2021/12/12 百蔵山・扇山ハイク

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
百蔵山・扇山ハイク計画書第2版
作成者:鈴木、桐原
■日程 2021/12/12(予備日なし)
■山域 高尾・陣馬
■在京責任者・助言役 小西
■在京本部設置要請日時 2021/12/12 17:30
■捜索要請日時 2021/12/13 8:00

■メンバー(2名)
CL鈴木 SL桐原

■集合
8:02高尾駅発 JR中央本線甲府行き 先頭車両集合

■交通
□行き
・JR中央本線
高尾(8:02発)→猿橋(8:41着) (594円)
□帰り
・JR中央本線 鳥沢→高尾
13:22-13:51/13:40-14:16/14:24-14:52/14:55-15:24/15:37-16:08/…/23:03-23:32(終)(506円)

■行程
猿橋駅-0:10-県道505号交差点-0:20-百蔵山登山口-1:20-900m地点-0:15-百蔵山-0:40-宮谷分岐-0:15-760m地点-1:30-扇山-0:50-梨の木平-0:40-鳥沢駅
計6:00

■エスケープルート
百蔵山まで:引き返す
※戸波入口バス停に下りることも検討。富士急山梨バス(大月駅~猿橋駅~田無瀬~小菅の湯)を利用。(https://www.fujikyubus.co.jp/pdf/rosen/otsuki-kosugenoyu_202104.pdf)
百蔵山から扇山まで:宮谷分岐から猿橋駅へ
(宮谷分岐-0:30-480m地点-0:10-宮谷白山遺跡-0:20-猿橋-0:20-猿橋駅)
扇山から:そのまま進む

■地図
二万五千分の一地形図「上野原」
山と高原地図「28高尾・陣馬」

■共同装備
・救急箱(苺):鈴木
・カート×2:鈴木
・ヘッド(私物):桐原
・鍋(私物or小竹):桐原
(扇山山頂でお湯を沸かす予定)

■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □軍手 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む) □日焼け止め(□熊鈴)

■遭難対策費
100円×2人
計200円

■悪天時
前日正午までに判断

■備考
□日出・日没時刻(@御正体山)
12/12 日出6:36 日没16:40
12/13 日出6:36 日没16:40
(参考:https://alumicase.com/acdc/mountain.html)
□登山届提出先
コンパス https://www.mt-compass.com/ :提出済み
大学(東大):提出済み

■各種連絡先
□東大連絡先
教養学部学生支援課 ※開室9:00-16:50(平日)
Tel: 03-5454-6074 Mail: shien-team.c(at)gs.mail.u-tokyo.ac.jp
駒場正門守衛室 ※常時対応可 Tel: 03-5454-6666
□現地連絡先
山梨県警察大月署 0554-22-0110
□コロナ対策
1. 遭難などの緊急時を除き、山小屋の使用を控える。
2. 長期休暇中は平日の活動を中心にする。
3. 山頂付近などの人が多いところでは長時間滞在しない。
4. 最大5人程度のパーティーとする。
5. 常に、パーティー内の連携を損ねない範囲で十分に距離を取る。
6. マスクを常用する。
7. 水や食料は事前に購入しておき、登山山域での買い物を控える。また、下山後の会食も控える。
8.テント内の人数は定員の半分程度とし、余裕をもって使用する。
9. メンバー全員が2週間前から当日朝まで毎日検温して担当者に提出。少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
10.メンバー全員が 2週間前から行動記録をとって担当者に提出。
(9.10については担当者が管理し、必要があれば提出できるようにしておく)
□参照
・過去の記録
2016年 扇山

百蔵山・扇山ハイク 記録
編集:鈴木(43)
■日程 2021/12/12(日)
■山域 高尾・陣馬
■天候 晴れ

■メンバー(2名)
CL 鈴木(43)
SL 桐原(43)

■タイムスタンプ(鈴木)
8:52 猿橋駅着
8:57 発
9:22 百蔵山登山口着
9:30 発
10:30 百蔵山着
10:48 発
11:06 コタラ山通過
11:32 カンバノ頭通過
12:00 大久保山通過
12:10 扇山着
13:15 発
14:02 梨の木平着
14:04 発
15:54 鳥沢駅着
[総行程6:57]

