2020/12/12 矢倉岳
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
矢倉岳新歓ハイク計画書(確定版)
作成 加藤
◼️日程 2020/12/12(土)
◼️ 山域 箱根
◼️ 在京本部設置要請日時 2020/12/12 17:30
◼️ 捜索要請日時 2020/12/13 9:00
◼️メンバー
【1隊】
CL加藤 鶴田 西藤 梅山
【2隊】
SL大山 橋本 植田 和泉
◼️集合
【1隊】新松田駅 7:55
【2隊】新松田駅 8:25
◼️ 交通
【行き】
小田急小田原線
新宿06:31/06:41/06:50/07:03/07:11/07:23/07:30/07:43→新松田07:55/08:10/08:12/08:22/08:34/08:44/08:54/09:06
箱根登山バス関本経由地蔵堂ゆき
新松田駅バス停8:10/8:40/9:10/10:05→地蔵堂(所要時間37分)
【帰り】
JR御殿場駅
足柄(13:39/14:26/15:20/15:52/16:29/17:17/17:50)―松田(約25分)
新松田―新宿(約1時間30分)
◼️行程
地蔵堂―(1:15)—山伏平―(0:20)―矢倉岳―(0:15)―山伏平―(0:45)―足柄万葉公園―(0:15)―足柄峠―(0:15)―芭蕉句碑―(0:30)―虎御前入口―(0:45)―足柄駅
計:4時間20分
◼️ エスケープルート
・山伏平まで:引き返して地蔵堂へ
・山伏平以降芭蕉句碑まで:足柄峠へ(その後車道で地蔵堂or足柄駅へ)
[地蔵堂]-(箱根登山バス)-[関本(大雄山駅)]
9:10/9:40/10:15/11:00/12:25/14:25/15:25/16:45
・芭蕉句碑から:そのまま進んで足柄駅へ
■個⼈装備 □動きやすい服(原則として化学繊維の服。乾きにくい綿は避ける。ジーパン NG。怪我や⾍刺され対策として,⻑ズボンやタイツを履くなどして肌の露出を少なくすると良い。) □リュックサック □登山靴or スニーカー(履き慣れた歩きやすいもの) □⾬具(100 均のカッパなどでもよい) □折りたたみ傘 □防寒具!!! □飲み物(⽔やスポーツドリンクなど/1000ml~程度。天気予報に応じて,やや余裕 を持たせる。) □⾏動⾷(おにぎり・パンなど短時間でさっと⾷べられるもの。昼食を含む) □ゴミ袋 □筆記⽤具 □計画書(印刷して持ってくる) □学⽣証 □保険証 □現⾦□タオル □地図(CL がコピーを⽤意し現地で配布) □常備薬 (□カメラ□帽⼦□日焼け止め□除菌シート)□マスク
■共同装備
救急箱(私物)
救急箱(有紗)
◼️ 地図
2.5万分の1:「関本」
山と高原地図:30「箱根」
◼️遭難対策費
100円/4人= 400 円
◼️ 雨天時
前日12:00までに雷鳥の上級生で判断して連絡。
◼️備考
□日没12/12(足柄駅) 16:32
□日の出12/13(足柄駅)6:44
□神奈川県松田警察署 0465-82-0110
□静岡県御殿場警察署 0550-84-0110
□参考:矢倉岳新歓ハイク(2019)
□ルート情報:http://www.fuji-oyama.jp/fujihakone/info/index.html
http://www.city.minamiashigara.kanagawa.jp/kankou/hiking/yamabushidaira.html
□登山届提出先
・コンパスhttps://www.mt-compass.com/(静岡県・神奈川県に対応。月曜日に提出予定)
・お茶の水女子大学学生・キャリア支援課(提出済み)
・東京大学学生支援課(月曜日に提出予定)
■東大連絡先
□教養学部学生支援課 ※開室9:00~16:50(平日)
Tel: 03-5454-6074 Mail: shien-team.c@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
□駒場正門守衛室 ※常時対応可
Tel: 03-5454-6666
■お茶大連絡先
□学生・キャリア支援課 ※開室9:00~17:00(平日) 03-5978-5147 gakusei@cc.ocha.ac.jp
□正門守衛室 ※常時対応可
03-5978-5128
■下記コロナ対策を遵守する。
1. 遭難などの緊急時を除き、山小屋の使用を控える。
2. 長期休暇中は平日の活動を中心にする。
3. 山頂付近などの人が多いところでは長時間滞在しない。
4. 最大5人程度のパーティーとする。
5. 日帰りのみとし、テントを使用しない。
6. 常に、パーティー内の連携を損ねない範囲で十分に距離を取る。
7. メンバー全員が3日前から当日朝まで毎日検温し、その都度チーフリーダーに通達する。チーフリーダーは東大代表加藤にメンバー全員の検温結果と体調を報告。少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
8. 救急箱以外の会の装備を使用しない。
9. 三密を回避できない状況ではマスクを着用する。(電車内、混雑した登山道、頂上周辺等)
10. 水や食料は事前に購入しておき、登山山域での買い物を控える。また、下山後の会食も控える。
3日に新入生4名を含むメンバー全員で事前打ち合わせをし、計画について確認を行いました。
矢倉岳新歓ハイク記録
作成:大山
■日程 2020/12/12(土)
