2019/6/16 小草平ノ沢遡行

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
小草平ノ沢遡行計画書二版
作成者:木口

■日程 2019/6/16(日) 日帰り
■山域 丹沢
■在京本部設置要請日時 2019/6/16 21:00
■捜索要請日時  2019/6/17 07:00
■メンバー(経験者4人+沢初心者4人 計8人)
【1隊】
CL木口 朝倉 鈴木 山口
【2隊】
SL橋本 山本 菅沼 河野

■集合
小田急線急行小田原行き先頭車両
6:11 新宿  木口、鈴木、山本
6:16 代々木上原  朝倉
6:19 下北沢  菅沼、山口
6:31 登戸  河野
6:52 相模大野  橋本
■交通
丹沢大山フリーパスB切符を買いましょう。
【行き】
小田急線急行小田原行き
新宿(6:11)-渋沢(7:27)
神奈川中央交通バス渋02(大倉行)
渋沢駅北口2番乗り場(07:36)-大倉(07:51)
※遅れた場合
渋沢駅北口(7:/50/8:08/20/46/...)-大倉(15分程度)
【帰り】
神奈川中央交通バス渋02(渋沢行)
大倉(.../13:11/38/14:08/38/15:10/38/55/16:10/18/38/55/17:08/35/.../20:39)-渋沢駅北口(15分程度)

■行程
大倉バス停-(1:00)-林道二俣(入渓点)-(0:10)-小草平ノ沢出合-(3:00)-堀山の家-(0:50)-雑事場ノ平-(0:25)-大倉バス停
(計5:25)
※遡行のコースタイムはメンバーを考慮して長めにみています。
※林道二俣で2隊に分かれ、堀山の家で合流します。14:00を過ぎても合流できなければ、合流せず大倉に下山します。
※大倉尾根はdocomoならびにSoftBankの電波が入るようです。
■エスケープルート
引き返すかそのまま進むか右岸尾根に詰める。

■地図
2万5千分1地形図「大山」
山と高原地図「29丹沢」
■遡行図
 東京起点沢登り120ルート p.96〜97

■共同装備 各隊で分配する。
救急箱(エーデルワイス):橋本
救急箱(有紗):木口
8.5mm×30mロープ:木口
8.6mm×30mロープ:橋本
お助け紐:木口・橋本・朝倉・山本
アッセンダー(共装1+木口私物+橋本私物):木口・橋本
■個人装備
□ザック □ヘッドライト □予備電池 □雨具 □防寒具 □飲料 □非常食 □行動食 □ゴミ袋 (□軍手・手袋) □トイレットペーパー □地図
□コンパス  □レスキューシート  □筆記用具 □計画書 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む) □学生証 □保険証 □現金 (□ライター)
□常備薬 (□ナイフ) □笛 □遡行図 □沢足袋 □ヘルメット □ハーネス □スリング □カラビナ □環付カラビナ □確保器・下降器
□アプローチ・下山用シューズ
□ヤマビル対策‼︎  (□カメラ) (□温泉セット)
※荷物の防水化

■遭難対策費
100円/人
計800円
■備考
悪天候の場合は前日12時頃までに判断
日没 19:01 (6/16 大倉)
日出 04:28 (6/17 大倉)
秦野警察署 0463-83-0110
■参考
昨年の記録

小草平ノ沢遡行記録
作成:木口

■日程 2019/6/16
■山域 丹沢
■天気 晴れ

■メンバー・オーダー
(1隊)CL木口(39/B3) 鈴木(41/B1) 朝倉(36/M2)
(2隊)SL橋本拓(40/B2) 河野(41/B1) 山口大(41/B1) 山本(37/OB)

■タイムスタンプ
(1隊)
08:12 大倉バス停発
09:19 林道二俣着
09:45 二俣発
12:25 詰め終わり(大倉尾根)
12:28 堀山の家着
13:45 堀山の家発
15:40 大倉バス停着
(2隊)
10:00 林道二俣発(入渓)
10:15 小草平ノ沢出合
13:40 右岸尾根910m地点(装備解除)
13:52 堀山の家
以後1隊と合流

