2023/7/15 西沢渓谷ハイク
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
西沢渓谷ハイク計画書初版(2023/7/5時点)
作成者 : 城所
■日程:2023/07/15 予備日なし
■山域:奥秩父
■目的:交流、観光、雷鳥の山行に慣れる
■在京責任者・助言役:桐原
■在京本部設置要請日時:2023/7/15 18:00
■捜索要請日時:2023/8/16 10:00
■メンバー(5人)
CL城所 SL鈴木 白川 茂木 秋葉
■概要
「白く輝く花崗岩と青く澄んだ淵、豪快な滝を連ねる西沢渓谷。とりわけ渓谷最大の七ツ釜五段ノ滝は、名前のとおり滝と滝壺を重ね、日本の滝百選にも選定されている名瀑。」
※令和3年の大雨による滝見橋仮設歩道の崩落により現在も一部通行止めとなっており、七ツ釜五段ノ滝のそばまでは行けない模様.·´¯`(>▂<)´¯`·. 。だが、それでもエメラルドグリーンの渓谷美は十分に堪能できる。
■集合
8:15 塩山駅南口
天気がいい日はバスが非常に混雑するので、早めの集合をおねがいします。
塩山駅7:51着が望ましいです。
■交通
□塩山駅まで
学割利用:JRは100km超の運賃、交通機関各社の料金設定による
□行き
塩山駅①(始8:30/9:05/13:30)-[山梨交通バス 1h]-西沢渓谷入口 1050円(ICカード利用可)
山梨市駅(始9:12/10:21)-[山梨市民バス]-西沢渓谷入口(10:10/11:19) 900円(ICカード利用不可)
□帰り
西沢渓谷入口(11:22/15:10/終16:25)-[山梨市民バス]-山梨市駅(12:20/16:08/17:23) 900円(ICカード利用不可)
西沢渓谷入口(13:10/14:40/終15:40)-[山梨交通バス 1h]-塩山駅① 1050円(ICカード利用可)
山梨市民バス 市民バス・民間バス - 山梨県山梨市オフィシャルサイト『誇れる日本を、ここ山梨市から。』 (city.yamanashi.yamanashi.jp)
山梨交通バス 山梨交通株式会社 (yamanashikotsu.co.jp)
■行程(計4:04)
西沢渓谷入口バス停-0:05-ゲート-0:15-ネトリ広場-0:14-西沢山荘-0:10-二俣吊り橋-1:10(大久保の滝-三重の滝)-七ツ釜五段ノ滝-0:15-森林軌道跡-0:40-大展望台-0:15-大久保橋-0:45-ネトリ広場-0:10-ゲート-0:05-西沢渓谷入口バス停
【↑748m/↓752m】
※七ツ釜五段ノ滝周辺通行止め箇所あり。迂回路。
西沢渓谷通行規制のお知らせ(令和4年5月6日更新)|山梨市観光協会 (yamanashishi-kankou.com)
■危険箇所
全体:濡れた岩
三重の滝:足元注意
七ツ釜五段ノ滝直前:足元注意
■エスケープルート
最短ルートで西沢渓谷入口バス停へ
■共同装備
救急箱():鈴木
■個人装備
□化繊の登山服 □ザック □ザックカバー□ シュラフ □ マット □登山靴 □替え靴紐 □雨具 □防寒具□水 □行動食 □非常食□ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □ライター □地図(磁北線を引いた上で印刷or購入) □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具□計画書(要印刷) □常備薬 □学生証 □健康保険証(コピーでも可) □現金 □遭対マニュアル(要印刷)□日焼け止め □マスク □タオル□消毒液orアルコール除菌シート□着替え□モバイルバッテリー□食器□温泉セット(□軍手□帽子□サングラス)
■地図
25000分の1:「雁坂峠」「金峰山」
山と高原地図:「27 金峰山・甲武信」
■遭難対策費
100円/人*5名=500円
■悪天時
前日12:00までに判断
■日の出/日の入り
7/15 4:30/19:12 @甲武信ヶ岳
(参照) https://alumicase.com/acdc/mountain.html
□水場
西沢渓谷入口バス停、ネトリ広場
□トイレ
西沢渓谷入口バス停、ネトリ広場、西沢山荘、(森林軌道跡)
