2020/10/25 今倉山・二十六夜山ハイク

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
今倉山・二十六夜山ハイク計画書 確定版(2020/10/16)
作成者:児玉

■日程 2020/10/25 日帰り・予備日なし
■山域 道志
■在京本部設置要請日時 2020/10/25 18:00
■捜索要請日時 2020/10/26 9:00

■メンバー(5名)
CL児玉 SL新居 岩瀬 鶴田 加藤

■集合
高尾駅8:02発 JR中央本線 甲府行 先頭車両

■交通
□行き
高尾8:02-(中央本線 甲府行)-大月8:44 594円
大月8:49ー(富士急行 河口湖行)-都留市9:05 468円
都留市駅9:15ー(富士急バス 道坂隧道行)-道坂隧道9:45 660円

□帰り
赤坂駅から富士急行
※タクシー・バスの利用も可能
ツルタクシー 0554-43-2349
禾生タクシー 0554-43-2393
10分 約2500円
西川14:10/18:35-(都留市内循環バス 左回り 都留市駅行)-都留市駅14:31/18:56
もしくは
西川15:56ー(同バス 右回り 都留市立病院前行)-都留市駅16:27 200円

■行程
道坂隧道-1:20-今倉山ー0:45-赤岩ー1:00-二十六夜山ー1:25-西川ー0:50-赤坂駅
(計5時間20分)

■エスケープルート
1419mのピークまで:引き返す
1419mのピークから:そのまま進む
※1220m付近の林道との交差点からタクシー等での下山も可能

■地図
2.5万分の1:「都留」
山と高原地図:「高尾・陣馬」

■共同装備
救急箱(アゲハ)

■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食
□ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □トイレットペーパー  □ライター □新聞紙 □軍手
□地図 □コンパス □エマージェンシーシート
□筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む) □日焼け止め

■遭難対策費
100円/人×5人
計500円

■悪天時
前日夜までに判断

■備考
※ [raicho 14109]記載のコロナ感染症対策を遵守する。特に3日前からの検温は代表に報告する。
10/25日の入り(大月)16:59
10/26日の出(大月)6:02
□登山届提出先
お茶大、駒場学生支援課、コンパス (https://www.mt-compass.com/)へ提出済
□東大連絡先
・教養学部学生支援課 ※開室9:00~16:50(平日)
03‐5454‐6074
shien-team.c@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
・駒場正門守衛室  ※常時対応可
03-5454-6666
□各種連絡先
・大月警察署 0554-22-0110
□参考
2017/11/4-5 道志山塊縦走

今倉山・二十六夜山ハイク記録
作成:児玉
■日程 2020/10/25(日)日帰り
■山域 道志
■天候 晴れ
■メンバー(オーダー順、適宜変更)
CL児玉 岩瀬 SL新居 加藤 鶴田
■行程
10:00道坂隧道発
10:52今倉山着
11:05今倉山発
11:40赤岩着
13:05赤岩発
12:35車道と交差の分岐
12:49二十六夜山着
13:05二十六夜山発
14:20戸沢に下山


