2017/9/24 谷川岳
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
谷川岳山行計画書
作成者:杉山
■日程 2017/9/24(日)・日帰り・23(土)前泊
■山域 上越
■在京本部設置要請日時 2017/9/24 18:00
■捜索要請日時 2017/9/25 9:00
■メンバー 5名
CL杉山 SL岩崎 菅沼 小暮 木口
■集合
9/23 JR上越線高崎駅19:33発・水上行先頭車両(6番線)
※土合は無人駅なためおそらくICカードが使えないので、切符の購入をお願いします。
■交通
□行き
JR上越線・水上行(6番線) 高崎19:33→水上20:39
JR上越線・長岡行 水上20:50→土合20:59
※高崎~土合間:1140円
※例として、JR湘南新宿ライン新宿駅17:23発(池袋駅17:29発)・高崎行を使うと、新宿(池袋)~高崎~土合の運賃は3020円(学割で2410円)です。JR高崎線上野駅17:31発・高崎行でも同額です。
※無人駅から帰ることになるので、学割を使う人は帰りの切符もあらかじめ買っておいた方がいいと思います。
□帰り
〇電車の場合
JR上越線・水上行 土合(12:39/15:34/18:16(終電))→水上(12:52/15:46/18:28(終電))
JR上越線・高崎行 水上(15:53/16:47/17:44/18:44/19:33/20:16/21:13(終電))
→高崎(16:56/17:50/18:48/19:48/20:37/21:20/22:21(終電))
JR湘南新宿ライン 高崎(17:12/18:14/19:15/21:05)→池袋(18:57/19:59/20:59/22:51)
JR高崎線(上野東京ライン) 高崎(16:59/17:47/17:59/18:47/19:07/…/22:33(終電))
→上野(18:48/19:40/19:53/20:33/20:53/…/00:14(終電))
JR快速アーバン 高崎(17:33/18:34)→上野(19:13/20:06)
※上にあげた例はすべて乗り換えなしのものになります。乗り換えを含めると本数はさらに増え、特に池袋行は高崎22:33発(赤羽経由)池袋00:20着が終電となります。
※片道101km以上で、かつ土合は大都市近郊区間から外れているので、途中下車ができるはずです(もしできなかったらごめんなさい)。水上は大都市近郊区間内なので、バスで水上に行って水上発の切符を買う場合は、途中下車はできません。つまりその場合、上牧駅で温泉に入るなら、まず上牧までの切符を買う必要があります。
参照したURL:https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/guide/02a.html
〇バスの場合
谷川岳ロープウェイ(12:20/16:10(終バス))→水上駅(12:43/16:33(終バス)) 670円
※学割を使うために土合発の切符を事前に購入していた場合は途中乗車になり損をすると思いますから、あまり使いたくないです。
■行程
〈0日目〉
谷川岳登山指導センター(土合駅から徒歩20~30分ほど)にて就寝。画像を見る限りでは詰めれば7~8名は就寝可能だが、先客がいる可能性もある。どうしても不可能であれば、土合で駅寝(CLがセンターの状況を偵察に行きます)。
〈1日目〉
谷川岳登山指導センター -10- 西黒尾根登山口 -1:15- 小ピーク -1:25- ラクダのコル -1:20- トマの耳 -10-
オキの耳 -10- トマの耳 -35- 天狗の留まり場 -30- 熊穴沢避難小屋 -40- てんじんだいら -15(ロープウェイ)-
土合口 -20- 土合駅
計 6:35(+15)
※谷川岳ロープウェイ 土日祝7:00~17:00 (3分間隔で運行) 1230円
■エスケープルート
ラクダのコブ手前の鎖場まで:引き返す
それ以降:そのまま進む
■地図
