2022/7/23 奥多摩ハイク
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
奥多摩ハイク計画書
作成者:宰田、宮島
■日程 2022年7月23日(土) (予備日なし)
■山域 奥多摩
■山行目的 山歩きに慣れる
■在京責任者・助言役 倉本
■在京本部設置要請日時 2022/7/23 20:00
■捜索要請日時 2022/7/24 9:00
■メンバー(3名、確定)
CL宰田, SL宮島, 白川
■集合
JR青梅線御嶽駅改札出口 8:30集合
■交通
□行き
・JR中央線・青梅線 (参考:新宿駅から行く場合)
新宿(6:48発)→青梅(8:05着、8:07発)→御嶽(8:24着) (935円)
・西東京バス ケーブル下(滝本駅)行き
御岳駅→ケーブル下 8:36-8:46/9:12-9:22/… (現金290円、IC284円)
時刻表:
https://transfer.navitime.biz/bus-navi/smart/diagram/Search/bus?startId=00042608&startName=御岳駅&goalId=00042223&goalName=ケーブル下&course=0000445702&stopNo=1&datetime=2022-07-14T23%3A19%3A00%2B09%3A00
・御岳登山鉄道
滝本駅⇔御岳山駅 8:42-8:48/8:58-9:04/9:14-9:20/…/18:00-18:06/18:30-18:36(同時発車)
(片道600円、PASMO・Suica使用可)
時刻表:https://www.mitaketozan.co.jp/timetable.html
リフト:片道100円
□帰り
・西東京バス 武蔵五日市駅行き
大岳鍾乳洞入口→武蔵五日市駅 14:53-15:29/16:36-17:12/18:19-18:55/19:41-20:17
(現金500円、IC493円)
時刻表:
https://transfer.navitime.biz/bus-navi/smart/diagram/Search/bus?startId=00042090&startName=大岳鍾乳洞入口&goalId=00042639&goalName=武蔵五日市駅&course=0000422601&stopNo=2&datetime=2022-07-14T23%3A26%3A00%2B09%3A00
□エスケープ
・西東京バス 御岳駅行き
ケーブル下→御岳駅 9:26-9:34/9:58-10:06/10:28-10:36/10:58-11:06/…/18:44-18:52
(現金290円、IC284円)
時刻表:
https://transfer.navitime.biz/bus-navi/smart/diagram/Search/bus?startId=00042223&startName=ケーブル下&goalId=00042608&goalName=御岳駅&course=0000445701&stopNo=1&datetime=2022-07-14T23%3A28%3A00%2B09%3A00
・御岳登山鉄道
滝本駅⇔御岳山駅 8:42-8:48/8:58-9:04/9:14-9:20/…/18:00-18:06/18:30-18:36(同時発車)
(片道600円、PASMO・Suica使用可)
時刻表:https://www.mitaketozan.co.jp/timetable.html
■行程
御岳山駅-0:40-御岳山-1:24-鍋割山分岐(鍋割山を通るかは当日のメンバーのコンディションで判断)-0:49-大岳山荘-0:27-大岳山-0:29-白倉分岐-0:04-大滝分岐-1:05-大滝登山口-0:19-大岳鍾乳洞-0:33-大岳鍾乳洞入口バス停[計5:50]
■エスケープルート
・鍋割山分岐まで:引き返す
・鍋割山分岐から:そのまま進む(大岳山を通らない)
■地図
二万五千分の一地形図「武蔵御岳」
山と高原地図「奥多摩 御岳山・大岳山」
