2017/3/28 幕山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
幕山ハイク計画書 第1.7版
作成者:平岩
■日程 2017/3/28(火)
■山域 箱根
■在京本部設置要請日時 2017/3/28 18:00
■捜索要請日時 2017/3/29 09:00
■メンバー 計9名
CL 平岩 SL 五島 朝倉 木下 飯田 小沢 菅沼 小倉 川瀬
■集合
JR小田原駅08:30発東海道本線熱海行 先頭車両
■交通
□行き 計1400円
新宿06:48-小田急線急行小田原行 5番線発 中後方車両-08:21小田原 880円
小田原08:30-東海道本線熱海行 3・4番線発-08:53湯河原 320円
湯河原駅09:00-箱根登山バス 湯河原駅~鍛冶屋線鍛冶屋行-09:09鍛冶屋 200円
※計画書では新宿から小田急使ってますが、最寄駅次第ではJR使う方が楽かもしれません。
(*遅れた場合
新宿07:22-小田急線急行小田原行 4番線発-09:01小田原 880円
小田原09:08-東海道本線熱海行 3・4番線発-09:24湯河原 320円
湯河原駅09:30-箱根登山バス 湯河原駅~鍛冶屋線鍛冶屋行-09:42鍛冶屋 200円
または 新宿発 はこね81号(箱根湯本行) 07:00-08:23 880円+指定席 890円 小田原で東海道本線に乗り,
合流。)
□帰り 簡略版
城山入口-箱根登山バス箱根町~湯河原駅線湯河原駅行-湯河原駅
15:03/16:13
湯河原駅発東海道本線
15:17宇都宮行快速アクティー/32宇都宮行/52高崎行/
16:12宇都宮行快速アクティー/27小金井行/51高崎行/
17:09宇都宮行快速アクティー/24高崎行/42小金井行快速アクティー/57深谷行
~23:13小田原行
■行程
鍛冶屋-1:20-白銀林道出合-0:30-南郷山-0:40-自鑑水分岐-0:20-幕山-0:40-幕山登山口-0:15-分岐(一の瀬橋)-0:40-しとどの窟-0:20-椿台-0:30-城山-0:20-城山入口 計:5時間35分
■エスケープルート
南郷山まで:鍛冶屋バス停へ引き返す
分岐(一の瀬橋)まで:幕山公園バス停へ
城山まで:椿台または城山入口の近い方へ
城山から:そのまま進む
■地図
2.5万分の1 「熱海」「箱根」/山と高原地図「29 箱根」
■遭難対策費
メンバー 9人×100円=900円
■備考
神奈川県小田原警察署0465-32-0110
日の出 5:36
日の入 18:02(共に湯河原町)
*雨天時中止:前日17時までに判断
*周辺温泉:大滝ホテル 1000円 不動滝/光陽館 1000円 温泉場中央/天作 1時間625円 美術館前:湯河原駅まで230円18分/こごめの湯 900円 公園入口:湯河原駅まで230円16分 など多数
・湯河原駅行きのバス 箱根登山バス、伊豆箱根バスの共同運行のため毎時4本以上。
下記は公園入口バス停発のもの。
16:02,12,22,32,47
17:02,17,32,44,56
18:08,20,35,50~21:59
*参考:2007年幕山ハイク
幕山ハイク記録
■日程 3月28日(火)
■山域 箱根
■メンバー(オーダー順・敬称略)
CL平岩 飯田 川瀬 木下 菅沼 小沢 朝倉 五島
■天候 晴れのち小雨
■記録
0917五郎神社
0950ゴルフ場脇
0954発
1034南郷山山頂
1047発
1125幕山山頂
1150発
1235幕山登山口
1245発
1310一ノ瀬橋手前
1313分岐(一ノ瀬橋)
1350しとどの窟
1400発
1415椿台
1457しとどの窟バス停バス発
○~鍛冶屋バス停
集合に指定した列車で小倉さんの姿が見付からず、本人のスマホとも連絡がつかなかったので、自宅へ電話したところ、欠席とのこと。こういう所でもメンバー・在京用の計画書は役立つのかと思いつつ、メンバー数が8人に減ったので隊分けをやめた。
○鍛冶屋バス停〜南郷山
鍛冶屋バス停脇にある五郎神社で準備をし、まずは車道歩き。鍛冶屋付近は風土記に「土肥鍛冶屋村」として登場しているようだが、周辺に鍛冶職が多かったかどうかは定かでないらしい。てきとうだなぁと思いつつ割と急な坂の車道を進む。ゴルフ場の脇を歩くと途中で登山道になるので、その手前で一本。日が出ているので暑い。その後は両脇を箱根笹で囲まれながら進んでいく。南郷山山頂手前に視界が開ける箇所があり、結果的に本日一番眺めの良い場所であった。途中で国内駅名縛りしりとりを開始し、山頂で番が来ていた人は罰ゲームという追加ルールも設けたが…。