■観光
道の駅みとみ:9:00~17:30
オーチャードカフェ 街の駅やまなし店:9:00~19:00
山梨ちどり温泉:520円 9:00~20:00
みとみ笛吹の湯:510円 10:00~20:00
ぶどうの湯温泉 天空の湯:760円 8:00~22:00
■登山届提出先
コンパス: 提出済
東大: 提出済
お茶大:提出済
■各種連絡先
□東大
教養学部学生支援課 ※開室9:00〜16:50(平日)
Tel:03-5454-6074
駒場正門守衛室 ※常時対応可
Tel:03-5454-6666
□お茶大
学生・キャリア支援課 ※開室9:00~17:00(平日)
Tel:03-5978-5147
正門守衛室 ※常時対応可
Tel:03-5978-5128
□現地連絡先
山梨県警日坂部警察署 05-5322-0110
長野県警佐久警察署 02-6742-0110
牧丘タクシー 05-5335-2104
甲州タクシー 05-5333-3120
■コロナ対策
・泊まり山行、特に行程中での食事や入浴が伴う山行では、全員がリスクを理解し合意したうえで実施する。
・山行前の体調管理はしっかりと行う。
・メンバー全員が当日朝検温してパーティー内で共有し、少しでも風邪の症状がある場合は参加を控える。
・マスクや消毒用品を必ず携帯し、山小屋や人の多い山頂など他の登山者と接触する場では着用、使用する。
■過去記録
05/10/22西沢渓谷 (starfree.jp)
西沢渓谷ハイク 記録
作成者:城所
文責: 城所、鈴木、秋葉
■日程 2023/07/15(土)
■山域 奥秩父
■天気 曇り
■メンバー
CL城所(44)、SL鈴木(44)、秋葉(45)
※白川(44)、茂木(45)は家庭の事情によりお休み
■タイムスタンプ
9:40 西沢渓谷入口バス停
10:00 ネトリ広場
10:17 二俣吊橋
10:59 貞泉の滝
11:34 迂回路分岐
11:49 迂回前のルートに合流
13:25 大展望台
12:15 車道に合流
12:52 ネトリ広場
13:10 西沢渓谷入口バス停
■総評
45期向けのゆるめのハイクをたてようということになり急遽このハイクを企画した。涼やかで快適な気候のなか、西沢渓谷の青く澄んだ渓流と豊富な植物を堪能できた。何かと慌ただしい時期の気分転換となる山行になったのではないかと思う。
■ルート概況 文責:鈴木
バス停〜ネトリ広場
コンクリートで舗装された道で、歩きやすい。
ネトリ広場〜二俣吊橋
基本的には歩きやすい道が続く。登り下りもハイキング程度であまり激しくなく、道の状態も表面がしっとり湿っている程度で滑る心配はあまりない。地面の石は多過ぎず、足元に気を配っていれば特に転倒の心配は少ないと思われる。また、木の板で舗装された道もあり、崖になっているところは崖側にロープがあり、危険は少ない。
二俣吊橋〜貞泉の滝
岩がゴロゴロと積み重なって階段になっている箇所がある。ただ、岩が濡れているわけではなく、また太いチェーンの新しくしっかりした手すりがあるのでチェーンをしっかり掴んでいれば転倒の心配はない。川の近くは道がぐちゅぐちゅしていたり岩が濡れて滑りやすくなっていたりするので注意が必要。また、美しい川にどうしても目がいってしまうので、よそ見によってバランスを崩さないように注意しなければならない。川を渡るために木のはしや脚立を使う箇所がある。
貞泉の滝〜迂回路分岐
徐々に川を離れ、山らしい道を進んでいくことになる。のぼりが続く。道の脇に花が咲いていたりする。急な登りになっている箇所もあり、「一歩一歩周りを見ながら確実に」の標識がある。標識通り焦らず登れば危険はない。ハイキング客はそこそこいるので(外国人の方もいる)、すれ違う時や追い越される時は注意。
迂回路分岐〜合流
迂回路とのことで、ハイキング気分では登れないそこそこの急なのぼりがある。どこに足を置くか、どこを掴むかなど考えながら登る必要があり、日頃の登山のような気持ちでいくべき。(サンダルで登っている他のハイキング客の方がいたが、そういう靴では少し登りにくそうだった。)木の枝や根なども多い。滑らないように慎重にのぼった。
合流〜車道
登りも終わり、なだらかな道が続く。かなり整備された道で非常に歩きやすく、道幅も十分。川から離れるので道がぐちゅぐちゅになっていることもなかった。
