2017/5/3 伊吹山

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
伊吹山行計画書
作成 木下

□日程 5月3日(水) 日帰り
□山域 伊吹山地
□在京本部設置要請日時 2017/5/3 1900
□捜索要請日時 2017/5/4 0900
□メンバ(計4名)
CL木下 SL寺垣 位高 松本

□集合
 近江長岡駅バス停0840

□交通
(行き)
■近江長岡まで
○新幹線(名古屋または乗継いで米原まで)
・ひかり493号(新横浜始発)/のぞみ99号(品川始発)/のぞみ1号(東京始発)
  東京----/----/0600
 →品川----/0600/0607
 →新横浜0600/0611/0618
 →小田原0615/----/----
 →…
 →名古屋(着)0724/0728/0734
・ひかり495号(名古屋始発)
  名古屋0737→…→米原(着)0800
○名古屋・岐阜から
・特別快速米原行
  名古屋0732→岐阜0756→大垣0810→近江長岡0834
※名古屋で新幹線から上記特快に乗換える場合、乗換え時間を考えるとひかり493号での名古屋入りがマストです。
○大阪・京都から米原まで
・快速米原行
  大阪0621→京都0656→米原0806
○米原から
・新快速豊橋行
  米原0825→近江長岡0834
○運賃・特急券
・東京-近江長岡 7340円(学割5870円)
  (一般には近江長岡まで直行の運賃と米原から引返す運賃とは異なる)
・米原-近江長岡 240円
  (米原から西への旅程を東京から続けて一枚の切符にする場合)
・東京-米原 新幹線特急券 自由席4540円 のぞみ指定席5470円
・新横浜-名古屋 新幹線特急券 自由席4100円 指定席4820円
※原則として列車(新幹線)利用での集合を要請します。始発で間に合わない場合はご相談ください。
※近江長岡駅にはコインロッカー等が無いようです。米原で途中下車して預けるか、登山口の民宿に頼みましょう。

■近江長岡から
・近江長岡駅0845→伊吹登山口0901
  近江鉄道・湖国バス 360円
・伊吹登山口→三合目
  都タクシー 0749-62-3851 0120-373385
  近江タクシー米原市 0749-52-0106
   推定2000円 登山口にも待機している模様
   バスの状況によっては駅からタクシーを利用することも検討
・遅れた場合
  バス:近江長岡駅0945→伊吹登山口1001
  タクシー:近江長岡駅から伊吹登山口まで10分2000円
       三合目まで4000円程度
(帰り)
■駅まで
 伊吹登山口1430/1605/1715/1730
→ジョイ伊吹1437/1609/1723/1734
→近江長岡駅446/1619/----/1744
  ジョイ伊吹まで250円 近江長岡駅まで360円
 伊吹登山口1536/1739/1938
→ジョイ伊吹口1540/1743/1942
→長浜駅1621/1824/2023
  ジョイ伊吹口まで250円 長浜駅まで720円
 ジョイ伊吹:薬草湯600円
※基本的に駅到着を以て解散する予定です。時刻によっては三合目または登山口から近江長岡駅までタクシーを利用します。

■駅から
○近江長岡駅
・米原方面
  1506/1531/1559/1629/1659/1729/1759/1829/1859
   1506までは普通 1531~1759は快速 1759からは新快速
  京都まで65~80分 大阪まで95~105分
・大垣方面
  1509/1539/1609/1639/1715/1742/1755/1827/1859
   1609までは普通 1639~1742は新快速 1755からは特別快速
  岐阜まで35~45分 名古屋まで55~65分
○長浜駅
・米原方面
  1629/1657/1729/17571829/18571929/1957/2034
   2034のみ普通 他は新快速
  米原まで13分

□行程
 三合目0930
→伊吹山(山頂山小屋)1140
→山頂周遊
→伊吹山(山頂山小屋)1250
→三合目1420
→登山口1520
 [歩行計5時間50分]
※山頂周遊は適宜カットまたは短縮、三合目からのタクシー利用も検討する。
※入山協力金300円は任意徴収だが徴収員が配置されているとの由。

