2021/5/30 塔ノ岳・鍋割山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
塔ノ岳・鍋割山ハイク計画書 確定版
作成者:山口(大)
■日程 2021/05/30(日)
■山域 丹沢
■在京責任者・助言係 河野
■在京本部設置要請日時 2021/05/30 18:00
■捜索要請日時 2021/05/31 9:00
■メンバー(4人)
CL 山口(大), SL 山口(温), 前田, 阿部
■集合
小田急小田原線渋沢駅 7:00
■交通
□行き
神奈川中央交通バス2番のりば 渋02系統 大倉ゆき
渋沢駅北口7:18―(0:15)―大倉7:33
(このあと→7:36, 7:50)
□帰り
神奈川中央交通バス 渋02系統 渋沢駅北口ゆき
大倉14:08, 14:38, 15:10, 15:38, 15:55, 16:10, 16:18, 16:38, 16:55, 17:08, 17:35, 17:48
(最終→20:39)
渋沢駅解散
■行程
大倉―(1:25)―二俣―(2:05)―鍋割山―(1:25)―塔ノ岳―(2:20)―大倉
計 7:15
■エスケープルート
鍋割山から塔ノ岳→大倉尾根を降る
これら以外→引き返す,orそのまま進む
■地図
二万五千分の一地形図:大山、秦野
山と高原地図:丹沢
■共同装備
救急用具(山口大私物):山口大
■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □トイレットペーパー □ライター □新聞紙 □軍手 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む) □日焼け止め
■遭難対策費 4人×100円=400円
■備考
日の入: 18:52 (塔ノ岳 5/30)
日の出: 04:30 (塔ノ岳 5/31)
悪天時: 前日昼頃に判断
※ [raicho 14109]記載のコロナ感染症対策を遵守する。特に3日前からの検温は代表(加藤)に報告する。
1. 遭難などの緊急時を除き、山小屋の使用を控える。
2. 長期休暇中は平日の活動を中心にする。
3. 山頂付近などの人が多いところでは長時間滞在しない。
4. 最大5人程度のパーティーとする。
5. 日帰りのみとし、テントを使用しない。
6. 常に、パーティー内の連携を損ねない範囲で十分に距離を取る。
7. メンバー全員が3日前から当日朝まで毎日検温し、その都度チーフリーダーに通達する。チーフリーダーは東大代表加藤にメンバー全員の検温結果と体調を報告。少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
8. 救急箱以外の会の装備を使用しない。
9. 三密を回避できない状況ではマスクを着用する。(電車内、混雑した登山道、頂上周辺等)
10. 水や食料は事前に購入しておき、登山山域での買い物を控える。また、下山後の会食も控える。
□登山届提出先
・東大教養学部学生支援課
・コンパス https://www.mt-compass.com/
□東大連絡先
○教養学部学生支援課 ※開室9:00~16:50(平日)
Tel: 03-5454-6074 Mail: shien-team.c(at)gs.mail.u-tokyo.ac.jp
○駒場正門守衛室 ※常時対応可
Tel: 03-5454-6666
□その他連絡先
松田警察署:0465–82-0110
秦野警察署:0463–83-0110
□参考
2017年度記録
塔ノ岳・鍋割山ハイク記録
作成:前田
■日程 2021/5/30(日)
■山域 丹沢
■天気 曇り
■メンバー(計4人)
CL山口(大)(41期/B3), SL山口(温)(41期/B3), 阿部(42期/B2), 前田(42期/B3)
■総評
