2019/11/2 三ツ峠山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
三ツ峠山ハイク 確定版
作成者:鶴田
■日程 2019/11/2
■山域 河口湖
■在京本部設置要請日時 2019/11/2 18:30
■捜索要請日時 2019/11/3 8:00
■メンバー(4人)
CL鶴田 SL河原井 小泉 新田
■集合
○小泉さん、河原井くん、鶴田→6:00 東京駅八重洲南口JR高速バスターミナルバスのりば
※6:20発の高速バスに乗車、河口湖駅へ
○新田さん →公共交通機関を利用して河口湖駅へ
■交通 5000円程度
□行き 2740円
①
A)小泉さん、河原井くん、鶴田→[富士急行高速バス/特急 東京駅~河口湖線]東京駅−河口湖駅 6:20-8:42 2000円
https://bus.fujikyu.co.jp/highway/detail/id/37
※CLが予約済み
B)新田さん→公共交通機関を利用
参考
[JR中央本線/松本行き]高尾-大月 6:42-7:19
[富士急行/河口湖行き]大月-河口湖 7:26-8:21
②[富士急行路線バス/河口湖駅〜三つ峠・天下茶屋] 河口湖駅−三つ峠 9:05-9:33/9:50-10:18(終) 740円
https://bus.fujikyu.co.jp/rosen/detail/id/10
※河口湖周遊バスフリークーポンは利用不可。
□帰り 2000円
[富士急行バス/高速バス/東京駅〜河口湖線]河口湖駅-東京駅18:00-20:05 2000円
※CLが予約済み
○遅れた場合
[富士急行/大月行き]河口湖-大月
[JR中央本線/高尾行き]大月-高尾
[JR中央線/東京行き]高尾-東京
■行程
三ツ峠登山口-0:55-ベンチ-0:35-三ツ峠山荘-0:20-開運山-0:15-三ツ峠山荘-0:10-木無山-1:15-霜山-0:30-湖畔下山道分岐-0:35-天上山-0:15-富士見台-(富士山パノラマロープウェイ3分)-ロープウェイ乗り場-0:10-河口湖駅 計5:00(ロープウェイ乗車時間除く)
※ロープウェイを利用しない場合 計5:25
○富士山パノラマロープウェイ
8:30-17:00(10/19〜11/24)※下り最終17:20、 片道500円、運転間隔 5〜10分 随時運行
■エスケープルート
木無山まで:三ツ峠登山口に引き返す
それ以降:そのまま進む
■個人装備
□ザック □ザックカバー □登山靴 □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □雨具 □防寒具 □水 □行動食 □非常食 □ゴミ袋 □地図 □コンパス □レスキューシート □筆記用具 □計画書 □遭難対策マニュアル(緊急連絡カード含む) □学生証 □保険証 □現金(□常備薬 □帽子□カメラ□温泉セット) □日焼け止め
■共同装備
救急箱(アゲハ):鶴田
■地図
2.5万分の1 「河口湖東部」、山と高原地図「32富士山 御坂・愛鷹」
■遭難対策費
メンバー 4人×100円=400円
■備考
□日の入16:50(11/2河口湖)、日の出6:08(11/3河口湖)
□各種連絡先
富士吉田警察署 河口警察官駐在所 0555-76-7336
大月警察署 0554-22-0110
富士吉田警察署 0555-22-0110
富士急山梨バス本社営業所 0555-72-6877
富士急コールセンター(高速バス) 0555-73-8181
□過去の記録
2018年
2017年
2014年
三ツ峠山ハイク記録
作成者 鶴田
■日程 2019/11/2(土)
■山域 御坂
■天気 晴れ
■メンバー4名(敬称略)
CL鶴田(40/B2)、SL河原井(40/B2)、小泉(40/B2)、新田(41/B1)
■タイムスタンプ
(10:20頃-10:45 河口湖駅~三ツ峠登山口※タクシー移動)
10:50 三ツ峠登山口(出発)
11:50 三ツ峠山荘・小休止
12:00 同発
12:10 開運山着
12:15 同発
12:20 四季楽園・小休止
12:45 同発
12:55 木無山
13:40 送電鉄塔・小休止
13:45 同発
14:00 霜山
14:20 湖畔下山道分岐
14:25 道路分岐
14:40 天上山・小休止
14:50 同発
14:55 天上山公園(富士見台駅、展望台他)・休止
15:30 同発
15:50 護国神社(帰着)
■行動記録
○~河口湖駅
河原井くん、小泉さん、鶴田は高速バスで東京駅から河口湖駅へ向かう。渋滞で70分ほど遅れて到着。そういえば三連休初日でした…。
電車アプローチの新田さんは予定どおりに到着していたので、長らくお待たせしてしまった。本当に申し訳ない限りです。
○河口湖駅~三ツ峠登山口
河口湖駅周辺は観光客であふれていた。前述の遅延によって登山口行きの路線バス(最終便)を逃したので、タクシーを利用する。料金5420円を4人で割り勘した。
