2023/11/3 南高尾ハイク

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
南高尾ハイク 計画書 ver1.3
作成者:小田(45)
■日程 2023/11/3(金・祝) 日帰り予備日なし
■山域 高尾・陣馬
■山行目的 低山開拓・体力錬成・紅葉狩り・CL経験・技術向上
■在京責任者/助言役 森口

■在京本部設置要請日時 2023/11/3 17:00
■捜索要請日時 2023/11/4 7:00

■メンバー(5名)
CL 小田 磯貝 榎本 髙村 斉藤 
■集合
高尾山口駅 6:45

■交通
□行き
京王電鉄高尾線 高尾山口駅 
□帰り
同上

■行程(YAMAP)
(一部、首都圏自然歩道をとおる)
高尾山口駅 -(0:20)- 四辻 -(1:00)- 草戸峠 -(0:10)- 草戸山 -(0:40)- 榎窪山 -(0:03)- 三沢峠 -(0:28)- 泰光寺山 -(0:08)- 西山峠 -(0:10)- 分岐 -(0:05)- 入沢山(ピストン) -(0:05)- 分岐 -(0:35)-中沢山 -(0:05)- 中沢峠 -(0:15)- コンピラ山 -(0:10)- 大洞山 -(0:25)- 大垂水バス停 -(0:15)- 分岐 -(0:15)- 一丁平園地展望デッキ -(0:25)- 一丁平園地トイレ -(0:28)- もみじ台公衆トイレ -(0:10)- 高尾山 -(以降は六号路)(1:29)- 高尾山口駅
【CT07:42/距離15.5km/△1257m▽1255m】

■地図
25000分の1地図 「与瀬」
YAMAP「高尾山・陣馬山・景信山」
山と高原地図「28.高尾・陣馬」

■エスケープルート
①最寄りの車道におりる
②-(1). 国道20号に降りた場合は路線バス「八07」「湖29」が通る「梅の木平」「山下」「大垂水」のいずれかのバス停に出る
・相模湖駅行き(梅の木平-山下-大垂水-相模湖駅)
10:28-10:29-10:36-10:53 / 13:31-13:32-13:39-13:56 / 17:56-17:57-18:04-18:21
・八王子駅北口行き(大垂水-山下-梅の木平-高尾山口駅)
8:55-9:04-9:05-9:10 / 12:01-12:10-12:11-12:16 / 16:24-16:33-16:34-16:39

②-(2). それ以外の一般道ではタクシーを使う
八王子交通:0426235111
キャピタル交通:0426912222
飛鳥交通 八王子営業所:0570075770

■個人装備
□ザック □ザックカバー □登山靴 □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水 □行動食 □非常食 □ゴミ袋 □エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書 □学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □マスク □消毒用品 □日焼け止め □モバイルバッテリー( □サングラス □トレッキングポール □熊鈴)

■登山届
東大:提出済
コンパス:未提出

■注意事項
道迷い(交通量がおおそうなので)
寒さ対策

■共同装備
救急箱(有紗):小田
ツェルト(アルファ):小田

■遭難対策費
¥100 * 5 = 500

■施設情報
□東京都
高尾ビジターセンター
□薬王院
薬王院
□高尾登山電鉄
ケーブルカー高尾山駅
リフト山上駅
ケーブルカー清滝駅
リフト山麓駅

■備考
□日の出日の入り
北緯35.6251209東経139.2436593
日の出 06:07:22
日の入り 16:45:48
□悪天時
前日の正午までに判断
□警察署情報
高尾警察署 電話:042-665-0110(署代表)
□参考リンク
高尾登山電鉄公式サイトhttps://www.takaotozan.co.jp/
首都圏自然歩道(環境省)https://www.env.go.jp/nature/nationalparks/pick-up/long-trail/kanto/
ルートの参考にしたサイト(山と渓谷オンライン)https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=1414
YAMAPの計画書https://yamap.com/plans/code/Z0wDhnf-CCMfnKFe_mKhsQN7uOcOHJihOu0krepLO7SpKNSVqcw9pu3YQSm0KrJW4Yo

