2019/12/15 兜岩クライミング

山岳愛好会雷鳥・ぶなの会
兜岩クライミング計画書(12/10提出)
作成者:丸山

■日程 2019/12/15(日)
■山域 奥秩父前衛
■メンバー
CL丸山 SL迫野 河野 山口
■集合
迫野 ゴルフ・ドゥ横浜町田店前に6:05
河野・山口 相模湖駅前三角形交叉点に 7:00
■注意点等
・結び目や確保の相互確認
・Zクリップや逆クリップに注意
■共同装備
60mシングルロープ×2(共装):河野、山口
60mシングルロープ(丸山私物):丸山
カム・ナッツ(丸山私物):丸山
救急箱(丸山私物):丸山
■個人装備
□ザック □ヘッドライト □予備電池 □雨具 □防寒具
□飲料 □非常食 □行動食 □ゴミ袋
□学生証 □保険証 □現金 □常備薬
□クライミングシューズ (□チョーク) □ヘルメット □ハーネス □ビレイ器
□セルフビレイ用スリング・カラビナまたはPAS □支点構築用スリング・カラビナ □クイックドロー
□トポ (□ビレイグローブ) (□テーピングテープ) (□ブラシ) (□サンダルやマット類)
■遭難対策費
なし
■備考
日の入 16:34
笛吹警察署 055-262-0110

兜岩クライミング記録
作成者:丸山
■日程 2019/12/15(日)
■山域 奥秩父前衛
■天候 曇り後晴れ
■メンバー
CL丸山(35/OB)、SL迫野(35/D1)、河野(41/B1)、山口大(41/B1)
■岩質 凝灰岩?
■記録
※ルート名・グレードはトポによる。
※概ねトライした順に記載。
※略語説明
TR:トップロープ(終了点で折り返したロープが垂れている状態)
OS:オンサイト(初見・無情報でリードでノーテンションで登る)
FL:フラッシュ(他人が登るのを見た後に初回リードでノーテンションで登る)
RP:レッドポイント(リードでノーテンションで登る)
WP:ホワイトポイント(TRでノーテンションで登る)
TO:トップアウト(何してもいいので終了点まで登る)

○アプローチ
駐車場までの林道を走っていると、前からマイクロバスがバックしてくる。なぜこんな林道にマイクロバスで入ったのか不明であるが、こちらもバックしてすれ違えるところまで戻り、退路を譲る羽目になった。
駐車場に着いたらトイレ・準備を済ませて出発。歩きやすいハイキングコースだが、結構な急登で、しっかりウォーミングアップさせられた。岩場はハイキングコースの脇にあり、絶対に見逃すことはない。9時前ごろに岩場着。

【大手門エリア1F】
○はじめの一歩  10a
丸山 OS
山口、迫野
易しめ。

これだけやって2Fへ移動。以下は2Fを一通りやってからのトライ。

○十月  8 NP
丸山 OS
迫野、山口、河野
体感8+
○ハローワーク  11a
丸山 2テンTO
OSグレード更新狙ったが失敗。3ピン目でボルトから離れて右の方を登った方が易しいなんて、初見では分からない。
○大好き 10d
丸山 1テンTO
下部はガバガバ。上部はボルトからやや離れてカチで登るが、ビビッてテンションを入れてしまった。
○目覚め 10b
丸山 mOS

【大手門エリア2F】
○Nightmare 10c
丸山 mOS
ハング下でヘルメットが邪魔になる。快適に登りたければヘルメット無しの方が良さそう。ジャミングが使えた。
○赤はワイン色 10c
丸山 mOS
易しい。
○げん直し 10a
山口
○2度あることは3度ある 8
丸山 mOS
迫野、河野
○薫風 10a
丸山 mOS
山口
快適で景色もよく良いルート。
○青とブドウ色 10a
丸山 mOS
山口、迫野
他の10aよりは難しく感じた。
○ヴァン君 9 
河野、迫野
丸山 OS
○選択の自由 10a~11a
山口
丸山 mOS
限定のつけ方次第でグレードが変わるらしい。

○帰路
16:20頃に下山開始。行きは割と大変だったハイキングコースも下りは楽。

■岩場情報
・駐車場までは、春日居ゴルフクラブを目指して進み、ゴルフ場に着く直前に、兜山登山口を示す道標に従って右に曲がればよい。
・駐車場までの道路に獣害防止柵があり、開け閉めが面倒。
・駐車場(10台弱程度)にはトイレもある。女性・身障者用は使用不可となっていたため、女性も男性用の個室を使う必要があった。水は沢水。
・アプローチは、往路20分程度、復路15分程度。標高差約150m。
・トポは、現在一般公開されていない模様。
・ボルトルートは10台、11台のルートが中心で、初~中級者向け。
・トラッドルートは最難でも10aで、初心者向け。
・グレード感は甘め。阿寺よりは厳しいが湯河原幕岩よりは甘い感じ。
・5m程度の短いルートから20m以上の長いルートまである。
・各ルートの下地はよい。
・終了点は残置カラビナだが、クライミング用ではないC型のカラビナが多い。やや不安。
・トポには岩場にもトイレがあるように書かれていたが、探しても見つからなかった。現存しない模様。
・大手門エリアだけで、他に3パーティ程度。比較的広い岩場なのでストレスなし。甲府城エリアも3パーティ程度のようだった。
・冬の岩場としては、南面なので陽当たりが良く暖かい。朝は寒い。
・振り返ると甲府盆地と富士山の雄大な景色を望めるルートが多く、癒される。
■丸山感想
・それほど混まず、チョーク跡もそれほどついておらず、景色もよく、良かった。今回手を付けられなかった甲府城エリアも含め、再訪したい。
■丸山コメント
・トポは各自印刷して持ってきましょう。
・河野さんには難しすぎる岩場だったようで、ごめんなさい。
■迫野雑感
・ウスタビガの綺麗な緑色の繭がたくさんあって楽しかった。
・落ち葉滑る。危ない。
・8のルートにお手上げという屈辱。
・河野さんは諦めずに何度も挑戦してて偉いなと思った。
・山口君のクライミング力が思ってた以上に高くてビックリした。
・丸山君上手。
■河野雑感
・5.8ですらTRでも登れなくて悲しくなった。
・細かいホールドやフリクションを信じる勇気がまだない。
・落ちたくない痛い思いをしたくない一心で、なかなか思い切ったムーブが出来なかった。徐々に慣れていきたい。
・登攀中に迫野さんがサライを熱唱してきても無言で取り組めるくらいの集中力は身につけたい。
■山口雑感
・景色も日当たりもよい岩場だった.比較的距離が短めのルートが多く,持久力がない者としてはうれしい.
・2回目で,外岩リードでの自分のグレードが10a付近であることがわかった.
・すぐに諦める質で,もっと粘ってもよいと言われた.