□エスケープルート
 三合目/登山口へ下山する

□地図
2万5千図 「関ヶ原」
山と高原地図 「44(45) 御在所・霊仙・伊吹」

□遭難対策費
100円/人*4人
計400円

□雨天時
 荒天時は前日までに中止しますが、実施できる可能性のある場合は当日集合時点で判断します。それで支障のある方は事前にご意見ください。

□参考情報
■日没日出
 5月3日日入(岐阜) 1841
 5月4日日出(大津) 0503
■ラジオ周波数
 NHKラジオ第一:彦根945kHz/名古屋729kHz/大阪666kHz
 NHKラジオ第二:名古屋909kHz/大阪828kHz
 NHK FM:大津84.0MHz/岐阜83.6MHz/京都82.8MHz
■警察署電話番号
 滋賀県警米原警察署 0749-52-0110
 岐阜県警揖斐警察署(山頂東側のみ) 0585-23-0110

伊吹山行記録
木下 作成
□日程 5月3日(水祝)
□山域 伊吹山地
□天候 曇時々晴
□メンバ(計4名)
CL木下 SL寺垣 松本 位高

□計画
 三合目0930
→伊吹山(山頂山小屋)1140
→山頂周遊
→伊吹山(山頂山小屋)1250
→三合目1420
→登山口1520
 [歩行計5時間50分]

□行程
 登山口0906
→三合目1012・1022
→五合目1039・1041
→七合目ノ上(避難小屋ト山頂トノ中央付近)1107・1117
→山頂1155・1250
→五合目1340・1355
→登山口1500

□交通状況
・連休初日の新幹線は大混雑だ。のぞみ指定席だと割高だがとっておいた方がいい。席に座ることさえ出来れば、かなり大きなザックでも膝の前の空間に置ける。
・米原駅には在来線改札を出たすぐ横にコインロッカがある。三百円の箱でもかなり奥行きがある。伊吹山登山口の土産物屋で預けられるかは不明。
・霊仙山最寄りの醒ヶ井で降りた人は少なかったが、近江長岡では沢山の登山客が下車した。
・近江長岡駅は有人改札で、ICカードも使えない。米原の改札にはJR東海にまたがる為「関ヶ原以東へはICカードが使えない」という旨の注意書きがあったが、関ヶ原までの三駅は対応すらしていないのだった。多くの登山客は我々同様それを知らず、駅員さんひとりの改札で順番に清算して証明書を貰うために日が暮れそうなほどの列になってしまった。米原で券売機が混んでいても、切符を買っておかなければならない。近江長岡で下車したら帰りの切符も先に買っておくと便利(ただしバスで長浜には下りられなくなる)。
・バスは改札列を全部待ってはくれないようだし、かなり混雑する。タクシーは登山口までニ千円しない。下山後に配車を頼んでも割増は百円か二百円程度だった。都タクシーと近江タクシーが一台ずつ、駅と伊吹山との間の輸送にあたっている様子。
・三合目までの道路は工事中でタクシーでも通れなかった。冬季は閉鎖されているようなことも運転手さんが言っていた。そういう最新情報はどこで確認すべきだったのか悩ましいが、役場やタクシー会社にあらかじめ電話しておけば確実だろう。
・近江長岡も米原も、駅周辺に店や街はない。

