2021/12/31-1/1 塔ノ岳年越しハイク

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
塔ノ岳年越しハイク計画書
作成者: 小西、桐原、鈴木、近、尾高
■日程 2021/12/31~2022/01/01、予備日 なし
■山域 丹沢
■在京責任者・助言役 鶴田
■在京本部設置要請日時 1/1 15:00
■捜索要請日時 1/1 18:00
■メンバー(9人)
コロナ対策のため、隊を2つに分けました。なお、集合時間もずらしているほか、両隊の接触は極力避けることによって万全な感染対策を行っています。
1隊
CL小西 SL桐原 岸田 近恵 宰田
2隊
CL尾高 SL鈴木 安井 倉本
■集合
渋沢駅 12時40分集合
■交通
[行き]
渋沢駅北口(12:18/12:51/13:18/13:48/14:18)→大倉(12:33/13:06/13:33/14:03/14:33)
神奈川中央バス 15分/210円
[帰り]
大倉→渋沢駅北口(7:08から20:39まで、2~4本/時)
■行程(計6時間10分)
滝沢園に前泊(※滝沢園が利用できない場合は渋沢駅近くの湯花楽秦野店を利用)
大倉-(0:50)-雑事原ノ平-(1:10)-小草平-(1:15)-金冷シ-(0:25)-塔ノ岳
塔ノ岳-(0:15)-金冷シ-(0:50)-小草平-(0:50)-雑事原ノ平-(0:35)-大倉
■エスケープルート
来た道を戻る
■山小屋等情報
尊仏山荘 070-2796-5270
■地図
二万五千分の一地形図: 「29丹沢」
山と高原地図: 「大山」「秦野」
■共同装備
ステラ4:桐原
エアライズ3:鈴木
ステラ3(私物):小西
鍋(雪・月):尾高
スノースパイク6:岸田、宰田、近、安井、倉本
調理器具(キャサリン):尾高
カート:1個(倉本)、2個(鈴木)、1個(小西)、予備1個(小西)
ヘッド:緑9→尾高
 緑10(先日買ったもの)→小西
■個人装備
□ザック □ザックカバー □サブザック □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □ライター □軍手 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む)□日焼け止め □マスク□充電バッテリー □タオル □熊鈴(□消毒液orアルコール除菌シート □着替え □リップクリーム )□シュラフ □食器 □箸・スプーン □エアマット (□歯ブラシ □サンダル)
■食当(安井、鈴木)
BBQ+鍋
■遭難対策費
200円×9人
計1800円
■悪天等
12/30の18時までに判断
■注意点
・凍結
・防寒対策
■登山届提出先
コンパス:提出済https://www.mt-compass.com/ar.php?i=1108674&u=142916&c=f2b23f34
東大:提出済(shien-team.c(at)gs.mail.u-tokyo.ac.jp)
お茶大: 提出済
■各種連絡先
□東大連絡先
教養学部学生支援課 ※開室9:00-16:50(平日) 
Tel: 03-5454-6074 Mail: shien-team.c(at)gs.mail.u-tokyo.ac.jp
駒場正門守衛室 ※常時対応可 Tel: 03-5454-6666
□お茶大連絡先
学生・キャリア支援課 ※開室9:00-17:00(平日) 
Tel:03-5978-5147 Mail: gakusei(at)cc.ocha.ac.jp
正門守衛室 ※常時対応可 Tel:03-5978-5128
□現地連絡先
秦野警察署0463-83-0110
□滝沢園連絡先
Tel:0463‐75‐0900
□湯花楽秦野店連絡先
Tel:0463-84-4126
■備考
□日出・日没時刻(蛭ヶ岳)
12/31 日の入り 16:49
01/01 日の出 06:44
 日の入り 16:49
(参照:https://alumicase.com/acdc/mountain.html)
□コロナ対策 ※[raicho_all:75] 10/29より一部改訂
1. 遭難などの緊急時を除き、山小屋の使用を控える。
2. 長期休暇中は平日の活動を中心にする。
3. 山頂付近などの人が多いところでは長時間滞在しない。
4. 最大5人程度のパーティーとする。
5. 常に、パーティー内の連携を損ねない範囲で十分に距離を取る。
6. マスクを常用する。
7.水や食料は事前に購入しておき、登山山域での買い物を控える。また、下山後の会食も控える。
8. テント内の人数は定員の半分程度とし、余裕をもって使用する。
9. メンバー全員が2週間前から当日朝まで毎日検温して担当者に提出。少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
10.メンバー全員が 2週間前から行動記録をとって担当者に提出。
(9.10については担当者が管理し、必要があれば提出できるようにしておく)
□その他情報
NHKラジオ第1 594kHz
NHKラジオ第2 693kHz

■日程 2021/1/1(土)
■山域 丹沢
■メンバー(敬称略、9名)
1隊
