2021/11/14 瑞牆山

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
瑞牆山山行計画書 メンバー・在京用計画書
作成者:桐原、山口、小島
■日程 2021/11/14(日)、 予備日なし
■山域 奥秩父
■在京責任者・助言役 渡邉
■在京本部設置要請日時 2021/11/14(日)  18:00
■捜索要請日時 2021/11/15(月)  8:00

■メンバー(5人)
CL桐原 SL水野 小島 山口 西藤

■集合
7:00 八王子発(八王子までに順次合流)

■交通
八王子駅ー八王子ICー(中央自動車道)ー須玉ICー瑞牆山荘無料駐車場(100台)
高速料金 片道2,090円(ETC)
※タイムズカーシェアを利用予定

■行程(計5時間0分)
瑞牆山荘-(0:50)-富士見平小屋-(0:30)-天鳥川-(1:30)-瑞牆山-(1:00)-天鳥川-(0:30)-富士見平小屋-(0:40)-瑞牆山荘

■エスケープルート
全区間通じて引き返す。

■山小屋等情報
瑞牆山荘 0551-45-0521   http://www.mizugaki.burari.biz/
公衆トイレあり
富士見平山荘 090-7254-5698   https://www.fujimidairagoya.jp/
トイレ、水場あり(飲用可)

■地図
二万五千分の一地形図:「瑞牆山」
山と高原地図27「金峰山・甲武信」

■共同装備
救急箱(エーデルワイス):山口→桐原

■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □ライター  □軍手 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む)□日焼け止め  □マスク□充電バッテリー □タオル □消毒液orアルコール除菌シート( □着替え □サングラス □リップクリーム □熊鈴)

■遭難対策費
100円×5人
計500円

■悪天時
前日18時までに判断

■注意点
・山行中は軽アイゼンを携行し、危険を感じた場合には早い段階で引き返す。

■登山届提出先
コンパス: 提出済み(https://www.mt-compass.com/)
大学(東大): 提出済み(shien-team.c(at)gs.mail.u-tokyo.ac.jp)

■各種連絡先
□東大連絡先
教養学部学生支援課 ※開室9:00-16:50(平日)
Tel: 03-5454-6074 Mail: shien-team.c(at)gs.mail.u-tokyo.ac.jp
駒場正門守衛室 ※常時対応可 Tel: 03-5454-6666
□お茶大連絡先
学生・キャリア支援課 ※開室9:00-17:00(平日)
Tel:03-5978-5147 Mail: gakusei(at)cc.ocha.ac.jp
正門守衛室 ※常時対応可 Tel:03-5978-5128
□現地連絡先
山梨県警察北杜警察署 0551-32-0110

■備考
□日出・日没時刻
11/14 日の出  6:12
          日の入り 16:48
(参照:https://alumicase.com/acdc/mountain.html )
□温泉
・増富の湯
830円/人 営業時間10:00~17:00(食堂は15:00まで)
https://www.masutominoyu.com/
・たかねの湯
830円/人 営業時間10:00~21:00
https://www.dunlopsportsclub.jp/takanenoyu/#shop_data
□コロナ対策 ※[raicho_all:75] 10/29より一部改訂
1. 遭難などの緊急時を除き、山小屋の使用を控える。
2. 長期休暇中は平日の活動を中心にする。
3. 山頂付近などの人が多いところでは長時間滞在しない。
4. 最大5人程度のパーティーとする。
5. 常に、パーティー内の連携を損ねない範囲で十分に距離を取る。
6. マスクを常用する。
7. 水や食料は事前に購入しておき、登山山域での買い物を控える。また、下山後の会食も控える。
8.テント内の人数は定員の半分程度とし、余裕をもって使用する。
9. メンバー全員が2週間前から当日朝まで毎日検温して担当者に提出。少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
10.メンバー全員が 2週間前から行動記録をとって担当者に提出。
(9.10については担当者が管理し、必要があれば提出できるようにしておく)
□過去の記録
2018年 瑞牆山・金峰山
2017年 瑞牆山・金峰山
□その他情報
NHKラジオ第1    927kHz
NHKラジオ第2  1602kHz

2021/11/14 瑞牆山山行 山行記録
作成者:小島 
■概要
瑞牆山荘まで車でアクセスし、山頂までピストン。ゴツゴツした登山道と山頂からの大展望を楽しめた山行だった。
■メンバー
桐原(CL/43)水野(SL/42)山口(41)西藤(42)小島(43)
■タイムスタンプ
瑞牆山荘 9:47
富士見平小屋 10:25
天鳥川 10:50
瑞牆山山頂 12:10
山頂出発 13:10
天鳥川 14:11
天鳥川 14:20
富士見平小屋 14:50
富士見平小屋 15:00
瑞牆山荘 15:20

■登山道概況
・瑞牆山荘から富士見平小屋は案外傾斜も急なので、ゆっくり歩き出しても良い。一度、林道を横切る。
・富士見平小屋から天鳥川までも、急勾配の下り坂がある。少しゴツゴツし始める。
・川(水なし)から少しで、桃太郎岩に到着し、そこから岩だらけの斜面を登ることになる。木々に覆われているので、高度感はない。鎖も設置されている箇所あり。足をひっかける足場がなく、摩擦に任せるようなところもあるので、雨上がりだと、滑る危険がある。登るに従って岩も大きくなる。
・大ヤスリ岩が見えてくると少し展望も開ける。
・山頂手前で北側に回り込むと、凍結箇所あり。全面的に凍結しているわけではないので、乾いているところを選んで通過。軽アイゼンの装着なし。