○南郷山〜幕山
南郷山山頂でしりとりの番が来ていたのは小沢くん。いつかハーゲンダッツを奢ってくれるらしい(?)。エアリアにあるように、山頂はカヤト。真鶴半島方面はよく見えるが感動的に景色が良いわけでもない。
幕山へ向かう道は自鑑水経由にした。自鑑水までの道は相変わらず背の高い笹で囲まれている。私はこういう道が割と好きなのだが、単調だというご意見もあった。自鑑水は予想通りのがっかり度。源頼朝よろしく、水面に映る自分を鑑みたい所だが、池の周りはロープで囲まれており近づきにくいので諦めた。林道をくだった後は、よく整備された石が敷き詰められた道を進めばすぐに幕山山頂である。しりとりは私の番のまま着いてしまった。
○幕山〜幕山公園
山頂は南郷山よりも開けている。ここで真鶴半島ポーズ(?)の写真を撮ってもらうなどして、少し長く休む。既に2パーティいたが、トンビに気をつけるよう声を掛けられた。トンビは旋回しながら我々のごはんを狙っている。熱湯を魔法瓶に入れて1.2L持ってきたところ、8人が粉スープを飲む分にはとちょっと余るぐらい。暖かいのでお湯の有り難みがない。
咲き終わってしまった梅を横目に、幕山公園へ下る。五島さんには反対の山(城山)の木々に桜が咲きほこっているようにも見えたらしいが、たぶん彼女にしか見えない桜だと思います。湯河原梅林にはまだ幾本か遅咲きの梅があり、可愛らしい桃色が青空に映えていた。その後ろには幕岩でボルダリング中の方々が何組か見えた。
○幕山公園〜しとどの窟
幕山登山口は綺麗なお手洗いがり、雰囲気は完全に下界。それゆえか気が緩んでおり、城山への登山道入口を見つけるのに手間取った。私が「一ノ瀬橋の分岐」だと勘違いしていたところが、実際は分岐より南側のただの三叉路だったのがいけなかった。新崎川の河原をうろうろしたおかげで早咲きの薄桃色の桜を見れたのはいいが、この頃になると雲行きが怪しい。無事に城山への登山道入口に着けたので、城山を登り直すことにした。メンバーから小言が聞こえたように、たしかに幕山を下ってから登り直すのは少々かったるいかもしれない。城山への登山道は、道が細く崩れかけている箇所が結構あり、あまり歩かれていないようだった。沢沿いの道なので木々が茂り、ジャングルっぽい箇所も。
○しとどの窟〜椿台
駅名しりとりのネタが尽きかけた頃に、しとどの窟へ到着。こちらは石橋山の合戦後に、頼朝が土肥実平の助けを借りて身を潜めていた所だということになっているのだが、正直隠れられなさそうである。何体もの観音像などが並び、窟の上から水がさーっと落ちている様は名所感があるが、実は心霊スポットでもあるらしい。窟を出る頃になると、雨がぽつぽつと降り始めるも、とりあえず椿台へ向かうことにする。
窟から椿台へ向かう道の脇には弘法大師像が陳列されていた。このつづらおりの道は意外と登る。隧道を抜けると雪国、ではなく駐車場。着いたと思った途端に激しい雨に降られたので、湯河原ロータリークラブ何とか記念の建物の屋根の下に避難。椿台-城山入口間がコースタイム45分なので、行けばちょうど15:03のバスに乗れそうではあったが、この雨の中焦って行くべきではないという結論が出たので、しとどの窟バス停14:57発のバスが来るのを待つ。遅れてやってきたバスは箱根方面からの乗客を多数乗せていたために我々は立つこととなるが、これにて無事山行終了。
■総括
幕山と城山を繋ぐと多少アップダウンがあるので、春を前にした足慣らしハイクとしてはちょうど良かったのではないか。ただ、道の単調さや山頂が低いが故の景色の平凡さを補うには、やはり花が咲く季節(梅にせよ桜にせよ)の方がよいのかもしれない。
■反省
・幕山公園で城山への登山道入口を見つけ損ねた理由の一つに、CLがしりとりに熱中しすぎていた点もある。下界同然だからと油断せずに、ルートへもっと意識を向けるべきだった。
■雑感
・駅名縛りしりとりはラ行・「だ」・「わ」始まりが鬼門。
・有志で行ったこごめの湯は想像よりもざわついておらず、雨で冷えた体を温まった。しかし、瓶牛乳自販機が無いのは物足りない。
・お腹は空いたが雨の中外をうろうろしたくないということで飯田と入った、小田原駅駅ビルにあるトレタッテだが、無料でパスタ80g増量、特定種のパスタは+80円でサラダと生ビールのグラスが付くなど、謎のサービス精神に満ちていた。