2018/4/28 棒ノ折山

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
棒ノ折山ハイク計画書3版(4/27)
作成者:木口

■日程 2018/4/28(土) 日帰り・予備日なし
■山域 奥多摩・奥武蔵
■在京本部設置要請日時 2018/4/28 18:00
■捜索要請日時 2018/4/29 09:00
■メンバー 計22名 (新入生13名)
 CL木口 SL杉山 ○平岩 ○川瀬 ○饗場 ○牛 ○小暮 ○鈴木 ○花井 ○新居 ○植田 ○蜂須 ○平林 ○福永 ○池部 ○小原 ○梶原 ○下田 ○鶴田 ○照井 ○野村 ○東山
 《隊分け(暫定、敬称略)》
  1隊(7名) 木口 川瀬 花井 新居 平林 鶴田 照井
  2隊(7名) 鈴木 平岩 牛 植田 福永 下田 池部
  3隊(8名) 杉山 饗場 小暮 蜂須 小原 梶原 野村 東山

■集合
 07:15 西武池袋線池袋駅 準急飯能行き1号車(7:20発)
 ※途中で合流される方はCLにご連絡ください。

■交通
 【行き】
  西武池袋線準急飯能行
   池袋(07:20)-飯能(08:15) 463円IC可
  国際興業バス飯03-2名郷行
   飯能(08:30)-さわらびの湯(09:11) 618円IC可
 《遅れた場合》
  西武池袋線準急飯能行
   池袋(07:50)-飯能(08:47)
  国際興業バス飯03-2名郷行
   飯能(08:55)-さわらびの湯(09:36)
 □帰り
  国際興業バス飯能行
   さわらびの湯(14:16/14:36/14:56/15:16/15:36/16:03/16:25/16:59/17:55)
   以降は河又名栗湖入口バス停(最終19:41)
   -飯能(15:01/15:21/15:41/16:01/16:21/16:48/17:10/17:44/18:38/.../最終20:23)
  西武池袋線
   飯能(最終23:25)-池袋(最終00:27)毎時6本程度 50-60分


■行程
 河又名栗湖入口バス停-35-白谷橋-85-岩茸石-25-権次入峠-15-棒ノ折山-10-権次入峠-15-岩茸石-85(滝ノ平尾根)-さわらびの湯バス停(計4時間30分)

■エスケープルート
 白谷沢の鎖場まで 引き返す
 それ以降 岩茸石から滝ノ平尾根でさわらびの湯へ下山
■地図
 25000分の1「原市場」
 山と高原地図「22奥武蔵・秩父」「24奥多摩」

■共同装備
□救急箱(アゲハ)
□救急箱(有紗)
□救急箱(臨時)

■遭難対策費
 39期以上
 100円/人 計900円

■雨天時
 前日12:00までに判断

■備考
 日の入 18:28(4/28 棒ノ折山)
 日の出 04:54(4/29 棒ノ折山)
 飯能警察署 042-972-0110
 奥多摩ビジターセンターホームページ(登山道状況確認)
  (https://www.okutama-vc.com)
 2017年度新歓ハイク記録

棒ノ折山ハイク記録
作成者:木口

■日程 2018/4/28(土)
■山域 奥多摩・奥武蔵
■天候 晴れ
■メンバー(20名)
1隊 CL木口 川瀬 花井 鶴田 照井 野村
2隊 鈴木 平岩 牛 植田 福永 新居 下田 池部
3隊 SL杉山 饗場 小暮 小原 梶原 東山

■タイムスタンプ(1隊)
 さわらびの湯発9:37
 白谷沢登山口発10:02
 林道に出る10:56
 林道発11:05
 岩茸石11:18
 権次入峠11:50
 山頂着12:02
 山頂発13:00
 岩茸石13:34
 さわらびの湯14:34