2.5万分の1:「水上」「茂倉岳」
山と高原地図:「16 谷川岳」
■遭難対策費
100×7円 計700円
■悪天時
9/23 12:00までに判断するつもりです。
■備考
□日の出日の入
日の出 5:26 (谷川岳オキの耳)
日の入 17:47 (谷川岳オキの耳)
□警察署電話番号
群馬県警沼田警察署 0278-22-0110
□山小屋等の施設情報
〇谷川岳肩の小屋 素泊まり2500円/人(幕営禁止) 休憩無料 トイレあり
サイトURL:http://www.minakami-onsen.com/tanigawa.php?itemid=198 090-3347-0802
〇熊穴沢避難小屋 無料 収容人数少なし(休憩なら10人程度は可能)
〇ビューテラスてんじん 9:00~16:30 てんじんだいら駅と直結 飲食可(観光地の範囲)
サイトURL:http://www.tanigawadake-rw.com/restaurant/
〇谷川岳登山指導センター 開所期間: 2/18~11/30,5:00~20:00 水場あり 0278-72-3688
参考画像1:http://doaieki.com/category/%E5%91%A8%E8%BE%BA%E3%81%AE%E5%AE%BF%E6%B3%8A%E6%96%BD%E8%A8%AD/
参考画像2:https://twitter.com/Snufkinski/status/835685136750403584
参考画像3:https://twitter.com/MountainWelfare/status/709853380877758464
□温泉
〇湯テルメ谷川 大人570円 9:00~20:30(最終受付20:00)
最寄りのバス停:谷川温泉(水上駅より水上温泉シャトルバスで約8分)
ただし終バスが谷川温泉16:23→水上駅16:42なので、土合→水上の本数の少なさを考えると入るのは厳しい。なお、歩くと駅まで40分。
時刻表及びバス詳細:http://www.kan-etsu.net/publics/index/45/
サイトURL:http://www9.wind.ne.jp/mizukikou/sub35.htm
〇ふれあい交流館 大人570円 10:00~21:00(最終受付20:30)
水上駅より徒歩12分 最寄りのバス停:ふれあい交流館(水上温泉シャトルバス)
浴槽が非常に小さいので今回は不向き。
サイトURL:http://www.minakami-onsen.com/spa.php?itemid=273
〇風和の湯 550円(2時間) 12:00~20:00
上牧駅(水上から東京よりに1駅)より徒歩5分
大きくはないがアクセスがよく、今回は入るならここ。
サイトURL:http://www.enjoy-minakami.jp/spa.php?itemid=583
□過去記録
2016年 谷川岳山行(西黒尾根)
谷川岳山行記録
作成者:杉山
■日程 2017/9/24(日)・日帰り・23(土)前泊
■山域 上越
■天候 晴れ
■メンバー(5名) CL杉山 SL岩崎 菅沼 小暮 木口
■行程
〈0日目〉
20:59 土合駅
21:18 地上へ上がる
21:45 谷川岳登山指導センター
22:00 就寝
〈1日目〉
4:30 起床
5:08 出発
5:15 西黒尾根登山口
5:55-6:09 小ピーク
6:47-6:57 一本
7:18 ラクダのコル
7:50-8:02 一本
8:21 ザンゲ岩
8:38-8:57 トマの耳
9:08-9:20 オキの耳
9:32 トマの耳
9:37-9:44 肩ノ小屋
10:23 熊穴沢避難小屋
10:45-10:50 分岐
11:05-11:11 天神山
11:20-11:55 ビューテラスてんじん
12:11 土合口
12:35 土合駅(地上)
総行動時間 5:11(+休憩1:58) コースタイム-1:24
■記録
〈0日目〉
〇交通
