2024/3/11 大菩薩下見ハイク

大菩薩下見ハイク 第2版
作成者:鈴木(45)
■日程 3/11(月) 日帰り 予備日なし
■山域 奥秩父
■山行目的 テント場の下見、雪の大菩薩登頂
■在京責任者/助言役 髙村
■在京本部設置要請日時 3/11 20:00
■捜索要請日時 3/12 8:00

■メンバー  ( 4人)    
 CL 鈴木(45) SL 山道  土居  吉田(44)

■計画意図
今までは福ちゃん荘をテントサイトとして新歓合宿を行ってきたが、30分手前のロッジ長兵衛のテントサイトはどうなのか、視察したい。

■注意
・帰路は新歓合宿の道程とは異なる。新歓合宿は〈大菩薩山頂 -0:10- 雷岩 -0:40- 大菩薩峠 -0:30- 天狗棚 -0:45- 小屋平 -0:30- ロッヂ長兵衛 -1:20- 分岐 -0:20- 大菩薩峠登山口〉の予定。

■集合
下記の中央線車内

■交通
https://ykbus.jp/route_bus/route_sp_info/daibosatsutoge/
□行き
JR中央線快速 高尾行- 6:10 高尾 6:15 -JR中央本線  松本行- 7:22 塩山 7:35 塩山駅南口 -山梨県甲州市・甲州市民バス※大菩薩峠登山口線 大菩薩峠登山口行- 8:02 大菩薩峠登山口
□帰り
16:43 大菩薩峠登山口 -甲州市民バス※大菩薩の湯線(二本木経由) 塩山駅南口行- 17:06 塩山駅南口 17:20 塩山  -JR中央本線  立川行- 18:38 高尾 18:44 -JR中央線快速  東京行
(帰路バス発時間…15:00/16:43/18:30/19:08)

■行程
大菩薩峠登山口バス停 -0:25- 駐車場 -0:15- 千石茶屋  -1:40- ロッヂ長兵衛 -0:30- 福ちゃん荘 -1:10- 雷岩 -0:08- 大菩薩嶺 -1:10- 丸川荘 -1:40-  駐車場 -0:20- 大菩薩峠登山口バス停
【7:48/12.6km/△1348m/▽1348m】

■エスケープルート
 大菩薩嶺まで:引き返す
 それ以降:そのまま進む

■地図
二万五千分の一地形図「大菩薩峠」
山と高原地図「大菩薩嶺」

■共同装備
救急箱(有紗):鈴木
軽アイゼン×3:鈴木

■遭難対策費
100×4=400円

■個人装備
□ザック □ザックカバー □登山靴 □替え靴紐 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水 □行動食 □非常食 □ゴミ袋 □ヘッドランプ □予備電池 □エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書 □学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □マスク □消毒用品 □日焼け止め □軽アイゼン (□モバイルバッテリー □サングラス □歯ブラシ □トレッキングポール □サポーター/テーピングキット □保温系インナー □ネックウォーマー □ホッカイロ □ニット帽 □熊鈴 □コンタクト/眼鏡)

■天候判断
前日18:00までに判断

■施設情報
□山小屋
ロッヂ長兵衛 幕営 400円/人 広さ不明予約不要
福ちゃん荘  幕営 400円/人 40人程度予約不要

■備考
□山頂の標高 2057m
□日の出日の入り
日の出 6:01
日の入 17:49
□連絡先等
日下部警察署神金警察官駐在所 0553334441
山梨県警察日下部警察署 0553220110
福ちゃん荘 090-3147-9215
ロッヂ長兵衛 090-3149-0964
介山荘 090-3147-5424
牧丘タクシー  0553-35-2104
甲州タクシー 0553-33-3120
大菩薩の湯 0553-32-4126
□温泉
大菩薩の湯 610円
—
□登山届提出先
・東大教養学部学生支援課 :
・コンパス :
□東大連絡先
○教養学部学生支援課 ※開室9:00~16:50(平日)
Tel  :03-5454-6074
○駒場正門守衛室 ※常時対応可
Tel  :03-5454-6666
□お茶大連絡先
学生・キャリア支援課 ※開室9:00-17:00(平日)
Tel  :03-5978-5147
正門守衛室 ※常時対応可 
Tel  :03-5978-5128
□過去の記録
2018
2023

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3/11 大菩薩下見ハイク 記録
作成者:鈴木(45)
■日程 3/11(月) 日帰り 予備日なし
■山域 奥秩父
■天気 これ以上ない快晴
■メンバー
 CL鈴木(45) SL山道(45) ◯土居(45)
■共同装備
救急箱(有紗):鈴木
軽アイゼン×3:鈴木→鈴木・山道

■総評
・天候に恵まれ、雪の大菩薩を満喫することができた。
・下見の結果、合宿先は福ちゃん荘でいいのではないかというところに落ち着いた。ロッジ長兵衛は予約できないのでGWにはすぐ埋まってしまうそうな気がする。少しお金を払ってでも(テント場400円+予約500円/1人)、予約ができる福ちゃん荘の方が安牌だろう。

