2021/5/16 湖のみち・高尾山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
湖のみち・高尾山ハイク計画書 確定版
作成者:山口大輝
■日程 2021/05/16(日)
■山域 高尾・陣馬
■在京責任者・助言係 豊永
■在京本部設置要請日時 2021/05/16 18:00
■捜索要請日時 2021/05/17 9:00
■メンバー(4人)
CL 山口, SL 渡邉, 当房, 髙松
■集合
[京王ライナーに乗る人]
京王線新宿駅 2番線 7:50
[乗らない人]
高尾山口駅 8:45
■交通
□行き
[京王ライナーに乗る人]
Mt. TAKAO号・京王ライナー81号 高尾山口ゆき 8:00新宿発==(途中停車駅なし)==8:48高尾山口着
乗車券 388円+座席指定券 410円 【6号車:7A/B/D】
[乗らない人(参考)]
京王線準特急 高尾山口ゆき 7:44新宿発==8:42高尾山口着 388円
□帰り
高尾山口駅 解散
■行程
高尾山口駅―(0:30)―梅の木平バス停―(1:00)―三沢峠―(0:25)―西山峠―(1:30)―大洞山―(0:30)―大垂水峠―(1:10)―小仏城山―(1:00)―高尾山―(1:30)―高尾山口駅
計 7:35
■エスケープルート
三沢峠・西山峠付近→津久井湖方面に降る
大垂水峠付近→甲州街道
小仏城山→相模湖駅へ降る
これら以外→引き返す,orそのまま進む
■地図
二万五千分の一地形図:八王子、与瀬
山と高原地図:高尾・陣馬
■共同装備
救急用具(山口私物):山口
■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □トイレットペーパー □ライター □新聞紙 □軍手 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む) □日焼け止め
■遭難対策費 4人×100円=400円
■備考
日の入: 18:42(高尾山 5/16)
日の出: 04:36(高尾山 5/17)
悪天時: 前日昼頃に判断
※ [raicho 14109]記載のコロナ感染症対策を遵守する。特に3日前からの検温は代表(加藤)に報告する。
1. 遭難などの緊急時を除き、山小屋の使用を控える。
2. 長期休暇中は平日の活動を中心にする。
3. 山頂付近などの人が多いところでは長時間滞在しない。
4. 最大5人程度のパーティーとする。
5. 日帰りのみとし、テントを使用しない。
6. 常に、パーティー内の連携を損ねない範囲で十分に距離を取る。
7. メンバー全員が3日前から当日朝まで毎日検温し、その都度チーフリーダーに通達する。チーフリーダーは東大代表加藤にメンバー全員の検温結果と体調を報告。少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
8. 救急箱以外の会の装備を使用しない。
9. 三密を回避できない状況ではマスクを着用する。(電車内、混雑した登山道、頂上周辺等)
10. 水や食料は事前に購入しておき、登山山域での買い物を控える。また、下山後の会食も控える。
□登山届提出先
・東大教養学部学生支援課
・コンパス https://www.mt-compass.com/
□東大連絡先
○教養学部学生支援課 ※開室9:00~16:50(平日)
Tel: 03-5454-6074 Mail: shien-team.c(at)gs.mail.u-tokyo.ac.jp
○駒場正門守衛室 ※常時対応可
Tel: 03-5454-6666
□その他連絡先
高尾警察署:042–665-0110
湖のみち・高尾山ハイク記録
作成:髙松
■日程 2021/5/16(日)
■山域 高尾・陣馬
■天気 曇り&雨
■メンバー(計4人)
CL山口(41/B3), SL渡邉(41/B3), 当房(40/B3),髙松(42/B2)
■総評
あいにくの雨でしたが、雨ならではの魅力を発見できました。コースも分かりやすく、また晴れの時に訪れてみたいと思いました。
