2018/6/30-7/1 燧ケ岳

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
燧ケ岳山行計画書第一版
作成:吉田

■日程 2018/6/30-7/1(土、日)(6/29夜発)
■山域 尾瀬
■在京本部設置要請日時2018/7/1(日)18:00
■捜索要請日時 2018/7/2(月) 9:00
■メンバー(計n名)
 CL吉田 SL児玉

■集合
 6/29 23:40 東武スカイツリーライン浅草駅 正面改札口前
 ※北千住、新越谷、春日部から合流可能です。
 北千住24:10発(140円引き)、新越谷24:26発(140円引き)、春日部24:42発(400円引き)
 途中合流したい方はCLまでご連絡ください。なお、途中合流したい人が多い場合は集合場所を変更したいと思います。

■交通
□行き
 東武線夜行列車 尾瀬夜行2355 6000円
 23:55浅草駅発
 浅草駅~(尾瀬夜行23:55)~3:18会津高原尾瀬口駅4:20~(バス)~5:50尾瀬御池
 3:50ごろまで列車内で仮眠可
 ※遅れると行く方法がなくなるので余裕を持って来てください。
□帰り
 鳩待峠11:00/11:50/12:40/13:40/14:30/15:20/16:30/17:20
 —(関越交通バス)—戸倉・鳩待峠バス連絡所  980円 約35分
 (人数によっては乗合タクシーに乗ることができる。)
 戸倉・鳩待峠バス連絡所12:07/12:35/13:12/13:30/13:45/14:19/15:12/16:02/16:45/〜/18:55/19:49(最終)
 —(関越交通バス)—沼田駅着 2050円
 13:24/14:02/14:30/14:55/15:15/15:36/16:29/17:29/18:07/〜/20:17/21:08(最終)
 沼田駅発
 13:31/14:37/16:10/17:04/18:01/19:01/〜/21:30(最終)
 —(JR上越線)—高崎—新宿駅着  2592円
 16:20/17:31/18:55/20:00/21:00/22:04/〜/24:32
 大宮以南学割適用可

■行程
□一日目
 尾瀬御池~1:00~広沢田代~0:50~熊沢田代~1:40~俎嵓~0:20~柴安嵓~0:20~俎嵓~0:20~御池岳~1:10〜長英新4合目~1:20〜長英新道分岐~0:20~尾瀬沼ヒュッテ
 計7:20
□二日目
 尾瀬沼ヒュッテ~0:20~長英新道分岐〜0:45〜沼尻〜0:40〜白砂峠~1:10~見晴新道分岐~0:10~尾瀬小屋~0:30~竜宮十字路~1:40~土場~0:40~富士見田代分岐~0:20~アヤメ平~0:40~横田代~1:00~鳩待峠
 計7:55

■エスケープルート
□一日目
 俎嵓まで:御池まで引き返し、尾瀬沼山峠にバスで向かい、尾瀬沼キャンプ場に向かう
 尾瀬沼山峠~1:05~尾瀬沼キャンプ場(尾瀬沼一周2:45)
 俎嵓から:そのまま進み、尾瀬沼まで降りる。
□二日目
 見晴新道分岐まで:尾瀬沼まで引き返し、沼田街道で大清水まで降りる
 見晴新道分岐から竜宮十字路まで :山の鼻小屋を通って鳩待峠へ
 竜宮十字路から富士見田代分岐まで:富士見小屋まで行き、判断。基本的にはそのまま進む。
 富士見田代分岐以降:そのまま進む
□エスケープ時の交通
〇一日目
・尾瀬御池—尾瀬シャトルバス—尾瀬沼山峠(所要時間約20分、520円)
 尾瀬シャトルバスは4:30〜16:50の間で30分から40分間隔で随時運行
〇二日目
・大清水9:15/11:05/11:55/13:00/14:07/15:00/15:50(最終)—(関越交通バス)—沼田(1時間30分)
・富士見下から戸倉までタクシー約15分2500円

■共装
テント:未定
救急箱:
鍋:
調理用具セット:
カート×3:
ヘッド×2:

■地図
 山と高原地図:14 尾瀬 燧ケ岳・至仏山
 2.5万分の1:「燧ケ岳」「三平峠」「至仏山」

■遭難対策費
200円/人
計200×n円

■その他
・テン場代一人800円
・温泉 ホテル玉城屋 日帰り入浴700円
・日帰り温泉「戸倉の湯」(尾瀬ぷらり館内)入浴料500円
・尾瀬戸倉温泉 展望の湯 ふきあげ 入浴料500円
・最寄りの警察署 南会津警察署:0241-62-1140
・沼田警察署  尾瀬駐屯所 0278-58-3144
・日の入り(7/1)19:12
・日の出(7/2) 04:20
・悪天の場合:山行前日の20:00までに判断。多少の悪天だった場合尾瀬散策に切り替える。もし、あまりにも天候が悪かった場合は中止にする。決定した時点で在京に連絡する。
 一日目
  尾瀬沼山峠~1:05~尾瀬沼ヒュッテ(尾瀬沼一周2:45)
 二日目(前日に判断。基本的には計画通りアヤメ平へ向かう予定。)
  尾瀬沼ヒュッテ~0:30~南岸分岐~0:45~沢尻休憩所~0:40~白砂峠~1:20~見晴~0:30~龍宮小屋~0:40~牛首分岐~0:45~山の鼻~1:20~鳩待峠(計6:30)
・御池まで引き返し、東京に帰る判断をした場合。
 尾瀬御池08:50/11:00/13:10/14:30/16:40—(会津乗合バス)—会津高原尾瀬口駅
 2410円
 会津高原尾瀬沼口09:48/12:06/13:51/14:22/16:07/17:01/19:36
 —浅草

■参照
・2016年燧ヶ岳山行記録
・関越交通(大清水、戸倉~沼田時刻表): (http://kan-etsu.net/files/lib/5/645/201802211304282593.pdf)
・尾瀬沼ビジターセンター: (https://www.oze-fnd.or.jp/ozb/b-vc/)
・福島県南会津警察署: (http://www.police.pref.fukushima.jp/police/wakamatsu/index.html)
・群馬県沼田警察署: (https://www.police.pref.gunma.jp/gp/police/numata/kouban.html)
・東部トップツアーズ: (http://tobutoptours.jp/dom/hok_toh/oze/)

燧ケ岳山行記録
作成者:吉田

■日程 2018/6/30-7/1
■山域 尾瀬
■天候 1日目晴れ、2日目晴れ
■メンバー(オーダーは適宜変更)
 CL吉田 鶴田 佐藤 鈴木 小倉 SL児玉
 2日目土場手前で先頭と最後尾が交代

■行程
□1日目
  6:20 御池発
  7:00 一本
  7:20 広沢田代 半本
  8:10 熊沢田代 一本
  9:07 一本 雪渓付近
  9:45 俎グラ 二本
 10:25 柴安グラ 半本
 10:45 俎グラ 一本
 11:15 分岐
 11:40 一本
 12:45 一本
 13:03 尾瀬沼分岐
 13:15 尾瀬沼ヒュッテ

□2日目
  3:00 起床
  4:30 出発
  5:13 沼尻
  6:20 一本
  7:10 尾瀬小屋 二本
  8:00竜宮小屋
  8:30 一本
  9:27 土場 一本
 10:03 富士見田代分岐 一本
 10:30 アヤメ平 一本
 10:45 横田代
 11:20 一本
 12:07 鳩待峠