□ルート状況
・登山口の屋台の様な木の小屋で入山料三百円を支払うと、領収書としっかりした地図のついた案内をくれる。この案内のコースタイムは山と高原地図より若干厳しめに設定されている。
・一合目までは林の中で気分はあまりのらない。一合目には大きな山荘が建っていて、舗装道も来ている。
・三合目まで幅の広い斜面を登る。木陰はほとんどない。琵琶湖の方が見渡せる。
・三合目にはトイレがあり、近くにホテルの廃墟のようなものがいくつか建っている。
・五合目の小屋は飲料を販売しているが買う人はいなさそう。自販機もある。
・五合目から上は急な斜面にジグザグにつけられた細いトラバースをひたすら登る。登り下りのすれ違いが難しい。植物は地べたに張りつくような草くらいで岩と砂礫の道なので、砂埃が立って喉や目によくなさそう。
・山頂周辺はかなり広く、お寺と多数の小屋(食堂兼土産物屋)が建っているが、建物のほかに風を遮るものはない。駐車場の方までぐるっと周遊するのはそれなりに高低差がありそうだ。バッヂは色々売っている。買い物すると登頂証明書をくれる店もある。

□紀行
 松本さん、位高さんと僕は、新幹線で米原まで行って、ロッカに荷物を預けて近江長岡に向った。ホームからは伊吹山の大きな姿が望めた。寺垣さんは京都の友人宅を出て、かなり早く着いていたらしい。三人が改札の清算列に並んでいる間にタクシーの運転手さんと話をつけてくれて、どうやら三合目までは行かれずバスと同じ登山口からの出発になるものの、バスは混んでいそうだし清算が終わるまで待ってくれるかわからないし、タクシーでも四人なら運賃に大差はないので、一台確保してもらった。コースタイムで百分を余計に歩くことになってしまったので、念のため在京責任者の菅沼君にもメールで伝えておいた。改札の列を残して出発したバスの少し後に我々も出て、少し遅れたらしいバスより十分近く先回りして九時前に登山口に着いた。
 支度をしていると、寺垣さんは登山靴でなくスニーカを履いている。遠征に登山靴が厄介なのはわかるが、そんなに簡単な山ではないでしょう。深畑さんから残雪に注意した方がいいとアドヴァイスを受けていたところなのに。ここで山行中止にするほどではなかったけれども、結局後で多少苦労をした。
 便所へ入ってから、入山料を払って登山道へ。早くも、暑いだの下りたら酒が飲みたいだの、だらしない話が始まった。一合目に出ると大きな建物の前に人が沢山休憩していて、どこからいつの間にやって来たのか、少し驚いた。ここから景色が開けて気分も変わるかと思ったのだが、登りの間は後側の琵琶湖の景色が見えないことに気付いた。ただ暑い急な坂を辛抱して登るだけだ。尾根でもないから楽しくない。
 三合目まで上がると、かつてロープウェイが走っていたのに相応しく、開けた土地にいくつか建てものがあったが、たぶんほとんど廃墟だ。トイレとテン場があって登山の拠点らしく整備されていた。ここに花の案内板があったから、花で有名なのは山頂周辺とこのあたりなのだろうと思うが、まだ時期が早いようだった。印象に残っているのは、五角形をした青い花と、桜の木が何本かあったことくらいだ。道の横にとび出た徳蔵山という小さな丸いピークはそこだけ青々と草が茂っていて、案内板によるとかつては薬草の草刈り場だったらしい。「さしも草」の伊吹山である。
 五合目から伊吹山の本体に取付く。だんだんと急になっていく斜面をトラバースする道も次第に細くまた岩がちになっていって、大勢の登山客でキャパ・オーヴァしてくる。登り下りで一方が道を譲ると、登りも下りも後ろからどんどん追いつかれて団子が大きくなってしまう。歩いている人も元気な若者から子連れや老人まで様々で、追越しもあるから余計に厄介だ。様々といえば、大きなリラックマのぬいぐるみを一つずつザックに挟んでおぶっているオジサングループもいた。
 子連れや素人が多く歩いているのは、大阪の都市圏から少し離れているがアクセスしやすいところにあって、名のよく知れた目立つ山だから、関西における伊吹山は関東における筑波山と同じような立場なのだろうか。そう言ったら寺垣さんは「どちらもヤマトタケルだしね」と。なるほど。どちらも歌に詠まれる山でもある。
 山頂近くまで登って行くと、上に残っているらしい雪の解けたのが泥水になって道を流れてきて、更に厄介になった。スニーカでは厳しかろう。本人がどれだけしまったと思っているか知らないが、同行者としては怖かった。僕自身は足下の悪さよりも、水泳の授業の後の様な胸の苦しさが気になった。おそらくは砂埃を吸いこんだためだろうと思われる。マスクをして歩くのは辛いが、曇りがちの天気でもサングラスはした方がよかったかもしれない。
 斜面が終わって山頂までの緩い登りは、登山道が広い溝のようにつけてあって、泥川と化していた。それが見えていた下りの人たちははじめから植生保護のロープを超えて高いところを歩いていたが、これはよいことではない。さらに小さな雪渓を渡ってやっと山頂に着いた。
 山頂は風が吹いて寒かった。雲も多くなっているようだった。計画では駐車場の方まで周遊するつもりだったのだが、展望が万全ではなかったし、残雪やぬかるみがまだあるかもしれないので、見える範囲でぶらぶらすることにした。山頂に着いた目の前にはお寺があり、その裏の高いところには日本武尊の像があり、さらに三角点の方へ移動する間にはいくつかの仏さんや様々な記念碑のようなものがぽつぽつとあった。雪も所々にまとまって残っていた。
 伊吹山ではあまり、実方の歌を推してはいないようだった。百人一首の札の拡大コピィを掲げて蓬餅を売っている店はあったが、さしも草が蓬であると説明せずには通じないのではなかろうか。歌にしてみたところで、かくと言われぬ思いは登山客らには知られぬままなのだった。いやいや、無粋な大衆には知られずにあなただけに、ということなのだから、これでいいのだ。