■山域 箱根
■天候 晴れ
■メンバー(7名)
【1隊】
CL 加藤 鶴田 新入生:西藤
【2隊】
SL 大山 橋本 新入生:植田、和泉
■タイムスタンプ
【1隊】(記録:加藤)
8:10 新松田駅バス停発(バス)
9:01 地蔵堂発
10:08 山伏平着
10:19 山伏平発
10:32 矢倉岳山頂着
【2隊】
08:40 新松田駅バス停発(バス
09:31 地蔵堂発
10:43 山伏平着
10:51 山伏平発
11:08 矢倉岳山頂着
【1隊・2隊合流後】
11:36 矢倉岳山頂発
12:53 足柄万葉公園
13:03 足柄峠着
13:36 足柄峠発
14:10 虎御前入口
15:03 足柄駅着
■行動記録(2隊→途中から1隊と合流)
前日に参加予定だった新入生の梅山さんから欠席連絡が入る。新入生3人なら隊分けをする必要はあまりない、という意見から矢倉岳山頂で合流する方針となった。
卒業研究で忙しくしばらく早起きしていなかったが、初めてSLを任された緊張感もあり新松田駅には8時前に到着した。先にバスを待っていた1隊と少し話して行動予定を確認。
2隊の新入生2人は打ち合わせ時点で顔を知らなかった割には簡単に合流できた。6年間も学部生をしているせいか他の東大生の雰囲気を感知しやすくなっているのかもしれない。
新松田のバス停から30分ほどバスに乗り、矢倉沢のバス停に到着。すると、同じバスに乗っていた他の登山客は全員降りていって自分たち4人だけが乗っている状態になった。以前の矢倉岳の計画ではここで降りていたという話を橋本さんから聞き、なぜ今回は地蔵堂からスタートなのだろう、と話しつつさらに10分ほどバスに揺られてゆく。
地蔵堂で各自準備をして9時半過ぎに出発。歩き始めのエリアは所々紅葉した木々が残っていて景色を楽しむ。序盤の小尾根を越えるところで道の選択に迷う。畑沿いの林道と歩道の区別がつきづらいのを地図と方向感覚(と主にGPS)で補いつつ尾根筋を越えていく。
山伏平への登りは斜面を斜めに登る道が続く。2019年の大雨の影響か、所々斜面が崩れているのを見ながら目印を辿って歩いていく。時折ルートから少し下に外れかけて修正していたが、登りにくい斜面になっていたところがあったのは新入生に対して申し訳なかった。
山伏平から矢倉岳山頂にかけてどこからか爆発音のような重低音が聞こえるようになる。方角的には御殿場の自衛隊演習場のあたりだろう、と話しながら山頂に向かう。
山頂で予定通り1隊と合流。富士山の眺めを楽しみながら、持参したカレーメシ等のご飯ものに魔法瓶のお湯を入れて新入生と一緒に食べて休憩。早朝に沸かしたものなので少しお湯の温度は低かったが、時間通りに作れば十分食べられる状態のものができていたので今後の山行でも生かしていきたい。
矢倉岳山頂からは尾根筋をアップダウンしながら足柄万葉公園に到着する。この場所で詠まれたとされる万葉集の歌が多数看板として建てられていたが、ちゃんと解釈できる人間がパーティーに少なかったため適当に読みつつ進む。
万葉公園からは車道に合流し、足柄城址を目指す。少し歩くと足柄之関跡があり、金太郎と熊の顔出しパネルを見つける。橋本さんと加藤が顔ハメをし、変顔になっているのを笑いながら撮影していた。
足柄城址では富士山から愛鷹山あたりの景色を眺めながら長めの休憩をとる。矢倉岳山頂よりは少し雲が増えていたが、近づいていることもあって十分雄大な景色を楽しむことができた。42期の3人とも多少話しつつ、エネルギー補給をしたり登りたい山について話しこんだりした。ちなみに記録を書いている2021年3月時点、SLは次の新歓向けに愛鷹山に行く計画を考え始めている。
足柄城址から少し進んだところで、2019年の台風で崩落した登山道を外れ虎御前石方面の古道に入る。古道というだけあっていつの時代かわからない石畳が敷かれており、時代を感じながら降りていく。虎御前石を過ぎてからは足柄古道に入り、しばらくすると舗装されていない林道に出て川沿いを進む。銚子ヶ淵、頼光対面の滝など逸話の残る場所を見つつ、山自体の歴史に思いを馳せながら山を降りていった。
林道を抜け、市街地へ出てからは富士山を眺めながら足柄駅に向かう。やはり街の風景と調和する富士山は美しい。
足柄駅では15分ほど電車を待つことになった。駅舎が木造を基調にしたデザインになっており、橋本さんが興味ありげに写真を撮っていた。
足柄駅から松田駅まで御殿場線に乗り、新松田駅で解散となった。
■反省
○SL大山
・登り始めでの入り組んだ道の選択にかなり迷いがあった。下見に行ける状況ではなかったとはいえ新入生の前で迷っている場合ではない。
・久々の山行となったが体力の衰えが著しく、新入生を連れて歩くのが自分にとってもちょうどいいペースとなっていた。自転車にばかり乗っていて歩いていないため、持久力が目に見えて下がっているのを実感する山行であった。コロナ禍で体重が10%ほど増えたので健康維持には気をつけなければいけない。
■コメント
○CL加藤
山頂にいつまでも居たいような素晴らしい天候&景色の中、新歓をすることができて良かった。足柄峠に出てから駅までが長いのが欠点の行程だったが、最後の滝が綺麗だったのでプラマイゼロな気がする。先輩方も来ていただいてありがとうございました。
○SL大山
・当初在京をしていただく予定だった鶴田さんに最終的に山行に参加していただく形となりました。ありがとうございました。
・全体的に晴天に恵まれた山行となった。周辺の山へもタイミングを伺いつつ登っていきたい。