■時間
9:03 高尾山口駅
9:23 梅の木平バス停
9:46-9:49 休憩
10:08-10:11 三沢峠
10:55-11:05 中沢山下
11:43-11:48 大垂水峠
12:00-12:05 休憩
12:30-13:05 小仏城山
13:45-14:00 高尾山
15:10 高尾山口駅
■行動記録(髙松)
□高尾山口駅〜三沢峠〜大垂水峠
9時03分高尾山口駅を出発。天気は曇りだったが涼しく、快適に登れるだろうと思ったのも束の間、歩き始めた途端小雨が降ってきた。さらに先輩から今回の山行記録を書くようお達しがあり、不運が重なる。しばらくして本降りになってきたため、雨具とザックカバーを装着。私は雨での山行は初めてであった。雨で嫌なのはやはり地面である。土がぬかるみ、最近洗ったばかりだった登山靴もたちまち泥だらけとなった。道中は針葉樹林かつ雨で薄暗く、気分も沈みそうになりながらも、時たま聞こえるウグイスかホトトギスかの鳴き声、10時ごろから先輩が聴き始めたラジオの音声で気を紛らわしながら10時08分三沢峠着。青々とした新緑が眩しい季節だが、雨に濡れて輝く若草もまた良いなと感じた。三沢峠〜大垂水峠は分岐が多かった。一方はピーク、もう一方は脇道を通る分岐での判断は大切であることを先輩方から教えていただいた。途中今回では珍しく景色の良い場所があり、津久井湖を眺めることができた。雨で濡れた木の根や岩で数回転ぶほどではないが滑った。雨は降ったり止んだりを繰り返していた。11時43分大垂水峠着。
□大垂水峠〜小仏城山
ここが今回の山行で最も疲れた場所であった。というのも、長い上りがかなり続き、一部は階段状となっていたのである。雨はほとんど止み、湿度も高く大分蒸し暑くなったため、雨具を脱いだ。やっとの思いで12時30分小仏城山山頂着。かなり開けた場所で、机と椅子が多く並べられていた。茶屋もあり、先輩は温かいなめこ汁を注文していた。私はというと、雨具の出し入れによりザックの奥底へ落ち潰れたおにぎりをいただいた。これからは別のポケットに入れるようにしようと反省。じっと座っていると寒くなってきたため、雨具を装着。
□小仏城山〜高尾山〜高尾山口駅
13時05分出発。小仏城山からは舗装された道が多く、比較的楽に歩けた。高尾山に近づくにつれウグイスの鳴き声も頻繁に聞こえ、登山客も多くなってきた。13時45分高尾山山頂着。雨も止み少し晴れたが、富士山は見えず。新しくオリンピックシンボルのモニュメントが設置されていた。後で調べてみると、東京五輪まであと100日となった4月14日に設置されたのだそう。これで開催への機運も高まるだろうか。周りの人たちの靴はほとんどスニーカーで、泥々の靴の我々は少し浮いた感じになった。15分ほど休憩し、高尾山山頂出発。3号路で帰ろうとしたが、コンクリートで舗装された道が続きそうだったため、6号路に変更。途中、ネズミのカチューシャをつけて集まっている若者がいた。夢の国へのチケットを予約できなかったのだろうか。一体なぜ高尾山でその格好を?などと考えていると、真新しいメープル柄っぽい木製階段が出現。以前は丸太で階段状に土を支えた道であったが、その上にその木製階段がしばらく途切れることなく設置されていた。確かに歩きやすいが、雨で濡れていると滑りやすかった。6号路は沢に沿った道のため、涼しく快適であった。脇にはシャガの花が多く咲いていた。15時10分、無事に高尾山口駅着。
■メンバーコメント
□山口(CL)
・雨の音、土の香り、みずみずしい緑、雨が降りそうだと山行を中止することが多いですが、今回は小雨ならではの良さを満喫しました。
□渡邉(SL)
・晴ればかりの山行だけでなく、雨の山行も経験しておきたかったので、その点良かった。雨の匂いも新鮮で良いです。
・意外に初めての機会となった高尾山は、登山の格好をすると浮く事が判明した。高尾山では私服またはカチューシャが必要。
□当房
・久しぶりとなった山行は小雨だったが程よい涼しさもあり気持ちよく登ることができました。山頂近くの休憩所で雨に降られながら頂いたなめこ汁は本当に美味しかったです。
・高尾山 乙なる雨と なめこ汁