2022/10/30 倉岳山・高畑山ハイク
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
倉岳山・高畑山ハイク計画書第2版
作成者:鈴木
■日程 2022/10/30(予備日なし)
■山域 高尾・陣馬
■目的 秀麗富嶽十二景巡り
■在京責任者、助言役 河野
■在京本部設置要請日時 2022/10/30 18:00
■捜索要請日時 2022/10/31 8:00
■メンバー(4名)
CL鈴木, SL山口, 白川, 野﨑
■集合
梁川駅8:35
■交通
□行き
・JR中央本線
高尾(8:02発)→梁川(8:33着) (418円)
□帰り
・JR中央本線 鳥沢→高尾
13:22-13:51/13:40-14:16/14:24-14:52/14:55-15:24/15:37-16:08/…/23:03-23:32(終)(506円)
■行程
梁川駅-0:25-登山口-1:15-立野峠-0:35-倉岳山-0:20-穴路峠-0:35-高畑山-1:00-地蔵-0:25-小篠貯水池-0:35-鳥沢駅
計5:10
■エスケープルート
倉岳山まで:引き返す
倉岳山ー天神山:地蔵経由で鳥沢駅へ進む
天神山以降:そのまま進む
※無生野バス停に降りることも検討。富士急バス坂下ー無生野線(https://www.fujikyubus.co.jp/pdf/rosen/uenohara/uenohara-busyono_202104.pdf)
天神山-0:30-無生野(9:31/14:55)-上野原駅(10:20/15:44)
■地図
二万五千分の一地形図「上野原」
山と高原地図「28高尾・陣馬」
■共同装備
・救急箱(有紗):鈴木
■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □軍手 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む) □日焼け止め(□サングラス □着替え □リップクリーム □熊鈴)
■遭難対策費
100円×4人
計400円
■悪天時
前日夕方までに判断
■備考
□日出・日没時刻(@御正体山)
10月30日 日出5:56 日没16:59
10月31日 日出5:57 日没16:58
(参照:https://alumicase.com/acdc/mountain.html)
■各種連絡先
□現地連絡先
山梨県警察大月署 0554-22-0110
□コロナ対策 ※[raicho_all:461]
1. 遭難などの緊急時を除き、山小屋の使用を控える。
2. 長期休暇中は平日の活動を中心にする。
3. 山頂付近などの人が多いところでは長時間滞在しない。
4. 最大10人以内のパーティーとする。
5. 常に、パーティー内の連携を損ねない範囲で十分に距離を取る。
6. マスクを常用する。
7.水や食料は事前に購入しておき、登山山域での買い物を控える。また、下山後の会食も控える。
8.テント内の人数は定員の半分程度とし、余裕をもって使用する。
9.メンバー全員が当日朝検温して担当者に提出。山行前の体調管理はしっかりと行い、少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
□参照
・過去の記録
2015年度記録
倉岳山・高畑山ハイク 記録
編集:鈴木(43)
■日程 2022/10/30(日)
■山域 高尾・陣馬
■天候 晴れ
■メンバー(4名)
CL鈴木, SL山口, 白川, 野﨑
■タイムスタンプ(鈴木)
8:47 梁川駅発
9:02 倉岳山登山口通過
10:14 立野峠着
10:27 発
10:44 倉岳山着
11:08 発
11:22 穴路峠通過
11:24 天神山着
11:30 発
11:47 高畑山着
12:24 発
13:35 小篠貯水池通過
14:20 鳥沢駅着
計5:33
■総評(鈴木)
・特に歩くのが難しい箇所もなく、歩きやすいコースであった。渡床する場所もあったが、水深も浅く、沢の幅が狭かったので、難なく渡ることができた。
・倉岳山も高畑山もそこまで山頂は広くないが、登山者が少ないため、休憩をするための十分なスペースを取ることができた。また、倉岳山にはベンチが1つ、高畑山にはベンチがないため、そこで食事をとることを考える場合は、レジャーシートを持参することをおススメする。
・紅葉に関しては、まだ色づき始めといった感じであった。あと1、2週間もすれば、非常に綺麗な紅葉が楽しめるようになると思う。
・秀麗富嶽十二景という富士山が山頂から綺麗に見える山に登ったものの、雲がかかって富士山を全く拝めなかったことが非常に残念である。
■行動記録(山口)
