2018/4/7 陣馬山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
陣馬山新歓ハイク計画書 確定版(2018/4/6時点)
作成:小暮
■日程 2018/4/7(土)
■在京本部設置要請日時2018/4/7 18:00
■捜索要請日時 2018/4/8 9:00
■山域 高尾・陣馬
■メンバー (計13人)
CL小暮 SL杉山 児玉 吉田 薩摩 石賀 牛 青木 在田 伊藤 下田 鶴田 鈴木
*隊分け(暫定)
一隊
小暮(CL) 吉田 薩摩 青木 鈴木 伊藤
二隊
杉山(SL) 児玉 石賀 牛 下田 鶴田 在田
■集合場所 JR高尾駅 08:44発中央本線(小淵沢行き)先頭車両
■交通
(往路)高尾~藤野(JR中央線普通) 237円
8:44-9:02/9:20-9:33/9:47-10:00
(復路)藤野~高尾(JR中央本線)237円
14:08 -14:21/14:39 -14:51/15:10-15:23/15:45-16:10(東京行)/16:11-16:30/
16:44-16:56(東京行)/16:56-17:08/17:29-17:42/~23:19(終電)
*補足
京王線とJR中央線の新宿の出発時刻と高尾の到着時刻を載せておきます。
京王線 360円(+237円藤野まで)
7:17-8:23(調布乗り換え)/7:26-8:23(笹塚で乗り換え)/7:30-8:23/7:40-8:28
JR中央線(藤野まで合計972円)
7:35-8:19/7:51-8:34
■行程(合計4:20)
藤野駅~0:15~福王寺~0:15~陣場登山口~0:20~陣谷温泉~1:10~奈良子峠~0:40~陣場山~0:50~栃谷~0:20~陣場登山口~0:15~福王寺~0:15~藤野駅
*人数が多いので二隊に分かれて行動。
■エスケープルート
陣馬山山頂まで:引き返す
それ以降:そのまま進む
■共同装備
救急箱(アゲハ)
鍋(Alminium竹)
ヘッド(緑9)
ガス缶*1
調理セット(ガジャ・マダ)
ツェルト(ブラヴォー)
ツェルト(杉山私物)
■地図
2.5万分の1「与瀬」
山と高原地図「高尾・陣馬」
■遭難対策費
100円/人* 8人
計800円
■備考
津久井警察署042-780-0110
日の出5:20 (4/7 陣馬山山頂富士見茶屋)
日没18:13 (上記と同様)
*参照:
2009年度 陣馬山新歓ハイク
2008年度 陣馬山新歓ハイク
陣馬山新歓ハイク山行記録
作成:小暮
■日程 2018/4/7(土)
■山域 高尾、陣馬
■天気 曇り
■メンバー
CL小暮、SL杉山、児玉、吉田、薩摩、石賀、牛、青木、在田、伊藤、下田、鶴田、鈴木
■行程
09:49 藤野駅出発
10:14 御岳神社
10:26 陣馬登山口
10:37 県立陣馬相模湖自然公園入口通過
11:00-11:10 陣馬の湯 姫谷(一本)直後登山道
11:25 車道とぶつかる
12:56-12:05 奈良子峠(一本)
12:37 山頂
14:08 山頂出発
14:50 栃谷休憩所付近の車道にぶつかる
15:37 福王寺
15:50 藤野駅
総行動時間 6:01
■記録
初CLを務めるからなのか、集合時間の50分ぐらい前に高尾駅に着いてしまう。新歓山行なので遅刻することは許されない、当日の朝の心配事の3割ぐらいを占めていた。残りは何かというと、新入生がちゃんと来てくれるかということと初CLの山行を無事終わらせることができるかである。前者に関しては時間通りに集合場所である高尾駅に全員来てくれれば良いのだが、別に遅刻や欠席をしようとも新入生とちゃんと連絡を取れれば良い。自分が駅に到着して約10分経過、新入生の一人がやってくる。集合の約30分前に早朝の高尾にくるなんて素晴らしい、内心とても感動していた。それから続々と上級生も含め、メンバーが集まり始める。やってきた上級生のメンバーに対し、新歓山行は新入生がしっかり集合してくれればほぼ終了、などといった新歓ジョーク(笑)をとばしていた時であった。新入生の一人から遅刻連絡が入る。もちろん、遅刻することはある程度予想してはしており、一本遅い電車に乗ったとしても十分時間的余裕はあった。集合時間を直前に予定していた藤野行きの列車にメンバーのほとんどが乗り、CLの自分が遅れてくる子をキャッチすることにした。ところが、集合時間になってもメンバーの前に姿を現さずかつ連絡も取れない新入生がさらに一人いることに気づきはじめる。かなり焦るというかむしろ何があったのだろうかと心配ではあった。予定していた電車は出発し、それを見送った自分はどうしたものかと本格的に悩み始める。とりあえずg-mailアドレスにメールを2通ほど送ってみたが反応がない。まあ、新歓だし仕方ないのかと思い始めたときであった。携帯に連絡の取れてなかった新入生から一本の電話が入る。電話の内容を要約すると予定通りの電車に乗ったが、メンバーらしき人間と誰とも会えず、連絡しようとしても携帯が壊れておりどうしようもないから計画書にのっている藤野に降りて公衆電話から連絡しているというようなことであった。本人は乗る車両を間違えたと言っていたが、反省すべきなのは計画書を作った私である。まず計画書に何番線集合なのか書かなかった。電車が発車する番号線を探す作業は意外と始めて来たよくわからない駅で行うのは慣れてないと意外と大変な作業である。次に、集合場所を先頭車両といった曖昧な表現にしたことである。せめて号車指定をすれば今回のようなミスは起こらなかったはずである。普段の山行ならまだしも、新歓期において新入生が勝手をよくわかっていないのは当然なので、せめて集合場所についてはかなり詳しめに指定した方が新入生に不要な不安や心配ををかけることはなかった。新歓期はなるべく新入生の負担を減らすように山行計画書を書くべきだったと今更であるがとても痛感している。
