2018/3/30 武川岳・伊豆ヶ岳

武川岳・伊豆ヶ岳ハイク計画書 第1.2版
作成者:平岩

■日程 2018/3/30(金)
■山域 奥武蔵
■在京本部設置要請日時 2018/3/30 18:00
■捜索要請日時 2018/3/31 09:00
■メンバー 計3名
 CL平岩 SL川瀬 尾田

■集合
 池袋駅06:35発 西武池袋線急行飯能行 先頭車両

■交通
□行き 計1280円
 池袋6:35-西武池袋線急行飯能行-07:31飯能
 飯能7:45-国際興業バス飯03名郷行-08:39正丸
 ※遅れた場合
 池袋6:50-西武特急ちちぶ3号西武秩父行-7:33飯能駅 特急料金として+500円
 次バスは、飯能駅8:51発とだいぶ時間があくので遅れないでください。
□帰り 簡略版
 12-16時台 26,59 毎時二本
 17:23,56 18:18,47~
 例)正丸-西武秩父線-飯能-西武池袋線急行-池袋
 1時間25分ほど。

■行程
 名郷-1:15-天狗岩-0:40-前武川岳-0:20-武川岳-1:10-山伏峠-0:50-伊豆ヶ岳-0:30-長岩峠-0:25-正丸峠-0:40-正丸峠分岐-0:20-正丸駅
 計6時間10分

■エスケープルート
 武川岳まで:引き返す
 伊豆ヶ岳まで:山伏峠へ向かい、名郷バス停へ[1:00]
 伊豆ヶ岳から:そのまま進む。疲労状況によっては、五輪山から[1:00]又は小高山から[1:10]かけて正丸峠分岐へ

■共同装備
 救急箱(アゲハ)

■地図
 2.5万分の1 「正丸峠」
 山と高原地図 「22奥武蔵・武甲山」

■遭難対策費
 メンバー 3人×100円=300円

■備考
 埼玉県警 飯能警察署 042-972-0110
 秩父警察署 0494-24-0110
 日の出  5:33
 日の入 18:03(共に伊豆ヶ岳)
 *雨天時中止:前日17時までに判断
 *参照:
 2014年度 伊豆ヶ岳ハイク
 2016年度 武川岳・二子山山行

武川岳・伊豆ヶ岳ハイク記録
作成者:平岩

■日程 2018/3/30
■山域 奥武蔵
■天候 快晴
■メンバー (オーダーは適宜変更)
 CL平岩 SL川瀬 尾田

■タイムスタンプ
 0848 名郷
 0900 登山口
 0923 小休止
 0926 発
 0947 展望地 一本
 1000 発
 1101 前武川岳通過
 1118 武川岳
 1145 発
 1230 山伏峠通過
 1244 一本
 1250 発
 1317 伊豆が岳
 1356 発
 1418 小高山通過
 1458 旧正丸峠との分岐 一本
 1509 発
 1515 車道合流地点
 1545 正丸駅

