2022/10/29 乾徳山ハイク

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
乾徳山ハイク計画書(メンバー・在京用)
作成者:小島

■日程 2022年10月29日(土) (日帰り・予備日なし)
■山域 奥秩父
■山行目的 登頂・紅葉
■在京責任者・助言役 河野
■在京本部設置要請日時 2022年10月29日(土)19:00 
■捜索要請日時 2022年10月30日(日)9:00 
■メンバー 5名
CL小島, SL桐原, 山口, 梅田, 宮島

運転者:山口、桐原、小島、梅田

■集合
吉祥寺駅 6:00 →八王子7:00

■交通
タイムズ吉祥寺南町
シエンタ7人乗り (多摩 502 ワ 2235、イエロー)

乾徳山登山口 9:00着 2時間弱 駐車場60台

■行程
乾徳山登山口駐車場-0:25-乾徳山登山口-1:40-国師ヶ原十字路-0:45-扇平-1:00-乾徳山-0:40-扇平-0:45-車道出合-1:10-徳和峠-0:15-乾徳山登山口
(計6:40)

■目標時間
乾徳山登山口駐車場9:15
登山口9:40
国師ヶ原11:20
乾徳山13:05(休憩30min)
出発13:35
車道出合15:00
乾徳山登山口16:25

■エスケープルート
乾徳山山頂まで:引き返す
乾徳山山頂〜車道出合:大平高原からタクシーで塩山駅へ 約40分、約6,000円
それ以降:徳和峠に下山

■注意事項
・山頂直下の連続する鎖場(鳳岩については迂回路あり);岩場通過が主目的ではないので、無理はしない
・下山路、扇平以降の道迷い
・ものを落とさないように

■地図
山と高原地図「金峰山・甲武信」
2.5万分の1 川浦

■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □軍手 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む)□日焼け止め □マスク □タオル □消毒液orアルコール除菌シート(□充電バッテリー □ライター □新聞紙 □サングラス □リップクリーム □熊鈴 □携帯トイレ □替え靴下 □虫除け□温泉セット□ネックウォーマー□耳当て□手袋□免許(ドライバー)

■共同装備
・救急箱(アゲハ):桐原→小島
・熊鈴(私物):小島
(装備ノート:http://raicho.pythonanywhere.com/ )
・初心者マーク(私物):桐原
・ETCカード:桐原

■遭難対策費
100円×5人

■悪天時
前日17:00までに判断

■現地連絡先
日下部警察署 0553-22-0110

タクシー
塩山タクシー0553-33-3200
甲州タクシー0120-77-3120(予約センター) 0553-33-3120(塩山営業所)

■備考
□日出・日没時刻
日の出:5:56
日の入:17:02
(参照:https://alumicase.com/acdc/mountain.html)
□コロナ対策
1. 遭難などの緊急時を除き、山小屋の使用を控える。
2. 長期休暇中は平日の活動を中心にする。
3. 山頂付近などの人が多いところでは長時間滞在しない。
4. 最大10人以内のパーティーとする。
5. 常に、パーティー内の連携を損ねない範囲で十分に距離を取る。
6. マスクを常用する。
7. 水や食料は事前に購入しておき、登山山域での買い物を控える。また、下山後の会食も控える。
8.テント内の人数は定員の半分程度とし、余裕をもって使用する。
9. メンバー全員が当日朝検温して担当者に提出。山行前の体調管理はしっかりと行い、少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。

□過去の山行記録
2019年度記録
2022.5月

乾徳山ハイク記録
■日程 2022/10/29(土)
■山域 奥秩父
■天候 概ね晴れだが上部は時折霧
■メンバー(5人)
CL小島, SL桐原, 山口, 梅田, 宮島

■タイムスタンプ
9:00  乾徳山登山口駐車場
9:28/9:31  乾徳山登山口(オソバ沢)
10:27/10:33  錦晶水
10:38/10:52  国師ヶ原(高原ヒュッテ)
11:20/11:23  月見岩
12:24/12:38  乾徳山
13:25/14:04  月見岩
14:54/14:56  道満山
15:24/15:25  乾徳山登山口(道満尾根)
15:40  乾徳山登山口駐車場

■総評(小島)
・景色を楽しみながら岩場も満喫できたコンパクトな山行で満足度が高かった。
・10月の後半でも、時折日が差す天候だったため、終始寒さを感じることはなかった。登りではかなり暑く感じられた。
・岩場を安全に通過し、山頂で崖っぷちに行かなければ、危険な箇所はない。
・月見岩からの道満尾根は道迷いの懸念箇所はなかった。国師ヶ原十字路から道満山方向に行く場合は道が不明瞭な箇所があるようなので、注意。1617mのピークの存在が道迷いを誘発しやすいという。

