2021/10/31 大山

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
大山山行
作成者:尾高、小西、藤田、中田、山口、宰田、近

■日程 10/31
■山域 丹沢
■在京責任者 鶴田
■在京本部設置要請日時 10/31 19:00
■捜索要請日時 11/1 9:00
■メンバー(11人)
※参加人数が多いため2隊に分割します
1隊 CL尾高 SL小西 藤田 小島 王 飯塚
2隊 CL中田 SL山口 宰田 近 安井

■集合
伊勢原駅 北口バスターミナル 7:30

■交通
□行き
07:45伊勢原駅~08:12大山ケーブル 315円
□帰り
15:18七沢温泉~15:51本厚木駅 367円
(13:13,19:18)

※丹沢大山フリーパスBきっぷ (参考:新宿から¥1560)
小田急線内発駅から本厚木〜渋沢(フリー乗降区間)までの1往復と,神奈川中央交通の指定区間が乗降自由
https://www.odakyu-freepass.jp/tanzawa/

■行程
大山ケーブル駅-0:55-阿夫利神社下社-0:40-16丁目-0:55-大山-1:05-見晴台-1:40-日向薬師-0:40-日向山-0:55-七沢温泉入口
計6:50
※メンバーの気力次第で日向薬師〜日向山〜七沢温泉はカット可

■エスケープルート
〜九十九曲:大山ケーブルへ
九十九曲〜日向山まで:日向薬師へ
日向山〜:先へ進む

■地図
1/25000地形図「大山」「厚木」
山と高原地図 29 「丹沢」

■共同装備
救急箱(エーデルワイス):小西
救急箱():山口

■個人装備
□ザック □ザックカバー□登山靴 □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □雨具 □防寒具 □帽子 □水□行動食 □非常食
□ライター □ゴミ袋 □地図 □コンパス □筆記用具
□計画書□遭難対策マニュアル(緊急連絡カード含む) □学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □日焼け止め □タオル
□エマージェンシーシート □マスク □消毒液 □温泉セット

■遭難対策費
100円×11人
1100円

■悪天時
前日17時までに判断

■備考
□日の出日の入
6:04 日の出(丹沢山)
16:50 日の入
□連絡先等
伊勢原警察署 0463-94-0110
秦野ビジターセンター 0463-87-9300
---

※ [raicho_all:75]記載のコロナ感染症対策を遵守する。
1. 遭難などの緊急時を除き、山小屋の使用を控える。
2. 長期休暇中は平日の活動を中心にする。
3. 山頂付近などの人が多いところでは長時間滞在しない。
4. 最大5人程度のパーティーとする。
5. 常に、パーティー内の連携を損ねない範囲で十分に距離を取る。
6. 三密を回避できない状況ではマスクを着用する。(電車内、混雑した登山道、頂上周辺等)
7. 水や食料は事前に購入しておき、登山山域での買い物を控える。また、下山後の会食も控える。
8.テント内の人数は定員の半分程度とし、余裕をもって使用する。
9. メンバー全員が2週間前から当日朝まで毎日検温して担当者に提出。少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
10.メンバー全員が 2週間前から行動記録をとって担当者に提出。
(9,10については担当者が管理し、必要があれば提出できるようにしておく)

□登山届提出先
・東大教養学部学生支援課(提出済)
・コンパス(提出済: https://www.mt-compass.com/ar.php?i=1063783&u=100110&c=2e3c28bb)

□東大連絡先
○教養学部学生支援課 ※開室9:00~16:50(平日)
Tel: 03-5454-6074 Mail: shien-team.c(at)gs.mail.u-tokyo.ac.jp
○駒場正門守衛室 ※常時対応可
Tel: 03-5454-6666

大山ハイク 記録
日程 2021/10/31
山域 丹沢
天候 曇りのち雨
メンバー(11名)
1隊
CL 尾高(43)
SL 小西(43)
飯塚(43)
藤田(43)
小島(43)
王(43)

2隊
CL 中田(43)
SL 山口(41)
宰田(43)
近(43)
安井(43)

総評
□アプローチ
小田急線伊勢原駅からバスで30分ほどと、丹沢なだけあってアクセスはとても良い。
□大山ケーブル〜阿夫利神社下社
女坂と比較的急な男坂の2つの道がある。今回は女坂を選んだが、好みで選んで構わないだろう。
□阿夫利神社下社〜大山山頂
よく整備された歩きやすい山道。
〜丁目と記された標識が立っていてペースの参考になる。
□大山山頂〜見晴台
上りの道に比べて随分人通りは少ないが良く整備されていて歩きやすい。
途中一箇所鎖場があるが、特に通行に問題はないだろう。
□見晴台〜日向薬師バス停
植林帯の単調な下り。途中で一回林道と交わるので林道に入り込まないように注意。