■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □軍手 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む)□日焼け止め□マスク□タオル □着替え □消毒液orアルコール除菌シート□虫除け(□充電バッテリー □新聞紙 □サングラス □リップクリーム □替え靴下□ライター□熊鈴)
■共同装備
・救急箱(有紗):宰田
■遭難対策費
100円×3人
■悪天時
前日18時までに判断
■現地連絡先
警視庁青梅警察署 0428-22-0110
警視庁五日市警察署 042-595-0110
■備考
□日出・日没時刻(大岳山)
日の出 4:37
日の入 19:02
(参照:https://alumicase.com/acdc/mountain.html)
□電波情報
docomo:https://www.docomo.ne.jp/area/servicearea/?rgcd=03&cmcd=LTE&scale=250000⪫=36.648212&lot=138.184078
au:https://www.au.com/mobile/area/map/
□コロナ対策
1. 遭難などの緊急時を除き、山小屋の使用を控える。
2. 長期休暇中は平日の活動を中心にする。
3. 山頂付近などの人が多いところでは長時間滞在しない。
4. 最大10人以内のパーティーとする。
5. 常に、パーティー内の連携を損ねない範囲で十分に距離を取る。
6. マスクを常用する。
7. 水や食料は事前に購入しておき、登山山域での買い物を控える。また、下山後の会食も控える。
8.テント内の人数は定員の半分程度とし、余裕をもって使用する。
9. メンバー全員が当日朝検温して担当者に提出。山行前の体調管理はしっかりと行い、少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
御岳山・大岳山ハイク記録
■日程 2022/07/23(土)
■山域 奥多摩
■天候 晴れのち雨のち曇
■メンバー(3人)
CL宰田, SL宮島, 白川
■総評
・下山時に1度雨に降られたが、涼しく気持ちの良いハイクであった。良い気分転換になった。
■タイムスタンプ
9:21御岳山駅
9:49御岳山
11:15鍋割山
11:36鍋割山分岐
12:07-12:22大岳山荘
12:40-13:00大岳山
13:44白倉分岐
13:50大滝分岐
15:20大滝
15:35大滝登山口
15:50-16:40大岳鍾乳洞
17:13大岳鍾乳洞入口バス停
◾︎天候判断
前日の時点で、windyでは12時ごろから雨が降る予報。雨量は16時に最大0.8ミリ。コースの難易度とメンバーの経験・パーティーの人数を考慮し、危険はないと判断して決行した。
実際は13時頃から数10分ほど雨が降っているかいないかくらいの小雨が降ったのみで、危険はなかった。
■ルート概況等
□アプローチ
・バス停は1つで分かりやすい。ICカード利用可。混んでいて座れなかった。
□御岳山駅〜御岳山
・整備された観光地で歩きやすい。しかし人はそんなに多くない。
□〜鍋割山
・傾斜がきつい。雨で崩れている部分が時々歩きにくい。
□〜大岳山
・岩場・鎖場が多い。雨が降ると危険そう。
・登山者とのすれ違いが多かった。
□〜大滝分岐
・大岳山から降りるところは標識もなく分かりにくい上、踏み跡はあるものの道も狭く傾斜もきつく歩きにくい。ピンクテープが色褪せて白っぽくなったテープ、赤いビニールテープ、幹を白く塗った印が所々あるのを確認しながらゆっくり進む。道が合流した後は、傾斜は緩やかなものの道は狭く、エスケープルートとして設定していた道も状況によっては厳しそう。人はいない。
・途中1度雨が降った。
□〜大岳鍾乳洞
・沢沿いの道で雨が降った後なので滑りやすかった。岩場を手を使いながら降りる場面も数回あった。渡渉も数回あった。
■山行記録
