2019/5/11-12 大菩薩嶺
新歓合宿 大菩薩嶺 計画書 確定版
作成者:岩瀬
▪︎日程 2019/5/11-12
▪︎山域 大菩薩
▪︎在京本部設置要請日時 2019/5/12 18:00
▪︎捜索要請日時 2019/5/13 9:00
▪︎メンバー(敬称略) 男性14名 女性6名
CL岩瀬 SL橋本(拓) SL新居 児玉 杉山 木口 梶原 河原井 猶木 橋本(涼)
◻︎新入生(敬称略)
大山 加藤 河野 佐賀 柴田 新田 平島 松野 山口 横井
▪︎隊分
1隊 ◎岩瀬 木口 梶原 河原井 横井 新田 山口
2隊 ◎橋本(拓 児玉 橋本(涼 河野 松野 平島
3隊 ◎新居 杉山 猶木 加藤 大山 佐賀 柴田
▪︎︎集合 時間厳守!!!!
新宿駅 京王線特急・京王八王子行 3番ホーム 先頭車両 6:20
※途中合流する方は事前にCL岩瀬までお伝えください。
途中合流(敬称略)
分倍河原 河野 猶木 6:43 高尾山口行 北野で合流
明大前 山口 6:35 京王八王子行
高尾 平島 梶原 橋本(拓) 新居 杉山 加藤 松野
調布 橋本(涼)
▪︎交通
◻︎行き
新宿6:29 -(京王線特急・京王八王子行き)- 7:03北野7:05 -(京王線特急・高尾山口行/360円)- 7:15 高尾 7:26
-(JR中央線・小淵沢行き/1144円)- 8:59 塩山 9:30 -(南口バス乗り場/甲州市民バス/300円)- 9:57
大菩薩峠登山口
※9:30の次のバスの便は11:20ですので、混雑で乗れないときはタクシー(1台につき約2900円) を使うかもしれません。
《遅れた場合》
新宿6:47 -(京王線特急・京王八王子行)- 7:22 北野 7:24 -(京王線特急・高尾山口行)- 7:34高尾8:02
-(中央線・甲府行)- 9:24 塩山
これに乗れないとバスに間に合いません。
◻︎帰り
大菩薩の湯 -(山梨交通バス/300円)- 塩山駅南口
(10:03/10:36/12:00/15:03/16:06/終18:33) - (10:27/11:00/12:24/15:27/16/30/終18:57)
塩山(終電22:28) - 新宿(終電0:25/京王線/1504円)
▪︎行程
・1日目
大菩薩峠登山口 -0:25- 分岐 -1:45- ロッヂ長兵衛 -0:25- 福ちゃん荘 [計2:35]
・2日目
福ちゃん荘 -1:00- 雷岩 -0:10- 大菩薩山頂 -0:10- 雷岩 -0:40- 大菩薩峠 -0:30- 天狗岳 -0:45-
小屋平 -0:30- ロッヂ長兵衛 -1:20- 分岐 -0:20- 大菩薩峠登山口 -0:10- 大菩薩の湯 [計5:35]
▪︎エスケープルート
大菩薩嶺まで:引き返す
〜大菩薩峠まで:富士見山荘を通り福ちゃん荘へ
それ以降:そのまま
※栄和交通バス
上日川峠(9:00/13:00/14/00/15:00/15:45)
-石丸峠入口 (9:45/13:05/14:05/15:05/15:50)
-甲斐大和駅(9:45/13/45/14:45/15:45/16:30)
※タクシー 福ちゃん荘〜塩山 約40分 約5800円
■個人装備(新入生用)
□ザック □ザックカバー □シュラフ □マット □登山靴 □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □雨具 □防寒具 □帽子 □水 □行動食
□非常食 □ブキ(箸やスプーンなど) □コッヘル(タッパーなどでも可) □トイレットペーパー (□ライター) (□新聞紙) □ゴミ袋 □地図
□コンパス □筆記用具 □計画書(印刷してお持ちください) □学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □日焼け止め □タオル □歯ブラシ
□温泉セット □着替え (□軍手/手袋) (□カメラ) (□サングラス) (□サンダル)
