2017/4/29 高水三山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
高水三山計画書
作成 薩摩
◼︎日程 2017/4/29(土)
◼︎ 山域 奥多摩
◼︎ 在京本部設置要請日時 2017/4/29 18:00
◼︎ 捜索要請日時 2017/4/30 9:00
◼︎メンバー
CL 薩摩 SL 川瀬 山本 飯田 石田 児玉 小倉 青木 江本 牛 加瀬林 田中
伊藤 岡崎 木口 酒井
◼︎集合
軍畑駅 8:45
◼︎ 交通
【行き】
JR中央線・青梅線
新宿07:12→立川07:48→軍畑8:40
【帰り】
JR青梅線・中央線
御嶽15:29/16:11/16:26/16:57…22:46→新宿16:46/17:30/17:46/18:15…00:21
新宿軍畑間の所要時間1時間20〜40分 920円(IC利用)
◼︎行程
軍畑駅—(0:30)—高源寺—(0:10)—高水山登山口—(1:00)—高水山—(0:40)—岩茸石山—(0:40)—惣山—(1:00)—御嶽駅
計:4時間
◼︎ エスケープルート
高水山四合目付近まで:引き返す
高水山周辺:なちゃぎり林道経由上成木バス停へ
※ 上成木~青梅駅 都営バス40分
馬仏山まで:岩茸石山まで引き返し、名坂峠経由八桑バス停から川井駅へ
馬仏山から:そのまま進む
◼︎ 地図
2.5万分の1:「武蔵御岳」
山と高原地図:23「奥多摩」
◼︎遭難対策費
100円/8人
計 800 円
◼︎ 雨天時
前日12:00までに判断
◼︎備考
4/29 日没18:33
4/30 日出4:46
青梅警察署 0428-22-0110
時間と体力に余裕があれば御岳渓谷を散策
高水三山山行記録
作成:薩摩
◼︎山域:奥多摩
◼︎天候:晴れ後雨
◼︎メンバー(計15人、敬称略)
CL薩摩 SL川瀬 飯田 児玉 石田 小沢 小倉 青木 江本 田中 酒井 牛 加瀬林 伊藤 木口
◼︎隊分け(オーダーは適宜変更)
1隊 薩摩 児玉 石田 飯田 青木 江本 田中 酒井
2隊 川瀬 小沢 小倉 牛 加瀬林 伊藤 木口
◼︎記録
1隊記録(薩摩)
0939高源寺ー0955高水三登山口発ー1022小休止ー1102高水山発ー1124岩茸石山ー1219岩茸石山発ー惣岳山1244ー1256惣岳山発ー1351下山
〜軍畑駅
天気に恵まれ、意気揚々と電車に乗ったはいいものの、さっそく遅刻の連絡対応に追われる。同期1人、新入生2人が1本遅い電車になってしまったようで、午後から天気が荒れる予報だったので考えものだったが待つことに決める。その後、さらにもう1人から絶起の報告を受け、さっそくメンバーが1人減ってしまった。軍畑駅に着いてから、遅刻組を待つのを兼ねて、集まったメンバーで自己紹介、山行での注意点、コースの説明を行う。そうこうしているうちに遅刻組と合流する。しかし、1人現れず、連絡を取ってみるとどうやら乗り換えを失敗して戻ってしまったよう。これ以上待つことは難しかったため断念し、結局メンバーが2人減ったことになった。
軍畑駅〜高水山登山口
高水山の登山口までは隊分けせずに全員で行くことにする。2週間ほど前に下見に行った時には桜が満開だったのがすっかり新緑の緑に変わっていて感慨深かった。四月末にしてはかなり気温が高く、新入生たちが道の脇を流れる沢に飛び込みたいと話していた。途中横にあった国立奥多摩美術館というのがどう見てもプレハブ小屋にしか見えず、中がどうなっているのかとても気になった。機会があれば訪れてみたい。高源寺を通り過ぎ、少し急な坂を登るとようやく登山口にたどり着く。ここから隊分けを行い、予定より30分遅れくらいで山行を始める。
高水山登山口〜高水山
入り口から深い森のようなところを進んでいく。隣に小さなダムが見えたが水量はかなり少なかった。このあたりは舗装されて綺麗な階段が続いたが、5分ほど歩くと杉林に入り、本格的な登山道が始まった。少し沢沿いを歩いたので新入生の足元が心配だったが問題なさそうだった。しばらく登ると杉林を抜け、木々が開けた場所に出る。止まることなく登ってしまったが、直射日光が当たる上に道が狭く、急に登りがきつくなるところなのでここは休み休みに歩くべきだった。急登を登りきるとベンチがあったのでここで10分ほど休憩を取る。この先はまた杉林には入り、平坦な道を歩いていったので喋る余裕ができたようで、みんな思い思いに会話に花を咲かせていた。そうしているうちに常福院にたどり着き、裏手にあるこの山行ルート唯一のお手洗いに立ち寄る。そのあとは10分足らずで高水山の山頂にたどり着く。ここは頂上ではあるが、周りに木が生い茂っていて展望が全く良くない。場所は比較的広く、ベンチもあったので一息ついてからすぐに出発した。ちょうど入れ違いで川瀬さん率いる2隊が頂上にたどり着いていた。
高水山〜岩茸石山