■総括
 岩場あり、尾根上の展望よし、沢沿いの道ありと存分に山歩きが楽しめた。春先は山麓の花々が咲き乱れ、華やかで良い

■記録
 0848 名郷
     バス停脇に綺麗なトイレあり。そこから登山口までは住宅街の舗装道を行く。
 0900 登山口
 0923 小休止 
     典型的な杉林ゆえ花粉症の人には辛い。尾田さんのくしゃみがとまらない、私は目がかゆい。軽く休憩。
 0926 発
     標高600mあたりで、地形図では尾根に道がついているが、実際は通行不能扱い。旧登山道の入口には看板が立ちトラロープが貼られているので、エアリア通りにトラバースすれば問題無い。
     道を進むと、カタクリの花が咲く場所があった。私が想像していたカタクリは、紫色でシクラメンみたいな形状の花だが、この桃色の花弁が開いている花もカタクリらしい。なぜ花弁が開ききっているのだろう。
     天狗岩で男坂と女坂に分岐。女坂は雪融け後あまり踏まれていない雰囲気だったので男坂をとる。この先は石灰岩の岩登りだが、手も足もかける所があり鎖も無いので、新入生の岩場入門に良さそうな感じだ。後ろを振り返れば視界が開けており、大変気持ちよい。
 0947 展望地 一本
     棒の嶺方面への展望が大変良い。川瀬さんから伊勢仕様のえいようかんを頂く。
 1000 発
 1101 前武川岳通過
 1118 武川岳
     山頂には車で名郷から来たという女性が一人いた。バス停以来初めて人に会った。ここも南方が開けており、棒の嶺や高水三山がよく見えた。ごはん休憩。
 1145 発
 1209 一度車道を横切る
     地形図やエアリアでは登山道と交差していない表記の、新田からの道路が延長され、登山道と交差していた。このあたりは北側の木が伐採され、展望が良いので、ヘリコプターが飛んでいる姿が見える。車体に「埼玉県警察」と書かれており、伊豆ヶ岳北方を延々と低空飛行している。登山者を捜索しているのか。
 1230 山伏峠通過
 1244 一本
     伊豆ヶ岳への登り直しが少しきつめなので休憩。
 1250 発
     その後は居酒屋にあるものかつ字数縛り付きのしりとりに勤しむ。
 1317 伊豆ヶ岳
     山頂は貸切。山頂周辺の木は葉を落としており、360度眺めが良い。桜の立派な大木はまだ蕾。好天の中お昼寝しようとしたら、おじさんが一人やって来た。さっきのヘリは、60代の人と子供(孫?)から道に迷っている旨の通報があり、彼らを捜索していたようだと話を伺う。彼らは見つかったらしい。良かった。
 1356 発
 1418 小高山通過
     西側の展望が意外と良い。
 1458 旧正丸峠との分岐 一本
     奥村茶屋以降は沢沿いの道。最初は枝が散乱し水もちょろちょろ流れており、足場が悪かったが、このあたりでは普通の道になる。尾田さんから果物がたくさん入ったカップゼリーを頂き、エナジーチャージ。
 1509 発
 1515 車道合流地点
     これ以降車道歩き。季節柄、ミツマタやミツバツツジなどの鮮やかな花が咲き誇る。庭やお寺の垂れ桜も満開で、春爛漫といった雰囲気だったのでのんびり歩く。
 1545 正丸駅

■反省
・CLの落し物癖。バスに颯爽とカメラを置き忘れたが、尾田さんがすぐに気がついてくださり、事無きを得た。助かりました。
・この時期、スギ花粉への対策は欠かせない。

■雑感
・メンバーの皆さんのおかげで、何のハプニングも起こらずに終えられた穏やかなハイクだった。ありがとうございます。
・元々は休暇村奥武蔵の温泉に行こうと伊豆ヶ岳を計画したが、まだリニューアルオープンしていないことに気がつき、武川岳とのセットに変えた。温泉へは行けなかったものの、想像以上に山麓の花々が美しく、この時期のハイクの良さを見直した。
・山行は時間つぶしで、それ以降が本番!? 一年に一度、3時間しかライトアップしないという、川瀬さんの文句に釣られ、三人で野川沿いの桜を見に行くことに。布田駅で夕飯を取り空が暗くなるのを待ち、野川へと向かう。桜は白く照らされ、神々しい。誓子の句に「水銀燈照らし桜を蒼くする」というしめやかな桜を描写するものがあるが、それとは対照的に、LED電球に照らされると白さが際立ち、結構派手。眩い桜の下に人が群がり少しづつ進む様を見て、尾田さんが初詣のようだとおっしゃていた。川瀬さんは、西行の和歌、
 「花見にと 群れつつ人の 来るのみぞ あたら桜の とがにはありける 」を連想させるとも。
 桜を存分に堪能したのち解散。おまけがつく山行も良い。