JR中央本線・梁川駅に8:35集合。待合室が和風な駅であった。舗装された道を登山口へ向かって歩く。左脇に鳥小屋サイズ、百葉箱の高さの登山届入れボックスと道標が見えるとその右脇が登山口である。山中の舗装道をずんずん行って、からくり橋にまで達した場合には引き返さなければならない(私たちは引き返しました...)。登山口に入った後は沢沿いを進む。苔むした岩々を足元に、背の高い樹木の中を行った。途中4、5回の渡床があり、立派な橋があったのは半数ほど。橋がないところは増水時には濡れるしかなさそう。金属製の梯子も一箇所あった。道中白川さんが胡桃(?)を発見していた。いろいろなものが落ちている秋…。岩あり根あり横枝ありの沢沿いコースだった。標高が上がり沢沿いを外れると、樹林の中を歩く。立野峠手前で鈴木さんが熊鈴を響かせ始め、小鳥のさえずりの中、立野峠に到着。ここからは尾根を進んでいく。初めはなだらかだったが、倉岳山山頂の手前ではなかなかの急登であった。山頂では切れ目ない雲に絶景を阻まれがっかりではあったが、下方の街並み、あたりの黄色赤色の葉っぱは映えていた。高畑山からの景色に期待し、気を取り直して出発。150メートルほど下り、また同じくらい登るコース。地面には枯葉も落ちており、滑らないように注意を要した。ここまでもこの先も階段らしい階段は全くなかった。道はきれいで歩きやすい。高畑山山頂手前はまたしても急登であった。ちょっと疲れた。高畑山山頂からも相変わらず富士山は見られなかった。ここは倉岳山とは違って賑やかで、10名ほどの登山客がいた。私たちもここでお昼。鈴木さん、2枚のレジャーシート、ありがとうございました。出発前に登山客の一人に写真を撮ってもらった。ありがとうございました。バックは景色、とはいかず、高畑山山頂プレートであった。さて、多少の無念を抱えつつ、健やかに下山を開始。まぁまぁな下りであるので滑らないように気を付ける。ここまでもこの先も親切な道標があり、それを辿れば迷う心配はなさそうである。登りと同じく、沢に合流するまでは樹林を進んだ。とはいえ、こちらの方が少々道が悪かった。頭上注意が数箇所、道にかかる倒木がいくつかあった。道の脇には大きな石があった。再度沢に合流すると何度か渡床を繰り返す。登りの沢と様相は似ている。道中白川さんが黒くて細く先の方がとげとげしている物体を発見していた(なんだったんだろう)。倒木や地面に、キノコがひょこひょこ生えていた。ここの沢の水は飲用水資源、注意喚起の看板があった。緩やかに下り、小篠ため池に至るとそこは若干の工事中であった。この辺りからはもう舗装道路である。下山口は門になっていた。左端の扉を開けて脱出。この後、大月市内の風景を楽しみながら駅を目指す。道端でお婆さんに富士山がよく見えるはずの場所を数箇所解説していただいた。駅までの道も道標があって親切であった。鳥沢駅に到着するとちょうど高尾行きの電車が滑り込んできた。ナイスタイミング!それぞれ帰途についた。
[人通り](参考程度)
・登山口〜立野峠:6組9人
・立野峠〜高畑山:10組14人
・高畑山山頂:8人(到着時)
・高畑山~下山口:5組6人
■感想
□鈴木(CL)
・気持ちの良い秋晴れの中、赤や黄色に色づき始めた登山道を楽しく歩くことができた。
・せっかく晴れていたのに、富士山の方向に雲がかかっており、富士山を全く見ることができなかったのが、本当に残念である。
・久しぶりの山行であり、登山の面白さを改めて実感した。また、今まで一緒に登山を行ったことがなかった44期のメンバーが参加してくれて非常に嬉しかった。
・倉岳山登山口を通り過ぎ、少し経ってから気づいて引き返して、無事予定通りのコースを進むことができた。看板の表示が分かりづらかったとはいえ、看板の周辺をしっかり見ていれば、通り過ぎることもなかったと思う。今回はすぐ気づいたので事なきを得たが、今後このようなことのないように気を付けたい。
□山口(SL)
・天気が良い中、山歩きができて良かった。久々にリフレッシュできた。
・登り下り共に急なところが多かったが安定して歩くことができて良かった。
・富士山は雲の向こうだったが、四つ葉のキノコや多種の木の実が土の上に見られ、秋が感じられた。
・麓の家々の庭がきれいに整えられていて素敵だった。
・倉岳山山頂で、おじさんたちがコース断面図を見て、ちいかわの頭みたいだと話されていたのが感慨深かった。
□白川
・落ち着いた雰囲気のある山で、居心地がよかった。
・見たことのない植物が多くあった。不思議な出会いのある山の魅力を改めて実感した。
・もう少し体力をつけること、下りの歩き方を工夫することが次の課題である。
□野﨑
・秋らしい好天に恵まれ、清々しい気持ちでハイクをすることができて良かった。山の中でも、秋らしさを感じられた。
・富士山が雲に隠れており、雪を冠した姿を拝めなかったのが残念であった。またの機会に是非ともリベンジしたい。