南高尾ハイク記録
■日程
2023/11/3(金)
■山域
高尾・陣馬
■天気
晴れ
■メンバー
CL小田(45) SL磯貝(44) 髙村(45) 斉藤(45)

■共同装備使用記録
救急箱(有紗):小田
ツェルト(アルファ):小田

■タイムスタンプ
07:09 高尾山口駅バス停
08:30 草戸峠
08:32 発
08:35 草戸山
08:41 発
08:56 榎窪山
09:01 三沢峠
09:03 発
09:36 泰光寺山
09:41 発
09:43 西山峠
09:45 発
09:49 東山
09:51 発
09:54 入沢山
10:12 発
10:27 中沢山
10:40 中沢峠
10:42 発
10:48 コンピラ山
10:53 発
10:58 大洞山
11:01 発
11:19 大垂水バス停
11:23 発
11:55 一丁平園地展望デッキ
11:58 一丁平園地
12:20 発
12:38 もみじ台
12:43 高尾山
12:58 発
13:22 つり橋(4号路)
13:39 ケーブルカー高尾山駅
14:03 発
14:27 清滝駅 着

■コース概況
大垂水までの稜線上には、ベンチを備えた休憩所が点在している。また、まき道もおおい。さらに、軽装ではしっているひともけっこういる。
一丁平園地展望デッキは眺望がわるいので寄らなくていいと思う。大垂水から直接、最短ルートでもみじ台まで行くのがいいのではないか。
もみじ台までののぼりは階段なのだが、一段あたりの幅が邪悪である。1歩にはひろいし2歩にはせまい。
高尾山の山頂のまわりはおそろしく混雑している。そういう日は4号路も混んでいるので注意しよう。ケーブルカー高尾山駅の脇の「悪路」とされるルートは普通の装備があればじゅうぶん通れるし、混雑していないのでおすすめ。

︎44期の寝坊及びSLが単独行動した点について(文責:磯貝)
 ここでは、44期の磯貝及び榎本が寝坊して集合時刻に間に合わなかったこと、及び磯貝が先に出発した45期3人を後から追いかけるために単独行動を行ったことの2つに関しての反省を記します。
 まず寝坊に関して、45期が全員集合している状態で44期が1人も間に合っていないという状況は、上級生として恥ずべきであり、44期の信頼にも関わることであると認識しています。山行の前日には、その存在をしっかり意識して生活をするべきであるということを改めて確認しました。今後の山行に必ず活かしていきます。
 続いて単独行動についてです。今回の山行は45期のCL経験を兼ねていたため、1名はCL経験者がいることが必須となります。しかし上記の通り、44期2名が寝坊したため、集合時刻の段階では45期3人(いずれもCL経験等なし)しかいない状況でした。まず、この状況で45期3人に先に行くよう指示をしてしまいました。その後にSL磯貝が1時間遅れの単独行動で高尾山口駅から追いかけ、西山峠手前で合流しました。
 上の行動の第一の問題は、この山行以前のCL経験がない45期のみで山へ入ったことです。CL経験のない人のみの場合、当然のことながら山行の危険度は大きく上がります。第二の問題は、磯貝が単独で追いかけたことです。この行動には、焦っているため事故の可能性が高い、事故の際に気付かれにくい、救急箱を持参していない、等の問題が挙げられます。従って、この状況では45期3人に駅で待っていてもらう、もしくは中止する等の判断をするべきでした。
 今回は偶然何もなかったものの、この件は大きな事故にも繋がりかねない、危険なものでした。今後山行を行う皆様は、冷静な判断で安全な山行を執り行っていただければと思います。この度はご心配をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。