CL小西(43/B1) 
SL桐原(43/B1)
・岸田(43/B1)
・近(43/B1)
・宰田(43/B1)
2隊
CL尾高(43/B1)
SL鈴木(43/B2)
・安井(43/B1)
・倉本(43/B2)
■タイムスタンプ
2:02 滝沢園キャンプ場
3:45 駒止茶屋
4:45 堀山の家
5:37 花立山荘
6:27 塔ノ岳
7:51 堀山の家
8:32 駒止茶屋
9:36 滝沢園キャンプ場
■総評
2時過ぎから大倉尾根を登って山頂を目指し、日の出を拝んだ。他の登山者も多いうえ整備された道ではあるが、ナイトハイクであり、普段以上の慎重さが求められた。また、山頂の気温は-10℃前後が予想され、防寒対策は必須だった。山行を通じて大きな問題は発生しなかったが、計画の不備が散見され、反省点も多い山行だった。
■記録(文責:安井)
12:40に渋沢駅で集合し、小西君率いるテント場所取り組と、鍋とBBQの食糧買い出し組に別れてスタート。買い出し組が滝沢園に到着する頃にはテントやBBQ用のかまどの準備を完了してくれていた。しかし、薪や地面が湿っており、火をつけるのに大変苦労した。着火剤やうちわを持ってこなかったことを後悔。うちわの代わりに自らのクリアファイルを犠牲にして風を送ってくれた桐原君、宰田さんに感謝。なんとか火がいい感じになってからは、順調にBBQをすることができた。買い出しの時ノリで購入した人数分のピザパンを焼こうとしたのだが、そこで火が力尽きてしまい、パンは焼けずじまいになった(結局各自家に持ち帰った)。鍋は最初は順調だったが、途中で日が暮れ、気温とみんなのモチベーションが下がっていった。極寒の中、2種類の鍋つゆと、うどんとそばを一つの鍋に詰め込んだ闇鍋を、火力の上がらないガスで1時間以上温め続けた。寒さで我々の足先の感覚はなくなり、呂律も回らなくなっていた。片付けの後、片道1時間以上かけて湯花楽まで歩いて行った。湯花楽は想像以上に立派なところで感動した。体の芯から温まり、紅白を見た。滝沢園に戻ってテントで休んだ後、2:00頃に塔ノ岳に向けて出発し、3:45に最初の休憩。風が当たらない場所だったので、比較的休憩しやすい場所だった。体を冷やさぬようゆっくり歩いてくれたため、体力的には全員問題なかったように思うが、ただひたすら寒かった。山頂にはたくさんの人がいた。到着時間がちょうどよかったため、初日の出を満喫できた。雲ひとつない快晴で、富士山や丹沢の山々がよく見えて、絶景だった。陽の光が当たって富士山が赤くなっているのも大変綺麗だった。日が昇ると気温が上がって、とても歩きやすくなった。帰りはとても順調で楽しく歩けた。9:30頃滝沢園に到着し、テント撤収後、大倉からバスに乗り、渋沢で解散した。
■感想
□小西(1CL)
・1月に山に登るという体験は初めてだったが想像以上に寒かった。
・登り初めから晴天に恵まれ満足。
・いろいろご迷惑をおかけしてすみませんでした。
・これからもより良い山行を目指して精進したい。
□尾高(2CL)
・反省点も多かったが、無事降りて来れて何より。
・メンバーの皆さんお疲れ様です。
□桐原(1SL)
・今回も好天に恵まれた。山頂付近での風がそこまで強くなかった事も幸いした。
・計画の詰めが甘かった。日程や準備等改善するべき点が多い。
□鈴木(2SL)
・晴天の下、塔ノ岳の頂上から綺麗な初日の出と富士山を見ることができて、嬉しかった。頂上に100人以上の人がいて、驚いた。また、暗い中を歩くという慣れない山行だったが、事故もなく無事に下山できて良かった。
・想像以上に道中や頂上が寒かった。特に、ナルゲンボトルに入れていた水が、頂上に着く頃には凍っており、飲めなくなっていたことにびっくりした。
・キャンプ場でバーベキューできて、とても楽しかった。その一方で、火をつけるのが難しいことを改めて実感した。事前にホームセンターなどで着火剤を買っておくといいと思った。
□宰田
・これまでにないほど天気が良く、綺麗な初日の出と富士山を見ることができて良かったです。
・防寒対策はしっかりして行きましたが、それでも手足の指は寒かったです。
・ペットボトルの水が凍って驚きました。
□岸田
・天気がとても良く、頂上から神奈川だけでなく、東京湾や静岡、山梨も見渡せて感動しました。道中すれ違う登山客の多さに驚いていましたが、多くの人が来るのも頷けました。
□安井 
・とても寒かったので、防寒対策をもっとしっかりすればよかった
・山頂から思っていたよりずっと近くに富士山が見えて驚いた。初日の出も綺麗だった。
□倉本
・好天に恵まれて初日の出と富士山を見ることができ、非常に綺麗で貴重な経験になった。無事に行くことができて良かった。
・山頂での寒さは耐え難かったので、もう少し厳重に防寒対策をすべきであった。
□近
・日の出と富士山のどちらもきれいに一望できた頂上の風景は大変幻想的で、途中の登りの階段による足の疲れが吹き飛ぶほど感動した。好天に恵まれて本当によかった。
・防寒対策については事前打ち合わせの時に教えてもらった通りの枚数・材質のものを着たため、寒いと感じることは少なかった。しかし手袋が予想より通気性が良すぎて寒かったため、指先は寒かった。
・たくさんの人とたくさん話せて非常に楽しかった。計画してくれた小西くん、桐原くんに感謝したい。