◾️交通概況
・タイムズカーシェア利用
往路
・明大前で借り、途中で合流(八王子駅7:00発)
・談合坂SA休憩(運転手交代)
・須玉で高速道路を降りてからも30から40分程度かかる
・最後のコンビニは須玉IC降りてすぐのローソン
・瑞牆山荘の駐車場は数台しか残っていなかった
復路
・増富温泉を17:30頃に出発
・双葉SAで夕食、お土産購入(19:30頃出発)
・大月の少し先で渋滞が始まる(当初八王子まで20km2時間半となっていたが、この時点で2時間に)
・小仏トンネルの先で渋滞を抜け、21:40頃府中本町着→23:00明大前に帰着

■記録(小島)
僕は他のメンバーと八王子駅で待ち合わせたが、想定よりも早く車が駅に着いていたので30分ほど待ってもらう形となってしまった。5人乗りの緑色の車だったが、3人交代で260km以上運転していただいたことを考えると感謝してもしきれにない。車が甲府盆地に入ると一気に視界が開け、立ち並ぶ名山の絶景を楽しみながら瑞牆山への期待が膨らむ。メンバーの高校時代の部活の話などをしながら、いつの間にか車は高速道路を降り、紅葉に彩られた麓の山道を進んでいった。程なく瑞牆山荘に到着し、身支度をして出発。要らない荷物は車に置いていけるので、嬉しい。歩き始めてすぐはなだらかだった道もすぐに勾配を増し、かなり息が上がってしまったので、桐原くんに頼んで、少しペースダウンしてもらった。富士見平小屋近くまで来ると、突然大迫力の瑞牆山が現れ、一同興奮気味に。サプライズ感があって、非常に良かった。富士見平小屋には立ち寄らなかったが、小屋を過ぎると急な下りになった。ここまで下りが急だということは事前に把握していなかったので、次回は地形図の読み込みもしておきたい。巨大な桃太郎岩で写真撮影を楽しんだあとは、道は急激に険しくなり、登るにつれて岩も大きくなった。鎖場で苦戦してしまった箇所もあったが、険しい道の経験が浅かった自分にとっては、いい練習になった気がする。日曜ということもあり、登山者も多かったが、一本道というわけではなかったので、すれ違いも容易であり、逆に言えば、先頭の桐原くんがルートファインディングを頑張ってくれていた。大ヤスリが見えても先は長く、降りてくる人に「あと少しですよ」と言ってもらってなんとか元気を保てていた。山頂手前では、道が北側を回り込むこともあって、凍結した岩が点在していた。なんとか最後の難所をクリアし、山頂の大展望が出迎えてくれた。かなり晴れていたので、南は金峰山から富士山、南アルプスの山々と茅ヶ岳、西は八ヶ岳と最高の展望だった。山頂では、西藤さんが持ってきてくださったカップ麺を水野さんと桐原くんが沸かしてくれたお湯で作り、美味しくいただいた。普段はあまり飲み干さない汁も山では塩分補給に最適。1時間ほどたっぷり休憩したのち、下りも慎重に難所を通過したのち、あっという間に瑞牆山荘に到着した。温泉で汗を流し、双葉SAで夕食を食べたのち、渋滞にはまりながらも全員が日付が変わる前に帰宅した。

◾️その他注意事項等
・ある程度の凍結が予想されたので、転進(茅ヶ岳)も用意した。最終的には富士見平小屋に確認の電話をして決定した。
・山頂直下の北側は凍っているので要注意。凍結がさらに悪化すると軽アイゼンが必要。
・岩場を降りる時に軽く滑ってすねをぶつけてしまった。(筆者)
・山頂のすぐ南側は切れ落ちているので滑落注意。
・雨天が予想される場合は行かない方が良さそう。
・瑞牆山荘前に増富温泉割引券あり
・休日はの増富温泉の最終入館:16:30(平日17:30)
・下山時には太陽が山に隠れようとしていたので、下山時刻注意。

■メンバー感想
◯桐原(CL/43)
・天候に恵まれて快適な登山になった。岩場も展望も楽しめるとても良い山だった。
・西藤さんが持ってきてくれたカップ麺が美味しかった!
・車登山の便利さを知った。運転してくださった事に感謝したい。
◯水野(SL/42)
・奇岩の連続で興奮が止まらなかった。
・天気がなにより最高でいい写真が撮れた。桐原君ありがとう。
・やはり車は便利で、眠気対策と渋滞情報と十分な運転要員の確保が重要だと感じた。
・ツルツル滑る岩を見たのは初めてだった。これのせいで撤退することのないように、アイゼンなりチェーンスパイク(?)なりを装備して乗り越える方法を知りたいと思った。
◯山口(41)
・見た目のすごさと登りやすさのバランスが見事な山だった。人気なのもわかる。
・リーダーを中心にパーティーのまとまりがよかった。
・日曜夜の渋滞をなめてはいけない。宿題は山に行く前に済ませておこう。
◯西藤(42)
・岩めっちゃごっつい!
・久々の登山で体力に若干不安があったものの、難なく登れて良かった。パーティーの雰囲気もすごく良かったし楽しかった。
・ハイク中よりも運転中の方がヒヤリハットの場面があったかも()
◯小島(43)
僕の提案を快く受けてくださった山口さんにまず感謝したいです。桐原くんも計画ありがとう。バランスの取れた楽しいメンバーだったので、山行だけでなく、行き帰りのドライブも充実していました。天気も抜群に良く、登山道も変化に富んでいて、日本百名山の風格と魅力をぎっしり詰め込んだ山だったと思います。息が上がってしまうこともあり、体力不足を痛感しましたが、ずらりと名山が見渡せたので来年はそちらもチャレンジしたいです。運転してくださった水野さん、西藤さん、山口さん、ありがとうございました。運転、かっこよかったです。