■反省点
・銀晶水が見当たらず、枯れてしまったとの情報もないので、見落としてしまった可能性がある。気をつけたい。

■コース概況
・登山口~錦晶水:谷沿いを行く登山道。特に危ない箇所はない。
・錦晶水~月見岩:少し傾斜が急になるが、危険箇所はない。
・月見岩~扇平~山頂:いくつか岩場が連続するが、鳳岩以外は足場がある。鳳岩の下部は足場がないので、鎖に体重をかける必要がある。山口さんが上手なお手本を見せて下さった。岩場が得意な方がいることが望ましい。
・国師ヶ原十字路~道満山~登山口:長いが緩やかな下りが続く。

■記録(小島)
 小島以外の4人は6:00頃に吉祥寺に集合。小島は7:00過ぎに八王子駅前で拾ってもらった。高速道路も空いていてスムーズに登山口駐車場へ。桐原の運転に感謝!10分ほどかけて準備をし、歩き出すが、事前に調べていたトイレが見つからない。仕方がないので、国師ヶ原十字路近くの避難小屋まで我慢することに。道は険しくなく、紅葉が進んだ登山道を進んでいく。なぜだかメンバーは口数少し。まあ、登山口までの旅路も長かったからであろう。国師ヶ原十字路脇の高原ヒュッテで大休止。小屋に謎の手紙?が残されていて、盛り上がる。
 月見岩あたりまで来ると景色が開け、遠くまでよく見える。扇平を過ぎて、岩場ゾーンに入っていくと、順番待ちをすることも多くなった。宮島さんと梅田が飛島の話題で盛り上がっているうちに鳳岩に到着。先行して多くの人が登っており、5,6分ほど経って我々の番が回ってきた。まず、山口さんにお手本を見せていただく。本当に軽々登って行く山口さんの後を、なんとか登って行き、無事に頂上にたどり着けた。
 狭い山頂に15人くらいいる状況で、ゆっくり休憩するスペースは残念ながら、ない。乾徳山常連のおじいさんがいて、お手製の山頂標識を持たせてもらい、記念撮影。山頂標識に標高表示があったほうが登山客が喜ぶと思い、お手製の標識を作って下さったのだと言う。だが、青いその表示版は国立公園法に合わないといった理由で、何度も撤去されてしまい、その度に新たなものを作って山頂に持ってくるそう。山は自然であるけれど、人がいろいろな思いを持って集まれる素晴らしい場所だと改めて感じた。下山もCTを巻きに巻き、温泉とほうとうを楽しんで帰路についた。安全運転で帰着できて良かった。

メンバー感想
◯小島
・岩場からの景色が雄大で気持ちよかった。
・久しぶりのCLで歩くペースの調整が難しく感じられた。
・鳳岩も山口さんのお手本のおかげで、安全に通過でき、充実した山行だった。
◯桐原
・岩場と森とススキの野原が同時に楽しめる登山だった。
・月見岩でのコーヒーと下山後のほうとうが美味しかった。
・運転の練習をするいい機会を頂きました。よりよい運転を目指して精進したい。
◯山口
・きつい坂があるわけでもなく、ただ岩場を楽しく登ればよいので快適な登山だった。
・乾徳山の岩は、垂壁に近いような箇所も多いが大きめの足場ときれいな鎖が整備されているので、落ち着いて登ればよい。
・私は無添加です(謎)
◯梅田
・絶好の登山日和。お天気にも気温にも恵まれ、素敵な仲間とともに楽しく過ごすことができました。
・岩場に行くことはあまりないので、とても新鮮でした。スリリングな経験ができてとても興奮しました。
◯宮島
・さわやかな秋晴れの1日を、朝から夕まで楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。
・垂壁に近い岩場の経験はほとんどなく、やや苦戦しましたが、先輩方のアドバイスもあり無事通過できました。もっと上手に登れるようになりたいです。

その他特記事項
・駐車場近くのトイレは少し分かりづらいところにある。交番のわき、乾徳公園内。高原ヒュッテのトイレは建物内にある。
・岩場での落とし物注意
・山頂直下の岩場は渋滞するので時間に余裕を持っておくこと。
・1つ目の水場(銀晶水)は確認できなかった(枯れてる?)。 錦晶水は十分な流量。
・帰路は渋滞したが日曜日よりは短い?
・岩場:チェーンが一部ないところあり。少々危険。
・登山中:登山シーズンということもあり、登山客はたいへん多く安心だった。登山ルートもわかりやすく、道に迷うことはほぼなさそう。
・帰路:渋滞で帰宅が遅れた(仕方がない)