記録(1隊)
8:15 「大山ケーブル」バス停を出発
8:30大山ケーブル乗り場通過
8:45大山寺通過
9:05 阿夫利神社到着、休憩開始
9:24 休憩終了、出発
10:39 頂上到着
途中で雨がパラパラ降りはじめ、雨具を着る
12:09 見晴台到着、休憩開始
12:20 休憩終了、出発
13:07 下山

7時半に伊勢原駅で集合してバスに乗り、「大山ケーブル駅」に向かう。駅に着くと各自山行の準備を行い、出発前に自己紹介をした。今回の山行は総勢11人で、うち43期が10人だった。自分も含め、一度に沢山の同期と出会える良い機会だったと思う。
 1隊が先に出発した。オーダーは、尾高、王、藤田、小島、飯塚、小西だった。大山ケーブルまでの商店街を横目に、ぐんぐん階段を登っていく。前を歩く尾高君の歩き方がとても安定していたので、自分も見習って丁寧に階段を登った。
 途中で女坂と男坂の分岐に出会い、今回は比較的緩やかな女坂を選択した。緩やかとはいえども、階段がかなり多くきつかった。体温も一気に上がり、半袖1枚でも暑いと感じた。この時期の山行ということもあり、暑さ対策は全く考えておらず、しばらく顔が火照ったまま歩いた。

 女坂には、七不思議の看板があった。第六の看板からその存在を知った藤田君(間違ってたらすみません)が、「一から見とけば良かった…」と嘆いていたのが面白かった。
 そして、阿夫利神社に到着し、相模湾を見渡せる眺めに癒された。神社で売っていた「もみじ汁」が気になったので、誰か召し上がりましたら感想をお聞せください。
 阿夫利神社から大山までの道は階段だけでなく、岩の多いごつごつした道もあり、程よい険しさだった。周囲はスギの林が広がり、登山の楽しさが詰まっていた。その頃、天気は予報通り曇っていったので、途中の富士見台では自分で富士山を補って楽しんだ。
 何度か小休憩を挟んだあと、大山頂上に到着した。頂上は完全に霧がかかっており、食事と会話に専念した。個人的に、「大山山頂
1252m」の看板を見逃したので、晴れた日にまた登りたい。
 集合写真を撮った後、今度は2隊から下山をした。見晴台の道に、木の板が続くすのこ道(勝手に呼んでいる。)があり、両端に聳え立つ木々の間を歩くのは非常に楽しかった。また、見晴らしの良い道が続いており、途中で通過した阿夫利神社も確認した。
 見晴台に着いた頃には本格的に曇ってきて、すぐに雨が降ると予想されたので各自雨具を着た。見晴台以降の道は、日光のいろは坂のような道を無心で降りた。100カーブくらいあったのではないか?暇な日に数えてみたい。


記録(2隊)
8:21 「大山ケーブル」バス停を、1隊に続き出発
8:32 大山ケーブル乗り場通過
女坂を登る
8:59 休憩開始
9:01 休憩終了、出発
9:08 男坂と女坂の合流点に到着、休憩開始
9:13 休憩終了、出発
9:19 阿夫利神社到着、休憩開始
9:26 休憩終了、出発
10:11 休憩開始
10:18 休憩終了
10:23 時間調整のため待っていてくれた1隊と合流
10:43 頂上到着
10:50 頂上出発、その後少し下ったところで1隊と合流し、休憩開始
11:14 休憩終了、1隊より先に出発
途中で雨がパラパラ降りはじめ、雨具を着る
12:07 見晴台到着、休憩開始、ここで雨が本降りになった
12:18 休憩終了、出発
13:11 下山

・登り

 バスを降りた後一度全体で集合し、自己紹介をした。そして1隊が出発したのに続いて2隊も出発した。オーダーは中田くん、安井さん、近、宰田さん、山口さんだった。登り初めてすぐの所からずっと階段が続いた。男坂と女坂の分岐点では、今回は女坂を選択した。女坂を登り始めてからも道は石の階段がほとんどだった。歩行の妨げとなるようなものは特になく非常に歩きやすかったが、足をたくさん使った。道中で中田くんがスギとヒノキの葉の違いを教えてくれたのが興味深かった。

 両坂の合流点から阿夫利神社までも、同じような石の階段が続いた。阿夫利神社からの眺めは、曇ってはいたがある程度遠くまで見渡せてきれいだった。数人が神社にお参りをした。

 阿夫利神社から頂上までは階段に加え、地面が石や岩に覆われてごつごつしている道が長く続いた。道の周囲の自然は、阿夫利神社周辺ではスギ林が広がっていたが、登っていくといつの間にかヒノキ林に変わっていた。頂上は曇っていて下がほとんど見えなかった。少し降りたところで1隊と合流した。談笑が大変盛り上がって楽しかった。

・下り

 下りは2隊が先に出発した。オーダーは行きと同じだった。見晴台到着までは、最初に階段があり、そして赤みのある土の道になった。途中で開けたところに出て、少し紅葉した木を含んだカラフルな山並みが見られた。道中は、登りが終わった解放感もあって、賑やかにお話をしながらスピードも上げて下った。少し登って見晴台に着いた。見晴台にいる間に雨が本降りになった。見晴台出発後の道は、階段だが一つ一つの段に黒っぽい石がたくさん刺さっており、雨で滑りやすくなっていたため、少し緊張した。下りの途中でオーダーを一部変更した。

 下山後、ふもとで温泉に入って疲れを癒した。

感想

1隊

□尾高(1隊CL)
・初CLとして山行を無事に終えられてよかった。
・随分賑やかな山行で喋った事のなかった同期とも話せてよかった。
・至らない所も多かったと思いますが、ついて来てくれたメンバーには感謝!