■記録(2隊)
 新入生2人から欠席、1人から遅刻の連絡を受ける。遅刻と途中合流以外のメンバーで予定の電車に乗り、地形図のコピーを配った。飯能駅で新入生とも無事合流し、バス停へ。既に人がたくさん並んでいたが、増便があって全員座ることができた。想定通り9時10分頃にさわらびの湯到着。
 さわらびの湯には消防と警察がいて、遭難対策を呼びかけていた。登山口のポストに入れるつもりだった計画書を手渡しする。自己紹介をしてトイレを済ませ、ひとまず白谷沢登山口まで全員で向かった。新入生は男子が2人欠席して3人になったため、男子3人が同じ隊になるよう隊分けを変更。結果、1隊花井くんは男子1人になってしまって申し訳ない。隊間隔は7分ほどと決めて、出発。
 気温もそれほど高くなく快適に進んでいくと、沿いの道に入る。人も多く歩きやすい道で、水音とひんやりした空気以外の沢登り感はない。名物のゴルジュは短いがそこそこ見応えがあり、棒ノ折山が人気なのも頷ける。3日前の雨による増水を心配していたが杞憂で、新入生たちも渡渉点や鎖場など問題なく歩いてくれた。適宜休憩をとりながら(新入生からお菓子をいただき恐縮)林道に出る。10分休憩。
 林道を渡って最初の少しだけ急坂で、その後はなだらかで快適。岩茸石に登って写真を撮った。岩茸石は後ろが階段状になっていてスニーカーでも楽々登れる。ただし高度感があって下地が悪い。降りるのもちょっと怖い。しかし新入生は全く怖がっていなかった。今後に期待。
 岩茸石から山頂までは、木の根が露出する広い尾根で、広すぎてどこを通るか迷う。たくさんある階段がいくらか崩れていて、まるで意味を成していない。休み休み進んで山頂に着く。
 山頂は広く展望も良好。鈴木さんが水の足りなくなった新入生に水を配ってくれる。昼食をとり、お昼寝したり記念撮影をしたりして下山開始。あっという間に権次入峠を過ぎて、岩茸石に着いた。
 岩茸石の左後ろに隠れている滝ノ平尾根に進む。埼玉県警のヘリが遭難に注意と呼びかけていた。日が落ちると寒くなるので時間に余裕を持って行動しましょう。さわらびの湯までに途中に3回林道と交わる箇所があって、そのうち2回目の林道に出る点の数メートルは急斜面で残置ロープがある。問題なく通過して、休憩をとった。その後は一気に下山。
 さわらびの湯の原っぱで後続を待つ。全員無事に下山して、在京に連絡。アイスを食べて飯能駅で解散した。みなさんお疲れさまでした。

■総括
 昨年同様、沢沿いを歩いたり岩に登ったり尾根を歩いたりと変化のあるコースで、山頂も見晴らしが良く新入生にも楽しんでもらえたと思う。晴れなのに気温は高すぎないのも幸運でした。

■反省
 ・新入生には水を多めに持ってくるよう呼びかけていたが、多めにではなく具体的な数字を出した方がわかりやすかった。
 ・休憩をどうとるか考えないまま歩いていて、特に下りはろくに休まないで歩き続けてしまった。
 ・コースタイムに余裕があったので、本来の計画通りごはん山行でもよかったかもしれない。

以上CL木口の山行記です。以下2隊先頭鈴木さん、SL杉山くんの記録です。

■タイムスタンプ(2隊)
  9:40頃 さわらびの湯
 10:08 登山口出発
 10:32 -10:38 休憩
 10:50 白孔雀の滝
 11:15-11:21 休憩
 11:39ゴンジリ峠
 11:55-12:02休憩
 12:20 山頂
 13:10 出発
 13:57-14:03 休憩
 14:54 到着

