2021/11/14 丹沢ハイク
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
丹沢ハイク計画書確定版
作成者:小西、高松、尾高、中田、王、上田
■日程 2021年11月14日(日帰り、予備日なし)
■山域 丹沢
■在京責任者・助言係 豊永
■在京本部設置要請日時 11/14 20:00
■捜索要請日時 11/15 9:00
■メンバー(6名)
CL小西 SL髙松 尾高 中田 王 上田
■集合
秦野駅 北口 7:10
■交通
(行き) 483円
7:20秦野駅-8:08ヤビツ峠
(帰り) 210円
大倉駅(15:10、15:38、15:55、16:10、16:18、16:38、16:55、17:08、17:35、17:48)-秦野駅
■行程
ヤビツ峠ー(1:40)ー三ノ塔ー(0:55)ー行者ヶ岳ー(1:30)ー塔ノ岳ー(1:10)ー鍋割山ー(0:50)ー後沢乗越ー(0:30)ー二俣ー(1:25)ー大倉
計 8時間
■エスケープルート
〜鳥尾山: ヤビツ峠へ下山
鳥尾山〜塔ノ岳: 政次郎尾根で大倉へ下山
塔ノ岳〜1386ピーク: 大倉尾根で大倉へ下山
1386ピーク〜1341ピーク: 小丸尾根で大倉へ下山
1341ピーク〜: 鍋割経由で大倉へ下山
※塔ノ岳着が13:00を過ぎていた場合、日没に間に合わない可能性があるので大倉尾根で下山する
■地図
山と高原地図 「29丹沢」
1/25000地図 「大山」「秦野」
■共同装備
救急箱(苺):小西
■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋
□ライター □軍手 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金
□遭対マニュアル(緊急連絡カード含む)□日焼け止め □マスク □充電バッテリー □タオル( □消毒液orアルコール除菌シート □着替え
□温泉セット)
■遭難対策費
100円×6人
計600円
■悪天時
前日正午までに判断
■備考
□日の出日の入り
日出6:02
日没16:52
※丹沢山
□登山届提出先
コンパス https://www.mt-compass.com/ar.php?i=1078508&u=142916&c=6bf9a0cd:提出済
大学(東大) :提出済
■各種連絡先
□東大連絡先
教養学部学生支援課 ※開室9:00-16:50(平日)
Tel: 03-5454-6074 Mail: shien-team.c(at)gs.mail.u-tokyo.ac.jp
駒場正門守衛室 ※常時対応可 Tel: 03-5454-6666
□お茶大連絡先
学生・キャリア支援課 ※開室9:00-17:00(平日)
Tel:03-5978-5147 Mail: gakusei(at)cc.ocha.ac.jp
正門守衛室 ※常時対応可 Tel:03-5978-5128
□現地連絡先
秦野警察署0463-83-0110
□コロナ対策
1. 遭難などの緊急時を除き、山小屋の使用を控える。
2. 長期休暇中は平日の活動を中心にする。
3. 山頂付近などの人が多いところでは長時間滞在しない。
4. 最大5人程度のパーティーとする。
5. 常に、パーティー内の連携を損ねない範囲で十分に距離を取る。
6. マスクを常用する。
7. 水や食料は事前に購入しておき、登山山域での買い物を控える。また、下山後の会食は控える。
8.テント内の人数は定員の半分程度とし、余裕をもって使用する。
9. メンバー全員が2週間前から当日朝まで毎日検温して担当者に提出。少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
10.メンバー全員が 2週間前から行動記録をとって担当者に提出。
(9.10については担当者が管理し、必要があれば提出できるようにしておく)
丹沢(塔ノ岳・鍋割山)ハイク 記録
編集:小西(43)
■日程 2021/11/14
■山域 丹沢
■天候 晴
■メンバー(敬称略、6名)
CL 小西(43/B1)
SL 高松(42/B2)
・ 尾高(43/B1)
・ 上田(43/B1)
・ 王(43/B3)
・ 中田(43/B1)
■総評
事前予報通りの快晴の下、丹沢の人気コースを歩いた。準備段階では、特に長い行動時間に関してメンバー、在京責任者が丁寧に話し合いを重ねた。山行を通じて大きな問題は発生しなかった。
・アプローチ
秦野駅からヤビツ峠へのバスは、大変混み合って乗れない可能性があるので、出発時間の15分前には集合すべきだった。1時間ほどでヤビツ峠に到着する。
・ヤビツ峠〜塔ノ岳
表尾根は丹沢屈指の人気コース、人が多くて煩わしかった。道は整備されていて歩きやすい。行者ヶ岳から先に岩場があるが、焦らず3点支持で下りれば問題ない。
・塔ノ岳〜鍋割山
