2021/11/3 陣馬山・高尾山ハイク

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
陣馬山・高尾山ハイク計画書 確定版
作成者:山口
■日程 2021/11/03(水) 
■山域 高尾・陣馬
■在京責任者・助言係 河野
■在京本部設置要請日時 2021/11/03 18:00
■捜索要請日時 2021/11/04 9:00
■メンバー(3人) 
CL山口 SL榛澤 佐野

■集合
JR高尾駅北口(京王からは中間改札を通る) 7:20

■交通
□行き
西東京バス霊園32系統 大久保・陣馬高原下ゆき 
高尾7:35(8:10)―陣馬高原下8:12(8:47)

□帰り
高尾山口駅 解散

■行程
陣馬高原下―(0:20)―登山道入口―(1:00)―陣馬山―(0:30)―奈良子峠―(0:10)―明王峠―(0:10)―底沢峠―(1:20)―景信山―(0:30)―小仏峠―(0:25)―小仏城山―(1:00)―高尾山―(1:20)―高尾山口駅
計 6:45 

■エスケープルート
小仏城山→相模湖駅へ降る
これら以外→引き返す,orそのまま進む

■地図
二万五千分の一地形図:八王子、与瀬
山と高原地図:高尾・陣馬

■共同装備
救急用具(山口私物):山口

■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □ライター □新聞紙 □軍手 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む) □日焼け止め □マスク □消毒液 

■遭難対策費  3人×100円/人=300円

■備考
日の入: 16:46 (高尾山 11/03)
日の出: 06:08 (高尾山 11/04) 

悪天時: 前日昼頃に判断

※[raicho_all:75]記載のコロナ対策を遵守する
1. 遭難などの緊急時を除き、山小屋の使用を控える。
2. 長期休暇中は平日の活動を中心にする。
3. 山頂付近などの人が多いところでは長時間滞在しない。
4. 最大5人程度のパーティーとする。
5. 常に、パーティー内の連携を損ねない範囲で十分に距離を取る。
6. 三密を回避できない状況ではマスクを着用する。(電車内、混雑した登山道、頂上周辺等)
7. 水や食料は事前に購入しておき、登山山域での買い物を控える。また、下山後の会食も控える。
8.テント内の人数は定員の半分程度とし、余裕をもって使用する。
9. メンバー全員が2週間前から当日朝まで毎日検温して担当者に提出。少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
10.メンバー全員が 2週間前から行動記録をとって担当者に提出。
(9.10については担当者が管理し、必要があれば提出できるようにしておく)

□登山届提出先 
・東大教養学部学生支援課
・お茶の水女子大学学生・キャリア支援課
・コンパス https://www.mt-compass.com/

□東大連絡先
  ○教養学部学生支援課 ※開室9:00~16:50(平日)
  Tel: 03-5454-6074 Mail: shien-team.c(at)gs.mail.u-tokyo.ac.jp
  ○駒場正門守衛室 ※常時対応可
  Tel: 03-5454-6666

□お茶大連絡先
  ○学生・キャリア支援課 ※開室9:00-17:00(平日)
  Tel:03-5978-5147 Mail: gakusei(at)cc.ocha.ac.jp
  ○正門守衛室 ※常時対応可 
  Tel:03-5978-5128

□その他連絡先
高尾警察署:042–665-0110

陣馬山・高尾山ハイク 記録
編集:山口
■日程 2021/11/03(水・祝)
■山域 高尾・陣馬
■天候  快晴
■メンバー(3名)
CL山口(41/B3),SL榛沢(43/B2),佐野(43/B2)

■総評
少ないアップダウンで歩きやすい縦走入門ルート.気持ちよく駆け抜けられランニング客も多い.
感染者数の落ち着いた文化の日,高尾山の三つ星観光地としての顔を見ることもできた. (山口)

■タイムスタンプ
8:15 陣馬高原下バス停
8:35 登山口
9:40 陣馬山頂
10:00 発
10:40 明王峠
11:05 堂所山頂
11:10 発
11:55 景信山
12:25 発
13:55 小仏城山
13:25 発
14:00 高尾山頂
15:30 清滝駅
[総行程 7:15] 

(記録:山口)

■記録
「あの,待ち合わせ場所どこですか」
「北口やけど,間違えて南口に出た?京王やんな」
「出口2つもありますか」
「右の改札出たら南口で,左の改札通ったら北口に来れたんやけど」
「...今いるところは,なんか右に温泉の入り口あります」
「...」

見事な秋晴れに恵まれ,11月3日を迎えた.朝,5:00に起床し初山行にワクワクしながら高尾駅に向かった.お2方とも初対面だったし,駅を間違えた方もいて,無事に会えるか心配だったが,無事に合流できて一安心,バス停に向かった.

20分ほどバスに揺られ陣馬高原下バス停に向かった.見事な運転さばきの運転手さんを見て,運転免許取得中の私は感銘を受けた.

20分ほど車道を進んだ.初心者の私を真ん中に挟む形で登山は開始し非常に安心感がありありがたかった.最初はコンクリートの道で車なども走行しており,山道という感じではなかった.ついに登山口に着き登り始めた.