※綿の服は着ないでください。乾きにくくて大変です。
■個人装備
□ザック □ザックカバー □シュラフ □マット □登山靴 □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □雨具 □防寒具 □帽子 □水 □行動食
□非常食 □ブキ □コッヘル □トイレットペーパー □エマージェンシーシート □ライター □新聞紙 □ゴミ袋 □地図 □コンパス □筆記用具
□遭難対策マニュアル □計画書 □学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □日焼け止め □タオル □歯ブラシ □温泉セット □着替え
(□軍手/手袋) (□カメラ) (□サングラス)
▪︎地図
25000分の1:「大菩薩峠」
山と高原地図:「大菩薩嶺」
▪︎食当
1日目夜:橋本(拓)
2日目朝:梶原
▪︎共同装備
--テント類--
Dunlop V6 No.1 (5)
Dunlop V6 No.2 (5)
ステラリッジ (3)
エスパース (4)
フェザーライト (4)
--それ以外--
救急箱(エーデルワイス)
救急箱(苺)
救急箱(有紗)
鍋(松)
鍋(竹)
鍋(小竹)
鍋(雪、月)
ヘッド(緑4)
ヘッド(緑7)
ヘッド(緑8)
ヘッド(緑9)
カート*6
調理セット(ガジャ・マダ)
調理セット(ディド)
▪︎遭難対策費
200円×20人=4000円
▪︎悪天時
前日お昼頃に判断
▪︎備考
◻︎警察署電話番号
●日下部警察署 0553-22-0110
◻︎施設情報
●ロッヂ長兵衛 幕営400円/人 素泊まり5000円/人
山梨県甲州市塩山上萩原2367 雨宮方 0553-33-4641
URL: http://www.choubei.info/
●福ちゃん荘
幕営400円/人 (100名前後分のスペース有) 素泊まり4400円/人 水場あり 090-3147-9215
URL: http://www.kcnet.ne.jp/~fukuchan/
◻︎タクシー会社情報
塩山タクシー 0553-32-3200
甲州タクシー 0553-33-3120
◻︎温泉
●大菩薩の湯
610円(3時間以内)
URL: http://www.s-seiun.co.jp/shisetsu/daibosatsu/
◻︎過去記録
2016年 新歓合宿
2018年 新歓合宿
◻︎5/11 日の入 18:41
5/12 日の出 4:44
日の入 18:42
5/13 日の出 4:43
大菩薩嶺山行記録
1隊 文責:岩瀬
〈1日目〉
10:16 大菩薩嶺登山口バス停
10:41-10:51 休憩①
11:25-11:35 休憩②
12:05-12:15 休憩③
12:55 上日川峠着
13:15 同発
13:45 福ちゃん荘着
19:00 就寝
〈2日目〉
3:00 起床
5:15 福ちゃん荘発
5:45-5:55 休憩①
6:39 雷岩着 デポして頂上へ
7:23 同発
7:53 大菩薩峠着
8:03 同発
7:45 石丸峠着
8:55 同発
9:25-9:35 休憩②
10:25 上日川峠着
10:35 同発
11:35 茶屋着
11:47 同発
12:18 大菩薩の湯着
隊列
1日目 岩瀬 横井 新田 木口 山口 猶木 梶原
2日目 岩瀬 横井 新田 橋本(涼) 山口 加藤 木口 猶木 梶原
岩瀬 横井 新田 大山 橋本(涼) 山口 加藤 木口 猶木 梶原 杉山
記録
〈1日目〉
新宿集合。京王線の先頭車両は柱の陰になっていて見通しが悪くて少しわかりにくい。半分以上が途中合流。新歓ハイクでは集合時間を電車の発車時刻に設定して集合をハラハラしながら待ち遅れた場合の電車を2回も活用していたので、少し早めに設定した。高尾からの中央線は他の団体と同じ車両に乗ってしまったので混雑していたかのように思えたが、他の車両はガラガラで高尾からの途中合流組の者には横になって寝ている人もいた。塩山に到着。塩山からのバスは一般の利用客と僕らだけでほとんどのメンバーが座れた。