□小西(1隊SL)
・一緒に登山するのは初めてであった、小島、飯塚、藤田、宰田さん、近さん、安井さんと話せてよかった。
・ニジマスの唐揚げがとてもおいしかったのでまた行く予定(鹿肉も食べたい)。
・今後もより良い山行を目指して精進したい。

□王(1隊)
・前回の八ヶ岳登山の際に、尾高くんと小西くんから丹沢は楽しいと聞いていたので期待して臨んだ。実際、ちょうどいい険しさの山道と抜群の眺望、それに少しの紅葉もあり、かなり充実感があった。
・CLの尾高くんはペースを合わせてくれて非常に助かった。彼の歩き方は軽やかで安定していたので、見習わせてもらった。初めて登山中に膝を痛めなかったので感動した。

□小島(1隊)
・43期のメンバーとたくさん話せて楽しかった。山歩きは自分にとって雑談がしやすい環境でやっぱり楽しいと思った。
・山頂からの眺めはあまりなかったが、晴れた大山に何回か行ったことがある僕にとっては、新鮮で良かった。帰りの雨は、雨具の中に多く着すぎていたせいでとても暑かったが、なんとか切り抜けられて、今後の山行にも役立つ経験が得られた。
・高校同期で気象予報士有資格の友達からの予報が当たっていたので、一層気象への興味が湧いた。

□飯塚(1隊)
・雷鳥としても自身としても久しぶりの山歩きだった。眺望こそあまりなかったが、ある程度紅葉を見られてよかったので、紅葉シーズン中にもう一度山にいきたいなと思った。
・リアルでは初対面の人も多かったが、すぐに打ち解けて雑談しながら歩いて行けたので、全く退屈せずに楽しい1日を過ごせた。
・気温が低く雨が降った際の服装調節が慣れていないので、今回の経験を生かしていきたい。

□藤田(1隊)
・一年半ぶりの山行だったので体力面で不安があったが、歩き切れてよかった。ただ、もっと険しい山に登ることにはまだまだ不安が残っているので自主的に体力トレーニングをしたい。
・高校山岳部に所属していたときには持っていなかった個人装備がいくつかあり、他メンバーに貸してもらうことがあったので装備の購入を進めておきたい。

□中田(2隊CL)
・初めてCLを担当した山行だった。隊後方に気を配るのを忘れていたり道を間違えたり、反省点の多い山行になった。助言していただいたSLの山口さんと1隊CLの尾高くん、それから、不出来なCLについてきてくれたメンバーに感謝したい。
・初めて一緒に山に登る同期(43期)が多く、新たな交流ができてとてもよかった。
・個人的には、主題科目の低山ゼミで得た知識を活用しながら、植生や植林にも注目して楽しむことができた。
・ニジマスの刺身の食感をイカのようだと表現してしまったが、赤貝の方が近かったと思う。

□山口(2隊SL)
・阿夫利神社を擁する霊山だけあって、木々の香りと厳かな雰囲気が非常に良い山だった。
・43期の中に一人だけ混じって行かせていただけたことに感謝する。

□安井(2隊)
・雷鳥で初めての登山で緊張していたが、皆さんフレンドリーに話しかけてくださり山行を楽しめた。
・雨もそこまで強くなかったので助かった。景色があまりよく見えなかったのが残念だったので、またチャレンジしたい。
・下山後の温泉とカレーが良かった。

□近(2隊)
・9月に雷鳥に入ったばかりで、また今回が初めての山行であったため、緊張していた。しかしCLの中田さんとSLの山口さんはじめ同じ隊の方々が、ペースに気を配ってくださったり記録の仕方を教えてくださったりして、安心して登ることができた。また隊が合流した時には多くの43期の方とお話しできて楽しかった。
・登りは階段が多く、下りは雨で滑りそうで緊張したため、足をたくさん使った山行であり、充実していて楽しかった。
・天候が心配されたが、縮小しても行くことができて嬉しく思った。

□宰田(2隊)
・雷鳥での登山で同期がいるのは初めてだったので新鮮だった。
・私のペースが遅いのを隊の方が気遣ってくださったのがありがたかった。
・そこまで余裕という感じではなかったので、今後同じレベルの日帰りハイクにもう何回か行きたいと思った。
・下山後、ご飯を食べながら今回初対面だった王さんや安井さんともたくさんお話しできて楽しかった。