都心に住む人なら、高崎経由から上越線で水上に向かうまではおそらく確定で、あとは引き続き電車で行くか、もしくはバスを使うかして土合に行くことになると思う。歩くには遠い。土合は500段弱に及ぶ長い階段で有名だが、実は上りのホームに関しては普通に地上にある。せっかく土合くんだりまで行くのに“モグラ駅”っぷりを楽しまないのは勿体ないし、いちいちバスに乗り換えるメリットを感じないので、電車を使うことにした。学割を使えば、新宿や池袋、上野あたりから土合まで往復5000円弱といったところ。
〇土合駅
小学校の遠足で訪れて以来だが、当時あの長い階段から受けた衝撃は今もよく覚えている。というか、階段以外はあまり覚えていない。何しに行ったんだろう。例の階段は500段弱もの長さがあるとはいえ、5段ごとに踏面が長くなっているうえに蹴上が低いので、傾斜は大したことがない。一応、疲れた人用に時折ベンチが置いてあったりするが、さすがに登山客には不要だろう。階段を登りきると廃墟じみた通路が続き、右に折れると改札がある。無人駅とはいえ改札は自動だろうなどと思っていたが、甘かった。「きっぷ入れ」と書かれた銀色の箱が備え付けられているだけで、その気になればいくらでも出入り可能である。シーズン中は多くの登山客が利用するはずだが、これでは不正乗車が頻発するのではないか。改札そばには「みなかみ観光マップ
ご自由にお取りください」という立て看板があったが、箱の中には大きな蛾の死骸が入っているだけだった。お取りくださいと言われても…。待合室はかつてマナーの悪い登山客が火を多用したために封鎖されてしまったが、それでも駅寝する場所にはさほど困らなさそうである。ただ、椅子は一つ一つひじ掛けで区切られているため、横になることはできないつくりであった。また、今回は駅寝するパーティはわずかに1つだったが、シーズン真っ盛りの8月、ないしは紅葉が本格的に始まる10月にはおそらく人でいっぱいになると思われる。先に言ったように改札はいくらでも出入りできるので、万一上で寝られないようなら引き返して階段で寝るのも一つの手だろう。寒そうだが。
〇谷川岳登山指導センター
土合駅を出ると前を走る湯檜曽川の音が聞こえる。右に曲がってひたすら道沿いに進めば、20~30分で2kmほど先のセンターに着く。最初の誤算は、道がほとんど完全な暗闇だったこと。街灯はただの一つもなく、時折通り過ぎる車に存在を伝えるためにも、ヘッドランプを出さねばならなかった。結局センターに着いたのは21:45だったが、中には先客が3名。登山届受付のほかにトイレと水場があり、それからセンター手前にある資料館の玄関先には自動販売機も。中には横になれそうな長椅子が4つ、丸机1つ、大きな四角い机が2つにベンチが4つ。奥の板の間は、予想通り詰めれば8人は寝られる様子だったが、あくまで詰めればの話。先客がばらけていたので7人寝るのがやっとであり、CLは長椅子で寝ることに。こういうことを避けたいなら、一本早い電車(17:57着!)に乗ってもよいかもしれない。なお、長椅子の1つは足がガタガタで、体重移動するたびに足が床にドンとぶつかってやかましい。それに身長170cmちょいの僕がギリギリ収まる程度の長さだったため、高身長の方は長椅子で寝るのは厳しい。菅沼さんいわく板の間も178cmが限界とのこと。また、板の間側の電気は消えるものの、入り口及びトイレ周辺の電気はつけっぱなしである。特に長椅子で寝る人はアイマスクをするなり顔にタオルをかけるなりしないと寝付けないと思う。CLは1:30から突然眠気が消し飛び、2:30ごろに先客パーティの誰かが発した奇妙な寝言(文字に起こせない)で完全に覚醒。3:00には彼らのアラームが爆音でしばらく鳴り響き、加えてとくに遠慮なく行われる会話とクライミングギアのこすれあう音にやられた。岩崎さんに至っては3時間くらいしか寝ていないらしい。そういえばセンター内は火気厳禁だと勝手に思い込んでいたが、先客らは火を使っていた。特に問い合わせたわけではないので、火器を使ってよいものかはわからない。まあ荷物になるし、前泊する程度ならわざわざ鍋と火器を持っていく必要はないと思う。
