2018/12/16 笹子雁ヶ腹摺山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
笹子雁ヶ腹摺山ハイク計画書 ver.1.1
作成者:菅沼
■日程 2018/12/16(日) 日帰り
■山域 大菩薩
■在京本部設置要請日時 2018/12/16 18:00
■捜索要請日時 2018/12/17 9:00
■メンバー (計2人)
CL菅沼 SL岩瀬
■集合
07:06高尾駅発中央本線甲府行先頭車両
■交通
□行き
高尾07:06―(中央本線・甲府行)―笹子07:57 (840円)
□帰り
甲斐大和22:38[終]―新宿00:25(京王線利用)
■行程
笹子駅-0:50-新中橋-2:00-笹子雁ヶ腹摺山-1:50-お坊山-0:35-大鹿峠-0:25-大鹿山-1:10-景徳院-0:35-甲斐大和駅
[計7:25]
■エスケープルート
米沢山付近まで:引き返す
米沢山付近から大鹿峠付近まで:大鹿峠から甲斐大和駅へ
大鹿峠付近以降:そのまま進む
■地図
山と高原地図25「大菩薩峠」
2.5万分の1:「笹子」
■共同装備
救急箱(菅沼私物)
■遭難対策費
100円/人*2人
計200円
■悪天時
前日昼頃に判断
■備考
日没(12/16 甲府)16:34
日出(12/17 甲府)06:49
山梨県警日下部警察署 0553-22-0110
山梨県警大月警察署 0554-22-0110
笹子雁ヶ腹摺山ハイク記録
作成者:菅沼
■日程 2018/12/16(日)
■山域 大菩薩
■メンバー(オーダー順・敬称略)
SL岩瀬(40) CL菅沼(38)
■天候
晴一時曇
■時間
08:00笹子駅発
08:32新中橋着・休憩
08:39同発
09:26休憩
09:33発
09:55笹子雁ヶ腹摺山着・休憩
10:03同発
10:48米沢山着・小休止
10:51同発
11:23お坊山着・休憩
11:49同発
12:11大鹿峠着・小休止
12:14同発
12:31大鹿山着・休憩
12:43同発
12:46分岐
13:25景徳院着
■記録
・新中橋まで
無事計画通り集合。1時間ほど電車に揺られ,笹子駅。国道を30分ほど歩いた後,旧峠道の交差点近くに登山口がある。身支度を済ませ・体操をして出発する。
・新中橋~笹子雁ヶ腹摺山
登山口から笹子雁ヶ腹摺山までは,急登の連続。まさに「小粒ながらピリリと辛い」。運動も久々なCLには非常に堪える。火照った身体は,冷たい冬の風にすぐに冷やされる。ところどころ道が分かりにくい場所はあるが,踏み跡や目印を見ていれば間違えることはない。道ははじめのうちは杉の人工林,稜線に入ると針葉樹林と広葉樹林の境目。地面は凍っていたり霜柱があったり。1度休憩をはさみ,感覚としては1188m地点と思ったところが,実はもう山頂であった。山頂はベンチ1つ。天気が怪しくなってくる。白いものが舞っていたが,雨雲は遠いようなのでそのまま進むことにした。水分補給をして,自撮りを済ませて出発。
・笹子雁ヶ腹摺山~大鹿山
笹子雁ヶ腹摺山からは,急登の連続。急な下りを駆け下り,下りきったと思ったら次のピークへの急登。なかなかハードな道だ。これはトンネルを掘りたくなる。米沢山(ヨゲサワヤマ)の手前に鎖場が一応あるが,急な登りに過ぎない。手を軽く使えば鎖に頼る必要は全くない程度。お坊山まで歩いたころには天気が回復し,富士山や南アルプスを拝め,時間も丁度よかったので昼食のため大休止をとる。岩瀬くんはカップヌードル!用意周到だ。お零れに与る。寒い山で暖かい食べ物は沁みる。はちみつレモンをいただく。ありがとうございました。そこからテンポよく歩けば,すぐに大鹿峠。ここからも景徳院への分岐があるが,折角なのでもう1つピークを踏むことにしよう,と軽い気持ちで大鹿山への登りへ向かう。巻道もあるが,稜線を歩くと,踏み跡があまりない急登で,非常に歩きにくい。最後の登りでかなり体力が奪われてしまった。
・大鹿山~景徳院
一休みをして,出発。ここからは,これまでと打って変わって緩やかな道が続く。北側の杉林には全く光が当たっておらず,真っ暗で不気味な感じ。おしゃべりしながら下っていたら,あっという間に景徳院。コースタイムの半分くらいで下れたようで,随分短く感じた。
・下山後
下山して景徳院の境内を抜けると,バス停がある。バスの時間は調べていなかったが,時刻表を見てみると10分後に市民パスがある。急登の連続で太ももとふくらはぎを使いすぎてしまったので,迷わず課金を選択(300円)。バスを待っている間におしるこ缶を飲み,在京に連絡し甲斐大和駅へ。電車との接続もよく,帰路へ着く。甲斐大和から笹子まで,電車で5分。5時間以上かけて歩いたところを5分で戻ってきた。おしゃべりをして一眠りしていたら,あっという間に新宿。解散した。
■総括
・思ったよりは天気に恵まれ,久しぶりによい運動となった。
・笹子雁ヶ腹摺山付近はなかなか険しい。トレーニングにはよいのではなかろうか。
・次は雁ヶ腹摺山かな。
■反省
・朝の起床確認は有用だ。
・帰りの交通は,電車の時間くらいは書いておいてよかったかもしれない。
・装備の持ち出しを忘れないこと。今回は救急箱が確保できず,個人の救急箱を使うことになってしまった。
■雑感
・冬の低山は非常に気持ちが良い。道は落ち葉でふかふか,熱くなった身体に冬の風は心地よい。東京近郊にはたくさん低山があるのだから,積極的に計画してみてはいかがだろうか。
・笹子トンネルは偉大。
・おしるこの缶底に残る小豆。どうにかならないものか。