登山口に着くと、強い日差しに襲われた。日焼け止めをよく塗り隊分けを確認し諸々準備を整える。お手洗いはバス停から車道を少し上がったところにある。去年より経験者が多く仕度が早い。始めの車道は日陰がほとんど無く暑く、それでいて急だ。今回は地図読みをしっかりやろうと言っていたので、始めの分岐で確認する。1/25000の地図には明記されてはいない。沢を右手に見ながら上がってきたことだけ確認した。千石茶屋はお休み。見上げれば新緑と青空がとても綺麗。歩かれている道なので歩きやすい。途中から尾根に上がるが、登山道だけ陥没しているような道なので尾根を歩いているというよりは谷間のような気がしてしまう。途中で2隊に追い抜いてもらって、第二展望所なる場所での休憩中には3隊に追いつかれた。登山道の脇の木が折れていたり倒れていたりするのが多くて、人為的でなさそうだから不思議であった。
上日川峠はやはりそこそこお客さんがいる。ここまで車で来られるのが大菩薩ハイクの人気の理由であろう。新入生が数名靴擦れを訴える。児玉さんのキズパワーパッドを使わせてもらった。もう少し出発時に新入生の靴紐をきつく確認するべきであった。靴の締め方を少しきつくするように伝える。
3隊の方が先に出発したがすぐのところで大山さんの体調不良を理由に止まっていたので追い抜いた。福ちゃん荘では2隊のメンバーがテント場代を先に払っていてくれた。テント場には3,4張のテントがすでに張ってあった。フェザーライト、ステラリッジ、エスパース、ダンロップを2個の順に横一列に張った。ダンロップにもフェザーライトにもエスパースにもフライに穴が空いていた。前室部であるが一刻も早い修理が必要である。またペグの数が足りず、周りに手頃な石もあまり見当たらず少し手間取った。杉山さんは立派なツェルトを張っていた。小雨がぱらついたので急いでテントを割り振った。
大山さんが嘔吐してしまったらしくフェザーにとりあえず寝かせた。なりやすい体質か、前日の疲れからか少し高山病っぽい。頭痛、息苦しさ、気持ち悪さがあるという。水分を取らせて、2日目の行程は控えておこうということにする。在京に新居くんから連絡してもらう。テント場はそこまで電波状況が良くない。大山さんは疲れていそうだったのですぐに寝かせてしまったが、高山病の場合は寝ると呼吸量が落ちるのでよくない。もう少し考慮するべきであった。
小雨はすぐに止んで、他のメンバーはテントの外でコヨーテなるカードゲーム(?) をしたりテントの中で少し寝たり。お湯を沸かして美味しそうなパスタを食べているこもいた。夕飯は橋本くんによるカレー。久しぶりにご飯を炊いたなぁ。美味しかったです、ありがとう。
隣のテントの利用者の顔見たことあるなと思ったら、某サークルT◯CKTE◯Kであった。去年の新歓でおそらく一緒に山に登った子がいた気が。翌日の出発を聞いたら2時起き3時起きだという。どこまで行くのかを聞きそびれた。
19:00頃に就寝。ダウンも着て寝たが少し寒かった。
〈2日目〉
3時に起床。星が綺麗。気がなければ一面に見えただろう。朝食は梶原さんのスープペンネ。なかなかお湯が沸かなかった。はじめは沸騰を待っていたのだがだんだん気が短くなる。それでもとても美味しかったです。テントをパパッとたたんで、準備した。ピシッと張ったのでほとんど結露もなく頑張って畳んだら行きよりもコンパクトになった。だんだん空が明るくなってくる。振り返れば一度も僕はヘッドライトを使わなかった。5時過ぎには出発。大山さんはフェザーで行程から離れてしばらく停滞し、杉山さんと上日川峠から帰ることにした。涼太郎くんが少し具合が悪いとのことで、荷物を少し分担し3隊を1隊と2隊に分けて2隊編成にした。