高水から少し下るとまた平坦な道が続く。所々、木々の合間から遠くが見渡せた。30分ほど歩くと突然木の根っこをよじ登る道になる。道というかただ根っこがのびているだけなのでどこを登ろうかと悩むが、とりあえず進めば上の登山道に繋がっているようだった。その先は普通の登山道になっていて、10分足らずで岩茸石山にたどり着く。ちょうどお昼頃だったのでかなり混んでいた。2隊の到着を待ちつつ、景色を楽しみ、調理場所の確保を行う。夕方から雨との予報の通りか、山の向こうから黒い雲が出てきていた。何とか場所を確保し、2隊が来てからすぐに調理を始める。調理といっても家で仕込んできたものを温めるだけなので単純なものだ。鳥もも肉、じゃがいも、人参、ピーマンなどをハーブソルトで炒めた簡単なものだったが、山の上で肉野菜を食べれるのは嬉しいと言ってもらえた。加熱が不十分だった肉を直火で焼こうとした石田くんは箸を溶かしていた。デザートにいちごクレープを用意してきたのだが、生地を冷やしてきてしまったため巻く時に破れやすく、予想外に苦労した。イメージとは少し違う代物となってしまったが、余った分もペロリとたいらげてくれる人がいたので結果良しとする。
岩茸石山〜惣岳山
お腹も満たされたところで、岩茸石山を後にする。ここから急斜面を下ることになるが、道が混んでいたこともあってゆっくり進んだので新入生も大丈夫そうだった。そこを抜けると道が狭くなるものの普通の登山道に入る。森の中なので影っていて涼しかった。終盤に軽い岩登りをこなし、三山の最後の1つ、惣岳山にたどり着く。木々に囲まれていて展望は全くなかったが、広場に丸太のベンチもあり、一息つける場所であった。
惣岳山〜御嶽駅
ここからはひたすら緩やかな下りに入る。前を歩いていた人が途中途中にあった巨木に手を合わせていたため、初めてそれがご神木だと気付いた。送電線の鉄塔を3本ほど通り抜け、残り600mの道標が見えた。陸上経験者の新入生がこれは600mの距離じゃない…!と呟いていたが、最後まで歩くことができ、無事に下山することができた。しばらくすると2隊とも合流でき、みんなでそろって駅に向かった。帰りに渓谷に寄る予定であったがちょうどポツポツと雨が降り始めたので駅で一本締めをし、帰途に着いた。
◼︎反省
・遅刻者への対応をはっきりと決めておらず、判断や対応が遅れてしまった。
・狭い道でも急登が続いた場合は休み休みに登るべきだった。
・新入生に飲み物の量を具体的に示してあげれば良かった。
・料理の仕込みはもっと丁寧に行うべき。
2隊記録(川瀬)
□オーダー
SL川瀬 木口 伊藤 加瀬林 牛 小倉 小沢
□山行記
10:07 登山口発
登山道までの上りの車道がつらくて、早く薩摩さんの作るお昼ご飯が食べたいねーなどお話ししながら出発を待つ。
10:28 小休止
しばらく日向のジグザグ道が続いた。日差しが強い日であったので序盤から汗をかいた。やっと日陰に入ったところで休憩。少し離れたベンチにいたパーティから、「ケーキ焼いてきました」という声が聞こえる。小声で、美味しそうだね、と話していたのを聞かれたかどうかは分からないが、歩き始めて前を通る時に声をかけられ、私たちにも分けていただいた。とても上品な味の桜のパウンドケーキであった。
10:37 発
このあとは樹林帯だかところどころ日差しを受ける。日焼け止めを塗っておいて良かった。
11:03 高水山
前方に一隊が見える。五分程休憩したとのことなので、我々も少し止まる。
11:08発
11:30 岩茸石山
一隊と合流し、お昼ご飯。山でお肉やフルーツをいただけるとは、なんたる贅沢…。さすが薩摩さん。新入生たちも喜んでいた。
一隊が出発し、少し移動すると再びケーキを下さった方々に会った。前の隊の子たちにもあげて、と紅茶味のマシュマロをいただいた。
12:27 発
はじめはとても急であった。木口さんは下りはゆっくり下る方が怖いと言っていたが、前に人がいて、詰まっていたのでとてもゆっくり進むことになってしまった。
緩やかになると道幅も広くなり、またおしゃべりをして盛り上がる。話題は雷鳥にはどんな人たちがいるのか、ということで、一番盛り上がったのは、小沢君のハーゲンダッツ滞納の件であった。
12:57 惣岳山
山頂感は無かったが、丸太のようなベンチがいくつかあり、ここでお菓子交換などをした。
13:03 発
その後はあまり景色が変わらずひたすら緩やかな道を進む。疲れが出たのか口数が減ってきた。だが、渓谷に寄るまで天気が持つのかという話になると渓谷行きたい!と元気な声が聞こえた。
13:58 御嶽駅
・急登はなかったものの、午前中は天気が良かったので、初めの方の九十九折りの道や岩茸石山の手前の道は暑くてきつかった。
・山頂の豪華なお昼がとても嬉しかったので、たまには料理山行もいいかもしれない。
・怪我や熱中症もなく、みんな楽しく終えられて良かった。