■記録(一部、38期児玉、小倉による表現あり)
□0日目
・春日部で合流する小倉さん以外は集合時間に北千住の東武スカイツリーラインの中央改札に集合できた。とりあえず一安心。尾瀬夜行に乗り込む。
・春日部で小倉さんも合流。メンバー全員が揃った。
・尾瀬夜行は1:00ごろに明かりが暗くなるが真っ暗にはならないので、アイマスクがあると便利だろう。今年から特急リバティの車両だったが、リクライニングは申し訳程度のもので、寝心地は良くない。結局ほとんど寝られないまま3:40ごろに会津高原尾瀬口駅で下車した。リバティ内だけでなく、駅の出たところやバス停付近にもトイレはあり、身支度を済ませバスに乗る。バスは全員座れるように何台も来ていた。バス内では1時間ほど寝られた。
□1日目
・御池に5:50に着いた。身支度を整えていると、児玉さんのスマホが見つからないそうだ。結局スマホは見つからないまま下山後に東武や駅やロッジなどに電話して、鬼怒川温泉駅にあることがわかった。おそらくリバティの座席のネットに忘れたのだろう。気をつけましょう。(後日無事に戻りました。)
・御池では駐車場の奥に登山口がある。そこからすぐに樹林帯の登山道が続く。広沢田代までは展望も特になかったが、広沢田代に着いた途端視界がパッと開け、その景色に圧倒された。緑の草原にワタスゲの白がよく映え、清潔な美しさがあった。次の熊沢田代はより高い場所にあり、燧ケ岳や平ヶ岳、越後駒ヶ岳などを望むことができた。幻想的な雰囲気に包まれていて、広沢田代以上に印象深かった
・熊沢田代の後は岩の多いぬかるんだ道で歩きにくく滑ったこともあった。時々展望が良い場所があり、疲れを癒しながら進んだ。雪渓が3つほどあり、2つ目の雪渓の後に休憩をとった。雪渓では鶴田さんが二回ほど滑って転んでいたが、他のメンバーは何の問題もなく進んでおり、ここでは軽アイゼン等は必要ない。
・雪渓後も急な岩場が続き体力的にきつめである。しばらく歩くと俎グラに到着した。俎グラでも空は晴れ渡っており、遠くの山並みも綺麗に見えた。急坂続きで火照った体に冷たい風が心地よかった。児玉さんはスマホを探すために東武鉄道に問い合わせていたが所在は不明。長めに休憩した後、荷物を俎グラにデポして柴安グラに行った。
・インターネットでは柴安グラの手前に雪渓があるということだったので軽アイゼンを持って行ったが、実際には雪の跡形もなく、軽アイゼンは必要なかった。柴安グラでは俎グラでは見えていなかった尾瀬ヶ原も見え、明日の期待が高まった。集合写真も撮り、頂上を満喫したところで俎グラに戻り、下る準備をした。
・俎グラからの下りは岩場で続くがそれもナデックボとの分岐までである。そのあとは少しぬかるんだ下り坂が永遠と続いている。滑りやすいため何人かは転んでいた。佐藤さんは転んだ拍子に爪が割れ痛そうだった。山と高原地図には4合目という点があったが見つからず、2合目と1合目の標識しかわからなかった。また、2合目から尾瀬沼までは思ったより遠かった。
・テン場の1つの区画に2つのテントを張るには大きな区画を取ることが必要だったため、テン場の予約が始まる13時過ぎには尾瀬沼ヒュッテに着いていなければならなかった。そのためCLは尾瀬沼に着く10分ほど手前で他のメンバーと別れ、急ぎ足で尾瀬沼ヒュッテに向かった。結果的にCLは13:03に尾瀬沼ヒュッテに到着し無事にテントが二つ立てられる場所を確保できた。10分ほどのちに他のメンバーも到着したが、その時にテン場を取り始めても十分ちゃんとした大きさの区画が取れたのではないかと思う。
・テントを張り終え暇になったので、売店や尾瀬沼ビジターセンターを見て回った。後者は尾瀬の動植物や伝統行事、歴史などがわかりやすく展示、説明されており勉強になる。その後尾瀬沼の周りを20分ほど散策し、テントに戻った。夕飯の食当は鶴田さんで、棒ラーメンを作ってくれた。チンゲンサイと豚の角煮が入っていてとても美味しかった。ありがとうございます。6:30ごろ就寝したが、その後雨が降り始め雷も鳴り出した。雨音がうるさく、雷もピカピカ光って鬱陶しい夜で、なかなか寝付けにくかった。
