2022/11/5 本社ヶ丸三ツ峠ハイク
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
本社ヶ丸三ツ峠ハイク計画書 第二版
作成者:吉田
■日程 11/5(土) 日帰り 予備日なし
■山域 御坂
■山行目的 紅葉狩り・秀麗富嶽十二景
■在京責任者/助言役 加藤
■在京本部設置要請日時 11/5 19:00
■捜索要請日時 11/6 8:00
■メンバー(6人 確定)
CL吉田, SL宮島, 伊東, 平戸, 榎本, 朝倉
■集合
11/5 7:45 JR笹子駅
■交通
□行き
高尾駅(6:15)-[JR中央本線]-笹子駅(7:06) ー858円
□帰り
三つ峠山登山口駐車場-[忍野タクシー(要予約)]-(もみじ回廊)-
→河口湖駅(15:21/16:19/17:08/17:47/18:17/.../20:10発)-[富士急行線]-大月駅-[JR中央本線]-高尾駅 ー1,755円+タクシー代
■行程
笹子駅-1:10-庭洞山-1:25-角研山-0:50-石切山-0:25-本社ヶ丸-0:30-清八山-0:38-大幡山-0:15-茶臼山-1:05-御巣鷹山-0:19-開運山-(四季楽園・三つ峠山荘)-1:01-三ツ峠山登山口駐車場 【7時間38分(11.4km/↑1633m/↓944m)】
※メンバーに十分な余裕があり時間も十分ある場合は歩いて下山する
-開運山-0:19-木無山-0:50-1365m地点-0:20-1236m地点-0:50-1010m地点-0:20-河口局前 【9時間26分(15.3km/↑1687m/↓1450m)】
■エスケープルート
本社ヶ丸より前:引き返す
本社ヶ丸から茶臼山: 清八林道を使い三ツ峠登山口駐車場へ
茶臼山から先:そのまま進む
■地図
2.5万分の1「笹子」「河口湖東部」
山と高原地図「32. 富士山 御坂・愛鷹山」
■共同装備(調整済)
救急箱(アゲハ):宮島→吉田
■個人装備
□ザック □ザックカバー □登山靴 □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □雨具 □防寒具 □帽子 □水□行動食 □非常食□ゴミ袋 □軍手 □地図 □コンパス □筆記用具 □計画書 □遭難対策マニュアル(緊急連絡カード含む) □学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □日焼け止め □タオル
□エマージェンシーシート □マスク □消毒液 □温泉セット (□熊鈴 □トレッキングポール □ゲイター)
■遭難対策費
100円×6名=600円
■悪天時
前日までに判断
■備考
□日の出日の入り(三つ峠)
11/5 日の出 6:02 日の入り 16:54
□連絡先等
山梨県警察本部大月警察署西桂警察官駐在所 0555-25-2006
富士吉田警察署河口警察官駐在所 0555-76-7336
四季楽園 0555-76-7566
三つ峠山荘 0555-76-7473
忍野タクシー 0120-84-2535
富士急行線 (https://www.fujikyu-railway.jp/)
河口湖周遊バス (https://bus.fujikyu.co.jp/rosen/shuyuomuni/)
ロイヤルホテル河口湖開運の湯 1,000円 0555-73-2228
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□コロナ対策
1. 遭難などの緊急時を除き、山小屋の使用を控える。
2. 長期休暇中は平日の活動を中心にする。
3. 山頂付近などの人が多いところでは長時間滞在しない。
4. 最大10人以内のパーティーとする。
5. 常に、パーティー内の連携を損ねない範囲で十分に距離を取る。
6. マスクを常用する。