金冷しまでは人多い。過ぎると若干減る。特に危険箇所はない。
・鍋割山〜大倉
後沢乗越の分岐を見逃さなければ特に問題はない。二俣手前からの林道が長くて面倒だった。
(小西)
■タイムスタンプ
08:44 ヤビツ峠
09:49 二ノ塔
09:57 発
10:11 三ノ塔
10:35 鳥尾山
10:48 発
11:06 行者ヶ岳
11:35~11:45 途中休憩
11:55 新大日
12:26 塔ノ岳
12:56 発
13:50 鍋割山
14:21 発
15:00 後沢乗越
15:23 二俣手前
15:33 発
16:52 大倉バス停
[総行程 8:08]
(高松)
■行動記録
秦野駅に7:10分に集合、1人の寝坊者の存在が発覚し5人での登山となった。本人が一番感じていたとは思うが残念であった。天気に恵まれたこともあってヤビツ峠に向かうバス停には登山客の長い列ができていた。臨時便はあったものの予定時刻のバスには乗れず20分ほど後のバスに乗ることとなった。想定外が2つも起こったが登山での想定外は良くあることで特に気を揉むこともなかった。ヤビツ峠に向かうバス内では座ることができ睡眠を取れた。
ヤビツ峠に着き軽い準備運動の後登り始めた。ヤビツ峠からニノ塔までは休憩を挟まず一気に登った。二ノ塔で他のメンバーが写真を取り合っているのを見て仲の良さを感じた。塔ノ岳山頂までは見晴らしが良く山道も整備されていて気持ちよく登れた。途中の岩場も楽しかった。最後の階段はきつかった。
頂上では風がかなり強く吹き付けていて寒かった。ダウンを持って行って正解だった。寒さに震えつつご飯を食べていると恐らくトレランをしている半袖短パンの外国人集団が見え、強すぎると驚愕した。尾高君が同じ日に別山行を組んでいた雷鳥のメンバーと電話をしていて楽しそうだった。山頂でも電波が通じてことにも少し驚いた。
鍋割山まではなだらかな道が続いた。一か所短い登りがあり、塔ノ岳までで登りは終わったと信じていた自分にはかなりしんどかった。確か歓談しながら進んだ。鍋割山は風もなく日も当たっていて気持ちよかった。日向ぼっこに最適の場所だと思えた。鍋割うどんを食べたいと言っていたメンバーはお店のランチ営業が終了していて残念がっていたが、行動食を食べたり写真を撮ったりとのんびり過ごせた。
そこから林道に出るまではひたすら下りだった。下りは集中力と体力を使い膝もつかれる割に休憩が少ないため自分はやや苦手意識をもっている。今回も膝は痛くなったがメンバーとおしゃべりしつつ下れたため適度に眠くならず集中力を保てて良かった。林道に出てからはバス停まで傾斜の緩い道しかなかったので更に話が弾んだ。初めて会うメンバーもいたが色んな人と話せてよかった。
渋沢ではトイレに行ってまたまたバスを一本乗り過ごしたがその分橋をバックに写真撮影をしたりと楽しめた。この時点までになぜか冗談を言う文化が形成されていた。サークルという緩い繋がりを形成できる場があることは幸せなことだと思った。
今回は雷鳥での初山行でついていけるか緊張していたが転機に恵まれペース配分も良く楽しく登りきることができた。メンバーには感謝したい。また、中高の登山部ではスマホの使用は禁じられていたし帰りに温泉に入るという選択肢もなかったため大学生になって登山における選択肢が増加したことに自由と開放感を覚えた。また、登山中に面白いと感じた点として(日帰りの登山では)昼ごはんを食べる長い休憩を設けていなかった点が挙げられる。考えてみれば登山部の場合は頂上で料理を作っていたため頂上でお昼の時間を取る習慣が当然のようにしてあったのだと気付いた。今回小休憩のたびに少しずつ栄養を摂取する形をとってみて頂上での体の冷えを回避できる点、満腹状態で動きにくくなることがない点で優れているように感じた。ただ頂上で料理を作るのも醍醐味の一つなので今後山行に参加する中で経験したい。
(上田)
■感想
□小西
・ここ1ヶ月の登山の中では最も晴れていた。
・愉快なメンバーたちと山に行けてよかった(毎回同じことを言っている気がする)。
・今後もより良い山行を目指して精進したい。
□高松
・雷鳥での山行は久しぶりだった。天気にも恵まれ、景色がとても良かった。
・全体的に歩きやすかったため思っていたよりは疲れなかった。風が強かったので休憩するたびに肌寒かった。
・初対面のメンバーともお話しでき、大変良かったです。
□尾高
・久しぶりによく晴れていて富士山が綺麗に見えた。
・塔ノ岳で瑞牆のメンバーに電話したが結構面白かった。是非やってみると良い。
□上田
・久々の登山だったが楽しく登りきることができた
・個人的な反省点として日焼け止めを持っていくべきだった。また登山用のグローブを買っておくと特に秋冬の登山で重宝すると思った。
□王
・適度に岩場などもあり、登りがいのある山だった。
・山頂でカップラーメンを食べるという夢が叶った。
・歩く時間は長かったが、そのぶん沢山お話しが出来たので良かった。
□中田
・寝坊してしまった。またの機会に登りたい。