■記録(山行記) 文責:秋葉
秋葉、朝8時15分に塩山駅南口着。しかし周りを見渡しても誰もいない。バス停の行列を探すも雷鳥のメンバーが見当たらず焦る。スマホを忘れたのでLINEが出来ない。紙として印刷してきた計画書にメンバーの電話番号が書いてあったので、公衆電話を見つけて電話をかける。誰も出ない。自宅の固定電話にかけようとした瞬間、城所さん登場。女神顕現。その後バスに乗車。ブドウ栽培が多い!出発後15分で15箇所見つけた。数えてられないね。バスに1時間ほど揺られて西沢渓谷入口到着。
とっても涼しい。気温が東京より10〜15℃くらい低い。曇り空だが雨は降っていない。ウグイスも鳴いていて良いハイクになりそうな予感。
ネトリ広場まではコンクリートで舗装された道だった。そこからは登山道。だがとても歩きやすい。川をまたぐほど大きな倒木に白いキノコが生えてる。
二俣吊り橋を渡る。割と揺れる。さすが吊り橋だ。渡り終えたらケルンを見つける。
三重の滝は水が色づいていた。青っぽい。その名の通り3つの滝が階段状に重なっていたので、写真の撮り方によってはインスタ映えしそうだと思った。すると隣の外国人観光客がリュックからドローンを取り出して飛ばした。写真を撮らせている。そりゃズルくね😅文明力を感じた。どんな写真が撮れるんだろう。
ちょっと進んだら大きな岩があったので1人ずつ乗って写真を撮ることになった。城所さんが2回足を滑らせる。あぶないあぶない。川の近くの岩だから濡れててとても滑りやすい。
七ツ釜五段ノ滝は登山道が通行止めだったので近くで見ることは叶わず。くやしい。なぜかすぐそこから滝の音が聞こえてくる感じがする。
シャクナゲ橋を渡る。かなり下の方に五段ノ滝が見える。ネズミのような生き物を発見。小さいモグラだった。すばしっこくてご尊顔を拝めない😭鈴木さんはピンクの鼻が見えたそう。
大展望台では霧が出ていた。
西沢渓谷入口まで帰還。次のバスまで時間があったのでこんにゃく館にGO.サービスのこんにゃく刺身がうまい。購入。200種類以上のこんにゃく関連商品があるのだとか。こんにゃく石鹸、こんにゃく米、こんにゃくジュース、etc、、、買い物後にお茶とおつまみをいただいた。おばちゃんやさしー✌️
物産展に来た。から揚げ定食を食べた。他の2人はお土産を物色。城所さんは桃を買って、小さいナイフで器用にむいてくれていた。すごくすごい。頂く。おいしい。
バスに乗って塩山駅に戻る。結局雨は一才降らなかった。すごく過ごしやすい気候の心地良い山行であった。
■感想
〇城所
・終日涼しく散策日和でした。エメラルドグリーンの圧倒的な渓谷美と動植物を堪能できて満足です。時折、ツッコミどころのある看板や標語などに遭遇して読むのが面白かったです。
・沢沿いの登山道は鋭利で滑りやすい岩が連続するため、通過時に注意が必要だと感じました。滑落の危険がある個所は丈夫な鎖が整備されていたので安心でした。
・頼りないCLでしたが、2人に何度もフォローしてもらって無事山行を終えられました。お2人と道中たくさんお話できて楽しかったです。ありがとうございました!
〇鈴木
気温が20度前半と低く、また川の美しい青がさらに涼しさを感じとても爽やかなハイキングでした。川の音を聞きながらのハイキングはとても落ち着き、「森林セラピー」と呼ばれる理由がわかりました。基本的には安全な整備された道が続くものの、油断すると危ないなというところがちらほらありました。そんな中でメンバー全員大きな怪我なくハイキングを楽しむことができよかったです。
帰りに蒟蒻屋さんや道の駅で美味しいものを堪能できたこともとてもよかったです。蒟蒻屋さんにはとても親切にしていただきました…!
〇秋葉
すごく涼しかったです。美味しいものが多くて幸せを感じました。七ツ釜五段ノ滝はぜひ近くで見てみたいと思いました。
反省点としてはスマホを持ってくるのを忘れてしまったことです。先輩方2人を不安にさせてしまった気がします。次の山行ではもっと余裕を持って行動できるように入念に準備をしようと思います。
概して、とても楽しい山行でした。自然成分をたっぷり摂取できました。(白い小さい花はミヤマツカラと言うみたいです。)また山行に行きたいと思いました。