2019/6/22-23 雲取山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
雲取山山行計画書確定版 作成者 新居
■日程 2019/6/22,23(土・日)
■山域 奥多摩・奥秩父
■在京本部設置要請日時 6/23 19:00
■捜索要請日時 6/24 09:00
■メンバー 計6名
CL新居 SL橋本(拓) 河野 陳 平島 マリヤ
■集合
西武池袋線快速急行・三峰口行 池袋駅07:05発(7番線)一号車 遅刻厳禁!!!
※途中合流する場合はCLまでお伝えください
■交通
□行き
西武池袋線快速急行・三峰口行 池袋駅07:05→西武秩父駅08:47(772円)
西武観光バス・三峯神社行 西武秩父駅09:10→三峯神社10:25(930円 IC927円)
*遅れた場合
①西武池袋線快速急行・三峰口行 池袋08:05→西武秩父09:48(772円)
西武観光バス・三峯神社行 西武秩父駅10:05→三峯神社11:20(930円 IC927円)
②西武特急ちちぶ5号・西武秩父行 池袋7:30→西武秩父08:55(1472円)
□帰り
西東京バス・奥多摩駅行 鴨沢(7:45/9:51/10:16/12:20/13:46/14:44/16:03/18:38(最終))→奥多摩駅(08:22/10:27/10:53/12:56/14:22/15:21/16:39/19:14(最終)) 630円(IC627円)
鴨沢→(徒歩8分)留浦(19:59(最終)) →奥多摩駅(20:34(最終)) 630円(IC627円)
奥多摩駅(11:03/11:33/12:02/12:35/13:05/13:36/14:05/14:30/15:08/15:27/15:36/16:05…22:24(最終))
*最終は新宿に帰ることのできる電車です
■行程
1日目:
三峯神社バス停-0:25-妙法ヶ岳分岐-0:30-炭焼平-0:40-霧藻ヶ峰-0:15-お清平(お経平)-1:20-白岩小屋-1:10-大ダワ-0:30-雲取山荘
(計4:50)
2日目:
雲取山荘-0:30-雲取山-0:20-小雲取山-0:15-奥多摩小屋跡*-0:20-ブナ坂-0:20-七ツ石山-0:25-堂所-1:20-小袖乗越-0:20-鴨沢バス停
(計3:50)
*奥多摩小屋はH31/3/31に閉鎖
■エスケープルート
雲取山頂まで:引き返す
雲取山頂から:そのまま進む
*雲取山頂までで引き返した場合
三峯神社バス停(10:30/一時間ごと/16:30)→西武秩父駅(11:45/一時間ごと/17:45)
■地図
2.5万分の1 「雲取山」「丹波」
山と高原地図「26雲取山・両神山」
■個人装備
□ザック □ザックカバー□登山靴 □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □雨具 □防寒具 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ブキ □コッヘル □ロールペーパー □ライター □新聞紙 □ゴミ袋 □軍手 □地図 □コンパス □筆記用具 □計画書 □遭難対策マニュアル(緊急連絡カード含む) □学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □日焼け止め □タオル □歯ブラシ □エマージェンシーシート □シュラフ □マット (□カメラ □サングラス □温泉セット □学割証明書)
■共同装備
テント(エアライズ)
テント(ステラリッジ)
鍋(雪・月)
ヘッド(緑8)
ヘッド(緑9)
カート*2
調理器具セット(ディド)
救急箱(エーデルワイス)
■遭難対策費
200円/人*6名 計1200円
■悪天時
前日12時までに判断
■備考
日の出(雲取山 6/23)4:19
日の入り(雲取山 6/22)19:13