7. 水や食料は事前に購入しておき、登山山域での買い物を控える。また、下山後の会食も控える。
8.テント内の人数は定員の半分程度とし、余裕をもって使用する。
9. メンバー全員が当日朝検温して担当者に提出。山行前の体調管理はしっかりと行い、少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
□関連リンク
過去記録
2017年度記録
2017年度記録
2019年度記録
2019年度記録
2022年(三ツ峠)
同じルートを通った記録
https://yamanoblog.com/climbing-record-20211030/
https://bluesky.rash.jp/blog/hiking\mitsutouge.html
記録
■日程
2022/11/5(土)
■山域
御坂
■天気
終日曇り…
■メンバー
CL吉田, SL宮島, 伊東, 平戸, 榎本
■共同装備使用記録
救急箱(アゲハ):吉田
■タイムスタンプ
07:47 笹子駅発
08:31 庭洞山
08:40 発
09:31 角研山
09:45 発
10:27 石切山
10:32 発
10:55 本社ヶ丸
11:44 清八山
11:54 発
12:13 大幡八丁峠
12:32 大幡山
12:42 茶臼山
12:55 休憩
13:05 発
13:41 御巣鷹山
14:09 発
14:17 開運山
14:51 発
14:53 四季楽園
15:40 三つ峠登山口
■総評(吉田)
肝心の富士山が姿を現すことはなかったが、急登や稜線歩きを存分に楽しむことができた。また、44期の初の同期山行という形となり、親睦を深められたほか、今後の会の活動のついて認識を共有できたこともよかった。紅葉に関しては、中腹〜下界の方が見頃だった。
■ルート概況
登り初めから稜線に出るまでの急登は、長く踏み跡も少ないため体力を削られる。稜線上は軽い岩場などはあるが問題はないレベルである。本社が丸以降は富士の絶景を見ながらの縦走となり、200mの最後の登りを超えた先には何も遮るもののない絶景が待っている(はずだった)降りを歩くとCTが9時間を超えるため、体力と時間を考慮してタクシーを利用した。
■記録(伊東)
◻︎笹子駅〜庭洞山
11月5日土曜日、午前7時30分笹子山駅集合。空は曇っており、季節もあって少し寒かった。民家や道路沿いの木々が紅葉していた。45分ごろに笹子山駅を出発した。
人気のない道路をしばらく歩いて行くと、登山道にたどり着いた。道は最初から急登で、石の少ない、柔らかい土と落ち葉の斜面を登った。広葉樹がまばらに生える林は明るく、紅葉が美しかった。急斜面で落ち葉が多いので、雨の日に登るのは大変だと思われる。
一時間ほど登り続けると庭洞山の頂に着いた。休憩をとり、また歩き始めた。
◻︎庭洞山〜角研山
庭洞山頂上のあたりで少し針葉樹が見られたが、しばらく歩くとまた広葉樹林に戻った。なだらかな道を歩き、道路を横切った後、また急な斜面に出会った。斜面そのものは急であったものの、道は直線ではなくジグザグと斜めに引かれており、庭洞山までの道のりに比べるといくらかなだらかであった。歩いていくうちに、送電塔の根元にたどり着いた。尾根沿いを歩いていくうち、何度か見晴らしのいい場所を通ったものの、空が曇っておりあまり景観は良くなかった。落ち葉の降り積もった道を歩いているうち、角研山に着いた。
◻︎角研山〜石切山〜本社ヶ丸
角研山の頂上で休憩をとった。止まると体が冷えてしまうので、それほど長くは休憩しなかった。休憩後に開けた尾根上を通りがかったが、先ほどより霧が濃くなっており、遠くの風景を見ることはできなかった。霧に包まれた山の遠景や、建っていた送電塔の電線が霧に溶けていく様は見応えがあった。