曇りで山頂からの展望はあまり良くなかったのですが、新緑や沢を楽しみながら気持ちのいい山歩きが出来ました。山頂で食べた鍋焼きうどんが絶品だったのでまた登りに行きたいです。
■時間
7:35 大倉バス停
8:56 二俣
9:15 ペットボトル詰める
9:25 発
10:40 鍋割山頂
11:20 発
11:50 小丸尾根分岐
12:09 大丸
12:16 金冷やし
12:34 塔ノ岳
13:00 発
13:28 花立山荘
13:58 堀山の家
14:25 一本松
15:25 大倉バス停
■行動記録
- 渋沢駅から大倉まで
朝7時に渋沢駅に到着。駅の北ロータリーからは雄大な丹沢山地が見渡せる。全員集合後バスに乗り込み、香川県のうどんの話や電車旅の話を同じ42期の阿部くんとしているうちに、大倉バス停に着く。
- 大倉から後沢乗越まで
バス停から北西に進み、西山林道に入る。二俣までは車が通れるよう十分広く、等高線と四十八瀬川にそった緩やかな道を歩く。普段雷鳥外での山行で使っているGPSの代わりに、今回の山行では地図を使った現在地の確認にチャレンジした。沢や地形、普段気に留めない送電線などを手がかりに、お互いの地図を見合ったりしながら現在地を考えるのはかなり楽しかった。
二俣には鍋割山荘へ運んでもらうための水道水入りペットボトルがあった。先輩方や阿部くんはリュックに詰め込んでいったが、自分はリュックの容量が足りず断念。
二俣以降は鶯のさえずりを聞き、初夏のきれいな新緑を眺めながらの気持ち良い山歩きを楽しんだ。
後沢乗越(うしろざわのっこしと言うらしい)で尾根に出てからは、これまでの道とは打って変わって等高線をぶち抜くような激しい登りとなる。まだ5月の終わりにもかかわらず登っているときはとても暑かったが、休憩で立ち止まっているときに風が吹くと一気に汗冷えし、化繊の重要さを改めて認識した。
- 鍋割山山頂
山頂は曇っており眺めはそこまで良くなかったが、名物の鍋焼きうどんが大変美味しかった。冬に食べたらより一層美味しいこと間違いなしだと思うので、今度は是非残雪期にも挑戦したい。
- 鍋割山山頂から塔ノ岳山頂まで
比較的高低差が緩やかな尾根を進む。
途中開けた場所に出て向こうの尾根に小屋がみえた際には、山口(大)先輩からコンパスの使い方を伝授してもらい、花立山荘であることを特定できた。今後山頂から見える山の名前が分からずむず痒い思いをすることも無くなるだろう。また、地図上で進みたい道がどれなのか地図とコンパスから特定する方法もレクチャーしてもらう。
- 塔ノ岳山頂
こちらの山頂も曇っており、眺めは良くなかった。前日の天気予報では終日晴れだったが、山の天気は気難しい。他の登山者の方に集合写真を撮ってもらったり休憩したりで時間を使い、到着から2,30分後に出発。
- 塔ノ岳山頂から大倉まで
いわゆる"バカ尾根"と呼ばれている尾根を下る。山頂近くは長い階段ガレ場が多く、下りなこともあり何度か転びそうになる。時々山小屋がある以外は特に見どころもなく、黙々と下っていった。15時半に大倉に到着。総行程8時間弱の日帰りにしてはかなり長い山行であった。
■メンバーコメント
□山口(CL)
実に2年ぶりの丹沢エリアでの山行だった。初めは、その時の小草平の沢までのアプローチの道と同じで、懐かしく思いながら進んだ。
塔ノ岳山頂から降って行ったところは高木のないザレ場だった。広がる雲(霧)も相まって雰囲気はアルプスさながらだった。今回のコースはそれなりにしんどいし、夏山前の練習山行にちょうどいいかもしれない。
富士山など遠くの景色を楽しめなかったのが残念。
□山口(SL)
登りは辛かったが、鍋割山山頂での鍋焼きうどんはとても美味しかった。また食べに行きたい。
□阿部
パッとしない天気予報だったが、雨に降られることなく行程を終えることができた。1ヶ月ぶりの山行で案の定身体が鈍っておりひたすら続く登り道でだいぶ参ってしまった。