦走路から少し外れたところ、小さく静かで、何もない頂だ。景信で3時間近く体を冷やしていた上にトイレが大混雑だったから、菅沼君はここでキジを撃ちに。僕は明王峠にあることになっているトイレが空いていると信じて、もう少し我慢。福田さんのペットボトルはもう我慢しきれなかったらしく、ザックの中で少しずつ漏らしていたので、レジ袋でくるんで応急措置をしていた。
 果たして明王峠のトイレは空いていた。トイレ休憩のつもりだったのだが何となく休止。ちょっとだらけていた。昭文社ではここに「迷」がついているので、どういうことかと思っていたが、下って行く分岐がわかりづらいのだった。休止した机やトイレの脇を通る一番大きな下り道を行くだけなのだが。
 鞍部から少し登り返して明るいところに出ると、左にトラバースして下って行く道と、右に稜線上を行く道とに分かれていた。行けなかったら引返せばいいやという安直な気持ちで稜線ルートを採ったが、なかなか果てが見えず。行きついたのは「矢の音」という小さな札の立つピークで、藤野町十五名山であるらしい。小さなアンテナか何かが建っていたからその作業のために道を付けたのだろうか、大平小屋へという道標に従って急な斜面を木の根を頼りにグイグイ降りた。斜面には何かの配管が通っているが、必ずしも歩きやすいところに沿っている(道を示している)わけでも、また下っていく手掛かりになるわけでもなかった。登りも下りも、素直に巻いてしまった方がよさそうだ。
 その先では間伐が行われていて、切出した材木をトラクタが運ぶ様子も見られた。トラクタ専用の道が付けられているのだ。
 明王峠までは細かく止まったくせに、下り出すと誰も時計を気にせず、駅が遠いなあと思った時には既に1時間以上歩いていた。ちょっとしんどい細い下りを頑張ると与瀬神社、小さな祠や休息所などがあって面白い。表参道の急な階段を降り、陸橋で中央道を跨ぐ。中央道建設のために与瀬神社と慈眼寺の建物が一部移されたとか。
 陸橋から下りた先にセブンイレブンがあったので身体はそちらの方へ行きかかったのだが、神社から合流していた高年パーティに駅はこっちの方が近いよといわれて、左の細い路地に入った。これがよかった。歩いていたらちょうど東京方面の電車が進入してきて、通勤電車の感覚だと全く間に合っていなかったのだが、菅沼君に調べてもらったところまだ7~8分停車するとのこと、急ぎ足で駅に入って余裕を持って乗車出来た。
 帰りは高尾・八王子・立川・荻窪と、パラパラと別れて下車。菅沼君は急いで帰宅した後、クラスのクリスマスパーティに出掛けたらしい。

□反省
・50分歩いて10分休む、というようなペース配分が、段々といい加減になっていた。楽しく快適に歩けるなら気にしすぎない方がいいが、少なくともCLは、歩行時間と現在位置を常に意識しておらずばなるまい。
・調理や食事の時間も、食べ終わるまで気にしないのではなく、多少管理しないといけない。
・肉は、山なので安いもので十分だが、安すぎると却って損をする。すき焼のような肉メインのメニューならある程度よいものを選んだ方がいい。
・鍋やすき焼をやるなら、特に冬場は、3時間か4時間くらいのコースがよさそうだ。