2023/12/2 葉原峠ハイク

葉原峠ハイク計画書 第2版
作成者:朱(45)
■日程 2023/12/2 (土) 予備日なし
■山域 秩父
■目的 みかん狩り
■在京責任者 加藤
■在京本部設置要請日時 12/2 19:00
■捜索要請日時 12/3 8:00

■メンバー  (8人)  
CL朱 SL白川 清野 岩田 齊藤 油井 城所  斉藤
■集合
秩父鉄道野上駅 9:00

■交通
□行き
池袋 7:00発―(東武東上線快速)―小川町 8:08着 / 8:10発―(東武東上線普通)―寄居 8:27着 / 8:43発―(秩父鉄道普通)―野上 8:57着

□帰り
秩父鉄道波久礼駅 解散

■行程
日帰り
野上駅―(0:20)―金が岳入口―(0:46)―金が岳―(0:37)―植平峠―(0:04)―葉原峠―(0:04)―植平峠―(0:42,南下)―天持園―(0:42)―風のみち歩道入口―(0:31)―夫婦滝―(0:12)―波久礼駅
【計3:56/12.8km/△496m/▽518m】ヤマレコ調べ
これに加えて、途中風布にてみかん狩り1時間

□コース参考
https://www.seiburailway.jp/railways/hiking/ippan/habaratouge_map.pdf

■エスケープルート
~葉原峠:引き返す
葉原峠~:そのまま進む

■個人装備
□ザック □ザックカバー □登山靴 □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水 □行動食 □非常食 □ライター □トイレットペーパー □ゴミ袋 □エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書 □学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □日焼け止め □モバイルバッテリー □熊鈴 (□サングラス □消毒用品 )

■地図
25000分の1:「寄居、鬼石」
山と高原地図:「22 奥武蔵・秩父」

■共同装備
救急箱(エーデルワイス):白川

■遭難対策費
100円×8名=800円

■悪天時
前日18:00までに判断


■その他の情報
□登山届提出先
・東大教養学部学生支援課 : 提出済み
・お茶大 : 提出済み
・コンパス : 提出済み
□現地連絡先
埼玉県警秩父警察署 長瀞交番:0494-66-0039
埼玉県警秩父警察署:0494-24-0110


■備考
□日の出日の入り(秩父駅12/2)
日の出 6:36
日の入 16:30
https://sunrise.maplogs.com/ja/chichibu_saitama_prefecture_japan.12749.html

2023/12/2 葉原峠・みかん狩りハイク 記録
作成者:朱、岩田

■日程 2023/12/2(土)
■山域 秩父長瀞
■天気 晴れ

■メンバー(敬称略)
CL朱(45)、SL白川(44)、清野(45)、岩田(45)、齊藤(み)(45)、油井(45)、城所(44)、斉藤(こ)(45)

■タイムスタンプ
9:05 野上駅
9:47 金ヶ岳
10:30 葉原峠
11:20 みかん農園天持園
13:30 みかん農園発
14:11 日本の里
14:51 夫婦滝
15:04 波久礼駅
計3:49

■総評
清々しい冬晴れに恵まれ、山歩き、みかん狩り、そして親睦を深めることもできた盛りだくさんの山行となった。葉原峠は車道と山道の交わる何もない場所だったが、今回のルートとしては上りは短いものの登りごたえはあり、下りでは見頃の紅葉に染まった山並みが美しかった。風のみち歩道は車道から少しした山側に作られた歩道だった。みかん山までと比べて全体的に薄暗く、歩き心地はまずまずだった。
ちょうど秩父夜祭も開催されていて、みかん狩りとともにお楽しみ要素としてこの時期に行くのはいい選択肢ではないだろうか。


