2023/11/5 羅漢寺山・昇仙峡ハイク
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
羅漢寺山・昇仙峡ハイク計画書 第二版
作成者:油井
■日程 11/05(日) 日帰り
■山域 奥秩父前衛
■目的 紅葉狩り
■在京責任者/助言役 白川
■在京本部設置要請日時 11/05 19:00
■捜索要請日時 11/06 08:00
■メンバー ( 7人)
CL油井 SL清野 鈴木(45) 原 吉田(45) 西脇 加藤
■集合
09:10 甲府駅バスターミナル4番乗り場(南口)
■交通
□行き
07:06 高尾駅
-中央本線普通列車甲府行-
08:38 甲府
09:15 甲府駅バスターミナル
-山梨交通04系統昇仙峡滝上行(710円)-
09:44 昇仙峡口
□帰り
16:11/16:41/17:51 昇仙峡口
-山梨交通04系統敷島営業所行(710円)-
16:41/17:11/18:21 甲府駅バスターミナル
16:53/17:29/18:06/18:39 甲府
18:40/19:13/19:44/20:08 高尾
■行程
昇仙峡口バス停-(1:45)-白山展望台-(0:43)-白砂山-(0:45)-羅漢寺山-(1:10)-駐車場-(0:23)-石門-(1:17)-昇仙峡口バス停
【計6:03/△930m/▽930m】
■エスケープルート
(白砂山まで)引き返し昇仙峡口バス停へ
(白砂山~羅漢寺山)パノラマ台駅から昇仙峡ロープウェイを利さ用して昇仙峡滝上バス停へ
(羅漢寺山~駐車場)そのまま下山し昇仙峡滝上バス停へ
(駐車場から先)
そのまま遊歩道を進みグリーンライン昇仙峡バス停または昇仙峡口バス停へ
■個人装備
□ザック □ザックカバー □登山靴 □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水
□行動食 □非常食 □ゴミ袋 □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書 □学生証 □保険証 □現金 □常備薬
□マスク □消毒用品 □モバイルバッテリー (□トレッキングポール □熊鈴)
■地図
25000分の1:「甲府北部」
山と高原地図:「27. 金峰山・甲武信」
■共同装備
救急箱アゲハ(油井)
■遭難対策費
100円×7名=700円
■悪天時
前日正午までに判断
■施設情報
□トイレ
パノラマ台駅、昇仙峡各所
■備考
□日の出日の入り(甲府)
日の出 06:11
日の入 16:47
□連絡先等
山梨県警甲府警察署 0552320110
甲府警察署昇仙峡警察官駐在所 0552518109
YKタクシー(甲府) 0120822121
11/05 羅漢寺山・昇仙峡ハイク記録
作成者:油井(45)
■日程 11/05(日) 予備日なし
■山域 奥秩父前衛
■天気 晴れ
■メンバー
CL油井(45)、SL清野(45)、鈴木(45)、原(45)、吉田(45)、西脇(45)、加藤(44)
■共同装備
救急箱アゲハ(油井45)
■総評
予想より紅葉が進んでおり、ゆったりと紅葉狩りができて良かった。初めて一緒に山に行ったメンバーが複数おり、45期の親睦を深められたのではないだろうか。観光地化された羅漢寺山よりは白砂山の方が気兼ねなくくつろげて快適だった。下山後も気を抜かないようにしたい。
■タイムスタンプ
9:45 昇仙峡口バス停-(1:15)-11:00 白山展望台-(1:25)-12:25 白砂山-(0:35)-13:00
パノラマ台-(0:20)-13:20 羅漢寺山-(0:20)-13:40 パノラマ台-(1:00)-14:40
仙娥滝-(1:15)-15:55 昇仙峡口バス停
■ルート概況
・登山口のフェンスは金具や針金ではなく木の枝で留められていた
・白山までは倒木が多い
・針葉樹林は少なく、広葉樹林が広がり紅葉が進んでいた
・白山・白砂山の山頂は花崗岩の風化で白亜の砂浜のようだった
・パノラマ台から羅漢寺山の山頂まではロープウェイを利用して上がってきた軽装の観光客でごった返しており、高尾山のようだった
・パノラマ台から仙娥滝へ下るルートはトレイルとなっていたがランナーの姿は見られず、一時的に喧騒から離れることができた
■山行記(文責:吉田)
はじめに、記録を書くのが大変遅くなったことをお詫びします。次からは一週間以内に終わらせると誓います。
朝の集合は7時高尾駅であったが昇仙峡に到着するのは9時45分と、移動の時間がかなりあった。山で会うのは初めてや2回目という人が多かったためこの時間で親睦を深めたいと意気込んでいたのだが、席が空いて座れた途端に睡魔に誘われ一瞬で時間は過ぎてしまった。
目が覚めてバスから降りると、眼前には既に綺麗な紅葉が広がっていた。くまの通り抜けを防ぐために設置された鉄格子を通り抜け、赤橙と緑の美しい山を歩いた。初CLの油井は緊張からかかなり早いペースで進んでしまい、何度もメンバーに止められていた。この日はまるで春かのように心地良い陽気に包まれていた。その陽気にうとうとしているのか、紅葉に見とれていたのか、みんな口数はあまり多くなかった。
