2018/10/21 磐梯山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
磐梯山山行計画書 確定版(2018/10/19時点)
作成者:児玉
■日程 2018/10/21(日) 前夜発・日帰り・予備日なし
■山域 磐梯山
■在京本部設置要請日時 2018/10/21 18:00
■捜索要請日時 2018/10/22 9:00
■メンバー 4名
CL児玉 SL新井 尾田 平岩
■集合 10/20バスタ新宿4階 24:15
■交通
□行き
・さくら観光WKSS02R
バスタ新宿24:35-郡山駅5:00 4500円
・JR磐越西線
郡山5:55/6:52-猪苗代6:37/7:36
・猪苗代駅から登山口まで
磐梯観光タクシー(0242 62 2364)を予約済み
約15分 約2000円
□帰り
○郡山駅まで
・磐梯東都バス
裏磐梯高原駅15:55-猪苗代駅16:29(最終) 900円
※バスに遅れた場合はタクシー
※時間があり、五色沼散策をした場合
五色沼入口16:02-猪苗代駅16:29(最終) 770円
・JR磐越西線
猪苗代16:51-郡山17:34 669円
○郡山駅から高速バス 4200円
・JRバス東北 あぶくま24号
郡山駅18:15-バスタ新宿22:24
○郡山駅から鉄道 4000円
・JR東北本線
郡山17:30/18:23/19:42(終電)-新白河18:09/19:03/20:23
新白河18:19/19:18/20:26-黒磯18:44/19:41/20:50
・JR宇都宮線
黒磯18:49/19:51/20:56-宇都宮19:40/50:42/21:48
宇都宮19:43(JR宇都宮線快速)/20:49(湘南新宿ライン)/21:50(JR宇都宮線)-上野21:17/22:33/23:28
※郡山から新幹線も利用可能(上野まで7470円)
最終は、郡山22:24-上野23:38
■行程
猪苗代登山口-1:20-天の庭-0:25-赤埴山分岐-0:15-二合目-0:50-天狗岩付近の分岐-0:25-弘法清水小屋-0:25-頂上-0:20-弘法清水小屋-1:00-裏磐梯スキー場分岐-0:35-銅沼-0:10-噴火壁・火口原分岐-0:55-裏磐梯登山口
(計6時間50分)
※時間があれば、五色沼自然探勝路散策
裏磐梯登山口-1:10-五色沼入口
■エスケープルート
天狗岩まで:引き返す
天狗岩なら銅沼まで:八方台登山口に下山
銅沼以降:そのまま進む
■地図
2.5万分の1:「猪苗代」「磐梯山」
山と高原地図:「11 磐梯・吾妻」
■共同装備
救急箱(エーデルワイス)
■遭難対策費
100円/人×4人
計400円
■悪天時
前日昼頃までに判断
■備考
10/21日の入(福島) 16:53
10/22日の出(福島) 5:53
□各種連絡先
・福島県警猪苗代警察署 0242-63-0110
・猪苗代タクシー 0120-62-3635
・磐梯観光タクシー 0242-62-2364
□温泉
・裏磐梯高原ホテル 13:00〜 日帰り入浴1500円 タオル備え付け
・裏磐梯レイクリゾート 13:30〜 日帰り入浴1200円 タオル類貸出有
・アクティブリゾーツ裏磐梯(旧裏磐梯ロイヤルホテル) 15:00〜 1200円
・裏磐梯温泉センター 10:00〜 700円
磐梯山山行記録
作成:児玉
■日程 2018/10/21(日)前夜発・日帰り
■山域 磐梯山
■天候 晴れ
■メンバー・オーダー
SL新居 尾田 CL児玉 平岩
■行程
7:00 猪苗代登山口発
7:48 休憩
7:55 発
8:13 天の庭
8:36 赤埴山分岐
8:55 赤埴山頂・休憩
9:08 発
9:52 三合目
10:15 弘法清水小屋・休憩
10:57 山頂・休憩
11:30 発
12:02 弘法清水小屋
12:39 休憩
12:48 発
13:05 裏磐梯スキー場分岐
13:42 銅沼・休憩
14:05 発
14:14 噴火壁・火口原分岐
14:55 下山
■記録
・登山口まで
新宿から夜行で郡山まで向かった。夜行ではいつも通り平岩さんはよく寝ていて、一方新居くんはほとんど眠れなかったらしい。
予定より10分早く4:51に郡山に着くと外は暗くて大変寒く、凍えながら駅の中へ。郡山駅はとても大きく、西口側が栄えていて24時間営業のセブンやローソンが何軒かある。始発までまだ時間があるものの駅はすでに明るく、外のセブンで買ってきた味噌汁やおでんで体を温めた。