〇西黒尾根登山口~小ピーク
センターから10分弱歩けば登山口の道標が現れる。別段言うこともない、普通の樹林歩きである。いきなり厳しい急登を…という記述もネットには散見されるが、これなら新歓で行った丸山の急登の方がよっぽど厳しい。直前に草津白根で沢をやっていた木口さんと小暮も特に問題なくついてきていた。コースタイムでは小ピークまで75分となっているが、40分で着いてしまった。とりあえず日焼け止めを塗り、出発。
〇小ピーク~ラクダのコル
エアリアには“日本有数の急坂”などと恐ろしいことが書いてあるが、少なくとも樹林帯に関しては大して急な坂はない。右手に生える樹々は時折密度を薄くし、隙間から谷川岳の双耳峰をのぞかせる。CLは樹林帯より開けた稜線のほうがずっと好きだが、こういうのはなかなか奥ゆかしくて(?)悪くないと思った。しばらく歩くと突然視界が開け、天神尾根側の景色が広く姿を現す。少し進めば最初の鎖場に突入。ここが最も長いとはいえ、手足を置く箇所は豊富にあるのでさほど難しくない。このあたりから右手にマチガ沢と谷川岳東壁がよく見え、標高2000mに満たないとは思えない絶景が広がる。メインの鎖場はあと2、3あるが、後半は足をかける場所が少なくなり、岩登りがへたくそなCLは困った。木口さんはさすがの身のこなしで、CLには足場に見えない足場を使って難なく登っていた。後に続く小暮も、運動神経がいいのか直前の沢で磨かれたのか、そつなくこなしていた。菅沼さんは岩登りが好きではないらしい。ラクダのコル自体は特別広いわけではなく、道標が立っているだけである。
〇ラクダのコル~トマの耳、オキの耳
道標を過ぎて少し進むと、右手前へ折れる巌剛新道への分岐が現れる。エアリアだとラクダのコルが分岐なように見えるが、実際はそれなりに離れているようだ。このあと、ひたすらに岩場を登り続けることになる。ここはまあ急な登りと言っても差し支えない程度で、調子に乗って進むと軽く息が切れた。日本三大なのかと言われると疑問が残るが…。30分ほど歩くと左手にザンゲ岩が現れるが、名称がついているからと言って特異な形をしているわけではなく、なぜよりによってこの岩に俗事を懺悔する必要があったのかわからない。分岐のあたりに差し掛かると突然地形がなだらかになり、目印の鉄塔や道標が目に入る。天神尾根からの登山客もこのあたりは通りうるので、より整備されているのだろう。いよいよたどり着いたトマの耳からの展望は、素晴らしい好天のおかげで大変美しかった。特に平標山へ続く稜線は絶品で、登山道に沿って鮮やかな赤色が伸びる光景はこの季節の谷川ならではのものだろう。今回は日帰りだけれども、いずれあの稜線を歩いてみたいな。山頂は時間が過ぎるのが早いので、休憩もそこそこに一旦オキの耳へ。オキの耳から見るトマの耳は想像以上にダイナミックな形をしていた。
〇オキの耳~肩ノ小屋
分岐を右に曲がり、木口さんが平岩さんからおつかいを頼まれていたワッペンを買うために肩ノ小屋へ。あまり長く滞在しなかったので小屋の詳細はわからないが、少なくとも流れてくるトイレのにおいはなかなかきつかった。カッコいい手拭いがあったら買おうと思っていたけれど、ピンと来なかったので今回はパス。
〇肩ノ小屋~熊穴沢避難小屋~分岐
ここからは天神尾根ルートで下ることになるが、日曜ということもあって大量の登山客が下から押し寄せてくる。幼い子供を連れた人も多く(未来の山エリート?)、石ころを転がすわけにはいかないのであまり素早くは下れない。いくらかある鎖場の前には、たいてい長い列ができていた。ここから1、2週間すると天神尾根の利用者はさらに増えるだろうし、西黒尾根コースで時間との戦いになるとしたら登りよりむしろ下りかもしれない。天狗の留まり場はどういうスポットなのか把握していなかったが、大きな岩の上に登って西側を眺められる、というもののようだ。一度に結構な人数が登れるようだけれども、混雑ぶりを考えてスルー。熊穴沢避難小屋もほぼ素通りしたが、小屋の壁に大きく「←ロープウェイ」と書かれているので迷う心配はない。ちらほら木道の混じる道を行けば、そのうち分岐へ着く。