ちなみにこれは後日知ったことなのだが、今回のメンバーの1人である原は紅葉をきれいだと感じないらしい。何やらペンキで塗ったような色合いが気持ち悪いのだとか。桜も同じ理由で美しいと思わないらしく、春と秋の風物詩を楽しめないのは非常にもったいないという気持ちと、ではなぜ紅葉狩りがメインのこの山行に参加したのかと不思議に思う気持ちとでいっぱいになった。でも幸せならOKです。
昇仙峡という観光地の近くであっても、羅漢寺山までのこの道はほとんど人もおらず、快適なハイクであった。1時間ほど歩いて白い砂が美しく輝く展望台に着いた。白砂が非常に美しく感動的だったのだが、メンバーがアルプスみたいだねと言っているのを聞いてアルプスにも興味が湧いた。来年はチャレンジしてみたい。このとき雷鳥45期の一部では寝転がって足を上げて写真を撮るポーズが流行しており、何人も並んでそのポーズを撮影している様は端から見ると滑稽で面白かった。
羅漢寺山に着くと、顔ハメパネルや鳴らすと願いが叶うという鈴、神社があるなど、完全に観光地化された模様になった。山装備なしの一般観光客だけでなく、ペットのトイプードルなどもいた。しかし、登山が好きな雷鳥の彼らには人が多いところは肌に合わなかったらしく、ここは早々に出発した。
その後はまた喧騒から離れた道を進んで行き、1時間ほど下って行くとコンクリートの車道に出た。ここは水晶を売る店や加工された石を売る店などが並んでいたし、羅漢寺山のロープウェイの終着点なのだろう。ここのあたりを歩いているときに油井が「ここら辺、水晶は昔取れていたけど今はもう取ってないらしいよ。」と言っていた。そんな周辺知識まで調べているとは、CLってすごい。
仙娥滝に着くと、大迫力の大滝に圧倒された。紅葉はあともう少しといったところだったが、それでもなお心が揺さぶられる景色であった。清野は水晶のパワーストーンよりも滝の方がパワーをもらえると言っていたくらいであった。その後は舗装された道に沿って歩くだけであったが、紅葉と滝のおかげで飽きることなく歩くことができた。途中紅葉の写真を撮ろうとしたら、鈴木に「ここは光の差し込み方向が良くない」とか、「画角をもっと…」とかアドバイスをもらった。写真の奥深さを知るとともに、少し自分で写真の撮り方を学んでみたいとも感じた。
さらに30分ほど進むと、猿岩やらオットセイ岩やらという名前がつけられた奇岩のあるエリアについた。オットセイ岩はなるほどこれはと思えるくらい素晴らしくオットセイであったが、これはあんまり…というものも多かった。特に亀岩に関しては、こんなのその他多くの岩と変わらないだろと思ってしまうレベルであった。亀岩にがっかりしながらも、東京大学の駒場祭が近かったため、自分のクラスはどんな企画を考えているといった会話をしながら帰路についた。バスに乗って東京駅よりも見た甲府駅についたのち、加藤さんは帰宅、他の人たちは油井引率でほうとうと甲府城の観光を行ってから帰宅した。総じて非常に楽しい山行であった。
■感想
○CL油井
・大きなミスなく初めてのCLの仕事を終えられてホッとしている
・気配りができていなかったので視野を広く持って周囲の観察を怠らないようにしたい
・自分は静かな山が好きなのだと再認識した
○SL清野
・紅葉が思っていたよりも進んでいて良かった。
・初SLだったが、次はそろそろ自分でも山行をたてようかなと思う。
○鈴木
・45期の親睦が深まったのでとても良い山行だったと思う。初CLが2度流れた僕としてはいろいろと羨ましい限りだ。
・任せることは任せようと思って後ろから静かについていった。最後尾からみんなを見守れたかと思う。
・白亜の山頂は燕岳を彷彿とさせた。やはり美しい。
・前日に自分にとってはそこそこ重大な予定を乗り切ったため、前夜に緊張が緩んでしまい、結果的に山行当日の朝、実は1時間近く寝坊していた。慌てて家を飛び出してギリギリ間に合ったのはナイショのハナシ。お恥ずかしい
○原
•非常に上りやすく、ちょうど良かったです
•帰りしないに食べたほうとうが美味しかった。
•他の方々が周りの山を見て、あれが何だなどと言い合っているのを見て、私も山の知識をつけて行きたいなと感じた。
○吉田
・45期がCLやSLをどんどんやっているのを見て、自分もいつか頑張ってみたいと思いました。
・自然にほうとうに、山梨の魅力を強く感じられて楽しかったです。
○西脇
・展望台からの眺めがとても良くて、リフレッシュ出来ました。
・メンバーとの中も深めることができて良かったです
○加藤
・白山展望台から白峰三山や鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳を望むことができた。確かに、南アの山々は渋くてかっこいい。山容オタクにとってはありがたい展望だった。
・45期の皆さんが、次はどの山へ行くか等々、今後について楽しそうに語りあっている姿が印象的でした。ぜひ、これからも山を楽しんでください。