1日目より多めに地形図を確認し分かりやすい地形のところでは止まって地図と実際をリンクしてもらった。一度の休憩の後は頭上を塞ぐ気がなくなり、後ろには富士山がそびえ立つ。富士山はいつでも見えると嬉しいものだ。雷岩の手前ではほとんど2隊に追いつかれていたので頂上で合流して記念撮影。(写真の表情が硬いからといって、一発ギャグをやった人がいたそうです。) 大菩薩湖も写っていい感じ。雷岩にデポして頂上へ。空身で行けばあっという間に着く。頂上は何度見ても言葉にできないほどの素晴らしい景色。綺麗な木々のバックには綺麗な木々が生えていました。その後ろの木もよかったなぁ。心の目を鍛えるにはとてもいい場所になりそうです。一応記念写真を撮って雷岩に戻る。南アルプスの白峰三山と手前の鳳凰三山、上級生だけであれがこれだとテンションをあげて、新入生を置いてきぼりにしていました、ごめんなさい。
1隊が先に出発して稜線上を歩く。福ちゃん荘が見えると、新入生からテント場から稜線が見えていたかと聞かれた。稜線上は木がほとんどないので、テント場から見るととても分かりやすい。新入生にも見せておけばよかったと思った。大菩薩峠、石丸峠で休憩して、どんどん下りる。杉山さんから上日川からは大山さんも一緒に歩くと連絡が入る。日が昇ってきて少しばかり暑い。少しずつ休憩の間隔をあけて新入生の長い歩行にチャレンジしてみた。速度も少しだけ早くする。新入生は疲れてはいるもののまだまだいけそう。小屋まで60分続けて歩いたら、流石に茶屋では疲れたっ!ていう感じであった。車道に出ると杉山さんが走り出すのにつられて新入生も走り出して大菩薩の湯の前の坂も走っている人がいたそうな。
温泉は気持ちよかったが、時間の問題であまりゆっくりできず、少し急いで入る感じになってしまった。塩山駅について解散した後に少し雨が降ったが、ほとんど雨に逢うことがない山行になってよかった。
反省
・計画書の更新が遅かったこと、初版等でミスが多かったこと
・新歓期の集合の仕方は少し考えるべき。新入生一人一人の集合場所へのアクセスを細かく確認してもいいかもしれない。集合場所も先頭車両は少し分かりづらいかもしれない。毎回最後車両に行った人がいてこちらの心臓にも負担がかかる。
・新居くんは空のカートを持って来た。今回は3人がカートの装備であったためなんとかなったが、もっと少人数であったり長期の山行であったりしたらとても負担になっただろう。たくさん入っているのが当たり前だと思っていてもしっかり確認しないとまずいと感じた。初めてカート装備となった人に対しては一緒に選ぶなどして特に確認が必要である。
・テントに穴が多い。装備ノートに欠陥情報を書かないとまずいし早く修理に出します。
雑感
・去年同様の行程を歩いたが去年より全体で1時間ほど遅れてしまった。30分に一度のペースで休憩をとったが経験者も多くもう少し歩行スピードを早くしてもよかったかもしれない。
・杉山さんに多くを任せすぎた感が拭えない。テントの受け渡しをめんどうくさがって、1日目テント二個となぜかシュラフを2個、2日目には大山さんの付き添いを任せ、大山さんの装備とザック、フェザーライト、なぜかシュラフ3個を持たせてしまった。杉山さんはそういう時の上級生だから、といっていたが、僕は来年そんなに持つことはできないので勘弁してください。
・やはり役割が与えられていないと人任せにしている人(40期)が多い気がする。もうちょっと巻き込んで山行を行えればよかったと思う。というのは、登山口で新入生の靴紐やパッキングを積極的には見てくれていなかったり、調理の時も傍観者となるものがいたりした。調理の時になにもでしゃばれ、とは思わないが、作る輪の中に入るくらいはしてもいいんじゃないかな。児玉さんにも色々やらせてしまって、申し訳ない思いが募った。大勢になればなるほど連れていってもらう側の責任は小さくなる気がするしその分CLSLや上級生の責任が多くなるように感じてしまった。自分も気をつけなければ連れていってもらうという意識で参加しかねないので気をつけよう。