■記録 文責: 岩田
九時に野上駅に集合。八人全員が時間通り揃う。東武と秩父鉄道、西武と秩父鉄道はそれぞれセットで割引乗車券を販売していると油井が教えてくれたので、往復で1000円ほど節約することができた。12月とだけあって気温は低めだが、天気はとても良く青空が広がっていた。
荒川を越え、15分ほど歩いて金ヶ岳登山口に到着する。登山口には鳥居と「村社春日神社」と書かれた石碑が建っていた。村社の「社」と神社の「社」の字体が異なるのが気になるところであった。登り始めるとすぐに紅葉が目につく。落ちた葉も多く、道が黄色に彩られていた。金ヶ岳までそこそこ急な登りが続き、低山ながら楽しむことができた。途中で道のわきに深そうな岩穴を見つけ、携帯のライトで照らしてみたが奥まで光が届かなかった。山頂には春日神社があり、木々の間からは色づいた山が見えた。そこからさらに緩やかに登り、分岐点の植平峠を左に進んで一度葉原峠へ向かう。林道の終点らしく、看板が立っていたほかは特に何もない場所だった。植平峠へ戻り、その先へ進む。ピストンというほどでもない、往復10分程度の道だった。ハイクの最高地点を通りすぎ、今度は緩やかに下っていく。舗装された道に出ると、木が少なくなり一気に視界が開けた。晴れた空と相まってとても気持ちがいい。
そうして今回の目玉であるみかん狩りの果樹園、天持園に着いた。猫が一匹おり、皆の注目を一身に集めながら悠々と歩いていた。かわいい。みかん狩りは時間無制限、食べ放題で、一袋分持ち帰ることができた。それぞれ思い思いに食べたり袋に詰めたりして二時間ほど過ごした。甘酸っぱく、味の濃いみかんをお腹いっぱい食べることができた。こんなにみかんを食べたのは初めてだ。
天持園で下山連絡をして頂いたが、波久礼駅まで皆で一緒に下る。天持園のほかにもみかん農園はたくさんあり、陽の光を受けて橙に輝くみかんが斜面に広がっているのは良い眺めだった。風布川沿いには風の道という遊歩道があり、そこを歩く。すぐ隣の車道よりはアップダウンがあるが、川のせせらぎを聞いたり紅葉の中を歩いたりすることができた。風のみちを抜け、夫婦滝へ寄る。ちょうど光が差し、綺麗な滝であった。
ダム湖となっている荒川を再び越え、波久礼駅に到着。ここで山行は解散となったが、このあとも一部で秩父夜祭を見るなどしたのでここに書いておきたい。
解散後、朱、清野、油井、岩田の四人で長瀞まで岩畳を見に行った。薄い面が幾層にも重なった結晶片岩が川沿いに広がっているところで、荒川はこの辺りで瀞(流れの緩やかなところ)になっている。対岸には秩父赤壁と呼ばれる絶壁があり、水面に景色が映り壮観だった。岩畳を歩きながら隣の上長瀞まで行き、そこから鉄道で秩父へ。城所さんと合流し、日本三大曳山祭にも数えられている秩父夜祭を見た。一面に提灯を並べた絢爛な山車が囃子と共に引きまわされており、まさに圧巻であった。夜になって冷え込んでいたが、その熱気はひしひしと伝わってきた。夜は近くにあったラーメン屋、いとうに入った。特に店を選んだわけではないのだが、背脂系のとても美味しいラーメンだった。記録を書くに当たって食べログを覗いてみたところ、色々な人が熱のこもったレビューを書いていて面白かった。時々花火の音が聞こえてきており、どうにか見られないものかと思っていたところ、最後の最後に帰りの電車を待つ駅で打ち上がったのを見ることができた。12月に花火というのは少し意外な気もするが、いつ見ても綺麗なものだと感じた。


■感想
○朱
・ハイクもみかん狩りも紅葉も長瀞の岩畳も秩父夜祭も楽しめて幸せです。
・初CLを無事に終えられてよかったです。いろいろと勉強になりました。メンバーのみなさん、たくさん助けてくれてありがとうございました。
・想定より多くの人に参加してもらえて、みんな楽しんでもらえたようでとても嬉しいです。
○白川
・人気がなく落ち着いていて、紅葉を満喫することができました。足元が落ち葉で覆われていて歩きづらいところもありましたが、降り積もった葉のじゅうたんをサクサクと踏みしめながら進むのもどこか懐かしさを感じられて楽しかったです。
・みかんに囲まれていて幸せでした!
・CLお疲れ様でした
○清野
・ハイキングからみかん狩りから秩父観光まで、非常に充実した山行でよかったです。こういった観光メインの山行もやっぱり良いなと思いました。
・紅葉も綺麗で秩父夜祭も開催されているこの日程は完璧だと思うので、来年にもおすすめの山行だと思います。
・CLお疲れ様でした。充実した山行ありがとうございます。
○岩田
・山もみかんも最高でした!気温も涼しくてちょうどよかったです。
・家に帰ってみかんの重さを測ったらまさに4kgありました。大漁大漁
・帰りの電車で出会った子供が可愛かったです。「いっしゃい!」と歳を教えてくれました。
・素敵な山行をありがとうございました!
○齊藤(み)
・みかん狩り自体初めてだったのもあり、とても楽しめました!充実した山行で最高でした!
○油井
・ハイキングも紅葉狩りもみかん狩りも長瀞観光も秩父夜祭も楽しめて非常に充実したハイクでした
・登山の無限の可能性を感じました
・みかん美味しい!
○城所
・天気に恵まれて、紅葉がきれいに映えていました。みかん狩りも美味しく楽しめました。下山後も秩父を満喫できて充実した1日でした。
・皆さんとお話しできて楽しかったです。
・ひとくち羊羹の賞味期限が切れていたことに帰宅してから気が付きました…
配った方々本当に本当にごめんなさい(汗)……
・こなみさんお疲れ様でした!
○斉藤(こ)
・みかん狩り、とっても楽しかったです。まだまだ雷鳥の活動は面白くできるなと実感しました。
・長瀞はとても綺麗なところでした。今度はゆっくり観光もしてみたいです。

■備考
みかん狩りは一番駅から遠い天持園に寄った。小さい袋だと800円、大きい袋は1500円だった。小さい袋でも1kg、大きい袋だと最大4kgとたくさん入るらしい。
ちなみにここのみかん山は日本のみかんの北限である。皮が硬く酸味がしっかりあるおいしいみかんだった。大小さまざまな大きさのみかんが楽しめる。