NHKラジオ第一(東京)594kHz
NHKラジオ第二(東京)693kHz
白岩小屋:0494-23-3338 素泊まり4000円
雲取山荘:0494-23-3338 テン場代1人500円/素泊まり5300円
七ツ石小屋:090-8815-1597 素泊まり4000円
奥多摩温泉もえぎの湯(奥多摩駅より徒歩10分 780円)
西部観光バス・秩父営業所 0494-22-1635
青梅警察署 0428-22-0110
秩父警察署 0494-24-0110
雲取山山行記録
作成者: 新居
■総評
初日に雨に降られたので新入生には少々厳しい山行になったかもしれないが、経験も積めたし、霧と雨が幻想的ないい山行だった。
■日程 2019/6/22,23(土日)
■山域 奥多摩・奥武蔵
■メンバー(計6人、敬称略)
雲取山荘まで:SL橋本(40/B2),マリヤ(41/B2),河野(41/B1),平島(41/B1),陳(41/B1),CL新居(40/B2)
雲取山荘から七ツ石山付近分岐まで:河野(41/B1),マリヤ(41/B2),SL橋本(40/B2),平島(41/B1),陳(41/B1),CL新居(40/B2)
七ツ石山付近分岐から鴨沢バス停まで:平島(41/B1),マリヤ(41/B2),SL橋本(40/B2),河野(41/B1),陳(41/B1),CL新居(40/B2)
■タイムスタンプ
<一日目>
11:47三峯神社バス停発
12:00-12:06休憩@妙法ヶ岳分岐
13:13-13:18休憩@霧藻ヶ峰山頂手前
13:42-13:47休憩@道中
14:21-14:27休憩@道中
15:07-15:20休憩@白岩小屋廃墟
15:50-15:55休憩@白岩山山頂付近
16:48-16:52休憩@大ダワ
17:12雲取山荘着
<二日目>
4:53雲取山荘発
5:15-5:47休憩@雲取山山頂
6:33-6:40休憩@奥多摩小屋跡
7:32-7:42休憩@七ツ石山付近分岐
8:49-9:00休憩@道中
9:50鴨沢バス停着
■記録
<前日まで>
前々からずっと雨の予報が続いていたが木曜日の顔合わせコンパの時点で天候が少し回復していたので、参加した新入生にモチベを聞いてみたところ、モチベが下がってはいるが行く気はあるとの意見だったのでこの時点で内心決行かなと思う。1年生はやる気に満ち溢れていて素晴らしい。自分もかつては山での雨なんていつもと大して変わらんし余裕だろうと思っていた時期がありました・・・金曜正午になっても天気予報に大きく変化はなく決行することを決めた。
<一日目>(13時頃まで:少雨、雨具必要なし、13時以降:雨、雨具着用)
・三峯バス停まで
泊まり山行初CLということで早めに行こうと思い、集合が7:05のところ6:35には早くも池袋に到着。ちなみに財布を忘れた。温泉、テン場以外使うことはないので今回はあまり問題なかったが、もちろん忘れるべきではない。前日はあまり眠れなかったものの、緊張からか特に眠気は感じなかった。その後他のメンバーもぞろぞろと集まってきたのだが、なんと6:47に人身事故が発生し、乗る予定だった電車がもろにそのあおりを受けるようだ。運転再開は7:40分ごろ。OMG・・・。もし予定通りに再開してそこから普通に運行すれば、遅れた場合のバスに乗れることはわかっていたので待機。しかし、しばらくすると運転再開は8時に変更!間に合わない!!!ここで橋本が提案していた振り替え輸送を使うルートに変更し、移動を開始する。振り替え輸送の電車も止まっていた西武池袋線に乗り入れているようだったが、その電車は定刻通りに運行していた。そんなこんなでなんとかバスに間に合う。バスに乗っている間、昨日は15-16時土砂降りだったと運転手のおじさんが教えてくれた。OMG・・・。
・三峯神社バス停-雲取山荘