■行動記録(1隊 木口)
・バス停まで
朝、菅沼さんから体調不良で欠席と連絡が入った。前日に微熱があると聞いて覚悟していたのでショックを受けずに済みました。またぜひ一緒に行きましょう。
その他のメンバーは順調に揃い、ヤマビルの話などをしながら渋沢駅へ。電車が遅れて予定より1本遅いバスに乗った。
・入渓点まで
標識に従い二俣へ。林道はびちゃびちゃで一部川のようになっている場所もあった。林道と谷が交わっている箇所はもはや渡渉点。アプローチが長くてしんどいと嘆いていたら河野さんが励ましてくれた。
・入渓まで
二俣で準備をし、地形図を確認して入渓する。隊分けを木口・朝倉・鈴木の1隊と橋本・山本・河野・山口の2隊に変更した。この時点で朝倉さんがヤマビルの被害にあっていて、2匹退治したらしい。
・堀山の家まで
水は案外冷たくなくて嬉しい。最初の堰堤は前に来たときとは比べものにならないくらい水量が多くて登れそうになかった。左の巻道で巻いた。
2mくらいの滝を超えると左から勘七ノ沢が入る。出合から見える勘七F1も水量が並大抵でなく転進してよかったと安堵した。小草平に入ると水量はぐんと減ってこれで増水しているのかと疑問に思うほど少ない。
小草平F1(5m)。右に斜めのドガバが大量にあり適当に掴んでフリーで登る(Ⅲ)。下部はところどころ揺れる石があり注意が必要。上部はガバが少なくなるが、使ってきたガバに足上げるか水流沿いのガバカチを拾うと良い。鈴木くんにはお助けを出し、朝倉さんにはフリーで登ってもらった。残置ハーケンと終了点があり、メインロープを出す練習もできそう。この後すぐ4m、3m、5mと続き全て容易。4mでは鈴木くんにお助けを出したが、あまりにもスピーディーに登ってしまい初心者を連れている気がしない。
その後も続く小滝を適当に登っていくと(簡単なのが沢山あって写真を見ても思い出せない。どれもⅢくらい、全員フリー)、倒木が沢を覆い始める。そのうち両岸が立ってゴルジュの渓相に。ゴルジュ出口の4m滝は水中にスタンスがありそうで水線直登を狙ったが、目も開けられないシャワーに撤退。倒木を踏んで水流左から取り付き上部はさらに左に逃げるように登った(Ⅲ+)。倒木がなくなれば左は下部にスタンスがなく右シャワーを強いられそう。
その後も続く小滝を適当に登る。3mCS滝は遠目からではぬるっとした壁で難しそうに見えたが、近づいてみれば左がガバガバだった。左を登り落ち口へトラバースする。そのトラバースに少々バランス力が必要(Ⅲ+)。高度感があったのでロープを出しても良かったが、そこそこ新しい残置スリングが2本もかかってたのでそれらを掴んでフリーで上がってもらった。
CS滝を超えるとまたゴルジュになる。目の前に次々と現れる小滝を無心で登っていて、ゴルジュを通り過ぎてから「両岸から岩壁で挟まれたようなところをゴルジュと言うんだよ」と教える羽目になった。
ゴルジュを抜けると右から支流が入り、その先すぐにこの沢の核心らしい6m滝。小滝がたくさんあり過ぎてF1以降は数字を数えられず、Fナンバーはもうわからない。練習のためにロープを出し、リードしたいと言う朝倉さんに登ってもらった。水流右の中間部にボルトがありスリングがかかっている。落ち口に抜けるには少し遠い支点かと思ってスリングにヌンチャクで支点を取るよう指示したが、右に逃げたので意味をなさない支点になってしまった。すみません。そのあと鈴木くんがアッセンダーで登り、木口を最後に引き上げてもらうと、確かに落ち口に抜けるのは嫌だなあという滝でオブザベ力の不足を感じた。この滝は終了点がなく立ち木で支点を取ることになるが、その立ち木までは斜面の根っこトラバースとなる。また、岩が剥がれたり落石が起こったりしたので要注意。
その後もいくつかある滝を登り、二俣を堀山の家に近い左に入ると、右岸にスラブ状の枝沢を分けた先で水枯れとなる。そのまま沢形に沿って進んでいくと踏み跡が続いていて大倉尾根に出た。朝倉さん曰く、「ツメを10段階に分けるとしてレベル1」。大倉尾根を100mほど登り返して堀山の家に着いた。
・合流まで
堀山の家のベンチで各々自由に過ごす。風が吹いていて寒い。急いで靴を履き替えてヒルがいないことを確認した。朝倉さんは沢靴のままのんびりしていて、理由を聞くと「靴を脱ぐまではヒルに噛まれた状態と噛まれていない状態が重ね合わさって存在しているので観測しないほうが吉」ということらしい。
寒い寒いと言いながら一時間ほど待ったところで、「尾根に出て靴を履き替えている」と2隊からLINEが入る。寒くて早く動きたいので大倉尾根に向かうと、出会えず、どうやら対岸の小草尾根に詰めたらしい。電波を活用して合流。1隊が完全に無駄な動きをした。
・大倉まで
大倉尾根をどんどん降りていき、堀山の家でろくに休めなかった2隊のために小休止を挟む。その後すぐに見晴茶屋に着き、立派なベンチやお手洗いを見てここで休めばよかったと反省して通過。その後雑事場ノ平で大倉への分かれ道(700m先で合流)を展望台があるという右に進む。それらしい広場に着いたところで河野さんが「鈴木くんがいない」と(後述)。電話して雑事場ノ平で合流しその後は無事に大倉に下山した。
【隊の分断について】
CLの不注意により下山時に1年生とはぐれてしまいました。状況の説明と反省は以下の通りです。
(状況の説明)
・堀山の家付近の合流した地点から、先頭木口でラスト山本以外のオーダーを決めずに大倉尾根を歩いていた。
・見晴茶屋で鈴木くんが「トイレに行ってきます」と告げて隊を離れたが、誰も気付かず先に進んでしまった。
・展望台で河野さんの発言により鈴木くんとはぐれていることを認識し、山本さんに電話してもらった。
・鈴木くんは雑事場ノ平の分岐を左に進んだらしかった。戻って雑事場ノ平で合流した。
・その後はオーダーを決めて下山した。
(反省)
・普段の沢山行の気分で特にオーダーを定めることなく歩いた結果、はぐれてしまいさらにその事に気付くのに時間がかかった。オーダーを決めるべきだった。
・最初から堀山の家で休憩すると決めておけばよかった。せめて堀山の家を通過せず、用がある人がいないか一度止まって確認するべきだった。先頭付近の人にまあ用事ないよね〜と言って通過してしまった。
・下山路に分岐がありはぐれやすい事を入渓前のブリーフィングで確認しておくべきだった。

