2024/2/11 鋸山・伊予ヶ岳ハイク

鋸山・伊予ヶ岳ハイク計画書 第二版
作成者:油井
■日程 2/11(日) 日帰り 予備日なし
■山域 南房総
■目的 ドライブ・岩場鍛錬・観光
■在京責任者:磯貝(44)
■在京本部設置要請日時 2/11 20:00
■捜索要請日時     2/12 07:00

■メンバー (5人)
 CL油井 SL小田 ◯岩田 ◯朱 ◯斉藤

■集合
6:50 用賀駅改札外

■交通
ルート
□行き
ニッポンレンタカー用賀駅前店-(用賀出入口)首都高速3号渋谷線・中央環状線・湾岸線・東京湾アクアライン・東関東自動車道館山線(富津金谷IC)-鋸山コインパーキング
【約1時間30分/2800円】

鋸山コインパーキング-平群天神社駐車場、一般道【約30分】

□帰り
車
油井 用賀ー海ほたる 40km ほぼ全区間首都高
海ほたるー鋸山 47km ほぼ全区間高速道路
岩田 鋸山ー昼飯ー伊予ヶ岳ー岡本桟橋 38km程度 全区間一般道
斉藤 岡本桟橋ー君津PA 35km ほぼ全区間高速道路
小田 君津PAー用賀 66km ほぼ全区間高速道路(半分は首都高)
■行程 ・鋸山 鋸山コインパーキング-(0:51)-猫丁場-(0:28)-東京湾展望台-(0:17)-鋸山-(0:35)-岩舞台-(0:44)-鋸山コインパーキング 【2時間55分/△475m▽475m】 ・伊予ヶ岳 平群天神社駐車場-(0:55)-伊予ヶ岳(南峰)-(0:07)-伊予ヶ岳(北峰)-(1:15)-平群天神社駐車場 【2時間17分/△378m▽378m】 ■エスケープルート ・鋸山 鋸山まで:引き返す 鋸山から:車力道または関東ふれあいの道で下山 (鋸山ロープウェーも利用可) ・伊予ヶ岳 伊予ヶ岳まで:引き返す 伊予ヶ岳から:そのまま下山 ■個人装備 □ザック □ザックカバー □運転に適した靴 □登山靴 □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水 □行動食 □非常食 □ゴミ袋 □エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書 □学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □消毒用品 □日焼け止め □モバイルバッテリー (□サングラス □サンダル □トレッキングポール □熊鈴) ◻︎運転免許証 ■地図 25000分の1:「保田」「金束」 ■共同装備 調整済み 救急箱(苺):小田 初心者マーク:油井 ■遭難対策費 100円×5名=500円 ■悪天時 前日までに判断 ■施設情報 □トイレ ・石の舎(駐車場付近) ・あじさい広場(関東ふれあいの道) □駐車場 ・鋸山コインパーキング(500円、10台) ・のこぎり山パーキング(500円、2台) ・鋸山登山道に一番近い駐車場(800円、3台) その他鋸山ロープウェー駐車場(本来は利用者のみ)など □飲食店 ・漁師めし はまべ(金谷) ・鋸南食堂(保田) ・ばんや(保田) ・浜の味 栄丸(保田) ・食事処 なぶら(勝山) ・惣四郎(勝山) ■備考 □日の出日の入り(鋸南町) 日の出:06:31 日の入:17:18 □連絡先等 富津警察署 0439-66-0110 金谷駐在所 0439-69-2711 館山警察署 0470-23-0110 保田駐在所 0470-55-1043 平群駐在所 0470-58-0004

2/11 鋸山・伊予ヶ岳ハイク記録
作成者:油井
■日程 2/11(日) 日帰り 予備日なし
■山域 南房総
■天気 晴れのち曇り
■メンバー 
 CL油井 SL小田 ◯岩田 ◯朱 ◯斉藤
■共同装備
救急箱(苺):小田
初心者マーク:油井