・2000m級で手軽にいい景色を望めるので大菩薩嶺は素晴らしいですね。新入生の初テン泊、初百名山にここまでの天気でいい景色を見ることができたのはCLとして嬉しいし、新入生にも印象に残ったのではないでしょうか。
・木口さんは1日目の最初はとても元気であったが、途中から元気が無くなってしまった。やはり沢をやる人には一般山行は少し退屈なものなのだろう。下りの休憩でクライミングできそうなところがあると、ここは登れるな、クライミングシューズが欲しいな、だの梶原さんとともに俄然やる気を出して生き生きしていたのが印象的であった。女性の上級生が少なかったので頼んで来てもらったので生き生きしている姿が見られてよかったです。ありがとうございました。水がないと元気が出ないのって河童のたぐ(以下略)。
・参加者の写真撮影の記憶を消したい。手のひら〜
・大菩薩の湯に一本しかなかった牛乳を遠慮なく飲んだのは新居くんです。
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2隊 文責:橋本
〈1日目〉
10:26 大菩薩嶺登山口発
10:48 丸石峠ゲート着
10:58 同発
11:28 休憩
11:39 発
12:15 休憩
12:21 発
12:44ロッジ長兵衛着
13:02同発
13:31 福ちゃん荘着
〈2日目〉
5:27 福ちゃん荘発
5:52 休憩
6:02 発
6:38 雷岩着
---1隊と合流し,大菩薩嶺をピストン—
7:25 雷岩発
8:06 大菩薩峠着
8:26 大菩薩峠発
8:54 石丸峠着
9:05 同発
9:34 休憩
9:46 発
10:31 ロッジ長兵衛着
10:49 同発
11:39 千石茶屋着
11:57 同発
12:32 大菩薩の湯着
隊列
1日目 橋本拓 河野 平島 松野 児玉 橋本涼
2日目 橋本拓 河野 平島 松野 児玉 柴田 佐賀 河原井 新居
記録
〈1日目〉
バス停からしばらくは車道歩きだが,ザックが結構重く結構しんどい。最初は新歓合宿だからペースを抑えて歩かないといけないなと思っていたのだが,20人分の晩飯+鍋+テント一式を持っているとペースを上げようがなかった。丸石峠のゲートのところで早めに一本取る。新入生はまだまだ余裕がありそうだ。ゲートから先はいよいよ未舗装路(二五万に載っていない区間一つ目)に入るが,ここは平坦で歩きやすい。
一旦車道に出て千石茶屋を過ぎたあたりでようやく登山らしくなってくる。小休止を入れながらロッジ長兵衛へと尾根を登っていく。道中で,松野くんが岩の話をしてくれたり,僕が読図クイズをやったりした。体力のあるメンバーが多く,1隊を途中で追い抜き,ロッジ長兵衛に着く。ロッジ長兵衛にはたくさんバスが止まっており,完全に下界である。長めに休憩したあと,右に並走する車道を横目に福ちゃん荘へと向かった。最初に到着したので,テン場の手続きをしているうちに1隊もやってきて合流した。
〈2日目〉
1隊を見送ってから10分後に福ちゃん荘を出発。2隊の方が歩くペースが早そうだったので,雷岩までは読図を挟んで隊の間隔がつまり過ぎないように調整した。雷岩の手前あたりから南アルプスと富士山が綺麗に見えるようになり,テンションが上がる。雷岩は眺望抜群で,しかも去年と違って風も無く快適。最高。全員で集合写真を撮ったあと,空身で大菩薩嶺をピストンしたが,山頂は相変わらずの眺めだった。
雷岩に戻って,1隊を見送って10分くらい経ってから大菩薩峠へと出発。大菩薩峠を経て石丸峠に至る稜線歩きは,視界が常に開けていて,眺めがよく気持ちいい。石丸峠より先の下りでは2回ほど渡渉があったが,それほど水は多くなく容易に渡渉できた。ロッジ長兵衛より先は行きと同じ道のりを下っていき,無事に大菩薩の湯に到着した。
○SL反省
・CLが書いてくれた計画書を確認するのが遅い,直前の部会になってもルートを頭に入れていない,小物をいくつか忘れるなど,SLとしての自覚が足りなかった。