■行動記録(2隊 河野)
新人目線での記録が見たいということで、山知識ゼロで初沢の河野が拙筆をとることになりました。
登り方、評価等はベテラン木口先輩に丸投げし、断片的に印象に残ったことを羅列します。ごめんなさい。
沢の記録というより、もっぱら隊の皆さんのことと自分の反省になってしまいました。

最初の5m滝。初の滝登り。外の岩はガバが比較的多いと聞いていたが、思った以上に指が引っかからない。
何より滑る。ジムと全然違う。
一般山行では心中で愛でに愛でている苔むした岩が、今日はいとわしく感じられた。
河野、足を滑らせ1m近く落下。ロープが上部でたるんでいたためと思われる。右脛を強打し、幼少時に遊具の角でぶつけたのと同じ場所に同じような傷をつくってしまった。何も成長していない...
その後山口くんに「足場はきちんと確保してから登らなあかんよ」と優しく関西弁で窘められた。物腰柔らかな山口くんの関西弁は、どこかまろやかな響きを孕んでいる。そういえば、2隊は私以外まっで関西出身やんけ。

本格的な沢遡行は初めてと言っていた山口くん。どの滝もひょいひょい登っていく。
「ほかの人が登ってる間に何か食べていてもいいよ」と言われていたが、後続が一瞬で登って来るため、そんなことをしている時間はほとんどなかった。
(決して不満とかではありません)