青梅駅で白川さんと合流。御嶽駅改札外で宮島さんと合流。御嶽駅の外にあるトイレは並んでいた。バス停の列も長かったが、無事全員乗ることができ10分でケーブル下バス停に到着。滝本駅にぞろぞろ向かっていく人たちに続いて登ってすぐ滝本駅に到着。ケーブルカーもICカード利用可。混んでいた。6分で御岳山駅に到着。御岳山駅から出たところにあるベンチで救急箱の受け渡しをしたり靴紐を結んだりして出発すると、辺りに人は少なかった。御岳山までは歩きやすい平らな道か階段。御嶽神社の裏にピークがある。階段を下り、鍋割山方面へ。木陰の涼しい道を通った。鍋割山方面と綾広の滝方面の分岐では、メンバーの体力を考えて鍋割山を通るルートを選択。今まで観光地らしい平らな歩きやすい道だったのが一変、傾斜のきつい木の根がごつごつした細い道になる。でも、少し登れば尾根の歩きやすい道になった。奥の院の少し手前で、展望のひらけた場所があったので休憩をとった。宮島さんがチューブアイス(ジュース)、白川さんがクッキーサンドをそれぞれくださった。どちらもとてもおいしかった。奥の院では、奥の院峰に行く道が分かり辛かったのでやめておいた。鍋割山は展望は特になし。ピークを過ぎての尾根線上の緩やかな下りが心地よかった。大岳山手前では岩場が多く、雨が降ると心配だなという印象。白川さんも宮島さんも難なくクリアし、大岳山頂に到着。天候は良く周りの山々を見渡すことができた。ベンチがいくつもあって登山客の方が沢山いらっしゃった。写真を撮っていただいた。下る道は分り辛かった。バリエーションルートで、傾斜がきつく滑りやすく細く歩きにくい道だった。普通の登山道に合流してからは細いものの平らで歩きやすい道だった。一度道を間違えかけたが白川さんの落ち葉がふかふかしているという指摘で正しい道に戻ることができた。ピンクテープからの情報の得方を一歩奥まで学ぶことができた。途中雨が降り出し雨具とザックカバーを装着したが、すぐに止んだ。2つの分岐後、道が谷の沢沿いになってからは水に触れたり、カエルがいたり渡渉があったりと面白かった。ちょっとした岩場も何箇所かあった。ここでも2人とも難なくクリアし、大滝に到着。近くまで下りて見ることができた。大滝を出てすぐ、登山道は終了。名残惜しいが、無事下山できたことは良かった。ここで下山連絡を入れてもよかったが電波が入らなかったので断念。車道を歩いて大岳鍾乳洞へ。ここでも電波は届かず。ヘルメットを借りて中に入ると、涼しくてとても気持ちが良かった。帰りのバスの時間という概念をすっかり忘れていてゆっくりしてしまい、鍾乳洞を出たときにちょうどバスが行ってしまったところだった。次のバスまで1時間ほどあるということで、体力の余ったメンバーでバスにちょうど追いつかれるところまで歩こうということになり、筆者は下見ハイク、年越しハイクに続く過去3位の歩数を記録することとなった。会話が弾んで楽しかった。
■感想
□テスト期間中でしたが涼しく楽しい山歩きができていい気分転換になりました。計画書作成や登山届の提出・救急箱の持ち出しなど、SLの宮島さんに大変お世話になりました。バスの時間をすっかり忘れていて申し訳ありませんでしたが、車道を一緒に楽しく歩いてくれた2人に感謝です。(宰田)
□観光客と登山客が入り混じる御岳山、登山客で賑わう大岳山、人気まばらな夕刻の大岳鍾乳洞と、盛りだくさんな1日でした。大岳山直下に岩場があったり、下山中に複数回渡渉が必要だったりと、変化に富んだルートを歩きながら、メンバーの皆さんとたくさんお話しすることができて楽しかったです。山行当日までの手続きやルートの判断など新たな学びも多かったので、今後に生かしていきたいです。(宮島)
□道を進むごとに水滴が滝になり沢になっていく過程を追うことができるような山でした。滑りそうになりながら足をかけたり岩場を登ったり川を渡ったりと内容が盛りだくさんでとても楽しかったです。また、木のテープや足場の固まり具合で道を判断するということを学び、よく感覚を研ぎ澄ませることが重要なのだと実感しました。帰りの車道はひぐらしの声が鳴り響いていて、歩いていて懐かしい気持ちになりました。きれいな白いキノコを写真に納めそびれてしまったので、また近いうちに奥多摩に行きたいです(白川)。