■記録
○今倉山まで(新居)
久々に6時より前に起床した。眠い。眠いので寝たいが、寝たら寝過ごすし、山に行く興奮で寝られないまま高尾へ。先頭車両に乗り込むと皆さん既に揃っていた。コロナなんてなんのその、今日も甲府行きの中央本線は混雑している。大月で富士急に乗り換え都留市駅に行く。意外と遠い。トイレは道坂燧道にあるとのことなので電車を降りてすぐバス停へ。甲府行き電車とは打って変わってバス停の人影はまばら。バスはSuica使用可だった。スカスカの車内で快適に道坂燧道に到着。トイレに入るがこのトイレが罠だった。バイオトイレでものすごい激臭。便器も汚れていて特に女性だと厳しいので、駅で済ませた方がいい。先にトイレに入っていたおばあちゃんはどうしたのだろうか…。
女性陣と岩瀬はトイレに行かず、そのまま登り始める。山に登るのは6月ぶりだったし、今倉山までは急な坂なのでソワソワしながら登るが、児玉さんが終始丁度良いペースで登ってくださって快適だった。じんわり汗をかき、黄色がかっている木々の中を歩くのは最高だ。今日は天気も快晴で、良い登山日和。そんな調子でゆるゆる登っているとすぐに山頂に到着した。
山頂で休憩と、木の間から見える富士山の写真撮影をしていたら、後から子供が来た。児玉さんのコミュ力は雷鳥人なら誰もが知っているが、もちろん子供相手にもこれを発揮。子供に写真を撮ってもらって二十六夜山に向けて出発した。
○二十六夜山まで(岩瀬)
今倉山頂で子どもたちと別れて、出発。小さな登りと下りを繰り返しながら、尾根を歩いていく。色付き始めた紅葉の道が続いて気持ちがいい。左からの木漏れ日と暑すぎない温度が一層ハイキング気分を高揚させる。左手には富士山の存在感が常に感じられて、不思議な安心感がある。ところどころ急な岩場があって、登山自体が久々な僕は下りる恐怖を久々に体感した。新歓にお邪魔する時にはこの気持ちを思い出して歩かねば、と自戒。他の下りもある程度勾配があって気をつけながら歩くので、登りの最中よりも口数は減ったが、気持ちがいいことに変わりはなく、いいペースで歩く。あっという間に赤岩に着く。ほぼ360度展望があって、北アルプスや南アルプス、金峯瑞牆、箱根も丹沢も遠くに望めて一同テンションが上がる。もちろん富士山が一番目を引き、最高のハイキング日和の天候の下で輝いていた。あの山はどれだとかこの山はどれだとか、去年にはまだ一年生だった加藤くんが言えるようになっていることに気付き、喜ばしく思った。そこまで広くはない場所だったので、他の登山客が出発するのを待って、富士山をバックに記念撮影会。いい感じのジャンプの写真が取れたので満足して出発。道を落ち葉が覆うようになって、歩くたびにシャカシャカ音が鳴るのも心地よい。秋に新歓で新入生を連れて行くには、スニーカーじゃちょっと厳しいね、雪が積もってても新入生には歩きにくいね、など新歓の心配事を少し話す。下りはやっぱり疲れるな、児玉さんの山のチョイスはセンスがいい、などと話している間に道中の車道を経由して、二十六夜山に到着。相変わらず富士山はどっしりそびえている。九鬼山の方角も景色が開けている。それまでに十分に景色を楽しんだので、展望をそこそこに腰を下ろしてしばし休憩。新居がこおろぎを捕まえ、さらに新居がお腹空いたなと言い、加藤くんにはこおろぎが行動食になりうると勧められ、そこにいた登山客におにぎりを1個千円で売るよ(笑)と言葉をかけていただき、結局岩瀬と児玉さんから行動食を恵んでもらう、みたいなざっくり言うとそんな感じのやり取りを交わしたり、二十六夜山の名前の由来と月待ちの湯の名前が繋がったりしたところで、ぼちぼち出発。
○下山まで(加藤)
頂上を出発して1kmほど歩いたところで、登山道は尾根を逸れ、一気に高度を下げていく。その途中で、二十六夜山のカニ似のクモに続き、踏まれてしまったイモムシ、大きめのミミズ、に遭遇し特に鶴田さんが声を上げていた。途中で仙人水なる湧き水が出ているスポットがあったが、凄く美味しいというわけではないらしい。
しばらく急斜面を降りていくと沢沿いに出た。針葉樹が多いせいか明るい道ではなかったけれど、水の音が響く心地よい道だった。途中で2回ほど丸太でかけられた橋で沢を渡った。
下山中のセットリストは以下の通り。
1.Love so sweet
2.マリーゴールド
3.空も飛べるはず
4.イエスタデイ
5.Pretender
その間に車道に出て、住宅街に入ったので歌うのを辞めて、在京の亮平さんに下山連絡。そこから駅までは50分ほど。6文字以上ルールでしりとりをして歩いたが、アスファルトの道は連日の足の疲れに追い討ちをかけてきた。赤坂駅に着いてからも電車を40分程待つことになったが、終始快晴に恵まれ、紅葉も見ることができ、道志の山の魅力を存分に感じられた山行だった。

■コメント(CL児玉)
・計画書提出がぎりぎりになり、事前打ち合わせやお茶大への計画書提出がバタバタしてしまい、申し訳なかった。
・岩瀬くんは2月ぶり、新居くんは6月ぶりの山行だったそうだが、ブランクのある人にもちょうどいい行程だったと思う。
・赤岩からの下りに岩場がある。難しいところはないが、久しぶりの山行だったのでいつも以上に慎重に下った。
・登山口から二十六夜山までは広葉樹林帯で明るいのだが、二十六夜山からの下りは北向きの斜面で針葉樹の樹林帯になっており、14時前でも薄暗かった。歩く時間には気を付けた方がよさそう。
・事故が起こらないようにみんなで気を付け合う意識が高まっており、良かったと思う。

せっかくなので鶴田さんにもコメントをいただきました!
■鶴田コメント
・紅葉、展望、沢沿いの道…と見所が多く、特にこの時期に人に勧めたくなるルートでした。今倉山以降、なだらかな稜線も心地良く歩けました。
・まさに行楽日和。色づき始めた木々の葉が青空によく映えていました。また、程よい涼しさで快適でした。
・皆さんお疲れ様でした。にぎやかな山行でとても楽しかったです。