  あふみにもうきよの風は吹くからにいはでしのべよ燃ゆる思ひを

 琵琶湖の方へ突き出たところまで行くと、モヤッとはしながらも、彦根と長浜くらいは同定できた。琵琶湖の対岸はほぼ見えなかった。この西の端から回って行く道で斜面の下山路へと戻ったら例の泥川の道は通らずに済んだので、我々は(スニーカの人を心配して)登山道外を踏む悪を犯すことはなかった。
 来た道を引返して下る。当然ながら下りも大変だ。周りの老人や子供に気をとられていたら、万が一上の方の人が石を落しても注意しきれないだろう。それでも多少、登りよりは心に余裕をもって道を見ていると、斜面の上の方と下の方とでは、植生や岩の色、砂粒の大きさなどが違っていて興味深い。
 三合目からの下りは前方に琵琶湖が広がっているが、山頂から見尽くした景色なのであまり楽しくはない。一気に下りた。
 登山口まで戻り、バスが暫くなかったのでタクシーを呼んでおいて、婆さんが店番をしている土産物屋で百円の「伊吹牛乳」を買って飲むなどしているとすぐに車が来た。駅に着いたちょうど数分後、15時31分発の電車に乗ることが出来た。

□その後
 米原で途中下車して、寺垣さん以外の三人は預けていた荷物を回収した。次の一番早く着く列車が各停だったので四人でえっちらおっちらと。滋賀出身の青木君が「近江ちゃんぽん」なるものを勧めてくれていたのだが、寺垣さんは途中下車できない切符だったので、京都まで行くことにした。
 山の後だからみんなで飯にしましょう、という気持ちは四人で一致していたのだが、京都に宿泊予定で既に観光気分になっている松本さんと位高さんは駅から遠い観光地価格の店でもいいから京都らしいものをという姿勢なのに対して、大阪まで行く予定の僕にとって京都は経由地に過ぎず、三人のために降りてやるというつもりだったので駅地下のレストラン街が限界だという立場で、どこで何を食うべきかなかなかまとまらなかった。山帰りの汚いTシャツのまま風呂にも入らず大きなザックを担いでいても観光地に行かれる二人の度胸は、さすが雷鳥である。結局、人の多い街中を移動するのは面倒なので駅地下を見てまわって、「京らーめん」の店に入った。
 食事の後、僕だけ再びJRに乗って、一時間かけて大阪・西田辺のホテルに向かった。