沢では各人が足場を見つけつつそれぞれ進む。事前に聞いてはいたが、オーダーでは後ろにいるはずの山本さんが前にいるなど、想像以上に自由だった。
先導の後をついていく通常のハイクしか経験がなかったため、新鮮で楽しかった。

間伐された木が派手になぎ倒されたエリア。
「整備されてない山はこんなもんですよ」と山本さん。
もはや景観の一部となりつつ倒木だが、水の侵食でできた岩の直線美とは違い、人為的に施された真っ直ぐな断面が何となく野暮ったい。
山本さんがいつかとっても偉くなって、きちんと整備してくださる日が来ることを切に願う。

道中、チョックストーンやささやかなナメ、小さな釜が見られ、「コンパクトに沢の見所がつまってていいね」と先輩方はご満悦だった。
素人な上水の中に入るだけで興奮する単純な人間なので、この地形が粋だ、これがあると厄介だといったことはまだよく分からない。これから徐々に知っていくのだろうか。楽しみである。
ちなみに、堰堤を見ると萎える感覚だけは分かった。

遡行も後半にさしかかったころ、沢が二手に分かれる。先輩に教えていただきながら、つい先日読図講習で習ったクロスベアリングを実践。実際に山に入ってコンパスを向けるのは、良い経験になった。

6m滝。登りがいのある滝に思われたらしく、リードしたがる先輩方。橋本さんは「目上をたてる健気な後輩なんで!」と爽やかな笑顔で恭しく山本さんに譲っていた。
先輩方は、新人(というより私)の安全な遡行のために、積極的にお助け紐を出したり丁寧に状況を説明したりしてくださった。
こんな頼りになる方々にも新人だった時があったとは信じがたい。
一方で、初沢がどこだったかという話題になった際、橋本さん「微妙な沢でした」山本さん「クソみたいな沢でした」。私がお会いしたことのある雷鳥の沢屋さんは、中々辛辣な方が多い気がする。
上から引っ張っていただきながら滝の右側を登るが、水が顔に直撃し、前がほとんど見えないまま登るのは大変だった。足を突っ張りながら手探りで取りやすいホールドを探し、見苦しくよじ登る。これも皆さんはあっさり登っていた。
水をもろに被る。風も相まって、寒い。前日に読んでいた10年前のトムラウシ山での遭難事故の資料が思い出されて、雨具を着て日なたに逃げ込んだ。
しかし今回の水はそれほど冷たいものではなかったらしい。

水が枯れ、ツメに入った。全行程の中で一番しんどかったような気がする。
前日の雨で土が柔らかくなっており、足が安定しない。「土に足をさし込むようにして登るといいよ」とアドバイスを受けつつ、ひぃひぃ言いながら尾根を目指す。
今回は木がところどころ生えていて手が使えたので、まだマシだったとのこと。
水温といいツメといい、沢の世界もまた厳しいものなのだなと、素人ながらにつくづく思った。

帰り道でも木口さんはしぶしぶ歩いていらっしゃったが、私はなによりも下界に戻った後、装備を洗って干す時の虚無感に耐えられない。経験豊富な皆様にこれらへの対処法をご教示いただきたいものである。

■反省(CL木口)
・堀山の家で待ちきれなかったり、下山ではぐれてしまったり、浅い考えで行動してトラブルを引き起こすことが多かった。
・1年生を初沢に連れて来ているという意識が途中から薄くなってしまった。今後連れて行くときは用語の解説など丁寧にしたい。
■感想・コメント(CL木口)
・小草平ノ沢は初心者連れかつ癒しを求めないパーティーにはかなり良い沢。見事な滝や美しい景色はないが、登れる小滝が連続して難所がない。いくつかある5-6mの滝でロープを出す練習もできる。
・ヤマビルが意外と少なくて良かった。朝倉さんの他は河野さんが少し手を噛まれたらしい。
・沢はコースタイムが読みづらく隊分けが難しい。2隊が早ければ滝で詰まってしまうし、1隊が早ければ合流までが寒すぎる。良い待機場所がほしい。
・電波の通じるところで本当に助けられた。事前に41期の携帯のキャリアを確認していたことも結果的には良かった。
・鈴木くんは滝を登るのがとても上手でした。全然怖がっていなかったのが沢では少し不安ではありますが、外岩で力を発揮するのではと思っています。
・41期の皆さんは懲りずにまた沢に来てくれると嬉しいです。菅沼さんとも一緒に行きたいです。
・装備の片付けは、次の沢山行の準備だと思えばそこそこ楽しいです。そのうち愛着が湧いてくると、とりあえず触ってるだけで嬉しくなるかもしれません。