なんだかんだあったが無事全員藤野駅に到着。とりあえず先についていたメンバーと合流して新入生と上級生で顔合わせを兼ねた挨拶を行う。いよいよ山行スタートだ。と張り切っていた矢先に道路や駅のわきに出ていた、陣馬山登山口の標識を見落とすミスをしてしまう。登山口へとは続かない道をしばらく歩き続け異変に気付き、おかしくないですか?とメンバーに尋ねたところ標識の存在を知らされ引き返す。もしも、同じミスをしてしまったら山では致命的ミスになりかねない。登山口へ方向修正をしたのちは、一車線しかないような細いトンネルを通り川沿いを歩いた。木口さんのいつもの沢トークを横耳に、登山口はまだかと車道歩きのだるさを改めて痛感。しばらくして登山口についたものの、車道横にただ登山口と書いてある石がおいてあるだけだった。登山口とはただ名ばかりだと感じながら、おそらく昔はこの地点から本格的に登山道が続いてたんだろうと思った。しかし、いま実際に目の前に続くのは車道であり、これから行うものを果たして山行と呼んでいいのか少し疑問であった。山奥の道に進んでいくうちに車通りがほとんどなくなるため、メンバー全員が横に並んでおしゃべりをしている。ますます山行っぽさがなくなる。 ずっと車道を道なりに進んでいき、陣馬の湯をすぎてしばらく経ったところで車道と登山道に分岐しているポイントを発見。うかうかしていたら、それまでの調子で車道をいってしまいそうだ。別に車道を行っても登山道を行ってもどのいみち合流するのだが。登山道に入る前に一本休憩を入れる。隊分けをするか少し悩んだが、他に登山者がいなさそうだったので全員で行くことにした。いよいよ登山道に入る。さっきの車道とは変わって、初めは少しきつめの坂であった。何人かの新入生は少し辛そうだったので、大丈夫かとか頑張ろうとかいう声をかける。基本的に樹林帯であったが踏み跡もしっかりしていて歩きやすかった。そして、また車道にぶつかる。また、車道かとうんざりしながらもまたすぐに登山道に入る。途中薩摩さんにペースが早いと注意をくらい少しぺースを抑えながら登り続ける。SLの杉山が新入生と植物についての話で盛り上がっていたが、具体的に何について話しているのかよくわからなかった。奈良子峠について、一本休憩。陣馬山とは逆の方向に行ったらどうやら景信山に続いているらしく、景信山と陣馬山をつなぐ道にはそこそこ登山者がいた。かなり、しっかりした道でこれまで数多くの登山者が来たことが容易に想像できた。山頂まであと少し、山頂に向けて出発。途中25000分の1の地図を見ながら歩いていると、地図上と実際で広葉樹と針葉樹の位置が左右で真逆になっていることに気づき、焦ったが方位磁針で確認したところあっていたのでそのまま進む。
山頂到着。少し曇ったような天気で少し肌寒かった。何人かの新入生も寒そうにしていた。事前の連絡で防寒対策はしっかりなどといった曖昧な指示ではなく、最低何枚は上着を持って来ましょうとか言えると新入生が寒い思いをする必要がなくなるかもしれない。山頂のよくわからない馬のようなモニュメントの前で写真をとったあと、焼きそば作りを始める。日帰り山行では基本的に時間がないので山頂で料理はできないが、時間もたくさんあって、しかも新歓なので焼きそばを作る。新入生の何人かにソーセージなどを切ってもらって調理を始める。ところが、13人前を作るのに鍋を一つしか持ってきていないのは大きなミスであった。おかげで二回に分けて調理をする羽目になってしまい、ただただ寒いだけであった。人数と量をしっかり考えて道具を揃えたい。ただ、自分で作っといてあれなのだが、できた焼きそばは控えめに言って美味しかった。そんな中、石賀はかなり寒いのに仮眠をとり始める。新歓ハイクでそういう行動を取ることができるなんて、やはり感心してしまう。さすがだぜ。
しばらく、山頂で過ごし片付けなどひと段落つき、さっさと下山することに。何人かが合唱曲を歌っていたがあっという間に降りてこられた気がする。気がついたら車道についていた。やはり陣馬は車道しかないのか。正直言って下山は車道の方がとても長く感じた。車道に出たら下山報告をすまし、無事山行終了。
■反省点
計画書で集合場所は具体的に明記すべし。
特に新入生に対して、防寒対策も具体的に明記すべし。
共同装備の数はしっかり人数を考慮しから用意すべし。
■結論
陣馬は車道ばかり
石賀は寝る
■雑感
記録から見てもわかるように、新歓ハイクにおいてはほとんどの関心ごとは私の場合、出発前の集合に向かう。よって当日、想定外の事態に困惑しないようにするために予防線はしっかり張っておこう。