2022/4/17 金時山新歓ハイク
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
金時山新歓ハイク山行計画書 確定版
作成者:小島・尾高
■日程 2022/4/17(日)
■山域 箱根
■在京責任者 藤田
■在京本部設置要請日時 2022/4/17 21:00
■捜索要請日時 2022/4/18 7:00
■メンバー(16名上級生6名+新入生10名)
〈1隊〉
CL小島, SL大塚, 水野
〈2隊〉
CL尾高, SL佐野, 上田
<新入生>
1隊
泉水, 小野山, 蓮見, 今井, 矢入
2隊
朝倉, 野﨑, 秀嶋, 土屋, 渡邊
■集合
4/17(日)小田急線本厚木駅中央改札外8:30
貸し切りバス利用(箱根登山バス19人乗り:71000円(新入生4000円、上級生5000円))
■交通
□行き
本厚木駅 8:40 →仙石バス停付近 10:00頃
□帰り
仙石バス停付近 15:30頃 → 小田原駅 16:30頃
■行程
金時登山口-0:45-矢倉沢峠-0:20-金時神社分岐-0:20-金時山山頂-0:35-長尾山-0:15-乙女峠-1:02-金時登山口
(計3:17)
■エスケープルート
山頂まで:戻る
山頂から先:そのまま下山
■地図
2.5万分の1:「箱根」
山と高原地図:「箱根金時山・駒ケ岳」
■共同装備
救急箱(エーデルワイス):尾高
熊鈴:小島
■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □ライター □軍手 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む)□日焼け止め □マスク□充電バッテリー □タオル □消毒液orアルコール除菌シート( □着替え □サングラス □リップクリーム □熊鈴)
■個人装備(新入生向け)
□動きやすい服(汗をかくので乾きやすい服で。ジーパンNG。怪我や虫刺され対策として、長ズボンやタイツを履くなどして肌の露出を少なくすると良い。)
□リュックサック
□スニーカーor登山靴(履き慣れた歩きやすいもの)
□雨具(100均のカッパなどでよい、登山中は傘は持てない)
□防寒具
□飲み物(水やスポーツドリンクなど、量は人によるが1L以上はあると良い。天気予報に応じて、やや余裕を持たせる。)
□行動食(おにぎり・パンなど短時間でさっと食べられるもの)
□ゴミ袋
□筆記用具 (ペンがあれば十分)
□計画書(最新版を印刷して持ってくる)
□学生証
□保険証
□現金(交通費など,念の為5000円程度は余分に)
□タオル
□日焼け止め(健康のためにも使ったほうがいいです)
□地図(CLがコピーを用意し現地で配布)
□マスク
□消毒液orアルコール除菌シート(CLでも用意します)
□常備薬
□帽子
■遭難対策費(上級生のみ)
100円/人 × 6人 = 600円
■悪天時
前日17時までに判断
■備考
4/17日の出(箱根町) : 5:10
4/18日の入(箱根町) : 18:18
□連絡先
神奈川県警小田原警察署 0465-32-0110
神奈川県警松田警察署 0465-82-0110
□コロナ対策 ※[raicho_all:75]より
1. 遭難などの緊急時を除き、山小屋の使用を控える。
2. 長期休暇中は平日の活動を中心にする。
3. 山頂付近などの人が多いところでは長時間滞在しない。
4. 最大5人程度のパーティーとする。
5. 常に、パーティー内の連携を損ねない範囲で十分に距離を取る。
6. 三密を回避できない状況ではマスクを着用する。(電車内、混雑した登山道、頂上周辺等)
7. 水や食料は事前に購入しておき、登山山域での買い物を控える。また、下山後の会食も控える。
8.テント内の人数は定員の半分程度とし、余裕をもって使用する。
9. メンバー全員が2週間前から当日朝まで毎日検温して担当者に提出。少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
10.メンバー全員が 2週間前から行動記録をとって担当者に提出。
(9.10については担当者が管理し、必要があれば提出できるようにしておく)
金時山新歓ハイク 記録
■日程2022/4/17(日)
■山域 箱根
■天候 小雨のち濃霧
■メンバー(15名)
上級生
CL小島, CL尾高, SL佐野, SL大塚, 水野, 上田
新入生9名
■総評(小島)
・雷鳥としては極めて珍しく、アクセスに貸切バスを利用した。
・天候判断等に反省点があるものの、新入生の良い経験になったのではないだろうか。
■タイムスタンプ
登山口:10:08
矢倉沢峠:10:31〜10:35
金時神社分岐:
金時山:11:21〜12:00
長尾山:12:35〜12:43
乙女峠:13:00〜1301
乙女口: 13:30
■記録(文責・小島)
【アクセス・貸切バス】
今回はアクセスに箱根登山バスの貸切バスを利用した。下見の時に下山する車の渋滞にはまったので、新入生の負担になることを危惧して、箱根新道経由で渋滞が回避できる貸切バスの利用を提案した。当初はコストパフォーマンスが悪い等の理由で反対意見もあったが、新入生から貸切バス利用の要望が多かったので、利用することにした。結果的にはアクセスは下見に比べて格段にスムーズで良かった。ただ、新入生で1人欠席が出たことで、上級生の負担が増えたことや、キャンセル料の発生する契約ゆえ、悪天候時の山行不決行判断の妨げになる恐れがある等の問題点が浮き彫りになり、今後利用する場合は細心の注意が必要だということが言える。