■総評
45期としては初めての車アクセスの山行であり、不安もあったが、みんな運転が上手くてヒヤリとすることも少なく、無事に行って帰ってくることができた。鋸山は多くの登山客で賑わっており、行き違いに時間がかかったが、雪化粧した丹沢をはじめとする東京湾一望の絶景ややけに岩田に懐く野良猫に癒された。昼食は保田のばんやで海鮮をいただいたが、1時間近く並び、結果的に行程を圧迫してしまった。伊予ヶ岳は想像以上にスリルある岩場が長く続き、登りごたえがあった。是非お勧めしたい。

■タイムスタンプ
【鋸山】8:45 鋸山コインパーキング-9:20 猫丁場-9:50 鋸山-10:05 東京湾展望台-10:45 岩舞台-11:30 鋸山コインパーキング
【伊予ヶ岳】14:30 伊予ヶ岳登山口-14:55 東屋-15:20 伊予ヶ岳(南峰)-15:40 伊予ヶ岳(北峰)-16:15 東屋-16:30 伊予ヶ岳登山口

■ルート概況
【鋸山】
車力道は道標、コースともによく整備されており常緑樹中心の森林を進んだ。コース外に倒木が多いのは個人的に千葉らしいなと感じた。標高が上がるにつれ、コースのうち石畳が占める割合が上がり、登る足がかりとなったため歩きやすかった。稜線に出ると石切によって改変を受けたアップダウンの激しいコースとなり、迫力ある断崖絶壁を眺めながら山頂を目指す。東京湾展望台への分岐から山頂までは意外と離れており、多くの人が訪れる観光地にしてはこじんまりとした山頂は長居できるような場所ではなかった。眺望も東京湾展望台の方が優れており、休憩はここですべきであろう。下山に使った関東ふれあいの道もよく整備されていて歩きやすかったが、最後に小さな段の階段が延々と続いており、下りだったためまだ良かったが、こちらから登るべきではないと感じた。

【伊予ヶ岳】
登山口からでもわかる岩場が特徴的な伊予ヶ岳であるが、途中の東屋まではごくごく普通の低山といった登山道であった。しかし東屋から先は警告板が立っているほど急峻な岩場が続き、登り甲斐があった。岩場と言っても鎖場ではなくロープ場であり、それほど大したことはないと思っていたが、予想以上に角度がきつく、なかなかスリルがあった。下山は岩場を避けて北側斜面から東側に回り道するコースを取ったがこれが無難であるだろう。このコースもかなりの急斜面であるが、あの岩場を下るよりはましだろう。これまで雷鳥で登ったことのない山であったようだが、岩場のトレーニングとしておすすめできるコースであった。

