2019/8/23 サマン谷
サマン谷遡行記録
作成者:丸山
■日程 2019/8/23
■山域 祖母山
■天候 曇り
■メンバー
L丸山(35/OB)、迫野(35/D1)
■総評
天候が悪く午後からの入渓となったが、3時間半の短さの中に、多くの滝がある発達したゴルジュがあって、泳ぎも登りも楽しめ、遡行価値が高かった。諦めずに行って良かった沢であった。
■ヤマレコ記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2054468.html
■時間
13:55 出発
14:11-23 サマン谷出合で入渓準備
16:58-17:09 林道に出て遡行終了・休憩
17:44 帰着
■ルート概況
※滝の落差等は自作遡行図に基づく。
※ラバーソール推奨。
※記載しなかった滝はすべて容易。
○アプローチ
・登山口の駐車場は有料とされているが、繁忙期以外は徴収がなさそう。また、附近の空地にも駐車できる。
・入渓点までは普通の登山道。
○サマン谷
・序盤は平凡なゴーロ。
・最初の4m滝はのっぺりしていてやや難しい(IV)。右から離陸し左へトラバースして水流右側を登る。
・釜や小滝の続く美しい流れを経て、倒木の架かる3m滝は倒木を登った(III+)。
・綺麗に嵌ったCSが特徴的な5m滝はCSと右壁の間から登れるが、リーチがないと難しい(V)。上流は特徴的な狭いゴルジュ。
・この沢で最大の8m滝は、ハーケンを打ってA1すれば直登できた(IV)が、通常はすぐ上の3m滝(容易)とともに左から巻くと思われる。ボルトが抜けた穴があり、かつては残置ボルトがあった模様。
・続く6m滝も容易に巻けると思われるが、真夏なら激シャワーで直登可能。泳ぎからの離陸が難しくIV+。要荷上げ。
・癒やしのナメを経て7m堰堤を容易に巻けば、ゴーロの沢となる。3:2二俣は右に入った方が下山路に近い。
○下山
林道と普通の登山道で、すぐに下れる。
■行動記録
・滝はすべて丸山がリード。
・メインロープを出した滝は8m滝と6m滝だったような気がするが、あまり良く覚えていない。その他お助け紐を数カ所で使ったような。
■備考
・短く、半日で終わる沢。
・午前中は雨が降っていたようだが、増水による困難さは感じなかった。
・すべての滝の直登にこだわれば、かなり面白い谷で、2級上程度はある。
・人との遭遇なし。
・ヤマビルなし。祖母山周辺にはいないらしい。(傾山にはいる)
・短くて滝登りも楽しめる上、美しいので特に梶原にお薦めの沢。大分県内だし。
■CL感想
・諦めずに午後からでも転進して良かった。
■反省
特になし
■迫野コメント・感想
・洗濯機(丸山註:最初の4m滝の上にある釜)でグルグルして楽しかった。
・フリクションで突破しないといけない箇所があった気がして、そこがちょっと怖かった 。