■記録(2隊)
  9:40さわらびの湯到着。隊分けせず登山口まで向かう。登山口前の道路にて隊分け。平岩先輩、牛君から新入生へ登り方のアドバイスをしていただく。
 10:08 二隊出発。気温25度と暑いが、沢を通り冷えた風が気持ちいい。先週に比べて傾斜は緩く登りやすい道だった。
 10:32-10:38 沢沿いの道に入る前に休憩。後続の登山客を見送り、渋滞に巻き込まれず快適に進めた。クサリ場など特に問題なく進む。
 11:15-11:21 階段の前に休憩をとる。階段を登りきった場所に道路沿いのひらけた空間があったし、11:28には岩茸石に到着できた。早く休憩を取りすぎたと反省。岩茸石にて記念撮影。
 11:55-12:02 休憩。形ばかりの地点確認を新入生とともに行う。皆難なく解答していた。その後最後の階段をのんびり登り山頂へ。
 12:20-13:10 山頂、13:10二隊出発。普段よりややゆっくりめのペースで下る。林道二つ目との交差点前の下り坂(やや急)も誰も滑ることなく進めた。ぬかるんでいなかったからだろう。
 13:57-14:03 階段を椅子代わりに休憩。登っている時には腹立たしい階段もたまには役に立つようだ。
 14:54 さわらびの湯到着。休憩の後飯能駅へ向かい解散。Suicaのチャージをしている間に上級生集団とはぐれた。また、数人の新入生を自力で帰らせてしまった。解散後ではあるが、(私の)配慮が足りなかった。

■総括
 地点確認や登り方のアドバイスなどなど、平岩先輩と牛君にはとてもお世話になりました。又、新入生の方々は暑い中お疲れ様でした。皆さんありがとうございます。


■タイムスタンプ(3隊)
 10:15 出発
 11:01-11:11 一本
 11:27-37 車道と合流
 11:46 岩茸石
 12:07 ゴンジリ峠
 12:18-13:16 棒ノ折山山頂
 13:25 ゴンジリ峠
 13:40 岩茸石
 14:25-35 一本
 15:03 さわらびの湯

■記録(3隊)
 オーダー:杉山 東山 小原 梶原 饗場 小暮
 棒ノ折山に登るのはもうこれで3回目だが、荷物が軽いのは今回が初めて。スタスタ歩きたくなるのをこらえて、「君が代」と「仰げば尊し」の中間(?)のペースでゆっくりと歩く。沢の涼しげな音色のおかげで気温の高さも苦にならない。前も後ろも登山者まみれで、棒ノ折の人気の高さがうかがいしれた。
 度重なる渡渉、ひんやりとした岩肌、時折現れる小滝、と飽きの来ない登山道であり、新入生も楽しんでくれたようである。ただしゴンジリ峠あたりからは崩壊した階段が多く、歩きやすいとはいいがたい。会話の絶えないパーティであったが、標高が上がるにつれて声のトーンは少しばかり落ちていった。
 山頂の眺望は何度訪れても素晴らしい。あれだけの登山者が一度にくつろげる広さも魅力的だ。GW初日ということもあってか本当に人が多く、天覚山山頂で出会った人の数より棒ノ折山頂で出会った犬の方が多いくらいだ。新入生たちも元気を取り戻して、熱心にシャッターを切る人、山座同定に取り組む人、木陰でゴロゴロする人、と様々だった。「景色といっても、山ばっかりですね」という人がいて、そりゃそうだと笑ってしまった。
 1時間ほどのんびりして、ぼちぼち出発する。去年は素通りした岩茸石だが、せっかくなので登って遊んでみた。特に怖がらずひょいひょい登る新入生もおり、今後に期待が高まるところだ。山頂から見て右側のややハングした部分にはハーケンがぽつんと1つ打ち込まれていた。岩の色に溶け込んでしまうくらい、すっかり赤茶色に錆びてしまっていた。あの位置ではマントル寸前に落ちたらグラウンドしそうだが…誰がどういう意図で打ったのだろうか。
 後はどうということもない普通の下り坂である。特に迷うような個所もなく、たわいもない話を繰り返してすたこら下山。もうさわらびの湯まであと数十mというところで道が二股に別れたので、地形図を見て左側(北側)に進んだ。右側へ行くとだいぶバス停から遠ざかってしまうような気がする。無事1,2隊と合流し、新歓ハイクは終了。CLの木口さん、その他メンバーと在京の皆さん、お疲れさまでした。