■総評(鈴木)
・終日晴れに恵まれ、すがすがしいハイクだった。
・全体的にルートが分かりやすく、登りやすかった。唯一、百蔵山からコタラ山への下りの登山道が落葉に覆われていて、滑りやすく歩きづらかった。
・百蔵山と扇山は共に山頂が広いため、休憩するのに最適な場所であった。また、両方の山頂からは富士山がよく見えた。一方、どちらの山も、富士山が見える南西側の眺望はあるが、それ以外の方向の眺望はほとんどなかった。
・登山者が少ないため、静かに登りたい人に適している山だった。
 
■行動記録(鈴木)
 今回は、自宅から行きやすい山域であったため、余裕を持って山行に臨めるはずであった。しかし、僕は初っ端から乗る電車を間違えるというやらかしを犯し、先に到着していた桐原くんを猿橋駅で待たせることになってしまった。申し訳なかった。遅刻、ダメ、絶対!!
 猿橋駅のセブンで買い物をしていた桐原くんと合流し、百蔵山登山口へと向かった。道中、瑞牆山ハイクの話を桐原くんから聞き、瑞牆山の山頂のゴツゴツした岩に思いをはせながら、来年是非金峰山と共に登りたいと思った。
 百蔵山登山口の近くまで歩くと、少し汗ばんできたので、服を着替えるために、荷物を置いて立ち止まって進行方向の逆側を向くと、既に富士山の雪に覆われている上部がくっきりと見えていた。百蔵山の山頂ではこの景色よりももっと綺麗に見えるだろうと期待を胸に膨らませて、登山口から百蔵山へ登り始めた。
 登り始めて少し経つと、生垣を使い、クリスマスの装飾がされている、非常によくできたトトロが左手に現れた。左手に傘を持っているのが、なんかいい感じだった。そこからジブリ作品の話になった。ゲド戦記の主題歌がわかるのに、映画の内容がわからないという変なところで共感した。
 百蔵山に着くと、白い雪に覆われた富士山が非常に美しく見えた。休憩していると、他の登山者がスキレットで何かの肉を焼いており、そのとてもおいしそうな匂いに涎が出そうになった。そして、その匂いから逃げるように出発した。
 百蔵山の頂上を少し過ぎるとすぐに、少し急な下り坂があったのだが、そこがこの山行で一番歩くのが大変だった。落葉が道を覆っており土の道が露出しておらず、かつその地面がとても滑りやすかったので、足元に細心の注意を払いながら歩いた。それでも何度か転びそうになった。
 そこからカンバノ頭までは、緩やかな登りと下りが連続しているだけで、とても歩きやすかった。カンバノ頭から大久保山までは、多少急な登りが続いた。苦しくならないようにゆっくり歩きながら、北関東の観光地や特産品、今度登りたい山などの話をした。
 扇山の山頂に着くと、そこには既に20名ほどの登山者がいたが、山頂が広かったので、休憩場所を確保することが出来た。そこでお湯を沸かしてカップラーメンを食べた。食後、扇山の標高が書いてある棒の前で、扇のポーズを取って並んだ写真を他の登山者に撮ってもらった。もちろん、ここでも富士山は非常に綺麗に見えていた。山座同定をしようとしたが、山頂からは富士山が見える南西側と陣馬山が見える東側の眺望しか利かなかったので、途中で諦めた。
 扇山からの下山道はとても歩きやすく、苦になるところが全くなかった。木漏れ日が気持ちよく、下山時にも関わらず足取りが軽かった。道中では、東京や茨城の鉄道の話で盛り上がった。茨城県には、つくばエクスプレス以外に、常総線、竜ヶ崎線、大洗鹿島線という私鉄があることを初めて知った。そんなこんなで無事に鳥沢駅に到着し、すぐに来た中央線に乗って帰った。

■感想
□鈴木(CL)
・晴天の下、楽しく、かつ心地よく歩くことができた。また、百蔵山と扇山から見た富士山が非常に綺麗だった。
・秀麗富嶽十二景の全てを登頂してみたい。今回を合わせて既に3か所(牛奥ノ雁ガ腹摺山・小金沢山、百蔵山、扇山)に登頂しているので、残り9か所に行ってみたい。
・乗る電車を間違えて、桐原くんを猿橋駅で10分ぐらい待たせてしまった。次回以降は、絶対に集合時間に遅れないように気を付けたい。

□桐原(SL)
・静かな雑木林の中を歩く道で心地よかった。富士山の眺めも終始きれいだった。
・道の状況やアクセスもよく心配事のない登山だった。