○三ツ峠登山口~三ツ峠山荘
三ツ峠登山口の標高は1220mと高い。山頂までの標高差(約560m)がそれほどないので、苦労せず登ることができた。
陽光に照らされた黄葉がきれいだった。
○三ツ峠山荘~四季楽園~開運山
山頂付近に数軒ある有人小屋を横目に、歩を進める(三ツ峠山荘、四季楽園、富士見山荘)。周辺に林立している電波塔や反射板がよく目立つ。
途中、整備のため道が狭くなっていた。階段を経て開運山へ。
開運山は二つのピークを有する。今回足を運んだのは南西側のピークのみ(1785.2m)で、こちら側に三角点とお馴染みの石碑がある。砂礫で覆われた山頂は狭く、混雑気味である。雲が出ていて、本来の6、7割くらいの眺望だと思われた。富士山や南アルプスが見られる場所であるとは、にわかには信じがたい。御坂山地を眺めたのち、写真を撮ってもらって早々に立ち去った。
○開運山~四季楽園~木無山~
来た道を戻る。わずかに黄色の葉が残る木々はカラマツだろうか。
四季楽園前のテーブルをお借りする。インスタントの紅茶やカフェオレであたたまった。
木無山(1732m)はそれと気づかず通りすぎてしまった。確かに木がないスペースがあった。
明るい雑木林の中、なだらかな府戸尾根を歩いていく。
○送電鉄塔
樹林がとぎれ、眺望が開けた。河口湖の一部も望む。遥か頭上には送電線がのびている。
○霜山(1301.7m)
仄聞するに霜山は見逃しやすいとのことなので、慎重に目を走らせていた。進行方向左手に地味な小ピークが現れたので、試みに登ってみる。枝にくくられた小さな山名板は霜山を名乗っていた。河原井くんにポーズをリクエストすると、ささやかな霜山を快く表現してくれました。ファンの方は写真を見てみましょう。
以降、アップダウンが続く。
○天上山(1139.9m)
小さな祠を有する神社があった。南向きに開けていて、富士山の輪郭が浮かびあがっている。ようやくお目にかかった。ところで、天上山は太宰治版「かちかち山」の舞台だそうな。
○天上山公園
5分ほど下りて天上山公園に到着。見晴らしの良い広場である。富士見台駅、展望台を兼ねた茶屋に加え、「天上の鐘」「うさぎ神社」「かわらけ投げ」…といったモニュメント等もこまごまと並んでいる。登山客と軽装の観光客で賑わっているのを見て、高尾山の展望台を想起した。
「かちかち山」にちなんで置かれたうさぎとたぬきの像が目をひく。ポップな姿態をしている二匹だが、再現されているのはまあまあ物騒な場面。
各自だんごやらソフトクリームやら買ってひと息つく。小泉さんと展望台に上ると、一層遠くまで見渡せた。間もなく富士山は霞の奥へ消えた。
○下車(河口湖畔~もみじ回廊~河口湖駅)
遊歩道を下っていく。両脇にはアジサイの株が植えられていた。ロープウェイを使うほどではない。
河口湖岸に出た。バスに揺られ、「もみじ回廊」を訪れる。周辺の露店をひやかしたのち、いざ、もみじ回廊へ。ライトアップされた川沿いの並木を歩く。葉はまだ青い…。数週間後の11月末に41期河野さんたちが行かれた際は、紅葉を楽しめたようですね。後日、彼女たちの写真を通じて紅葉狩り気分をお裾分けしてもらった。
観光客でいっぱいのバスに乗り、河口湖駅へ向かう。下車する停留所を鶴田が間違え、お騒がせした。改めてお詫びします…。そんなこんなで駅に至り、お土産を物色しながらバスを待った。
帰りは全員高速バスで東京駅へ。
■ルート概況
・三ツ峠山とは御巣鷹山、開運山、木無山の三山を総称した名。各山頂は多様なルートでたどり着ける。
・今回は、[北西の三ツ峠登山口から短時間で登頂→府戸尾根、天上山を経由→河口湖岸に帰着]といったコースをとった。御巣鷹山には寄らなかった。
・四季楽園~開運山:道の整備作業で登山道が狭くなっている箇所があった。
・木無山~送電鉄塔:一部に倒木が見られた。通行に支障はない。
・天上山以降は観光地のような雰囲気。
■総括、反省
・日は出ていたが雲があり、三ツ峠山で富士山の眺望は叶わなかった。天上山やもみじ回廊付近(下山後)ではうっすら見えた。
・ほどほどに涼しく、すごしやすかった。
・山頂付近の紅葉は終わりかけていたが、山腹の紅葉で秋の雰囲気を味わえた。
- 高速バスの利用を検討する場合、渋滞の見込みがないか確認すべきだと学んだ。特に往路。
- 下山後のプランをあまり練ってこなかったのを反省。優しいお三方に甘えてしまった。
■CLコメント(鶴田)
○三ツ峠山
・界隈で特に人気の山という印象があったが、特別な感じはしなかった。(他の山と比べて、の意。がっかりした訳ではない。)
・個人的になだらかな府戸尾根を歩くのが楽しかった。
・次行くとしたら富士急行三ツ峠駅からアプローチしようと思う。
○御坂山地
・紅葉の時期に足和田山に行きたい。
・毛無山から十二ヶ岳にかけての稜線が岩場、鎖場…等と変化に富んでいて楽しそう。折を見て計画したい。
○皆さん1日ありがとう。色々お話できて嬉しかったです。