バスから降りた途端に水滴が降り始めた。CLは濃い大粒の霧だとメンバーに言い聞かせる。決して雨なんぞではない、決して・・・。ただ世間では雨と言うらしいのでここでも雨と書きます・・・・・。雨は弱かったのでとりあえず雨具を下だけ履くように指示し、出発。淡々と樹林帯を歩いて行く中、途中からマリヤさんがしんどそうな雰囲気を醸していたので声をかける。関係ないけどマリヤさん日本語上手すぎた。どうやったらあんなに外国語を読み書き&会話できるようになるのか不思議でならない。やはり経験値?そんなこんな歩いていると霧藻ヶ峰山頂手前であたりで休憩している際に雨が強くなってきたので全員雨具着用する。ちなみにここで河野さんが写真に写る時の顔が特徴的というかおんなじ顔してるね〜という話になった。気になる方は確かめてみて欲しい。霧藻ヶ峰は霧は立ち込めているし、ちらほら藻はあるし、名前通りの山であった。雨が降ってからの休憩は、ずっと止まって雨に打たれるのも嫌なのでこまめに短くとった。霧藻ヶ峰から歩き続け途中で休憩した白岩小屋は、ボロボロの廃墟になっており地震で倒壊しそうな感じだったが屋根には変えられないので中で休憩した。自然も偉大ですが、やっぱり知恵というのは偉大です。木だけで雨が漏れないように屋根を作るって意外と難しそう。てくてく歩いてこのあと鹿も見て、雲取山荘到着!テン場が狭くて困った。すでに張ってあるテントの真横にぴったり張ったりして少し申し訳なかったです。夕食の食当である河野さんは炒飯を作っていたが、なんと生卵持参!気合の入れようが違う。ボリュームも十分で初めての食当とは思えなかった。
<二日目>(曇り時々少雨、雨具は必要なし)
うーん、この日もあいにくの曇り。朝の食当は平島くん。アルファ米を使っていたので、米の美味しさは抜群の安定感。ウインナーもブロッコリーも添えてあってアクセントもいい。ただ、時間が結構かかってしまうのは難点ですね。経験大事ということで、雷鳥山行2回目の河野さんと平島くんに先頭を任せることに決定。最初は河野さんに七ツ石山までをやってもらうことにした。雲取山荘から山頂までは一瞬。到着時には山頂からギリギリ富士山が見えていたが、出発時にはもう全く見えなくなったのであまり遅れなくてよかった。山頂で賞味期限切れの羊羹をみんなに配って甘味補給。下山開始。七ツ石山手前まで特に何もなく、七ツ石山も多数決で行かなくていいということになり巻くことを決定、先頭を平島くんに交代。河野さん先頭お疲れ様でした。その後も特に何もなく鴨沢バス停まで下山。平島くんも先頭お疲れ様でした。
■CLコメント
・電車が運休した際は早めに他の路線に切り替えた方がいい。運転再開しても遅延はするだろうし、運転再開時刻はあてにならないので。
・雨の中に新入生を連れて行くのは心苦しかったが、新入生にはいい経験になっただろう。
・ただ、雨でも余裕ある新入生も見られたので頼もしかった。今後にも期待。
・大部分SL橋本に頼ったところが多かった。41期に注意する嫌われ役も引き受けてくれたので感謝しております。自分も上手な注意の仕方勉強した方がいいかもしれない。
■SLコメント
・雨の中での行動が長く,精神的にきつかったと思いますが,みんなしっかりついてきてくれて良かったです。今度は晴れた山に行きましょう。
・雨の中,ガスの中で行動すると,晴れていること,見晴らしのいい時ことの素晴らしさを改めて実感できた。とはいえ,ガスの中の苔むす樹林帯の雰囲気もなかなか良かった。
・財布とか防寒具とか,CLやSLが大事なものを忘れてはいけない。
・フライはしっかり張りましょう。本体とくっついていたら一瞬で結露します。
・河野さんと平島くんの料理はとっても美味しかったです。また,トップとしても,2人とも丁度良いペースで歩けていて良かったです。お疲れ様でした。
・今回新入生に伝えたことの大部分が,裏銀座で菅沼さんに教わったことだなあと思いました。先輩方に教わった様々なことを,今後もしっかり後輩に伝えていかないといけないなと思います。