(決算)
バス代:71050円(高速代金含む。箱根登山バス。新入生4000円/人)
【天候判断等】
・前日17時時点には、当日の天候は曇り、夕方15時以降から小雨が降る、というものだった。ところが当日朝になると、薄い雨雲が時折かかるような予報に。予期していなかった小雨予報だったので、少し動揺し、バス代のこともあったので、決行してしまった。
バスを正式予約した4/14時点では曇り時々晴れの予報だったので、その予報を信じてしまい、バスを契約してしまった点は反省すべきことである。(バス会社から天気によるキャンセルでもキャンセル料が発生する旨の説明を受けたが、天気予報が大丈夫だから、と答えてしまった)ヤマテンやwindy等の詳細天気ではなく、てんきとくらすのみを頼ってしまった点も反省している。
東名高速では大雨に降られてしまい、小雨を想定していたこちらとしては慌てて天気予報を確認し直した。一時的に御殿場から神奈川県南部にかけて発達した雨雲がかかっていることが分かり、予想だとその雲は北上し、新たに発達した雨雲はかからないとのことだったので、様子をみることにした。御殿場市に入ると小康状態となり、金時登山口につくと小雨になっていたことと、その後発達した雨雲はかからないという予想は覆っていなかったことが確認できたので、メンバーの雨具を確認して(100均かっぱ等の簡易な雨具を持ったメンバーはいなかったものの、若干薄い雨具はあった)出発した。ここでの反省点もある。前日の曇予想が覆ったように、山行中に本降りの雨が降らない確証はない。降られた場合は新入生が寒い思いをする可能性があったのに、天気予報を信用してしまった。
【山行の記録】
8:30に本厚木駅に集合した。新入生の1人が体調不良で欠席となったが、15人が集合し、無事にバスは出発した。貸切バスは東名高速道路を経由して御殿場側から箱根に入り、10:00前に金時登山口に到着した。トイレ休憩し、出発。この時点で、若干小雨が残っていたので、各自の判断で雨具を着用した。1隊のスピードが遅かったこともあり、1隊と2隊が連なるかたちで、山頂まで向かう事になった。道を譲ってくれる下山中の登山者に、人数多いね~、と言われながらも、休憩しながら進んだ。途中でバテ気味の新入生がいたので、速度を落とし、無事山頂に到着。この頃にはほぼ雨は上がっていた。山頂は濃霧に覆われて、記念写真撮影時も、構えられたカメラが霞んで見えるほどの視界だったが、各自しっかり休息できた。気温が低く、風もある程度吹いていたのが、残念。昼食休憩後、出発し、長尾山を経由して、順調に下山した。下山は2隊、1隊の順となり、スニーカー参加者が多かった1隊は滑りやすさから2隊と20分程離される形となったが、特に問題はなかった。予定よりも早く、バスに迎えをお願いし、14時過ぎにバスに乗り、15時過ぎに小田原駅西口で解散した。新入生同士の親睦が深まっていたように感じ、結果的には良い山行だったのではないかと思う。
■メンバー感想
◎小島
・アクセス方法の突然の変更等、急な方針転換が多く、メンバーには迷惑をかけてしまったのが反省点。
・新入生も上級生も楽しそうにしていたので、安全に行程を終えられてホッとした。
・天候判断等の指摘等をメンバーにしてもらえなかったので、次回CLをやる際にはメンバーにも積極的に判断に関わってもらえるように心がけたい。
◎大塚
・かなり久しぶりの山行で緊張したが、案の定体力がすこし心配だったので、今後の山行に備えて体力をつけなおしたい。
・雨男の本領を発揮してしまいましたが、霧の中に浮かぶ桜は下界ではなかなか見れない景色で満足した。。
・今までで列が一番長く、SLとしてCLと意思疎通するのがなかなかうまくいかなかったのが反省点でした。
・計画段階で賛否が別れる議論が多く、もう少し積極的に議論に参加できればよかったと反省している。
◎水野
•新入生同士で会話が弾んでいたので、新歓としてはよかったと思う
•天気が終始微妙で、山自体を楽しんでくれたかどうかはよく分からない。今回参加してくれた人が山に興味を持ってくれたら嬉しい。
•自分自身が新入生と積極的に関わる姿勢を見せられなかったのは反省点です
◎尾高
特に大きなアクシデントも無く山行を終えられて良かったです。
新入生ともう少し積極的に交流すれば良かったと若干後悔しています。
◎佐野
・天候も心配な中、新入生も含めみんなが無事に下山できて良かった。
・新入生同士も交流できている様子で安心した。
・桜がちらほら咲いているのを見れてとても嬉しかった。また、天気が悪く白い世界だったがそれもそれで良かった。
・初めて上級生という立場で山行をしたので少し緊張したが、周りの上級生メンバーに助けられ楽しい山行となった。ありがとうございました。
◎上田
・マイクロバスの使用については、金時山の行程の短さを考えると必要性は低かったように思われる。
・箱根観光バスは窓を一部開けて走行しており換気対策を入念に行っている印象を受けた。
・今回は山行計画・バスの使用などをCL個人に完全に任せてしまった点を反省している
・雲行きが心配だったが余り雨に降られず無事に下山できてよかった。新入生及び上級生同士で会話を楽しめていたようだったので全体的に見ると良い山行だったと思う。