・橋本(涼)の体調不良を1日目夜に把握しておきながら,CLに伝達していなかった。
○SL雑感
・もはや読図おじさんと化していたが,2日目の終わりにはみんな地形の読み取りが随分と上手くなっていた。読図の練習は実地でやるに限る。
・去年参加した際は,初めての泊まり山行ということで,個装しか持っていなかったのにも関わらずヒイヒイ言いながらついていったものだったが,今年の新入生は余裕ありげだった。たのもしい。
・いやいやしんどかったよ,という新入生もいるかと思いますが,たくさん山に登っていけば,勝手に体が山に慣れていくものなので,今後もたくさん山に行きましょう。
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3隊 文責:新居
〈1日目〉
10:57~11:05休憩@駐車場
11:35~11:45休憩@途中の道
12:08~12:20休憩@第二展望台
13:00~13:10休憩@ロッヂ長兵衛
13:50頃*大山さん吐く@ロッヂ長兵衛から福ちゃん荘への道、おそらく福ちゃん荘まで数百メートル
14:10頃*福ちゃん荘到着
*嘔吐後の対応で少々忙しかったので、時間は推測
この日は非常に暑く日差しが当たるところではなかなかにしんどい。バス停を降りたところなど日陰がなく地獄のようだ。去年の夏、日焼け止めなんていらないと調子に乗っていたら、首の後ろだけ真っ黒になって非常に虫の居所が悪かったので今年は首の後ろに念入りに塗る。前回の矢倉岳は歩くのが早くて新入生が辛そうだったので最初の車道の坂からスローペースで歩く。いくらか坂を登ったところで同じ隊にいた杉山さんが読図講習を始めたのだが、去年あまり地図を読んでこなかったリーダーもナルホドナルホドこれは面白いかもしれないと思った。40期は地図が読めないと言われている?らしいのでこれからの山行は頻繁に地図を出していきたいところです。しばらく(だいぶ)歩いたところでようやく登山道に入る。やっと日陰!!!これからは日陰!!!尾根上に出ると、昔から歩かれていた道だからなのか道が凹んでいる。こんな道をしばらく行くと予想より早く車道に出るなと思ったが、これは土砂崩れで以前の登山道が崩壊していたかららしい。そんなこんなでロッヂ長兵衛に到着。みんな集まっているし、ちょうどいいのでここで休憩をとる。休憩終了後、残りは楽勝!と思い歩き始めるも、どうやら大山さんの体調が悪くなっていたらしい。この時点で少し吐き気があるとのことだったが、これまで普通についてきていたこともありリーダーはそれほど重大とは思わなかった。とりあえず荷物を降ろして隊のメンバーで分担し、大山さんの荷物は水、食料、ザックだけとなる。荷物を降ろして出来るだけゆっくりと福ちゃん荘を目指すが、やはり体調は改善しないようなので結局荷物は杉山さんに持っていただき(大山さんのザックをくくりつけるための作業をする杉山さんを一時的に置いていく。ペースは非常に遅いので問題ないと判断。)、そのまま歩き続けた。体調がすこぶるわるそうだったが福ちゃん荘までほんの少しという距離だったので歩き続けたが、途中で大山さんが嘔吐。ここで丁度杉山さんが合流。相談の上、リーダーの新居、40期河原井、大山さんは残り、大山さんが回復し次第福ちゃん荘へ向かい、杉山さんが残りの新入生を連れて一度福ちゃん荘に戻ることにする。この時、河原井が隊の救急箱を所持。大山さんは吐いてしまってから楽になったようで、気分は幾分良さそうだったのですぐに歩き始める。少し歩くと福ちゃん荘が見え、ここで他の新入生を連れて行っていた杉山さんが合流。そのまま福ちゃん荘へ到着した。
コメント
・今回は体調が悪くなったのがテン場近くでよかった。それだけで選択肢が増え、行動が柔軟にっったと思われる。
・落ち着いて積極的に対処してくださった杉山さんに感謝。非常に助かりました。
・他のメンバーも落ち着いており、助かった。
・大菩薩は二日目のひらけた景色が楽しかった。