■タイムスタンプ
08:03 大菩薩峠登山口バス停 - 09:42 ロッヂ長兵衛 - 09:58 上日川峠 - 10:17 福ちゃん荘 10:32 -
12:34 大菩薩嶺 12:40 - 13:10 国内御殿 - 13:26 丸川荘 - 14:45 大菩薩峠登山口バス停
14:54
【07:02/14.7km/△1344m/▽1404m】

■ルート概況
残雪の大菩薩は美しい。雪上は歩きやすいが、若干雪解けしているところが滑ったり凍ったりで一番危険だった。

■山行記(土居)
3/11、五月に行われる新歓合宿の宿泊場所とコースの下見と、冬の大菩薩嶺を体験するという目的のもと鈴木君が計画を立てて実施された。本来4人で行くはずだったが44期の吉田さんが体調不良ということで3人で行くことになった。山行の3日前は東京でも雪が降るような気候であったため、雪がつもり、登山者の歩いたあとがなくなっているという情報もあった。できれば雷岩まで行きたいがとりあえず下見ができたらいいよねというスタンスで決行された。結果としてこの山行は大成功であった。
朝早くから登り始めるため、各自ほぼ始発に乗って中央線の車内で集合した。塩山駅からバスに乗り8時頃登山口バス停に到着した。登山道に入るとすぐに雪が見られ始めた。ただ砂礫のような雪であり、アイゼンなしでも行けるということでアイゼンは着けずに途中まで登った。道中、南アルプスの山々がとてもきれいに見えた。
気温は6度ほどの予報であったが、登ってくると暑くなってくるので、登りは薄着であった。特に山道君は半袖で登っていた。歩く順番を変えながら登っていきロッヂ長兵衛についた。
ロッヂ長兵衛ではテント6棟以上立てるスペースはあったが、ゴールデンウィークにスペースを抑えるには先発隊を送る必要がありそうという話になり、やはり予約ができる福ちゃんのほうが良さそうという結論に至った。
程なくして福ちゃん荘に到達した。福ちゃん荘からは富士山が見え始めた。唐松尾根ではトレースが薄くなってきたため、福ちゃんから少し進んだところからアイゼンをつけて登り始めた。雪が深く積もっているところが多くなってきて、足を取られてしまうことが多くなった。鈴木君と山道君が手つかずの雪を見て美味しそうだという話をしていて、実際食べていた。あまり、真似するべきではないように思う。また、雪からの光が眩しかったのでサングラスの必要性を実感した.。
唐松尾根では時折、振り返ると雄大な富士山の姿があり、とても美しかった。雷岩につくと山梨の山々が見渡せた。雲ひとつなかったためより一層きれいだった。なお、山頂も後に通過したが木に囲まれて景色は見えなかった。鈴木君が山頂を雷岩にすべきであると主張するのも納得である。雷岩で昼食をとり下山を開始した。ここでコースタイムより若干早いことから一本前のバスを目指すことにした。(バスは90分間隔)。下山集中モードに入った我々は黙々と降り続けた。下山道は日陰だからかパウダースノーで、トレースから外れた部分を踏むと雪にはまってしまい危険であった。トレースの幅も狭かった。
丸川峠までは比較的平坦ではあった。丸川峠はなんの跡もない一面の雪が広がっており幻想的だった。
丸川峠を越えると登山道に岩が多くなり、アイゼンをつけて下りにくい道であった。雪が残ってないところも出始め、アイゼンを外すか外さないか論争が巻き起こったが、結局下山道の最後の方まで外せなかった。
下山道の最後、かつて整備されていたであろう平坦な道になったが、ところどころ崩れているところがあったので、気をつけたほうが良さそう。
最終的に狙い通りのバスに間に合い、予定より早く下山した。
バス下車後、ポールを車内に忘れ、営業所に取りに行った。地方では営業所が駅から近いということが幸いした。ザック以外の荷物には特に忘れてないか気をつけるべしという教訓となった。
今回の山行はとても天気が良かったので景色がとても良かった。新歓合宿でも天気が良いことを願うばかりである。

■感想
CL鈴木
・最近の私は天気にとても恵まれている!
・山道のポールが戻ってきてよかった。
・その後花粉で死亡した。
SL山道
・快晴と花粉に恵まれた山行だった。
・雷岩からの眺望も綺麗だが、雷岩直前の登りのところで、振り返ると富士山が見えるのもお気に入り。
・去年の新歓が思い出されて懐かしかった。
・ポールと無事再会することができて本当によかった。忘れたことに気づいて発車したばかりのバスを追いかけて手を振ったところ、運転手さんが手を振り返してくれてそのまま行ってしまった時の絶望感は半端なかった。
(CLツッコミ:↑何歳に見られてんねん、バス見送る子供か(笑))
◯土居
10月の赤城山以来の雷鳥での登山でした。快晴で景色がよく、とても楽しかったです。
体力的に不安がありましたが、鈴木君と山道君にペースを合わせてもらったので登りきれました。ありがとうございます。
今まで、多少雪があるところは登って来ましたが、今回ほど雪が積もっているところも初めてでした。ちょっと雪に足を取られるのと、道だと思って踏んだところが道でないことがあり怖かったです。

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東日本大震災発災から13年が経ちました。尊い命を失われた方々のご冥福をお祈りし、謹んで哀悼の誠をささげます。
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