2019/8/24 太田川細見谷遡行

太田川細見谷遡行記録
作成者:丸山
■日程 2019/8/24
■山域 西中国山地
■天候 曇り
■メンバー
L丸山(35/OB)、迫野(35/D1)
■総評
遠征最終遡行だったが、内容の薄い沢であり微妙だった。とはいえ、日本百名谷の1つであって、それなりに知名度もある沢を自分の目で確かめられたのは良かった。
■ヤマレコ記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2054458.html
■時間
9:16 出発
9:48 入渓
11:25-44 イカダ滝
12:00-40 大竜頭の滝(登降してから引き返し)
13:03 黒滝谷出合
13:48 廃林道に出る
14:57 帰着
■ルート概況
※滝の落差等は自作遡行図に基づく。
※フェルトソール推奨。
・廃林道を歩き、適当なところで沢へと下れば入渓できる。あまり早く入渓しても単調な部分が長くなるだけである。
・軽い泳ぎを交えつつ、比較的単調な沢を遡行すると、顕著なゴルジュとなって3mイカダ滝が現れる。滝の手前の左岸も登れそうだが、滝壺をジャンプと泳ぎで突破して滝のすぐ下まで行けば、水流の右を容易に(II+)登れる。
・次の顕著な滝は大竜頭の滝2段8mで、左壁をIII+程度で登れる。要ロープ。
・これ以降、この沢に滝はないとされるため、ここで引き返した。
・少し戻って支流の黒滝谷を遡ると廃林道に出られるが、途中にある2段10m滝はやや難しい(IV-)ので、ロープを出した方がよい。
・廃林道は荒れているが、釣り師が入るようで、通過に難儀するところはない。
■行動記録
・滝はすべて丸山がリードした。
・イカダ滝では念のためフローティングロープを使用したが、その必要性はなかった。
・メインロープを出したのは大竜頭の滝の登攀と懸垂下降のみ。適当な支点がなかったため、倒木を支点に懸垂下降したが、やや不安だった。
■備考
・日本百名谷の1つだが、滝らしい滝は2つだけ、突破しがいのあるゴルジュもなしと、内容の薄い沢。2級程度。
・山中での人との遭遇なし。駐車場では釣り師やキャンパーが多かった。
・ヤマビルなし。
・帰りの林道でたくさんのヒラタケを採集し、家に持ち帰って食べた。
■CL感想
・遠征最後の沢だったが、微妙な内容で残念。まあそれが自分の目で確かめられたので良しとする。
・九州から広島県まで転進したので結構遠かった。
■コメント
・微妙な沢に無理矢理連れてってごめんなさい。まあそういう日もあります。
■反省
特になし
■迫野コメント・感想
・疲れてて入渓時に足を打ってしまい、モチベがガタ落ちしてしまった。
・ビミョーな沢だったけど、足が痛くて疲れてたのでちょうど良かったかもしれない。そういうことにしておく。
・ただ転がってるだけの倒木(押せば動く)を支点に懸垂下降する羽目になったときは唖然とした。
・印象に残らない渓相だったが、カッコいいニホンヒキさん写真が撮れたのでプラマイ満足。