角研山を過ぎた後は登りらしい登りはなく、緩やかに登ったり降ったりしながら尾根上を歩いた。霧が濃く、冷たい風が吹いており、運動強度が下がったのもあって汗が冷えて寒かった。石切山の頂上は気づかないうちに通り過ぎてしまい、そこでは休憩を取らなかった。
本社ヶ丸の前では少し登った。標高が高くなるにつれ、木々の樹高が低くなり、道に大きな岩が増えてきた。本社ヶ丸の頂上では視界が開けていたが、霧が濃すぎて何も見えなかった。15分程度の休憩をとった。
◻︎本社ヶ丸〜清八峠
岩が転がる道を40分ほど歩いた。歩いているうちに霧が晴れ始め、少し遠くの景色が見えるようになった。清八峠では二十分ほど休憩し、次の山へと向かった。
◻︎清八峠〜御巣鷹山
峠を過ぎたあたりから、道が再び広葉樹林になった。落ち葉の積もったなだらかな斜面を登ったり降りたりし、三十分ほど歩いた。開けた場所には送電塔があり、遥か下の街の風景が少し見えた。
御巣鷹山の直前には、このルート最後となる1時間ほどの本格的な登りが待ち構えていた。ロープが渡してある岩場が何度かあった。〜庭洞山の斜面と同じく、急な上に落ち葉が積もっていて滑りやすく、足の踏みどころに配慮を要した。霧は私たちが登っているうちに再び濃くなり始め、御鷹巣山の頂上に着く頃にはまた空が真っ白に覆われてしまっていた。御鷹巣山の頂上には電波塔があり、施設の近くで二十分ほどの休憩をとった。登山客のおじさんと世間話をしたり、タクシー会社への連絡を取ったりした後、再び歩き始めた。
高度が高かったせいか、止まって休んでいるとかなり寒かった。
◻︎御鷹巣山〜三つ峠山
なだらかな道を歩き、10分ほどで三つ峠山の頂上に到着した。山頂はNHKの設備の裏側の道を通った先にあり、平で広かった。碑や景観の解説図などがあった。晴れていれば富士山が見えるようだったが、周りの山はどの山も雲に包まれており、富士山も裾野しか見えなかった。タクシーの予約の都合上時間が余ってしまったので、ここでは30分ほど休憩をした。風は冷たかったが、刻一刻と変化する霧の動きは見ていて面白かった。
◻︎三つ峠山〜三つ峠山登山口
一時間程山を降り続け、三つ峠登山口に無事辿り着いた。途中、トイレ休憩で立ち寄った四季楽園のテラスから見事な断崖絶壁が見え、登ろうとしているらしき人々の姿も確認できた。降り道にそれほどの難所はなかった。
三つ峠登山口からはあらかじめ予約しておいたタクシーに乗り、河口湖駅周辺まで連れて行ってもらった。車窓から見える紅葉が美しかった。
◻︎河口湖駅〜新宿駅
河口湖駅の駅前にあるほうとう専門店で夕食をとった後、バスタ新宿行きの高速バスに乗り2時間ほどで東京に着いた。
■感想
CL吉田
・初CLだったが、問題を起こさず完遂できてよかった。山行中もそうだが、特に準備段階で思っていたのよりも多くの事柄を気にしなければならなかったので、先輩方はこんなに時間を費やして我々を連れて行ってくださっていたのかと頭が下がる思いだった。
・にぎやかで楽しい同期山行だった。今後もガンガン一緒に登りましょう!
・タクシーを呼ぶ過程でゴタゴタがあった。何回か電話をしたのだが、前日に予約の電話をしてください→2時間前に電話して呼んでください→今日はいけません、という不誠実な対応をされ、結局他の会社に電話し4時によこしてもらうこととなった。登山口への輸送を専門とする業者を使うことに越したことはないと思った。
・やっぱり富士山、一度は登っておきたい。
・今後も経験を積み、来年はさらに積極的に活動したい。
◯平戸
頂上にでっかい人工物があったのが新鮮で面白かった。富士山見れなかったので次は踏みたい。
◯榎本
・天候が悪いのは残念であったが霧の中の登山はそれはそれで面白かった
・体温調節が思いのほか難しかった。
◯朝倉
・やらかしてしまいました。いつかリベンジしたいです。
◯宮島
・初めての同期山行、話が尽きず楽しかった。
・終始展望はなかったものの、山歩きとしては充実した山行だったと思う。