2018/5/19-20 雲取山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
雲取山新歓合宿計画書ver2
作成者 小暮
■日程 2018/5/19-20(土・日)
■山域 奥多摩・奥秩父
■在京本部設置要請日時 2018/5/20 18:00
■捜索要請日時 2018/5/21 09:00
■メンバー 計8名(新入生2名)
CL小暮 SL杉山 木口 鈴木 花井 牛 鈴木 三田寺
■集合
西部池袋・秩父線準急行(飯能行)池袋駅07:05発( 3番線)1号車付近
※途中合流する場合はCLまでお伝えください
■交通
□行き
西武池袋線・秩父線準急行飯能行 池袋06:15→飯能07:11
⇨ 西武池袋・秩父線各駅停車西武秩父行 飯能07:19→西武秩父08:18(772円)
**(間に合わない人)西武池袋線ちちぶ3号 池袋06:50 → 西武秩父08:13(772+700円)指定席
西武観光バス・三峰神社行 西武秩父駅09:10→三峯神社10:25(930円)
※遅れた場合
①西武池袋線ちちぶ3号 池袋06:50 → 西武秩父08:13(772+700円)指定席
②西武池袋線・秩父線快速急行・三峰口行 池袋07:05→西武秩父08:47(772円)
③西武池袋線ちちぶ5号 池袋7:30→西武秩父08:51(772+700円)指定席
④西武観光バス・三峰神社行 西武秩父駅10:05→三峯神社11:20(930円)
□帰り
西東京バス・奥多摩駅行
鴨沢(10:16/12:20/13:46/14:44/16:03/18:38(最終))→奥多摩駅(10:53/12:57/14:23/15:11/16:40/19:15(最終)) 630円
鴨沢→(徒歩10分)留浦(10:17/12:21/13:47/14:45/16:04/18:39/19:19(最終))
→奥多摩駅(10:53/12:57/14:23/15:11/16:40/19:15/19:55(最終)) 630円
奥多摩駅(12:02/12:35/13:05/13:36/14:05/14:30/15:08/15:27*/15:36/16:05/16:18*/16:34/16:54*/17:18/17:38/17:47/18:16/18:51/19:26/20:01/20:36/21:03…22:24(最終))
最終は新宿に帰ることのできる電車です
*はホリデー快速
■行程
1日目:
三峯神社バス停-0:25-妙法ヶ岳分岐-0:30-炭焼平-0:40-霧藻ヶ峰-0:15-お清平(お経平)-1:20-白岩小屋-1:10-大ダワ-0:30-雲取山荘
[計4:50]
2日目:
雲取山荘-0:30-雲取山-0:20-小雲取山-0:15-奥多摩小屋-0:20-ブナ坂-0:20-七ツ石山-0:25-堂所-1:20-小袖乗越-0:20-鴨沢バス停
[計3:50]
■エスケープルート
雲取山まで:引き返す
雲取山から:そのまま進む
※三峯神社(16:30)→西武秩父駅(17:45) 927円 最終
■地図
2.5万分の1 「雲取山」「丹波」
山と高原地図「26(旧25)雲取山・両神山」
■共同装備
テント
Dunlop V6 No.1
本体+フライ+ポール+ペグ
エスパース
本体+フライ+ポール+ペグ
鍋
Alminium 松
Alminum 竹
ガス器具
ヘッド 緑8
ヘッド 緑9
カート*2
調理器具
ガジャマダ
救急箱
エーデルワイス
■温泉
奥多摩温泉もえぎの湯
JR奥多摩駅より徒歩10分 営業時間:9:30~20:00 料金:780円
■遭難対策費
200円/人*8名
計1600円
■悪天時
決行致します
■備考
日出(雲取山 5/20)4:36
日没(雲取山 5/20)18:46
NHKラジオ第一(東京)594kHz
NHKラジオ第二(東京)693kHz
白岩小屋:0494-23-3338 素泊まり4000円
雲取山荘:0494-23-3338 テン場代1人500円/素泊まり5300円
雲取奥多摩小屋:0494-23-3338 素泊まり4000円
