2023/3/30 金時山新歓ハイク(下見)

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
金時山新歓ハイク(下見)計画書 第二版
作成者 : 加藤(44)

■日程 2023/3/30(木)日帰り予備日なし
■山域 箱根
■目的 下見、メンバー間の交流
■在京責任者・助言役  大塚
■在京本部設置要請日時  2023/3/30 18:00
■捜索要請日時 2023/3/31 9:00

■メンバー(4人)  
CL加藤, SL白川, 城所, 鈴木

■集合、交通
集合: 御殿場駅乙女口 9:10

□行き 御殿場駅 小田急箱根高速バス・箱根線 3番乗り場 (9:20)→金時登山口バス停(9:39) 800円

□帰り 乙女峠バス停(13:04,14:07,14:47)→御殿場駅(13:25,14:25,15:05)  610円

(参照)
○ https://culmina.jp/kanto/kanagawa/kintokiyama
○ https://odakyu-highway.jp/wp-content/uploads/2023/03/68157fab709271a7a92d52b992da9aaa.pdf
○ https://odakyu-highway.jp/wp-content/uploads/2022/09/2f57b7d657b149cc6fa74d4b3e00dbb9.pdf
○ https://secure.j-bus.co.jp/busrepo/post/where-is-the-bus-stop-at-jr-gotenba-stationwhats-the-free-bus/

■行程 (計3:17)
金時登山口-0:45-矢倉沢峠-0:20-金時神社分岐-0:20-金時山山頂-0:35-長尾山-0:15-乙女峠

■エスケープルート
山頂まで:引き返す
山頂以降:乙女峠バス停まで進む

■個人装備
□ザック □ザックカバー □登山靴 □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □雨具 □防寒具 □水 □行動食 □非常食 □ゴミ袋 □地図 □コンパス □レスキューシート □筆記用具 □計画書 □遭難対策マニュアル(緊急連絡カード含む) □学生証 □保険証(コピー可) □現金 □日焼け止め □マスク □タオル □消毒液orアルコール除菌シート□虫除けスプレー(□常備薬 □帽子□カメラ□サングラス □着替え □リップクリーム)

(参照) [新入生用]
□動きやすい服(化繊が望ましい。怪我や虫刺され対策として,長ズボンやタイツを履くなどして肌の露出を少なくする)□リュックサック□マスク□スニーカー(はきなれた歩きやすいもの) □雨具(100均のカッパなどでよい)□折りたたみ傘□防寒具□飲み物(水やスポーツドリンクなど/500~1000ml程度)□行動食(おにぎり・パンなどさっと食べられるもの)□ゴミ袋 □筆記用具 □計画書(最新版を印刷して持ってくる)□学生証□保険証 □現金(交通費など。念の為5000円程度は用意する)□タオル□日焼け止め□地図(上級生がコピーを用意する)(□常備薬□カメラ□帽子)

■共同装備
救急箱(苺):加藤
カート*1:鈴木
ヘッド(緑9):鈴木

■地図 
 ︎2.5万分の1 「箱根」
 ︎山と高原地図「箱根金時山・駒ヶ岳」

■遭難対策費 メンバー4人×100円=400円

■現地連絡先
○小田原警察署 0465-32-0110
○松田警察署 0465-82-0110

■備考 
□日出・日没時刻
 日の入り18:03   日の出 5:33
(参照)https://sunrise.maplogs.com/ja/minamiashigara_kanagawa_prefecture_japan.77749.html
□雨天の場合:前日20:00までに判断

■コロナ対策
・泊まり山行、特に行程中での食事や入浴が伴う山行では、全員がリスクを理解し合意したうえで実施する。
・山行前の体調管理はしっかりと行う。
・メンバー全員が当日朝検温してパーティー内で共有し、少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
・マスクや消毒用品を必ず携帯し、山小屋や人の多い山頂など他の登山者と接触する場では着用、使用する。

□過去記録
2022年度記録
2020年度記録
(参照)https://yamahack.com/1650

3/30 金時山新歓ハイク(下見) 山行記録

作成者:加藤


□日程 2023年3月30日(木)

□山域 箱根

□天気 曇り後晴れ

□メンバー(敬称略)

CL 加藤(44) 、SL 白川(44)、城所(44)、鈴木(44)


□タイムスタンプ(加藤)

金時登山口バス停 10:34

金時山登山口	10:41/10:47

金時山山頂     	11:48/12:32

長尾山山頂	13:02/13:10

乙女峠		14:09/14:20

乙女峠登山口 	14:47

(計3:04)


□総評

金時山山行(特に本コース)は新歓向き。春休みであっても、山頂はお年を召した方の比率が高い。交通には注意が必要。もしも来年度以降の新歓ハイクで金時が採用されたら、より良い交通手段をお探しください。小田急高速箱根バスは突っ込みどころ満載のあまりオススメできないバスです。(新宿からの利用かつ、芦ノ湖に行きたい観光客向け。)


□ルート概況・記録(文責:加藤)