□反省
・遠征は様々な手配や調整に手間がかかる上に、山行自体のリスクも高いので、メンバ間で綿密に連絡を取っておくべし。旅行気分で乗るとたいへん。
・過去の同時期の記録などだけ見て安心せず、ルート状況(残雪や交通など)は自分でよく調べるべし。当日行ってみて雪があったとか道路が塞がっていたとかでは、それだけで大きなリスクである。可能性を考慮しておくのが重要だ。
・山を舐めてはいけない。計画書の個人装備欄に「登山靴」とあったら、独断でスニーカにするのはやめましょう。

□おまけ
 翌四日は、文句の付けどころのない完璧な青空だった。さすが晴れ男の誕生日だなどと思いたくもなる。大阪のビジネスホテルを出て、清々しい気分で近鉄電車に乗った。
 桜井に着いたのは八時半前、歩いて聖林寺に向かえば九時の開門にちょうどいい時刻だ。翌日の矢筈岳登山のために和歌山へ向かう電車の都合もあるので、贅沢だが帰りはタクシーを使うつもりで、大きなザックも営業所に預けてしまえばいいと思っていたのだが、駅前にあるはずの営業所が見当たらず、観光案内所でも荷物は預かれないと言うので、コインロッカを使うのも癪だから行き返りともそのまま背負って歩くことにした。
 素晴らしい初夏の陽気だ。青空に山の新緑、小川のせせらぎ、田んぼの土の匂い、瓦屋根の古い町並み。五月の薫りに鳥肌が立つような景色である。桃源郷と言っていいだろう。ここを歩くだけでも寄り道の甲斐があったというものだ。
 川沿いの道を里と山との境目近くまで上って行くと聖林寺だ。二年の夏にやはり雷鳥で曽爾高原を歩いた時にも一人で来ている。それ以来四度目だ。額から汗を垂らしながら階段を上ると、門からは大和盆地が見渡せた。
 まずは御本尊の大きなお地蔵さんにご挨拶して、他のお客さんが動く前に足早に収蔵庫へと上がる。戸をピタリとたてれば、ひやりと暗い堂内に、十一面さんと差向いである。何も言うまい、日本一美しい仏さんだ。正座してじっと見つめれば、ただ強く正しく生きねばならぬと思うのである。
 十分ほどして他のお客さんが上がってきたので、一旦席を譲って本堂に戻った。ご本尊のほかにも小さいながら綺麗な仏さんが何人か御座す。縁からは門前よりも広く街並みが見晴るかせた。
 初めて家族と来たときはどんな天気だったかしらん。高校の修学旅行で班の自由時間に無理やり来たときは今にも降り出しそうな曇りだった。一昨年は少し降っていた。今日は快晴だ。
 入違いで再び収蔵庫へ。研究生活が始まるので、学問が上手くいくことを願った。社会を豊かにすることが工学徒の使命であるから。名残惜しいが、駅まで歩いて予定の電車に乗るために、次に来た人と入替りでお堂を出た。
 門を出て坂を下りはじめると毎度、目に涙が滲んでしまう。振返れば、門前の八重桜が風に花を散らしていた。

  春過ぎて花の散りけるふるさとをもるみほとけにおもかげぞ立つ
  あさみどり思ひの色やうすきこきまなざし深きかげぞ恋ひしき


□総括
・伊吹山は、東京の人が何度も行くのは大変だけれども、人が少なく天気が良い日、出来れば夏の花の盛りの、しかし暑すぎない日に、一度歩いておくのはよいと思う。その際は是非、霊仙山や御在所岳と併せて。
・大阪西田辺も奈良桜井も、入る店ごとに優しくて、よい気持ちだった。京都駅のレストラン街の食堂も大きな荷物で行ってさほど嫌な顔をされなかった。伊吹の麓の土産物屋のお婆ちゃんはかなり高齢なうえに田舎風で、コミュニケイトするのには少し勇気がいる。