七ツ石小屋:090-8815-1597 素泊まり4000円
奥多摩温泉もえぎの湯(奥多摩駅より徒歩10分 780円)
西部観光バス・秩父営業所 0494-22-1635
青梅警察署 0428-22-0110
秩父警察署 0494-24-0110
西東京バスハイキング時刻表
(http://www.nisitokyobus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2017/03/20170401_hiking_okutama.pdf)
雲取山山行記録
雲取新歓合宿山行記録
作成:小暮
■日程 2018/5/19-20
■山域 奥多摩・奥秩父
■メンバー
CL小暮、SL杉山、木口、鈴木(雪)、花井、牛、鈴木(莉)、三田寺
■天気
1日目:小雨ののち晴れ
2日目:晴れ
■行程
・1日目
10:10 三峰神社
11:00 妙法ヶ岳の次の分岐(一本)
11:51 霧藻ヶ峰(一本)
12:29 半本
13:18 前白岩
14:12 一本
15:15白岩山(一本)
16:10一本
16:45雲取山荘
・2日目
04:50雲取山荘出発
05:18雲取山山頂
06:10奥多摩小屋
06:47七ツ石山(一本)
08:16一本
08:56車道
09:45小袖川バス停
■記録
・山行前日までから1日目
新歓の泊まり山行第二弾。そういうつもりで山行を計画した。当初、新入生は5名来てくれる予定だったが、気づくと2人まで減っていた…。新入生、大学に入学したばかりで皆いろいろ忙しいのだろう。そして、メンツの方に目を向けてみるとほとんどが39期。昨年、大雨で中止になった雲取での新歓合宿のリベンジをするべしと言わんばかりの感じであった。
話は前日から始まる。当初から雨が懸念され今週末に立つ山行は皆中止かな?と誰もが考えていたが、雨雲は早朝のうちに過ぎてしまうことがだんだんわかってきたため、決行を決定。ところが問題がもう一つ残っていた。西武秩父から三峰へ向かうバスがどうやらとてつもなく混むらしい。西武観光バスに電話したところ、一週間前は3本ほど増発便を出したが乗り切らなかったらしい。出発を早めなければ、もしも予定のバスに乗り切れず一本後のバスに乗った場合テン場に着くのがかなり遅くなってしまう。そう思い、一時間弱池袋集合を早めることに。翌日の早朝、男子勢は皆眠さのあまり皆そろって死にそうな顔をしていた。一人は物理実験の考察をやろうとしていたが大して進んでいないようであった。皆電車の中で爆睡していた。一方新入生と女性陣はしっかり前日睡眠を取ってきたのか元気そうな顔つきをしていた。羨ましい。これでメンバーは全員ではない。あまりのも集合の速さに始発では間に合わないメンバーが一人と寝坊した牛が特急に乗ってきたのである。
西武秩父に着いて、バス停に着くと案の定ならんでいる人がたくさんいた。近年、西武がパワースポットブームにあやかり三峰神社をパワースポットとしてかなり推しているため観光客が多いのだ。ところが、朝早いせいもあって人がバスに乗り切れないほど多くはなく予定より一本早いバスに乗ることができた。とは言っても座ることはできず一時間ほどバスに揺られ、三峰神社に到着。三峰神社はかなり観光化されており、トイレは流す音を流す機能付きのトイレが備え付けられているほど新しく、とてつもなく綺麗であった。軽く霧雨が降り、かなりガスってはいたがこれから晴れる予報が出ていたので、それを信じ登山開始。正直、ガスっていて視界が少し悪く、経験の浅いCLはとても不安ではあったが目をこらしながら前進。三峰神社の鳥居を通過し、妙法ヶ岳分岐、炭焼平まではほとんど平らな道が続く。途中で休憩を一本はさみ、炭焼平らに到着。昔、ここですみを作ったのだろうと思われる窯が一つあった。ここまではそこまで道としてはそこまできつくはないのでメンバーの顔に笑顔が見られる。ここらへんで天候がだいぶ良くなり晴れに。地蔵峠にかけて登りがきつくなり始める。ところが、ここで花井が謎のハイテンションぶりを発揮。突如としてネジがはずれよくわからない掛け声を発し始める。ちょっとよくわからない。