■総評(CL45小田)
 わたしのはじめてのCL山行だった。インターネットで見つけたコースを参考にした。アクセスが手軽な低山のコースとして興味があった。天気は最高だったが、そのせいで(とくに高尾山山頂以降には)一般登山者がうじゃうじゃいた。
 都心に近いからといってすこしばかり集合時刻をはやめに設定してしまったのは失敗だった。平日の次の日に早起きするのはむずかしいのだ。日帰りならまず日曜にすべし。わたしも親がいなければ遅刻していた…
 今回の山行では、メンバーの遅刻、45期のみで出発するという判断、その結果としての単独行動、6号路での下山についてのリサーチ不足などいろいろな問題点がみられた。45期のみで出発するのではなく、コースを短縮するなどしてメンバーの到着を待つなどするべきだった。よく反省して以降の山行では繰り返さないようにしたい。
 同行したメンバーはいずれも実力じゅうぶんで、コースタイムをかなり巻くことができた。
ただ、休憩をしすぎたきらいはある。下山までかかった時間が7時間であるのに対して休憩が2時間というのはさすがに長すぎたと思う。ペース管理と同時に休憩時間の管理もよくやるべきだった。
 メンバーはもともと交友関係のあるものばかりだったが、会話をとおしてさらに親睦を深めることができたように思う。

■記録(45斉藤)
45期の三人は図らずも同じ電車で、高尾山口駅に6:41に到着。到着してまもなく44期から件の連絡があり、上記のような事態へと至った。このことについては45期としても反省すべきである。ただあくまでもこの項目では山行記録について淡々と述べる。登山口から四辻までは上り坂続きで、活動開始直後の体には少々堪えた。四辻から大垂水までは、ある程度のアップダウンを伴う稜線をひたすら歩いていく。途中すれ違った登山者から、草戸付近でクマの目撃情報があったと忠告を受けたため、熊鈴をよく鳴るような場所へと付け替えた。大垂水にいたるまでに落とした標高を一丁平へ向けて一気に取り返し、一丁平の展望デッキへ。しかしこのデッキ、そもそも見晴らしの良い場所にあるわけでもなく、また手前の木々で前方の景色が隠れてしまっていたため、期待とは裏腹に冴えないものであった。このあたりから徐々に登山道の交通量が増えていき、高尾の山頂に到着する頃には、すれ違う人一人一人に挨拶していてはキリがないほどになった。高尾山頂で景色を楽しみつつ、メンバーでの写真撮影などを済ませ、いざ下山という時になって、予定していた6号路が昼間は上り専用になっていることに気づいたため、予定を変更し4号路で下山。やはり紅葉のシーズンだからか、登山道はかなり混雑していて、下山に時間がかかった。下山後は高尾山口駅近くの蕎麦屋(高橋家)で天ぷらそばをいただいた。山行の疲労感と、下山できた安堵に包まれた身体には、とてもしみる味であった。

■感想
CL小田
・はじめてCLをやった
・高尾の南の稜線は眺望がよくない
・トレラン勢がけっこういる はしりやすそうだもんね
・草戸峠でも熊が出たらしい 熊は遍在する
・一丁平はカットしてもいいかもね
・山の景色は高尾山頂がいちばんよくみえる
・まちの景色はケーブルカー駅周辺の展望台がいちばんよくみえる
・つまりこのあたりは高尾山が一番眺望よし
・南の稜線は短い距離に急な登り降りが何度もある
・大垂水からさきで顕著だが、紅葉が始まっている 盛りではまったくない
・南の稜線のだんだん高度があがっていくかんじはわるくない
SL磯貝
・ご迷惑をおかけしました(詳細はコース概況をご覧ください)。
・紅葉は始まりかけぐらいでしたが、下界より一足先に見られたので良かったです。
・高尾山人多すぎ!山頂は渋谷とか新宿レベルでした。
・そばおいしかった。
◯髙村
・人生初高尾山だった。
・若干マイナーなルートなのかと思っていたが、お年寄りの方も結構見かけたので、地域の方に愛される場所なのかな、と思った。
・特に入沢山からの景色、めっちゃよかった。
・高尾山の山頂、人多すぎ。登頂者数世界一は伊達じゃなかった。
・そば、おいしかった。
◯斉藤
・低山かつ稜線歩きであったが、久々の山行ということもあってか、かなり疲れた。
・とにかく登山道の交通量が多く、すれ違うために片側に寄ることが何度もあった。
・そばは美味い。次回行くときは鴨にしよう。