2023/6/4 大岳山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
大岳山山行計画書 第三版
作成者:朝倉
■日程 2023/6/4 予備日なし
■山域 奥多摩
目的 奥多摩三山、鍾乳洞、経験
■在京責任者・助言役 小島
■在京本部設置要請日時 2023/6/4 20:00
■捜索要請日時 2023/6/5 9:00
■メンバー (5人)
CL 朝倉 SL石田 石井 大久保 森谷
■集合
JR武蔵五日市駅 8:10
■交通
□行き
拝島駅 → 武蔵五日市駅 (7:17→7:35/7:35→7:54) 230円
武蔵五日市駅バス停 → 大岳鍾乳洞入口バス停 (8:22→8:49) 580円
(次発は9:35)
□帰り
大岳鍾乳洞入口バス停 → 武蔵五日市駅 (14:53→15:29/16:36→17:12/18:19→18:55) 580円
■行程(CT: 5時間50分)
大岳鍾乳洞入口-(1:20)-高岩山-(1:00)-芥場峠-(0:55)-大岳山-(0:20)-芥場峠-(0:45)-高岩山-(0:50)-大岳鍾乳洞入口(1:00)
※大岳神社にトイレあり(清潔度不明)
■エスケープルート
大岳山まで:引き返す
それ以降:そのまま下山
■地図
山と高原地図「24奥多摩 御岳山・大岳山」
二万五千分の一地図「武蔵御岳」
■共同装備
救急箱(有紗):朝倉
■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □軍手 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む) □マスク □タオル □消毒液orアルコール除菌シート(□充電バッテリー □ライター □新聞紙 □サングラス □リップクリーム □熊鈴 □携帯トイレ □替え靴下 □虫除け□温泉セット)
■遭難対策費
100円×6人
■各種連絡先
□東大連絡先
・教養学部学生支援課 ※開室9:00-16:50(平日)
Tel: 03-5454-6074
・駒場正門守衛室 ※常時対応可 Tel: 03-5454-6666
□お茶大連絡先
・学生・キャリア支援課 ※開室9:00-17:00(平日)
Tel:03-5978-5147
・正門守衛室 ※常時対応可 Tel:03-5978-5128
□現地連絡先
・東京消防庁 秋川消防署 042-595-0119
・警視庁 五日市警察署 042-595-0110
・警視庁 青梅警察署 0428-22-0110
・奥多摩ビジターセンター 0428-83-2037
■悪天時
前日20:00までに判断
■備考
□日の出・日の入
日の出:4:28
日の入:18:56
□登山届提出先
・東大教養学部学生支援課:提出済
・お茶大:提出済
・コンパス:提出済https://www.mt-compass.com/ar.php?i=1623862&u=174221&c=f5bb0f37
□その他
・大岳鍾乳洞
営業時間:9:00~16:00
見学料金:600円(大人)
※見学時はザックをおろして手ぶらで周遊する
□過去記録
2022
2021
大岳山ハイク記録
■日程
2023/6/4(日)
■山域
奥多摩
■天気
晴れのち曇り
■メンバー
CL朝倉(44) SL石田(44) 石井(45) 大久保(45) 森谷(45)
■タイムスタンプ
9:02 大岳鍾乳洞入口バス停
10:25 高岩山
11:24 芥場峠
12:30 大岳山
14:12 綾広の滝
14:53 七代の滝
15:35 御岳山
16:01 御岳山駅
■総評
登山道自体は分かりにくい所もなく、全体的に歩きやすい山ではあったが、体力的な面で皆きつそうであった。計画書に対する認識で改善すべき点があった。
今回の山行では結果的に、在京に相談の電話も入れずに計画書とは違うロックガーデンと御岳山を経由して下山するルートを辿るという、安全上大変不適切な行動をしていたことになる。このことについては6月7日の部会やヒヤリハット一覧でも共有およびその問題性について周知をしているが、第一に、CLである私自身が事前にメンバー全員を巻き込んだルートの変更に関する話し合いの場を設けずに(前々日の雨に係るピストンへの転進等の話し合いは上級生間だけで行われ、グループには結論のみ送信していた)、計画書に対してある種無頓着な行動を取ってしまったことは、反省しなければならないことである。以後このようなことが起きないよう、ルート変更の対応や計画書に含める情報の精査を含め、山の中では常に万全を期した行動をとることを心がけたいと思う。
■記録(朝倉)
朝は特に何もなく、予定していたバスに乗車できた。バス停はあまりの長蛇の列のため、臨時のマイクロバスに誘導されたがおそらくこちらの方が幾分空いていてラッキーという感じだった。
上高岩山まではひたすら登り。おそらく最初にして最大の難所だったように思う。上高岩山手前の展望台でご一緒した年配の男性と少し会話をしたが、その方も同じようなことをおっしゃっていた。ここまでどのくらいかかったの?と訊かれ答えると、そうかそうかと言うような表情で話を進められたのであまり速いペースではないのだろう。見知らぬ人と交流ができる山ならではの印象的な一幕だった。
芥場峠からは御岳方面からの登山客が合流し、それまでのひっそりとしたそれはそれで良い雰囲気から一変、賑やかな登山道になる。
そういう訳で山頂はそれなりの混雑、晴れ渡る空のもと昼休憩をとった。
折り返し、再び大岳神社に降りると最後の登りに向けて英気を養う人で溢れていた。前々日の雨の影響を考えてピストンに変更していたため、我々は鍾乳洞に行けなかったことに未練を感じつつ大岳神社を後にする。
その後しばらく進み再び芥場峠にさしかかると、「鍾乳洞に行けなかったのは残念だがロックガーデンなら人も多いだろうしCL(私)も歩いたことがあるため代替案になるかもしれない」と思ったCLから他のメンバーにその旨の提案をした。皆の同意が得られたため芥場峠以降はロックガーデン及び御岳山方面にルートを変更した。このことについては総評も参考にして欲しい。
ロックガーデンは多くの登山客や観光客で半ば渋滞状態であったが、綾広の滝も七代の滝も水量が多く迫力があって綺麗だった。天狗岳にさしかかり、元気のある45期2人が楽しそうに登っているのを、元気のない我々はただ眺めることしかできなかった。御岳山の山頂では神社の裏の小さな標柱を前に皆パシャパシャと写真を撮っており、標柱ひとつで登頂した感がこんなに違うんだと今になって振り返ると感じる。
御岳山では商店街で岡山特産じゃない方のきびだんごを購入してみたりと、疲れていながらも何かと満喫していた。最終盤は、人里に下りてからも舗装された道をそれなりの距離歩くような感じだったが、ようやくロープウェイに乗り込んだところでハイクは終わった。
■感想
CL朝倉
・上高岩山手前の展望台は眺望も良く、人も少なかったため、登頂の感動と肉薄するレべルで良い体験だった
・奥多摩はルート取りで楽しさが激変するのだと思い知った
・初CL山行楽しく完遂できたと思うが、問題があったので次からは色々と気を付けたい。
SL石田
稜線歩きは比較的楽でしたが、序盤の斜面が急で大変でした。山頂でカロリーメイトを分けてくれた大久保くん、本当にありがとうございました。石井くんに貰ったきなこ棒も美味しかったです。
◯大久保
最初の方の登りが少しきつかった。頂上の景色は思っていたより良かった。
◯森谷
急斜面とそうでないところのメリハリがある山だったと思った。鍾乳洞に行けなかったのは残念だったが、かわりに渓流下りなども楽しめたのでよかった。