金時山登山口〜分岐

手すり付きの階段を登った後、整備された登山道。クマ注意の看板アリ。湿り気がありつつも固まった土のため歩きやすい。登山道の両脇は壁のように高さがあり、削り取られたのか土の断面が露わになっている。途中の木段も段差が低くて新歓向き。道を横断する側溝が複数箇所にある。新入生には足元の注意を促す。


分岐〜公時神社分岐

明星ヶ岳と金時山の分岐に開けた場所あり。休憩場所としては最適。潰れたのか、閑散としたうぐいす茶屋が目印。茶屋に向かって右手に仮設トイレあり。喫緊でなければ、利用することはないだろう。笹林をひたすら進む。笹の丈は2mを優に超える。道幅は広く、なだらかな斜面であるため登りのコース内では最も歩きやすい。時折り振り返ると絶景(陳腐)。疲れ始めた新入生にとってはモチベが再燃するだろう。


公時神社分岐〜金時山山頂

分岐直後は老朽化した木段が続く。それが障害となり少々歩きにくい。仮に寝ぼけながら登ったら、確実にコケる。右側通行の看板アリ。稜線を歩く景色は素晴らしい(陳腐)。山頂まで急登が続く。さらに、火山岩で形成されたであろう岩場の隙間を縫うように登って行く。補助として岩に手を置いたときは中々に痛かった。グローブの着用は不要。「ハイカーのみなさんへ」と書かれた看板は一読しておくのがよい。金時山山頂では「まさカリーうどん」となるカレーうどんを4人でシェアハピ。各々の味の感想から辛党か甘党かが発覚した。


金時山山頂〜長尾山山頂	

山頂を降りた直後は抉られたような道のため、段差が高い。更に、地面は踏み固められたようになっていて滑りやすい。登山道にせり出た木や設置されたロープを支えとして慎重に下る必要あり。前述した山頂直前と同様の道もあり、降りるときに滑ったら相当痛いだろう。ある程度進めば平坦な道もある、歩きやすい。一応、長尾山の山頂を目指しているため登りもあり。下山するだけだと思っていたところに登りは萎える。


長尾山山頂〜乙女峠

山頂らしさのない山頂。開けた場所で日当たりも良く、休憩場所に最適。始発の電車に乗った筆者にとってこの場所は罪。確実に昼寝をしたくなる。そして、心優しいメンバーによる(良い意味での)追い討ちである。白川氏が網焼きを持参しお餅をご馳走してくれた。天城のときよりも調味所がグレードアップしていた。(海苔とチーズの組み合わせは美味)また、城所氏はお茶セット(私物)を持ってきて、メンバーに振る舞ってくれた。2人とも美味しかったです。ありがとう。前記の区間と同様の下山道が続くため、写真すら撮っていない。乙女峠直前の場所に新しいベンチとテーブルが2箇所設置されている。(混雑していなければ)休憩場所として良い。乙女峠には富士をバックに撮影が出来る場所がある。4人が限界だろう。全員での記念撮影をする際には工夫が必要。


乙女峠〜乙女峠登山口 				

奥多摩に多い鬱蒼とした森林の中をひたすら下山。朽ちかけた木製の橋や山側斜面注意(注意の対象は何か?)の看板あり。クマザサが多く茂っており、宝登山を思い出す。登山口に着いた後、金時山山頂で白川氏と鈴木氏が調べてくれた温泉へと向かう。温泉に関して話すと長くなりそうなので、一言。極楽‼︎


 

□感想

○加藤

本山行の目的である確認や改善点の発見ができ、かつ新歓ハイクに関する意見交換もできたので、とても有意義な山行となりました。また、メンバーとの交流を深めることもでき、楽しい時間を過ごすことが出来ました。1日を通じて思ったのですが、皆さん本当に優しいです(泣)。お陰様で1年生ラストの山行は充実したものとなりました。皆さま、ありがとうございました。今後はサウナ12分間耐久を目指して頑張ります(?)

○白川

登るにつれて芦ノ湖が大きく見えるところが気に入りました。頂上からの下りに注意すれば他に問題はないと思うので、新歓にちょうど良い道だと思います。歩きながら話してて楽しかったです。城所さんのザックからやかんが出てきた時は驚きました。

○城所

コンパクトな行程の割に、大きく開けた眺望と芦ノ湖を眼下に望む高度感が得られました。登るモチベーションになるし登山道自体もしっかり整備されているので新入生でも安心だと思います。ただ金時山登山口~山頂は階段がずっと続いていて、1人で息があがってました。また道中や、長尾山山頂での焼き餅&お茶会で話が弾んで楽しかったです。新宿から乗車した高速バスが大幅に遅延し3人を待たせてしまったのに、むしろ気遣ってくれて嬉しかったです。今回は誘ってくれてありがとう!

○鈴木

スニーカーでも十分登れる(ただし下山は滑りやすいので注意が必要)山であるにもかかわらず、新入生に山の魅力を感じてもらえるような眺望が各所にありとても良い山でした。同期の交流も目的としており、本当に一日喋り続けて楽しい山行でした!秋冬はあまり登山に参加できていませんでしたが、これからの季節はぜひまた積極的に山登りをしたいと思います。