だんだんと木の根の上を歩く急な登りが出現し,途中でマスクを外し上着も脱いで必死に登った.きつい登りを終えると少しずつ周りの景色が見えてきて,ほのかに紅葉している木々や新鮮な空気に癒された.次第に青空と太陽光が見え,ついに陣馬山頂に到着した.
山頂では雪を被った富士山が見え,嬉しかった.皆で山口さんの地図を囲みながら休憩をとった.

休憩後は明王峠を越え,堂所山の山頂に向かった.学科の話や授業の話で予想以上に盛り上がり,疲れをあまり感じずに無事に到着.少々の休みをとり元気よく景信山へと向かった.

樹林の中をひたすら歩いていると急に開けた道が現れたりしたので非常に気持ちがよかった.山道,という感じの道が続き,上り下りが激しかった.
山頂まで後少しという時,蛇が現れ私達は引き返した.おじさんがどうしたの?とおっしゃっていたので蛇がいましたと言ったのだがその方はあまり気に留めてる様子もなく道を進んでいったので勇敢だなと思った.

いよいよ景信山の山頂に着いた.思ったよりも広く茶屋などもあり人が沢山いた.東京や神奈川のビル群が見え,とても眺めが良かったのでしばらく見入ってしまった.お昼の時間だったので,山口さんと私は持参したおにぎりを,榛澤さんは茶店のおでんを食べエネルギーを蓄えた.

そして,小仏峠を越え小仏城山に向かった.砂利や木の根の道を上ったり下ったりと体力を使ったが,おにぎりパワーで登り切り小仏城山に到着.山名標の横にいた天狗がこの前からいなくなっているという話を山口さんから聞き,天狗の行方が気になりながらいよいよ高尾山に向かった.いつもは高尾山口から出発して山頂を目指していたのでこのルートで行くのは不思議な気持ちだった.

木の階段が多く,こんなに階段をたくさん歩いたのは久しぶりだと感じた.

途中の展望デッキをすぎて,高尾山頂に着いたらものすごい人だった.富士山も見えず,人しか見えなかったのでそのまま滞在することなく下山を始めた.

薬王院に寄り,山口さんは一年がかりで集めた最後のアプリスタンプをゲットしておめでとうを言い合った.
薬王院を過ぎても,ものすごい人で前へ進むのも困難だった.十一丁目茶屋の横から6号路へ入った.さっきまでの人の多さは夢だったのかと思うくらい人が少なかった.行程も長くなっていて割と疲れがきていたのと,高尾山なりにゴツゴツとした険しい山道だったのでなかなか終点が見えず不安になった.しかし,そんなこんなで気がついたら,高尾山の麓,ケーブル清滝駅に到着していた.着いた途端,すごい人の多さで現実に引き戻された.その後,山口さんの記念のピンバッジをもらいに皆でTAKAO 599 MUSEUMへ向かった.一年がかりで手に入れたバッジだということでものすごい価値のあるものだなと思った(※).皆でバッジを眺め,私まで嬉しい気持ちになった.そして,お土産を買ったりし,色々落ち着いてきた時,榛澤さんが高尾まんじゅうを買って現れた.なんとそのお饅頭を分けてくれ皆でお饅頭を食べた.下山後のお饅頭はとても美味しくて思わずうむ,美味しいと言ってしまった.

お饅頭パワーで帰宅をした.初心者の私にとってはこんなに長い時間歩いたのは初めてで足首に疲れがきていたので湿布を貼ったり湯に浸かったりケアをして眠りについた.今回の山行を通して,もっと足や筋肉や,スタミナを鍛えていきたいと感じた.山口さんの安定感のある歩きや,榛澤君の安心感のある(後ろだったので見えなかったが)歩きを見習っていきたい.

初心者の私を引き連れて一緒に登ってくださったことに感謝している.(佐野)

※ 高尾山お三度詣り|京王電鉄×YAMAP 
https://sp.yamap.com/keio-takao/

■感想
□CL山口
・2021年1月,京王の電車の中づりでたまたま見つけて始めたお三度詣りもついにコンプリート,京王ライナーと天狗のデザインの,素敵なピンバッジをもらえて嬉しいです.せっかく行ったのに薬王院を通り忘れて悔しい思いをしたり,緊急事態宣言でスタンプ獲得期間が後ろ倒しになったりと,色々ありました.また同時に,薬王院お三度詣りのご利益はかなりあるかと思われます.
・お三度詣りの仕上げは,高尾陣馬の縦走.メンバーとともに,快晴のもと高尾の魅力を満喫しました.
・北側から入る蛇滝ルートとバリエーションルートをまだ歩けていません.誰か一緒に行きましょう.

□SL榛澤
・終始気持ちよく歩けた.登山道は歩きやすく,会話をする余裕もあった.こういう山行もあっていいなと感じた.
・遅刻してごめんなさい.

□佐野
・雷鳥での初山行となりました.
・紅葉も始まり,綺麗な色の葉を見たり所々落ち葉を踏みしめながら歩くことができ,とても楽しかったです.
・体力をもっとつけて,また次の山行に臨みたいと思います.
・一緒に行ってくださった山口さん,榛澤さん,在京責任者の河野さんに感謝でいっぱいです.ありがとうございました.