■反省(SL橋本)
・クレイムハイストやプルージックはすぐにセットできるように練習しておきましょう。
・ロープをfixした状態で登攀する際,ロープのたるみが残らないように,ある程度ロープを張っておかないといけない。
・一度,荷重がかかったらクライマーが落ちてしまいそうな形でお助け紐を出してしまった。強度のある支点か踏ん張りの効く足場を確保し,テンションがかかっても耐えられるようなお助け紐の出し方をできるように,判断力を養っていかなければいけない。
・鐶付カラビナのゲートを開いたままでお助け紐を使用している時があった(しかもテンションがかかった)。カラビナはゲートが開いていると,本来の力を発揮しないので,必ずゲートが閉まっていることを確認する必要がある。また,沢経験者は初沢のメンバーの行動をもっと丁寧にチェックするべきだった。
・遡行や詰めの際,先頭のSLがついつい早く歩きすぎて後続との距離が開いてしまうことがあった。もっと後ろを気にかけるべきだった。
■コメント(SL橋本)
・河野さん,大変素晴らしい記録を書いてくれてありがとう。自分が初沢の頃を思い出しました。
・41期の2人は積極的に滝を登っており,良かった。滝の登攀は,自分の初沢の時よりよっぽど上手かったと思います。今後に期待。
・山本さんには,41期のフォローや指導をしていただき,大変助かりました。ありがとうございました。
・41期の皆さん,今後も一緒に沢に行きましょう!

■コメント(朝倉)
・ヒルに好かれて困ってしまう
・リード時支点の取り方はもっと自分できちんと判断すべきだった
・とはいえ沢のリードでテンションかけるのはどの道よろしくないので,確実に登れるどうかちゃんと判断した上で取り付いて,実際に登れたのは良かった
・快適に登れる滝が多くて期待以上の沢山行だった.CL/SL ありがとう.新入生各位もぜひまた行きましょう

■感想(山本)
・中間エイトノットはよい試みだった

■反省(河野)
・アッセンダーは安定した足場で上げきってから進む。
・カラビナが閉まりきっていない状態で登攀を始め、かつ落ちかけた。もってのほか。
・単純にクライミングが下手。見ていてヒヤヒヤさせるような危なっかしい登攀はしない。強い人の登り方を見て学ぶ。
■感想(河野)
天気も良かったし、景色も最高だったし、大満足!沢の魅力を存分に堪能できました!...とはいいきれません。というのも、登攀力の欠如、注意散漫で危ない場面を多く作ってしまったから。(カラビナが閉まりきってない状態で登攀を始めた。もってのほか。)他の3人がそつなく安全に遡行を全うしただけに、私にとっては反省だらけの苦い初沢となりました。
不甲斐ない私をサポートしてくださった橋本さん、山本さん、山口くん、本当にありがとうございました。
今度は心から沢を楽しめるように、知識と技能を磨いてまた挑戦したいです。

■コメント(鈴木)
・初沢につれていっていただき、ありがとうございました。
・トイレの件ではぐれてしまい申し訳ありませんでした。以後、伝わったかの確認を徹底します。
・思ったより寒かった。
・慣れるまでは大丈夫そうでもロープを出してもらう方が安全かな。
・楽しかった。

■感想(山口)
濡れながら沢・滝を登る経験は今までなく、楽しく新鮮でした。沢たびで歩く・登る時の足の感覚など、沢遡行がどのようなものなのか感覚をつかむことができ、良い経験になりました。今回ご指導くださった方々に感謝します。