□2日目
・3:00起床。朝の食当は佐藤さんでインスタントうどんと切り餅だった。ゆずの風味が効いていて美味しかったです。ありがとうございます。テントもテキパキ片付けられ4:30には出発できた。
・尾瀬沼の北側を歩いたが、樹林のせいで思っていたより沼は見えず景観は楽しめなかった。昨夜の雨で木道が濡れていて滑りやすく転んでしまった。雨のあとの木道は特に滑りやすいので気をつけましょう。
・沼尻に着くと、背後から登る朝日が、真っ直ぐ続く木道を黄金色に照らしていた。左右の草原の朝露は煌めき、池塘からは朝靄が立ち上る。いかにも尾瀬の朝という趣があった。この辺りはモウセンゴケが多く赤みがかった姿が可愛らしい。近くにいた虫を捕まえてモウセンゴケの粘液にくっつけてみると、もう虫は動けなくなっていた。さすが食虫植物である。
・沼尻から少し行くと白砂田代というところに出る。ここもきれいな湿原で、森に囲まれた小さな宝箱のようであった。この先は尾瀬ヶ原まで湿原はないので、名残惜しいが休憩はせずに出発した。
・樹林帯に入り岩のある道や短い木道が連続する。それまでずっと木道を歩いていたのでよくある岩場の登山道でも歩きにくく感じてしまう。樹林帯であるため鳥の鳴き声がよく聞こえた。途中一年生の読図の練習などもしながら尾瀬ヶ原に向かった。
・尾瀬ヶ原の入り口である見晴に到着すると、小屋がいくつかあり、無料休憩所などもあった。休憩所にはトイレもあるためそこで一休みした。7/1は燧ヶ岳の山開きであるため見晴の登山口で記念のピンバッジが配られているという情報を前々から掴んでいたのだが、配っている気配がない。そこで鈴木さんが尾瀬小屋の人にそのことについて尋ねてみると、今年は人手が足りず小屋の宿泊者にしか配っていないそう。しかし、バッジの在庫が余っているそうなので一人一ついただくことができた。それだけでなく、帝釈山のおさば草まつりのピンバッジまでいただけた。心優しい小屋の方と、進んで尋ねてくれた鈴木さんに感謝です。
・ピンバッジをもらって意気揚々と尾瀬ヶ原を歩く。前方には至仏山、後方には燧ヶ岳がそびえ、周囲には草原が広がっている。遠くからはカッコウの鳴き声が聞こえた。尾瀬ヶ原は広大な湿原が広がっていると思っていたが、実際には草原といった方が近い気がした。
・30分ほどで竜宮小屋に到着。念のためここでもトイレ休憩を取った。小屋の前にベンチがあったので座ると、今までの疲れが一気に押し寄せてきた。足の裏の痛みにより、この後の富士見峠までの登りのモチベーションがさらに下がる。アヤメ平への期待も薄かったため、尾瀬ヶ原を突っ切って鳩待峠まで行きたいなと思った。しかし、ここでうだうだ言っていたところで仕方がないので、気をとりなおして歩き始める。
・竜宮分岐のところにはいくつか池塘があり、逆さ燧を撮ることができた。分岐を過ぎてしばらく行くと木道が途切れ、山道に入る。そんなに傾斜はきつくないのに辛く感じた。早めに休憩を取り、少し英気を養ったところでまた歩き始める。「きつい時は歌を歌うと元気が出るよ」と私が言うと何人かが歌を歌ってくれた。登りで歌を歌うのは息が切れてつらいが、元気が出て気分的に楽しくなる。そこの登りが一番急なところだったが、ある程度進むと緩やかになり歩きやすくなった。緩やかになったところで児玉さんと先頭を代わり土場を目指して懸命に進んだ。
・土場に着いた時は歓声が上がり、そこにあったベンチでちょっと長めの休憩をとった。土場から富士見田代までは40分ほどでそこまで急な上り坂はないので、大きな山場は超えたことに安心した。
・土場からは木道が続き歩きやすい。たまに木道に直径3センチくらいの巨大なナメクジが落ちていて、その気持ち悪さにぎょっとした。後日調べてみるとそれはヤマナメクジという種類のナメクジで尾瀬の木道の上によくいるそうだ。