■山行記(斉藤)
45期初めての車アクセス山行は、参加者五人で運転を交代しながら鋸山・伊予ヶ岳を目指すというものであった。まずはCL油井が用賀のレンタカー店から木更津あたりのPAまで運転し、次いで朱が鋸山まで運転。休日ということもあり鋸山周辺の駐車場は軒並み満車で、かろうじて奥の方の狭い駐車場に停めることが出来た。鋸山というと、やはり岩壁に点在する独特の石切り跡がイメージされると思うが、登山道からこれら石切り場を間近に見ることができ、また低山ながら(周囲も低いから?)眺望も悪くない。ちなみに山頂までは稜線を辿って行くことになるが、石切りで山体が削られている所為なのか、アップダウンが案外多かった。下山した後、今度は岩田の運転で、お昼ご飯を食べに保田の漁協直営の食事処「ばんや」へ。混雑のため一時間ほども待たされてしまったが、ここではおいしい海鮮丼やあら汁をいただくことができた。「なんだか山行の後のご飯みたいだね、ほらよくアルバムの最後の方にある写真みたいな。でもまだ今から山に行くんだよな」などという会話がメンバー同士で起きたが、確かに山行の途中でこんな贅沢をするのは、少し不思議な感じがする。昼食をとったら、いよいよ伊予ヶ岳へ。麓の駐車場からしばらくはなだらかな坂道が続くが、南峰の手前から長い岩場・ロープ場が始まり、崩れやすい斜面を注意深く進んでいくなど、なかなかに登りごたえがあった。南峰は眺望に優れており、一方で北峰からは南峰の壮観な山体を眺めることが出来るという、眺望と山容の両方を楽しむことが出来る山であった。下山後、せっかく房総に来たということで、斉藤の運転で関東最南端の野島崎へ。夕日が沈む頃合いに間に合い、メンバーで写真をとるなどした。その後、斉藤の運転で帰路に就いたのだが、運転者交代を君津SAでするはずがこれを見逃してしまい、運転者交代という目的だけのために袖ケ浦ICを一度降りるという選択をした。しかし運転者を小田に交代した後再び木更津ICから高速に乗ろうとするが、IC付近一帯があまりにもひどい渋滞となっており、30分で10Mほどしか進まないという有様であった(おそらくアウトレットモール帰りラッシュ)。レンタカー返却時間がじりじりと迫り、間に合わないのではないかという不安が強まる中、このまま渋滞の中を待ち続けるか、あるいは並び続けた渋滞の列を抜け出して別の離れたICから高速入りを試みるか、という大きな選択を求められた。多数決の結果、一か八か袖ケ浦ICを試してみようという決断を下し、また朱は大学の課題が残っており確実に帰宅できることを優先して袖ケ浦駅から電車で帰宅するという選択をした。袖ケ浦ICに向かう道中は、決断が正しかったのかどうか不安であったが、いざIC近くに差し掛かると、さしたる渋滞もなくすんなり高速に乗れてしまい、しかも高速もひどい渋滞は起きていなかった(木更津ICだけが異常であったらしい)。このようにして、午後十時に何とかレンタカーを返却することができ、返却後には一同大きな疲労を感じながら、用賀駅近くの中華料理店でお腹を満たした。実に長い一日であった。

■感想
CL油井
・みんな運転が上手くてびっくり、僕も精進します
・岩田に懐いてた猫可愛かった
・ばんやは並ぶ価値あり
・伊予ヶ岳の岩場はなかなかスリルがあって楽しかった

SL小田
・みんな運転うまい!
・今回はセレナをかりたが、車長が長い
・車を返却できてよかった
・鋸山の石切場跡は圧巻だった
・ばんやの飯はけっこう満足できた
・伊予ヶ岳の岩はくずれやすい
・首都高のC2はけっこう速度だせる

◯岩田
・昼の海鮮がとても美味しかった。あら汁も可食部の多い切り身がゴロゴロ入っていて満足度が高かった。
・鋸山に野生の猫がいた。かわいい
・バックなどに不安があったが、メンバーに誘導してもらって事故なく運転することができた。ありがとうございます。
・非常に充実した山行・ドライブだったので、こういうのにまた行けるといいなぁ

◯朱
・久しぶりの運転で少し不安だったが、無事に終えられて良かった。ドライブは楽しい。
・鋸山は石山の切り開かれた模様が見れて楽しく、伊予が岳は岩場が長く登りごたえがあった。意外なところで岩場デビューとなった。千葉の低山だと低く見積もるのはもったいないと思った。
・木更津金田ICから高速に乗れない混み具合は恐ろしかった。無事に返却できて本当に良かった。
・課題は山行の後にやろうとは考えない方がいいと学んだ。

◯斉藤
・鋸山も伊予ヶ岳も登りがいのある山だった。車のアクセスはいいね。
・ばんやの海鮮丼おいしい。お昼から贅沢しちゃったね。
・君津SA事件については、責任を感じずにはいられません。迷ったらSAには寄るべきだと学びました。
・名古屋出身としても、もっと練習して”立派な”ドライバーになりたいなと思った。