やがて地蔵峠を越え、霧藻ヶ峰休憩所に到着。天候は完全に快晴、新緑を美しい山々を一望できた。そして、お清平、白岩山にかけていくつも急登が続いた。今、考えれば三峰神社とその日泊まったテン場の標高差を考えると1000mほどあるため、その分頑張って登らないといけないのだ。途中多めに休憩を入れながら、なんとか白岩小屋跡に到着。各階が潰れており、建造物として半壊状態でありよほど追い込まれ状況ではない限り、ここには止まらないのだろうと思われた。一方で、そこには絶景ポイントがありCLは写真をパシャリ。これからいくという方には是非とも一度立ち止まって眺めてほしいほど美しい景色であった。そこから出発するとすぐに白岩山に到着。ここ白岩山と雲取山荘はほとんど標高差がないため、本日の辛い登りは終了という感じであった。そしてあっという間に雲取山荘に到着。なんだかんだでもう夕方の5時近くであった。今朝、一本遅いバスに乗っていたらもっと遅くなっていたと思うと、集合をはやめておいてよかった。
雲取山荘は相当数のキャパを持っているとエアリアには記載されていたが、実際行ってみると意外とテントを張る場所がないことに気づく。なんとか場所を探し、自分たちが持ってきたテントを張り、晩飯のカレーうどんを作る。食当は私CLであったが、人数8人に対しうどんを7玉持ってきたのだが、メンバー一同少し物足りなかった模様、もっと持って来ればよかったと後悔。おそらく、今日1日の行程が長かったためみんなお腹が空いたのだろう。食事後すぐに就寝。軽く雲取山荘の状態いうと、稜線上にあるので風がとても強く寒い。またトイレはなんと水洗式でありとても綺麗。
・2日目
いつも通り朝3時に起床。花井が餅を煮始める。どうやら今日の朝ごはんはきな粉餅であるらしい。きな粉をかけた餅に真っ白な砂糖をかけて食べる。ベリーデリシャスであった。さっき言ったように、雲取山荘はとても寒いので朝ごはんを済ました後はすぐにテントをたたみ出発の準備を進める。作業の間トイレに行く途中見えた日の出はとても美しかった。みんなも本当に寒いと思っていたのだろう、思っていた以上に準備が完了し雲取山に向けて出発。前に他大野一行がみえ、ほぼ後ろにくっつく感じで登り続ける。途中なんとか仙人のレリーフはこちらと示す看板があってとても気になったが、寄り道するわけにはいかないのでスルー。そして、雲取山頂到着。遠くには富士山やアルプスが見え、夏合宿へのやる気を養う。記念写真をとり、10分ほど過ごしたのちすぐ出発。小雲取山から雲取奥多摩小屋直前まではほとんど登りはなく歩きやすい道が続いたが奥多摩小屋直前には少々足にくるような下り坂があった。CLも少しばかり疲れを感じた時であった。突如牛が坂道を猛ダッシュで降り始めた。いつものことだと思い、奥多摩小屋でまた合流。奥多摩小屋はかなりトイレから発される悪臭が近くを通っただけでも匂うほど。奥多摩小屋を利用するときには注意が必要だ。石尾根は軽く登りくだりはあったものの、楽々通過。そして、ブナ坂を通って七ツ石山へ。この間にはかなりの急登があり、息が上がってしまった。七つ石山に到着。そろそろ下山を意識し始め、バスの時刻表を確認、少し急いで降りなければ地上でバスを一時間以上待つ羽目になる子が判明し少し急いで降りることに。ここから鴨沢まではひたすらくだりが続く。みんな疲れているのかみんな急に静かに。急に黙り出した花井の様子がおかしいと思い話を聞いてみると、ただただウンコを我慢しているらしく辛くて話している余裕がないらしい。かわいそうな花井を励ますのと同時に少しペースを上げる。鴨沢までの道は標識もしっかりしていてとても歩きやすく、途中すれちがう登山客もそこそこいた。やがて登山道を抜け車道に出て、無事下山完了。そして、トイレを見つけ花井の抱えるお腹の爆弾も無事処理完了。
みなさん二日間お疲れ様でした。
■雑感
メンバーの代の上限が39期である初の山行であった。いくつかきつい坂があったりしたけど、みんな全体的に元気に山行を完遂することができらように感じた。また初泊まり山行CLとして大変なところもあったが、結果的に無事に下山できてよかった。