・そうこうしているうちに富士見田代に到着。富士見田代は池塘に燧ケ岳が写り、風景画のような美しい構図だった。この景色だけで尾瀬ヶ原から頑張って登ってきた甲斐があったというものだ。少し休憩し、帰りの乗りたいバスに目星をつける。このままゆっくり行ってもバスに間に合いそうなことから、景色の良いところでは立ち止まって楽しみながら行くことに決めた。
・富士見田代から先は南側の山々と新緑に覆われた谷が見え、まるで自分たちが天上を歩いているようだった。料理にとって空腹が一番のスパイスであるのと同じように、山を歩く上でも晴れることが一番のスパイスだなと思った。谷からは冷たく心地の良い風が吹き抜け、個人的にはこの山行を通してここが一番良いところだと思った。遠くの方に日光白根山が見え、同日に行われていた日光白根山行のCL花井の名前を呼んだり、手を振ったりした。
・アヤメ平では、前半に至仏、後方に燧が堂々とそびえていて、フォトジェニックな景色が広がっていた。一昨年に行われていた燧ヶ岳山行のCL寺垣さんは、アヤメ平はそこまで感動しなかったとおっしゃっていたが、それはきっとガスっていて景色が楽しめなかったからだろう。アヤメ平も晴れていると景色が良く素晴らしい場所なので、前回の山行で景色を楽しめなかった方々は是非晴れてた時にもう一度行って欲しいものである。
・アヤメ平から先はすぐ樹林帯に入り、景色が楽しめないかと思っていたら横田代までは眺めの良いところが続いていた。横田代はワタスゲが今までで一番多く咲いていて、この場所が他の湿原より標高が高いことがわかる。なお、横田代付近の木道は崩れていたり壊れかけていたりするところが多いので歩く際は足元にも気をつけた方が良いだろう。
・横田代から先は本格的な樹林帯に入るので景色は楽しめず、歩いていて特に面白い道でもない。足が疲れただの腰骨が痛いだの言いながら下り、12時過ぎに鳩待峠に到着し全行程を終えた。
□下山後
・鳩待峠には小屋がいくつかあり、昼食をとることができる。バスの時刻は12:40だったが、順番待ちのために早めにバス停に行くとすぐに乗合タクシーに乗せてもらえた。これはありがたい。タクシーの運転手さんも優しく、我々が温泉に入ろうと思っていた尾瀬ぷらり館の前で下ろしてくれた。
・尾瀬ぷらり館は温泉と尾瀬の自然がわかる学習施設、軽食が食べられる屋台がある。温泉は露天風呂もあり、気持ちのよい温泉であったが、シャワーが4台程度しかなく少し混み合うのが難点である。温泉を出た後、戸倉周辺でお昼を食べようと思っていたが、周辺に屋台以外でご飯を食べられる施設がほとんどなく、唯一あったケンタと言うご飯屋さんも日曜日定休であるため食べられなかった。仕方がなく沼田駅までバスで出ることにする。沼田駅では先に帰る鈴木さんと別れ、それ以外の人は近くの蕎麦屋さんで蕎麦を食べた。まい天蕎麦の美味しさが格別である。その後、電車に乗って記録を書きながらゆったり帰った。

■総括
・晴れていて景色を楽しめる良い山行になった。
・ルートも悪いところはなかったが、雨が降っていたらただ疲れるだけのきついものになったと思う。
・コースタイムが長く体力的にもきつかったが新入生はよくついてきてくれたと思う。最初の泊まり山行としては少し厳しいかもしれない。
・尾瀬は基本的に電波がつながる場所が少ない。ドコモでは燧ヶ岳山頂、尾瀬ヶ原の一部、アヤメ平付近のみでつながった。

■反省
・スパッツをつけたほうがよかったかもしれない。
・雨のあとの木道はとても滑りやすいので気を付けましょう。
・数分の事とはいえ、尾瀬沼ヒュッテまで先にCLが一人で行ったのは良くなかった。10分程度ではテン場の混み具合は変わらない。
・軽アイゼンは持っていく必要がなかった。もっと情報収集をするべきだった。

■雑感
・山の上ではゼリーが食べたくなる。
・下山後は蕎麦が食べたくなる。
・スマホをなくしても諦めをすぐにつけられる児玉さんの対応は見習うべき。
・秋に至仏も立てようかなと思った。