〇分岐~天神山~ビューテラスてんじん~土合駅~水上駅
時間と体力にかなり余裕があったので、協議のすえ天神山を経由してからロープウェイ駅へ向かうことにした(20分ほどしか変わらないとはいえ、選択肢の一つとして計画書に書いておくべきでした)。天神山自体はほんの少しこんもりした程度のピークで、隣にずっと大きなリフトの建物があるぶん余計にこじんまりして見えた。安ければリフトで帰ることも考えたが「往復720円」の表示しかなく、どうせならそのぶん食べ物に回そう、ということで歩いて進むことに(実際は片道410円だったようです)。エアリアだとよくわからないが、天神山からロープウェイ駅までは歩いて10~15分ほど。道は整備されているがかなり傾斜がきつく、調子に乗って駆け足になるとなかなかスピードが落とせない。CLは溝につまずいて数m吹っ飛んだ。ロープウェイ駅にはビューテラスてんじんというレストラン・売店が直結しており、谷川岳まで登る気はないが景色を楽しみたいという方が多く訪れるようで、山中でありながら自分たちの格好は浮いていた。入口にある望遠鏡からは山頂がなかなかクリアに望める。お金を払わずとも利用させてくれるのはうれしい。レストランはどうも谷川の水を使ったコーヒーが売りらしく、小暮以外は400円のコーヒーゼリーを頼んだ(小暮はかき氷)。上にソフトクリームが乗っていて、結構おいしい。30分ほど休憩したあと、ロープウェイを使ってどあいぐちへ。ロープウェイに揺られている間、木口さんはひたすら沢の様子をチェックしていた。結局CLの予想より一本早い12:39発の電車に乗ることができ、13時前には水上へ到着。次の電車まで時間があるのでいったん途中下車し、駅前に並ぶ店をちょこちょこと見て回った。このとき小暮がキャベツサイダーとかいう地雷を進んで踏みに行ったのは驚いた。一口もらったが、腑抜けたメロンソーダという感じ。
〇温泉
上牧駅にある風和の湯に行く予定だったが、予想より3時間近く早い下山となったので、高崎駅まで行ってから温泉に入ることになった。駅から徒歩12分ほどのところにある「さくらの湯」は、入浴料が公式サイト内ですら500円だったり700円だったりとブレブレだが、実際は550円だった。1000→700→500→550という変化をたどったらしい。幸運にも5回分の回数券が2000円で利用できたので、今回は1人あたり400円で済ませることができた。お湯の質まではわからないが、体感36~37℃くらいのぬるま湯が心地よく、普段は烏の行水なCLも1時間以上浸かっていられた。牛乳を飲んだら駅に戻り、全員でそばをいただいてから帰路に就く。メンバーのみなさん、お疲れさまでした。
■総括
SLをすっ飛ばしていきなりCLとなり谷川岳に行くのは不安もあったが、複数の先輩方から助言をいただいたおかげで、無事山行を終えることができた。谷川岳という山は、ファミリーからハイカー、沢屋にクライマー、果ては山に登らない人まで、あらゆる層の人々が楽しめる懐深い山だった。谷川から延びる稜線は本当に美しいので、今回残念ながら都合が合わなかった39期にも是非いつか登ってほしい。
■反省
・分岐から天神山を経由してロープウェイ駅に向かうルートは十分選択肢にあったので、あらかじめ計画書に記載すべきだった。
・今回でいうリフトのように、必ずしも利用するとは限らない施設についても金額や稼働時間を事前に調べておくべきだった。
・ロープウェイの稼働時間はきちんと頭に入れておくべきだった。
・万一撤退することを考えて、土合発の電車はもっと早い時間帯のものも調べて記載すべきだった。
■雑感
・今回はカルピスの青森りんご味(原液)を持っていったが、あまりカルピス感がなかった。美味しいけれど。
・「三大急登」の響きに過剰に期待しすぎた。逆に言えば、あまり怖がる必要はない。
・エアリアには天神尾根から登って西黒尾根を降りるというルートが紹介されていたが、意図がよくわからない。登りはともかく、あの鎖場を下るのは少し気が引ける。