磐越西線の始発に乗り、日の出の光を浴びながら猪苗代駅へ。予約していた磐梯観光タクシーの運転手さんに挨拶し、お手洗いを済ませてタクシーに。猪苗代駅から猪苗代登山口まで、割増料金(早朝のため?)で2300円ほど。
・登山口から赤埴山まで
スキー場のゲレンデをしばらく登る。岩手山の時に下山した網張スキー場より整備されて歩かれている道だが、車道感があり過ぎてちょっとつまらない。道はつまらないが、木々は綺麗に紅葉しており天気も非常に良く、麓の町も見えて景色がいい。猪苗代湖上に厚く雲がかかっているのが少し惜しい。
スキー場の道が終わりいよいよ登山道というところから、道沿いに紅葉した背の低い広葉樹がトンネルのように続いていて、童心をくすぐられとても楽しく、みんなで写真を取り合った。
赤埴山分岐からはそこまで歩かれてはいないのか、半ば藪漕ぎのようになる箇所もあった。赤埴山頂は広く、ゴツゴツした磐梯山が大きく見える。ここで尾田さんから「秋」をテーマにチョイスされたスイートポテトとモンブランをいただく、うまし。
赤埴山まではソロのハイカー数人にしか会わなかったため、磐梯山って意外と空いてて静かだね〜などと話していたが、実は全然空いていないことがのちに判明した。
・赤埴山〜山頂まで
赤埴山を下り登山道に合流し、沼の平を過ぎてしばらく登ると三合目。右には櫛ヶ峰、左には磐梯山と荒涼とした火山がそびえており、正面は開けていて裏磐梯の湖沼がよく望める。
三合目からひと登りで弘法清水小屋。ここら辺から、「なんだか人が多くない??」と感じ始める。猪苗代登山口から登る人は多くはないようで、一方ライトに登れる八方台登山口からの登山客はかなりいるようだ。確かにこんなに晴れて紅葉も綺麗なのだから、登山客も多いに決まってるわ。ここには売店が二、三軒あり、バッジやなめこ汁、ラーメンなど売っている。
弘法清水小屋から山頂に向かう登りは比較的急な岩場で、凍っていて滑るところや、逆にとけてどろどろになって滑るところがある。さらに道幅が狭いのに人も多いので少し渋滞ができ、すれ違いに時間もかかった。
山頂は広く、360度のパノラマが楽しめる。朝は雲がかかっていた猪苗代湖上もすっかり晴れて嬉しい。風は冷たいが日差しが暖かいため結構気持ちよく、長居した。
・山頂〜裏磐梯登山口
山頂から弘法清水小屋までの下りでは、我々が登った時よりさらに混んでいて、特に登る人の大行列は、さながらディズニーランドの待機列ようでもはや笑えた。
それ以降は落葉や湿った木や湿った岩でよく滑る道だった。紅葉は綺麗で午後になってもずっと青空だったけど、八方台と裏磐梯の分岐以降人も全然いなくなっていて寂しくなってきていたし、そろそろ下り嫌だな〜というころ、銅沼に着いた。
それまで銅沼のことはだれも気に留めていなかったのだが、着いてみるとまるでアメリカの大地かな?とばかりの赤土と荒涼感で、メンバー一同大興奮であった。
アメリカ観光気分でしばらく遊んだ後、裏磐梯スキー場のゲレンデを下り、さらに車道を30分下って下山。
・下山後
もともと下山後は終バスまでに1時間半くらいある予定だったため五色沼散策か温泉のどちらかで時間を潰すつもりだったが、各所で楽しみながらのんびり歩いた山行だったので時間がギリギリだったのと、結構疲れていて五色沼モチベが低下していたので、どちらも行かないことに。新居くんはファッションも五色沼を意識してまとめてきていたほど五色沼モチベが高かったので、行かないことになってしまい少し申し訳ない。結局磐梯高原駅バス停の向かいのお土産や兼食事処でラーメンやアイスを食べてバスの時間を待った。なおこのバス停にはタクシー乗り場もあり、次のバスまで時間があるときはタクシー利用も可能。道が混んでいなければ4人だとタクシーもバスもほぼ値段が変わらないかもしれない。
バスは小さく、立ち客も出ていた。道が混んでいて予定より20〜30分ほど遅れて猪苗代駅に到着。危うく電車を逃すところだった。なんとか間に合い電車で郡山まで戻り、私と尾田さん、新居くんはままどおるをお土産に買って、解散。各自鈍行、新幹線、高速バスに散り散りに。
■総括
天気が大変よかった上、紅葉も山の中腹まで綺麗に残っていて、とても気持ちよかったしメンバーみんなが楽しんでいて嬉しかった。景色も変化に富んでいて、メリハリがあって楽しめる。晴れた日曜で山頂周辺は混んでいたが、磐梯山に行って良かった。紅葉はもう一週間前だともっと綺麗であろうが、その分混雑も凄そうなので、今回の日程がちょうど良かったと思う。
■その他
・来年はもっと紅葉をドンピシャ狙って安達太良山に行ってみたい(混んでるけど…)。